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第109回 京都記念のデータ [競馬データ]

95年以降21年、連対馬42頭、3着馬21頭からです。
このレースも、11年からそれまでより1週早い開催となっています。


まず父の血統ですが、連対馬42頭中最も多かったのはヘイルトゥリーズン系の16頭でした。
内訳は、サンデーサイレンスの仔が10頭(ディープインパクト(3頭)、マーベラスサンデー、アグネスタキオン、アドマイヤベガ、スペシャルウイーク、ゼンノロブロイ、ダンスインザダーク、ネオユニヴァース)サンデーサイレンスが5頭、グラスワンダーが1頭と、圧倒的にサンデーサイレンス系が多くなっています。
そのサンデーサイレンスの仔の10頭のうち9頭は、08年から一茶君年の14年までの6年間のものとなっています。(あと1頭は、05年1着馬のシルクフェーマス)
13年はサンデーサイレンス系のディープインパクト産駒のワンツー、14年の2着馬もディープインパクト産駒(そのうちトーセンラーが一昨年1着、昨年2着)でした。
続いて多かったのは、ナスルーラ系の13頭(グレイソブリン系が6頭、レッドゴッド系が4頭、ネヴァーベンド系が2頭、ボールドルーラ系が1頭)でした。
そのうち8頭が1着となっています。
またそのうち12頭は95年から06年までの12年間のものとなっています。(あと1頭は、10年の2着馬ジャガーメイル)
続いてノーザンダンサー系が6頭、ミスタープロスペクター系が5頭、サッカーボーイが2頭となっていました。
昨年15年の連対馬の父ですが、ミスタープロスペクター系のキングカメハメハ産駒のワンツーとなっています。

3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が11頭(サンデーサイレンスの仔が7頭、サンデーサイレンスが2頭、リアルシャダイとブライアンズタイムが各1頭)と最も多く、続いてナスルーラ系が3頭、ノーザンダンサー系(チーフベアハート、ジャイアンツコーズウェイ)、サッカーボーイ、ネイティヴダンサー系が各2頭、トゥルビョン系(トウカイテイオー)が1頭となっています。


年齢は、連対馬では4歳馬が17頭と最も多く、続いて6歳馬が12頭、5歳馬が10頭、7歳馬が3頭となっていました。
特に4歳馬は、95年、04年、09年、12年、14年を除く16年で連に絡んでいます。(その5年中09年を除く4年の4着馬は4歳馬)


3着馬では、5歳馬が8頭と最も多く、続いて6歳馬が7頭、4歳馬が3頭、7歳馬が2頭、9歳馬が1頭となっていました。
連対馬で目立っていた4歳馬の3着以内の計20頭ですが、そのうち連対した4歳馬17頭の当日の人気は、1番人気が8頭、2番人気が4頭、4番人気が1頭、6番人気が1頭、8番人気が1頭、11番人気が1頭となっていました。
その中で、人気薄の3頭ですが、01年11番人気1着となったマックロウ、03年8番人気1着となったマイソールサウンド、05年6番人気2着となったトウショウナイトでした。
前2頭ですが、父がグレイソブリン系となっていました。(トウショウナイトの父はミスタープロスペクター系のデインバーカントリー)

3着馬の4歳馬3頭では、当日人気は2番人気、3番人気、6番人気となっていました。
その6番人気馬は、02年6番人気3着となったテンザンンセイザで、父がグレイソブリン系となっています。

逆に、4歳馬で1番人気から3番人気で上位人気になっていたにもかかわらず4着以下で複勝圏内に入らなかったのは、95年以降13頭いました。
その複勝圏内を逃したうちの4着馬ですが、過去21年中半分の10頭を占めていました。
その人気は、2番人気が2頭、3番人気が1頭、4番人気が3頭、6番人気が1頭、9番人気が2頭、10番人気が1頭となっています。
ちなみに今回の登録馬では、4歳馬はサトノクラウン、タッチングスピーチ、ミュゼゴースト、ヤマカツエースの4頭となっています。

毛色ですが、1着馬では鹿毛が13頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が3頭、青毛が1頭となっていました。
2着馬では栗毛が8頭、鹿毛が7頭、黒鹿毛が5頭、芦毛が1頭となっていました。
そのうち栗毛は97年以降05年まで9年連続連に絡んでいました。
あと栗毛が絡まなかった95年、96年、06年、07年、08年、10年、11年、13年、14年、15年の10年のうち、96年、06年、07年の3年の3着馬は栗毛となっていました。(10年は栗毛馬の出走はなし)


