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第50回 共同通信杯のデータ [競馬データ]

03年中山での開催と98年ダートでの開催を除く、92年以降22年、連対馬44頭、3着馬22頭からです。
このレースも、11年からそれまでより1週遅い開催となっています。


まず当日の人気ですが、馬連で11万馬券が出た99年と翌年の00年、そして08年、10年、11年、13年の計6年以外の16年は1番人気が連対していました。
基本的には、比較的1番人気が強いレースと言えるかと思います。
しかしながら、ここ8年中半分の4年、1番人気が連対していませんでした。
もしかしたら傾向が変わってきたのかも知れません。
ちなみに、ここ8年の1番人気の着順と単勝オッズを挙げていきますと、08年5着で1.5倍、09年1着で2.8倍、10年3着で1.8倍、11年9着で2.9倍、12年2着で1.4倍、13年4着で3.2倍、14年1着で2.2倍、15年は2着で1.8倍となっていました。

あと、全体的に見てみますと、連対馬では、99年の1着馬(33.0倍)、同じく2着馬(206.2倍)、00年の2着(21.5倍)、05年の2着馬(24.1倍)、07年の2着馬(26.3倍)、08年の1着馬(21.4倍)の6頭以外の38頭は、単勝オッズが一桁か10倍台(最高15.5倍)となっていました。
3着馬では、94年(41.5倍)、96年(67.2倍)、97年(28.9倍)、08年(69.1倍)、09年(50.7倍)、13年(40.8倍)の6頭以外の16頭は、同じく単勝オッズが一桁か10倍台(最高19.1倍)となっていました。


次に毛色ですが、連対馬では、鹿毛が24頭と圧倒的に多く、続いて黒鹿毛が9頭、栗毛が5頭、芦毛が4頭、青鹿毛と青毛が各1頭となっています。
特に22年中、鹿毛が連対しなかったのは、黒鹿毛と芦毛で決まった96年、黒鹿毛同士で決まった10年、栗毛と黒鹿毛で決まった11年、青毛と栗毛で決まった13年の4回となっていました。
ちなみに、その4年の3着馬の毛色ですが、96年の3着馬は鹿毛で、10年の3着馬は黒鹿毛、11年の3着馬は鹿毛、13年の3着馬は青鹿毛馬となっていました。
また、1着馬22頭中14頭が鹿毛馬となっています。(あとの1着馬の毛色は、黒鹿毛が4頭、栗毛が2頭、芦毛と青毛が各1頭)
3着馬では、同じく鹿毛が11頭と最も多く、続いて黒鹿毛が5頭、栗毛が4頭、青毛と青鹿毛が各1頭となっています。


次に父の血統ですが、連対馬では、ヘイルトゥリーズン系が18頭《サンデーサイレンスが2頭、サンデーサイレンスの仔が13頭(フジキセキ、ディープインパクトが3頭、ステイゴールドが2頭、アドマイヤベガ、スペシャルウイーク、ゴールドアリュール、マンハッタンカフェ、ネオユニヴァースが各1頭)、ブライアンズタイムが2頭、レッドランサムが1頭》、ノーザンダンサー系が10頭、ナスルーラ系が9頭、ミスタープロスペクター系が6頭、アイスカペイド系が1頭でした。
BMS(母の父)では、ノーザンダンサー系が17頭、ナスルーラ系が12頭、ヘイルトゥリーズン系が9頭、ミスタープロスペクター系とトゥルビョン系が各2頭、ハイペリオン系、アリダー系が各1頭となっていました。
このBMSがノーザンダンサー系の馬17頭ですが、そのうち12頭の前走は重賞で、あと5頭ですが、3頭は前走オープン、あと2頭はそれぞれ500万下特別、新馬戦でした。
3着馬では、父の血統で主なところでは、ヘイルトゥリーズン系が11頭、ノーザンダンサー系とナスルーラ系が各4頭となっていました。
BMSの主なところでは、ノーザンダンサー系が6頭となっています。
その6頭の前走は、重賞が3頭、オープン特別が3頭となっていました。


臨戦過程では、連対馬で前走連対した馬は32頭いました。
その前走のレースの内訳は、G1の「朝日杯」が4頭、G3の重賞が13頭、オープン特別が6頭、500万下条件特別が8頭、新馬戦が1頭となっていました。
これに今回の出走馬で該当するのは、前走G3の重賞で1着(東京スポーツ2歳S)だったスマートオーディン、前走G3の重賞で1着(ホープフルS)だったハートレー、前走G3の重賞で2着(京都2歳S)だったリスペクトアース、前走新馬戦で1着だったファイヤクリスタルの4頭となっています。
あと、前走連対しなかった残り12頭ですが、前走レースの内訳は、G1が4頭(3着、6着、4着、3着)、G3が6頭(6着、4着、4着、5着、5着、4着)、オープン特別が2頭(3着、3着)となっていました。
その12頭の前々走は、1頭がG1で13着、1頭がG2で11着、1頭がG3で5着、1頭が地方重賞で3着、1頭がオープンで6着以外の7頭は連対していました。
今回の出走馬で該当する馬は、前走G3の重賞で3着(京成杯)だったメートルダール1頭となっています。

3着馬では、連対馬で前走連対した馬は10頭。
その前走のレースの内訳は、オープン特別が4頭、500万下戦が5頭、未勝利戦が1頭となっていました。
これに該当する出走馬は、キングオブアームズ、ピッグミータッチの2頭となっています。
そして、前走連対しなかった残り12頭ですが、G1が1頭(3着)、G3が7頭(4着、4着、3着、3着、3着、8着、3着)、オープン特別が3頭(4着、4着、10着)、500万下が1頭(5着)となっていました。
その12頭の前々走ですが、1頭がG1で9着、2頭がG3でそれぞれ10着、5着、2頭がオープン特別で共に3着、1頭が500万下特別で4着で、その6頭以外の6頭は連対していました。
その中の前走G3で8着の馬の前々走はオープン特別2着、前走オープン特別で10着の馬の前々走は500万下特別1着、前走500万下で5着の馬の前々走はオープン特別3着となっています。
また前々走G3で10着だった馬の前走は3着でした。

この4頭のデータを含めて、前走連対しなかった馬で該当する出走馬は、イモータルの1頭となっています。


以上ですが、今年も1番人気馬の取捨選択からですね。
でも、今年の1番人気馬はどの馬になるか難しいところですね。
たぶんスマートオーディンになりそうですが、ハートレー、メートルダール、リスペクトアースあたり差がなさそうです。
いずれにしても、単勝オッズ1倍台の圧倒的1番人気はならないようで、結構拮抗しそうな感じですね。
ともかくも、上記のデータを丁寧に検討しながら結論を出していこうと思います。


タグ:共同通信杯
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