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第54回 アルゼンチン共和国杯のデータ [競馬データ]

94年以降02年の中山競馬場開催を除く21年、連対馬42頭、3着馬21頭からです。


今年も、このレースでのハンデ戦としての傾向から取り上げます。
まず軽ハンデの馬の連対状況ですが、重量54kg以下に限定いたしますと54kg以下の重量で連対したのは42頭中11頭いました。
また、02年の中山開催も入れますと、96年から04年まで9年連続で54kg(53kg)以下の重量の馬が連に絡んでいました。
逆に、94年、95年、05年、06年、09年、10年、11年、12年、13年、14年、15年の11年は重量55kg以上の馬同士が連対していました。
特にここ7年連続で重量55kg以上の馬同士で決着しています。
その54kg以下の11頭の連対馬の前走の着順ですが、96年1着のエルウェーウィンの前走オープン特別6着、01年2着ハッピールックの前走神戸新聞杯6着の2頭以外はすべて条件戦あるいはオープン特別で3着以上の成績となっていました。
3着馬では、21頭中ハンデ重量54kg以下の馬は8頭いました。
その8頭の前走ですが、500万下条件戦1着が1頭、1000万下(900万下)特別1着が4頭、準オープン特別が2頭(1着、5着)、オープン特別5着が1頭となっていました。
今回のハンデ重量54kg以下の登録馬で、前走条件戦かオープン特別で3着以上だった馬は、前走1000万下特別6番人気1着のトレジャーマップ(51kg)、前走準オープン11番人気1着のフェスティヴイェル(54kg)、前走準オープン4番人気3着のワールドレーヴ(52kg)の3頭となっています。
あと、同じ条件で、前走4着から6着の間だった馬の今回の出走は、トルークマクト(52kg、前走準オープン特別2番人気6着)、プレストウィック(54kg、前走オープン特別2番人気4着)の2頭がいます。


次に臨戦過程ですが、前走で条件特別のレースを走ったのは連対馬42頭中15頭いました。
その15頭の前走の着順の内訳は、1着が9頭、2着が5頭、3着が1頭とすべて3着以内でした。
また、3着馬21頭で前走条件特別だったのは6頭となっていました。
その着順は、1着が3頭、2着、3着、5着が各1頭となっていました。
今回の登録馬で、前走条件特別レースで5着以上だったのは、上記の中の、トレジャーマップ(1着)、フェスティヴイェル(1着)、ワールドレーヴ(3着)に加えて、ヴォルシェーブ(1着)の計4頭となっています。

 

続いて前走がオープン特別だったのは6頭いました。
着順はそのうち3頭が1着、あと残り3頭は4着、6着、9着となっていました。
この前走、4着、6着、9着の3頭ですが、そのうち、前走6着、9着の2頭はそれまでにG1で連対経験がありました。
G1経験のなかった1頭はそれまでに、G1以外の重賞1勝、2着2回、3着1回を経験していました。
また3着馬で前走オープン特別だったのは4頭で、その着順は2着2頭と、3着と5着が各1頭でした。
この4頭ですが、そのうち2頭はG1での出走経験があり、またG1以外の重賞で勝った経験がありました。
あと2頭(11年3着のカワキタコマンド、14年3着のスーパームーン)は、両馬とも前々走で準オープン特別を勝ったばかりで、それまでオープンでも重賞でも掲示板に載った経験はありませんでした。
今回の登録馬の中で前走オープン特別だったのは、コスモロビン(11着)、ショウナンバッハ(12着)、プレストウィック(4着)、ハギノハイブリッド(1着)、モンドインテロ(1着)、レコンダイト(8着)の6頭となっています。

また、この中でG1経験のあった馬は、ハギノハイブリッド(日本ダービー13着、菊花賞12着)の1頭となっています。
また、この中でG1以外の重賞を勝った経験のある馬はいませんでした。

