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第54回 愛知杯のデータ [競馬データ]

この愛知杯は、元々父内国産馬限定重賞競走で有名だったのですが、04年から牝馬限定のハンデ戦に変更になって今日に至っています。
ただし、04年、05年はそれまでの6月開催、06年から14年まで12月開催に日程が変わっています。
途中、中京競馬場の大改装に伴い、10年と11年の2年間は小倉競馬場で行われました。
そして12年からは、その大改装された中京競馬場で、距離は同じでもまったく違った馬場での施行ということになりました。
さらに昨年から、12月開催だったのが、この1月に日程変更となり、条件的には、今まで3歳以上だったのが、4歳以上に変更、あとの施行条件は変わらずとなっています。

とりあえず、改装後の12年3月以降施行された中京競馬場2000m芝の重賞レースの1着から3着までの3年間のデータを羅列しておきます。
その前に、中京2000m芝の重賞レースとしては、3月に「4歳上」として行われた「中日新聞杯」と、12月の初旬前後に「3歳上」として行われた「金鯱賞」の2レースがありますので、先にその12年、13年、14年、15年、16年のデータを挙げていきたいと思います。


まず「中日新聞杯」ですが、

12年では、
人気は、6番人気-9番人気-1番人気の順で決まりました。
(3連単の配当 54410円)
枠番は、6枠-2枠-8枠の順で決まりました。
年齢は、7歳-7歳-4歳となっています。
毛色は、栗毛-黒鹿毛-黒鹿毛でした。
血統での父は、順に、マーベラスダンサー、マンハッタンカフェ、ディープインパクトとすべてサンデーサイレンス系でした。
前走の着順は、2着、4着、2着とすべて掲示板に載っていました。

13年では、
人気は、5番人気-1番人気-3番人気の順で決まりました。
(3連単の配当 17230円)
枠番は、7枠-4枠-1枠の順で決まりました。
年齢は、5歳-6歳-6歳となっています。
毛色は、3頭とも黒鹿毛でした。
血統での父は、順に、シンボリクリスエス(ロベルト系)、シングスピール(ノーザンダンサー系)、ゴールドアリュール(サンデーサイレンス系)でした。
前走の着順は、4着、2着、3着とすべて掲示板に載っていました。

14年では、
人気は、10番人気-3番人気-4番人気の順で決まりました。
(3連単の配当 141450円)

枠番は、8枠-3枠-7枠の順で決まりました。
年齢は、5歳-4歳-4歳となっています。
毛色は、青鹿毛-鹿毛-黒鹿毛でした。
血統での父は、順に、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)でした。
前走の着順は、1着、4着、12着と、連対馬は掲示板に載っていました。(3着馬の前走12着は有馬記念)

15年では、
人気は、5番人気-2番人気-6番人気の順で決まりました。
(3連単の配当 50580円)
枠番は、1枠-5枠-2枠の順で決まりました。
年齢は、6歳-7歳-5歳となっています。
毛色は、黒鹿毛-黒鹿毛-栗毛でした。
血統での父は、順に、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、ステイゴールド(サンデーサイレンス系)でした。
前走の着順は、5着、3着、5着とすべて掲示板に載っていました。

16年では、

人気は、1番人気-9番人気-13番人気の順で決まりました。
(3連単の配当 251670円)
枠番は、3枠-7枠-7枠の順で決まりました。
年齢は、6歳-7歳-6歳となっています。
毛色は、黒鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛でした。
血統での父は、順に、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、オペラハウス(ノーザンダンサー系)、ハーツクライ(サンデーサイレンス系)でした。
前走の着順は、3着、2着、10着と、連対馬は掲示板に載っていました。(3着馬のい前走10着はアルゼンチン共和国杯)


次に「金鯱賞」ですが、

12年では、
人気は、6番人気-8番人気-4番人気の順で決まりました。
(3連単の配当 91410円)
枠番は、5枠-7枠-5枠の順で決まりました。
年齢は、4歳-3歳-4歳となっています。
毛色は3頭とも鹿毛馬でした。
血統での父は、順に、ステイゴールド、ダイワメジャー、ハーツクライとすべてサンデーサイレンス系でした。
前走の着順は、5着、1着、3着とすべて掲示板に載っていました。