3着馬では鹿毛が11頭、栗毛が5頭、青鹿毛が2頭、黒鹿毛、芦毛、青毛が各1頭となっています。
この中で栗毛馬ですが、ここ10年中7年は栗毛馬の連対はありませんし、3着馬も10年中6年は栗毛馬が入っていないところを見ると、この栗毛馬強しのデータも過去のものになってきたのかも知れません。
(12年は、2着に唯一1頭出走していた栗毛馬の1番人気ダークシャドウが入りましたが、翌年13年は、同じく唯一出走していた栗毛馬9番人気ヤマニンファラオはしんがり負けの11着でした。)
ちなみに、今回登録している栗毛馬は、アドマイヤデウス、ヤマカツエースの2頭となっています。


次に、当日の連対馬の人気の組み合わせですが、「8番人気と7番人気」の組み合わせで決まった03年以外は、片方か両方で1番人気から3番人気の上位の馬が絡んでいました。
その中の1番人気ですが、21年中13年で連に絡み、3着馬は1頭となっていました。
その連に絡んだ1番人気の単勝オッズですが、1頭(3.3倍)を除いて12頭が1倍台(7頭)もしくは2倍台前半(5頭)となっていました。
ただ連をはずした1番人気の8頭はそれぞれ、2.3倍(3着)、2.7倍(6着)、2.5倍(7着)、1.9倍(10着)、3.3倍(13着)、3.5倍(5着)、1.6倍(6着)、1.8倍(5着)となっていて、単勝オッズから取捨選択が一見可能なようですが、シルクフェイマス、ジェンティルドンナ、ハープスターのように1倍台でも大きく負けたこと(シルクフェイマス05年10着)がありますので、全面的に信用できるデータではないようです。


それから臨戦過程での主な前走のレースですが、連対馬では有馬記念が12頭と最も多く、次いで京都の金杯が5頭(いずれも京都記念で1着)、日経新春杯が4頭(同じくいずれも1着)、アメリカJCCが3頭(同じくいずれも2着)となっていました。
ちなみに、今回の登録馬で前走有馬記念を走ったのは、トーセンレーヴ(6着)、アドマイヤデウス(7着)、ワンアンドオンリー(9着)の3頭、あと、前走京都金杯はなし、前走日経新春杯は1着のレーヴミストラル、10着のコスモロビンの2頭、前走アメリカJCCは3着のショウナンバッハ、6着野スズカデヴィアス、7着のマイネルディーンの3頭となっています。

それから、前走で上記の4レース以外のレースを走った連対馬は、海外を走った馬と昨年15年の2着馬スズカデヴィアス(前走ステイヤーズS6番人気4着)を除いてその前走の人気が着順に関係なく4番人気以上の上位人気になっていました。
今回の登録馬でこれに該当するのは、前走エリザベス女王杯4番人気3着のタッチングスピーチ、前走万葉S4番人気4着のトウシンモンステラ、前走チャレンジC2番人気2着のヒストリカル、前走中山金杯3番人気1着のヤマカツエースの4頭となっています。

3着馬の前走のレースも、有馬記念が6頭(1着、6着、7着(2頭)、9着、14着)、日経新春杯が5頭(2着2頭、4着2頭、14着)、アメリカJCCが4頭(2着3頭、10着)とほぼこの3レースで分け合っていました。
残り6頭の前走は、ジャパンC(8着)、宝塚記念(3着)、天皇賞(春)(4着)、京阪杯(1800m芝時で1着)、京都金杯(15着)、佐賀記念(12着)となっています。


次に枠番の出目ですが、連対馬では6枠が8頭と最も多く、続いて7枠と8枠が各7頭、次に1枠が6頭、5枠が5頭、続いて2枠と3枠と4枠が各3頭となっていました。
3着馬では、8枠が6頭と最も多く、次いで4枠が5頭、5枠が3頭、続いて3枠と6枠と7枠が各2頭、2枠が1頭、1枠がなしとなっています。


以上ですが、とりあえずは、4歳馬の取捨選択から検討を始めたいと思います。
それから昨年と同様、人気とオッズが出てから、上記のデータを基にフラットに検討して、結論を出していこうと思います。

タグ:京都記念
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