続いて前走が重賞だった連対馬は残りの21頭となりますが、そのうち京都大賞典など「G2」が17頭となっています。
その17頭ですが、その前走の着順に関係なく、03年1着のアクティブバイオの当日7番人気、05年2着のマーブルチーフの当日14番人気、09年1着のミヤビランベリーの当日11番人気、14年2着のクリールカイザー、15年2着のメイショウカドマツの当日10番人気のこの5頭を除く12頭が当日5番人気以上の上位人気でした。
その5番人気以上をはずした5頭ですが、過去にその年の重賞かオープン特別で連対経験があたか、準オープン特別で勝っていました。
今回の登録馬では前走G2の馬は3頭いますが、まずはそれぞれの当日の人気には注意が必要かと思います。
その3頭のうち、今年の重賞かオープン特別で連対経験があったか、準オープン特別で勝ったことのある馬はいません。
あと残り4頭ですが、すべて「G1」でした。
今回の登録馬で前走がG1だった馬はアルバート(前走天皇賞(春)6番人気6着)、シュヴァルグラン(前走宝塚記念⑤番人気9着)、フェイムゲーム(前走宝塚記念12番人気17着)1の3頭となっています。

3着馬では、前走重賞だったのは21頭中10頭で、G1が4頭(天皇賞(秋)が13着、8着、天皇賞(春)が7着、日本ダービーが9着)、G2が6頭(2着3頭、5着1頭、12着1頭、15着1頭)となっています。


次に年齢ですが、連対馬では4歳が16頭、5歳が13頭、6歳が7頭、3歳が6頭となっていました。
また3着馬では、4歳が9頭と最も多く、続いて5歳が5頭、3歳と6歳が各3頭、7歳が1頭となっています。
過去のデータが今年も繰り返されるならば、登録馬の中で、8歳のコスモロビン、マイネルメダリスト、ムスカテールの3頭が3着以内は厳しく、7歳のクリールカイザーの1頭は連対が厳しいものとなっています。


次に毛色ですが、連対馬では鹿毛が19頭と最も多く、続いて栗毛が13頭、黒鹿毛が7頭、青鹿毛が3頭となっています。
3着馬では鹿毛が12頭と最も多く、続いて黒鹿毛が5頭、青鹿毛が3頭、栗毛が1頭となっていました。


1番人気ですが、過去21年で8頭の連対とあまりよくありません。
ちなみに、その1番人気が連をはずした13年ですが、そのうち10年で2番人気の馬が3着以上に入っていました。
あと1番人気も2番人気も連に絡まなかった3年は3番人気、4番人気(2回)がそれぞれ入っていました。


それから、また蒸し返すようですが、もう少し前走のレースについて掘り下げようと思います。
東京競馬場の馬場改装後の03年以降15年までの13年で見てみますと、前走条件戦を走った馬は1着から3着までの39頭中では13頭が入っていました。

内訳は、準オープンが8頭、1000万下が5頭となっていました。
また、05年、13年、14年を除く10年は少なくとも1頭は入っていました。(07年、08年、12年は2頭ずつ)
その前走準オープン戦の8頭の前走の人気と着順ですが、順に、4番人気5着、7番人気1着、1番人気1着、2番人気2着、1番人気1着、1番人気2着、1番人気1着、1番人気1着となっていました。
それから前走1000万下戦の5頭のその前走の人気と着順ですが、6番人気1着、9番人気1着、1番人気1着、8番人気1着、7番人気1着となっていて、人気薄の1着が4頭といたというのが特筆すべきところとなっています。
今回の登録馬で前走準オープン特別を走っていたのは、トルークマルト(2番人気6着)、フェスティヴイェル(11番人気1着)、ワールドレーヴ(4番人気3着)、ヴォルシェーブ(1番人気1着)の4頭となっています。
それから、前走1000万下特別だった馬の登録ですが、トレジャーマップ(6番人気1着)1頭となっています。


以上ですが、今年も難解ですね。
ともかくも、今年も、人気とオッズが出てから、上記のデータを基に、丁寧に検討していこうと思います。

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