13年では、
人気は、3番人気-6番人気-8番人気の順で決まりました。
(3連単の配当 58490円)
枠番は、7枠-8枠-3枠の順で決まりました。
年齢は、5歳-3歳-5歳となっています。
毛色は、栗毛-黒鹿毛-鹿毛でした。
血統での父は、順に、ハーツクライ(サンデーサイレンス系)、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、ハーツクライ(サンデーサイレンス)系でした。
前走の着順は、8着、2着、4着と、1着馬を除いて掲示板に載っていました。(1着馬の前走8着は、札幌日経オープン1番人気)

14年では、
人気は、1番人気-4番人気-2番人気の順で決まりました。
(3連単の配当 8560円)
枠番は、2枠-6枠-3枠の順で決まりました。
年齢は、4歳-4歳-5歳となっています。
毛色は、青鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛でした。
血統での父は、順に、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、ジャングルポケット(ナスルーラ)系でした。
前走の着順は、1着、8着、1着と、2着馬を除いて掲示板に載っていました。(2着馬の前走8着は、天皇賞(秋))

15年では、
人気は、5番人気-1番人気-4番人気の順で決まりました。

(3連単の配当 22160円)
枠番は、7枠-1枠-2枠の順で決まりました。
年齢は、7歳-6歳-5歳となっています。
毛色は、黒鹿毛-鹿毛-黒鹿毛でした。
血統での父は、順に、シンボリクリスエス(ロベルト)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)でした。
前走の着順は、2着、8着、4着と、2着馬を除いて掲示板に載っていました。(2着馬の前走8着は、天皇賞(秋))

16年では、
人気は、4番人気-9番人気-(6番人気、2番人気(3着同着))の順で決まりました。

(3連単の配当 90340円、49120円)
枠番は、8枠-3枠-(4枠、5枠)の順で決まりました。
年齢は、4歳-5歳-(5歳、6歳)となっています。
毛色は、栗毛-芦毛-(青鹿毛、黒鹿毛)でした。
血統での父は、順に、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、クロフネ(ノーザンダンサー系)、(ハーツクライ、ディープインパクト(共にサンデーサイレンス系))でした。
前走の着順は、15着、4着、(6着、10着)と、2着馬のみ掲示板に載っていました。(1着馬の前走15着と同着3着馬の前走10着は天皇賞(秋)、同着3着の前走6着はエリザベス女王杯)

上記を全体的(計10レース)に見てみますと、
まず1番人気は5レースで3着以内に入っていました。
その1番人気をはずした残り5レースですが、そのレースの最上位人気は、2番人気が2レース、3番人気が2レース、4番人気が1レースとなっていました。
次に枠番の出目ですが、10レース中8レースで3着以内に7枠か8枠のどちらかか両方が入っていました。(両方は2レース。残り入らなかった2レースは、それぞれ4着に8枠、5着に7枠が入っています)
年齢ですが、条件が中日新聞杯は4歳以上で、金鯱賞は3歳以上となりますので、今回の愛知杯からすれば、中日新聞杯の方が参考になるかと思います。
ちなみに中日新聞杯では、13年(1着)、14年(1着)、15年(3着)に5歳馬が入っていました。
毛色は、計31頭では、黒鹿毛馬が17頭と最も多く、鹿毛馬が6頭と続き、あと栗毛が4頭、青鹿毛が3頭、芦毛が1頭となっていました。

 

父の血統では、ヘイルトゥリーズン系が19頭(サンデーサイレンス系が17頭、シンボリクリスエスが2頭)と圧倒的に多く、あとミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)が3頭、ノーザンダンサー系(サドラーズウェルズ系のシングスピール)と、ナスルーラ系(グレイソブリン系のジャングルポケット)が各1頭なっていました。
前走の着順ですが、10レース中4レースが上位3頭とも前走掲示板に載っており、残り6レース中5レースも3頭中2頭が前走掲示板に載っていました。


