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第65回 クイーンステークスのデータ [競馬データ]

函館代替開催の13年を除く、古馬の牝馬の重賞となった00年以降昨年16年までの16年間、連対馬32頭、3着馬16頭からです。
ただし、11年まで8月中旬に行われていたのが、12年からは7月の最終週に日程が変更となっています。


最初に、毎年触れている「前走の展開」の傾向から見ていきます。
まず前走のレースで最後の直線の入口で先頭にいたのは、連対馬32頭中5頭となっていました。
その5頭ですが、その前走では連対を果たしていました。
今回の登録馬で前走直線の入り口で先頭にいたのはクロコスミア1頭で、その前走1000万下特別戦では、1番人気1着と連対を果たしています。
それから、前走の直線の入口で2番手から4番手にいた馬は32頭中15頭いました。
この15頭のその前走の着順は、1着、10着、5着、1着、4着、3着、4着、9着、1着、13着、4着、5着、4着、1着、18着となっていました。
今回の登録馬で該当するのは、アエロリット(前走はNHKマイル1着)、エテルナミノル(前走準オープン特別2着)、ノットフォーマル(前走オープン特別6着)、パールコード(前走地方の重賞ダート戦5着)、マキシマムドパリ(前走マーメイドS1着)、ヤマカツグレイス(前走オークス18着)の6頭となっています。
そして、残りの連対馬12頭の直線入口の位置とそれぞれの着順ですが、10番手(9着)、9番手(10着)、6番手(5着)、11番手(10着)、8番手(8着)、10番手(3着)、12番手(6着)、7番手(10着)、8番手(6着)、8番手(8着)、8番手(1着)、10番手(10着)となっていて、12頭中7頭がその位置と着順はおもしろいことに同じか一つしか違わない結果となっています。
そしてその12頭の前走は、3頭を除いて重賞となっていました。
今回の登録馬でこれに該当する馬は、サトノアリシア(10番手、9着、ただしダート戦)、ラインハート(12番手、12着)の2頭となっています。

3着馬(16頭)では、前走の位置取りで、最終コーナーで先頭馬はいませんでしたが、2番手は3頭いていずれも連対していました。
あと4番手が1頭(5着)、5番手が2頭(6着、1着)、6番手が1頭(2着)、7番手が2頭(1着、3着)、8番手が1頭(2着)、9番手が2頭(12着、8着)、それ以下では11番手(11着)、13番手(5着)、14番手(13着)、17番手(6着)が各1頭で、そのうち後半の3頭が前走オークスで、それぞれそのオークスでは1番人気、2番人気、2番人気なっていました。
今回の登録馬では前走オークス馬は、そのオークスで10番人気18着だったヤマカツグレース(前走オークスでは3番手)の2頭がいます。


次に年齢ですが、連対馬では3歳が7頭、4歳が11頭、5歳も11頭、6歳が3頭となっていました。
また、4歳馬が08年、09年、10年、12年、14年の5年を除く11年で、片方で連に絡んでいました。
そのうち10年、14年の3着馬は4歳馬でした。
今回の登録馬18頭では、4歳馬はアドマイヤリード、エテルナミノル、クロコスミア、パールコードの3頭となっています。
3着馬では、3歳が4頭、4歳も4頭、5歳が7頭、6歳が1頭となっていました。


次に父の血統ですが、連対馬32頭中16頭がサンデーサイレンス系(うち7頭がサンデーサイレンス)で、続いてノーザンダンサー系が6頭ミスタープロスペクター系が4頭、トゥルビョン系、ナスルーラ系が各3頭となっていました。
3着馬では、サンデーサイレンス系8頭を含むヘイルトゥリーズン系が12頭、ノーザンダンサー系、トゥルビョン系、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系が各1頭となっています。
母の父(BMS)の主なところでは、ノーザンダンサー系が10頭、サンデーサイレンスが6頭、アリダー系が4頭、ミスタープロスペクター系が3頭、ナスルーラ系(グレイソブリン系)が2頭となっていました。
3着馬の主なところでは、ナスルーラ系が6頭、ノーザンダンサー系が5頭となっていました。


毛色ですが、連対馬では、鹿毛が17頭、栗毛が6頭、黒鹿毛が5頭、青鹿毛が2頭、芦毛、栃栗毛が各1頭と圧倒的に鹿毛が多くなっています。
3着馬では、黒鹿毛が6頭、栗毛、鹿毛が各4頭、青鹿毛、芦毛が各1頭となっています。


枠の出目ですが、1着馬では、3枠が5頭と最も多く、6枠が3頭、1枠2枠5枠が各2頭、7枠8枠が各1頭で、あと、4枠は0となっています。
2着馬では、2枠は4頭、4枠と5枠が各3頭、8枠が2頭、1枠3枠6枠7枠が各1頭となっています。
つまり昨年までの16回の連対馬では、外枠の7枠は2回のみ(10年、16年)、8枠は3回のみ(11年、12年、15年)となっています。
しかしながら、
09年までは一度もなかったのが、10年以降の6年(13年は除く)では、5年も7枠か8枠の外枠が連に絡んでいます。

3着馬では、逆に8枠が3頭と最も多く、同じく3枠と4枠と5枠と6枠も各3頭、1枠が1頭、2枠7枠が0となっていました。


人気面ですが、1番人気は00年から03年まで4年連続連に絡んでいましたが、04年以降07年までの4年間では逆に連にも3着にも入らなくなりました。
その間、代わりに2番人気が2年連に絡み、あと2年は3番人気が3着に入っています。
そしてその後08年と09年には1番人気がどちらも2着に入り、10年は8着と3着以内にも入らず、そして11年、12年と共に1着となって連に絡み、14年は3着、15年、16年は2着でした。
結局16年間の1番人気は計10頭連対したことになります。
ちょっと傾向的としては捉えにくいところがありますね。


以上ですが、なかなか難解なレースですね。
ともかくも、今年も上記のデータを参考にしながら、検討していこうと思っています。
また、その16年のうち9年で3着以内に単勝オッズが30倍以上の馬が1頭(1着3頭、2着3頭、3着が3頭)入っていましたので、この辺りのデータも入れて検討にしていこうと思っています。

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