以上を踏まえて、中京競馬場改装後のこの愛知杯の12年、13年、14年(15年はなし)、そして昨年1月に変更された16年の結果を見てみますと、

人気は、
12年 7番人気-10番人気-2番人気
(3連単の配当 219120円)
13年 12番人気-14番人気-13番人気
(3連単の配当 4712080円)
14年 1番人気-2番人気-10番人気
(3連単の配当 40420円)
16年 8番人気-5番人気-4番人気
(3連単の配当 345200円)

の順で決まっていて、中日新聞杯や金鯱賞ではなかった二桁人気の馬が、12年と14年では3着以内に1頭入り、さらに13年では3頭とも二桁人気と荒れに荒れました。
昨年は、二桁人気は入らなかったですが、それでも結構荒れました。
今年も、その荒れ具合の予想に関しては未知数ですね。


枠番は、
12年 6枠-4枠-7枠
13年 3枠-8枠-8枠
14年 7枠-1枠-8枠
15年 2枠-7枠-4枠

の順で決まっていて、上記10レース中8レースでどちらか、もしくは両方入っていた「7枠」、「8枠」が、同じく愛知杯でもここ4年、どちらか、もしくは両方それぞれ入っていました。

年齢は、
12年 4歳-3歳-4歳
13年 4歳-4歳-6歳
14年 4歳-5歳-4歳
15年 5歳-5歳-4歳 

となっていて、中日新聞杯では5年中2年、金鯱賞では5年中3年で4歳馬が入っていたのと同じく、愛知杯の4年間では4歳馬がそれぞれ入っていました。(2頭は3年、1頭は1年)
また、中日新聞杯では5年中3年、金鯱賞では5年中4年入っていた5歳馬も、愛知杯後半2年では目立ってきています。


毛色は
12年 鹿毛-黒鹿毛-鹿毛
13年 鹿毛-鹿毛-青鹿毛
14年 鹿毛-鹿毛-栗毛
16年 鹿毛-鹿毛-青鹿毛
という結果で、中日新聞杯と金鯱賞で多く見られた黒鹿毛馬は12年の2着のみとなっています。
代わりに、鹿毛が毎年2頭ずつ入っていました。

(入らなかった13年は黒鹿毛馬の出走はなし、同じく14年は3頭の出走、同じく16年は2頭となっていました。12年は4頭の黒鹿毛馬が出走していました)

血統での父は、順に、
12年 メダグリアロード(ノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系)、ハーツクライ(サンデーサイレンス系)、タニノギムレット(ロベルト系のブライアンズタイム系)
13年 ゴールドアリュール(サンデーサイレンス系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、ゼンノロブロイ(サンデーサイレンス系)
14年 キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、デュランダル(サンデーサイレンス系)
16年 ゼンノロブロイ(サンデーサイレンス系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、マンハッタンカフェ(サンデーサイレンス系)

となっていました。

こう見てみますと、中日新聞杯と金鯱賞の計10レースと似通った血統での決着となっていることがわかります。

前走の着順は、
12年 1着、6着、5着
13年 1着、3着、9着
14年 3着、5着、1着
16年 15着、1着、1着
と、12年、13年、16年はそれぞれ1頭を除いて、14年はすべて掲示板に載っていました。
(12年2着馬の前走6着は準オープン1番人気、13年3着の前走9着はオープン特別8番人気、16年1着馬の前走15着はマーメイドS5番人気)
この結果も、中日新聞杯と金鯱賞の前走の着順のデータに準じているように思われます。


以上ですが、ここ3年、いずれも最後に書きましたけれど、何となく傾向性はある感じはいたしますが、まだまだデータ不足なところは否めませんね。
でも、そこを何とか、今年も傾向性を丁寧に整理しながら結論を出していこうと思います。

タグ:愛知杯
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唐津っ子

寒中見舞い申し上げます。
本年も宜しくお願い致します。

今年の私の目標はWIN5的中か
100万馬券ゲットです(笑)
ブログ予想でも大万馬券当てたいです(汗)
by 唐津っ子 (2017-01-12 00:14) 

bigonon

唐津っ子さん、こちらこそよろしくお願いいたします!!

私も、100万馬券、当ててみたいですね(^^ゞ
今年もがんばりましょ!!
by bigonon (2017-01-12 22:34) 

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