SSブログ

第56回 宝塚記念のデータ [競馬データ]

25日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。



阪神競馬場の全面改装後の92年以降、95年と06年の京都競馬場開催を除く21年、連対馬42頭、3着馬21頭からです。

途中、日程の変更、馬場の改修等ありますが、それほど影響がないものと見て、昨年までと同様、そのままのデータを使います。


まず臨戦過程からです。

その前走で一番多かったレースですが、天皇賞(春)となっています。
連対馬では42頭中17頭となっていました。
その17頭の前走の着順ですが、12年の勝ち馬オルフェーヴル(前走1番人気11着)と14年の勝ち馬ゴールドシップ(前走2番人気7着)以外すべて掲示板に載っていました。
またその17頭の前々走の着順ですが、03年1着のヒシミラクル(前々走大阪杯8番人気7着)、08年2着のメイショウサムソン(前々走大阪杯2番人気6着)以外の14頭はすべて掲示板に載っていました。
それから、前走天皇賞(春)だった3着馬も見てみますと、実に21頭中2頭(04年のリンカーンと11年のエイシンフラッシュ)のみとなっていました。
その着順は、リンカーンが1番人気13着で、前々走では阪神大賞典1番人気1着、エイシンフラッシュが3番人気2着、前々走では大阪杯3番人気3着となっていました。


今回の出走馬で前走天皇賞(春)だったのは、ゴールドシップ(2番人気1着)、カレンミロティック(10番人気3着)、ネオブラックダイヤ(16番人気5着)、デニムアンドルビー(9番人気10着)の4頭となっています。
そのうち、ネオブラックダイヤ以外の3頭は、前々走は掲示板に載っていました。
過去のデータから言えば、この前走天皇賞(春)組の中では、その前走の天皇賞(春)で掲示板に載っていて、かつ前々走も掲示板に載っていたゴールドシップとカレンミロティックの2頭は、連対する可能性が強いということになります。


また、過去該当する21年の中で、前々走が天皇賞(春)だった連対馬は5頭いますので、よって前2走のどちらかで天皇賞(春)を走った連対馬は42頭中21頭になります。
その前々走天皇賞(春)を走った5頭の次走(つまり前走)は、新潟大賞典1着が1頭と安田記念2着が3頭、目黒記念3着が1頭とすべて3着以内に入っていました。
今回これに該当するのは、前々走天皇賞(春)で8番人気8着、前走鳴尾記念で2番人気1着だったラブリーデイ1頭となっています。


次に前走で多かったのは金鯱賞で、9頭いました。
その着順の内訳は1着5頭、2着3頭、3着1頭となっていました。
また、その金鯱賞の前走、つまり前々走ですが、そのうち5頭は1着でした。
残りの4頭は、天皇賞2番人気4着、有馬記念2番人気8着、大阪杯7番人気2着、京都記念1番人気2着となっていました。
同じく3着馬では、4頭が前走金鯱賞となっていて、その4頭の金鯱賞での着順は、それぞれ2着、1着、7着、1着、その前々走はそれぞれ3着、1着、7着、1着となっていました。
しかしながら、12年から金鯱賞は12月に移行となりましたので、今回も前走金鯱賞の馬はいません。
しかしながら、その後、金鯱賞に代わって、阪神で行われている鳴尾記念が同じく日程が変更になってこの6月初めに開催となり、ステップレースの存在となっています。
その変更になった
12年では、いきなりその前走鳴尾記念組の中の1番人気2着だったショウナンマイティが6番人気で3着となり、翌13年も鳴尾記念3番人気3着だったダノンバラードが5番人気で2着に入りました。
さらに昨年14年も鳴尾記念2番人気4着だったカレンミロティックが9番人気で2着となっています。

その3頭の前々走ですが、ショウナンマイティは大阪杯で6番人気1着、ダノンバラードは日経賞で6番人気7着、カレンミロティックは大阪杯5番人気4着となっていました。
今回の前走鳴尾記念の出走馬ですが、2番人気1着のラブリーデイ(前々走は天皇賞(春)8番人気8着)、6番人気6着のレッドデイヴィス(前々走は京都記念7番人気4着)の2頭がいます。

次に多かったのは安田記念で、42頭中5頭いました。
その5頭ですが、その安田記念での着順はすべて2着となっていました。
同じく3着馬では、21頭中2頭(96年のダンスパートナー、09年のディープスカイ)となっていて、その着順はそれぞれ7番人気6着と2番人気2着、そして前々走はそれぞれ京阪杯1番人気1着と大阪杯1番人気2着となっていました。
今回の出走馬では、前走安田記念で3番人気2着だったヴァンセンヌ1頭が登録していましたが、回避ということで、今回前走安田記念の出走馬はいなくなりました。

あと残りの連対馬9頭の前走は、新潟大賞典7番人気1着、メイS2番人気1着、鳴尾記念(97年)2番人気1着、目黒記念3番人気3着、香港のクイーンエリザベス2世C1番人気3着、同じく3番人気1着、メトロポリタンS3番人気1着、ヴィクトリアマイル1番人気1着、同じくヴィクトリアマイル1番人気2着となっていて、1着が6頭、2着が1頭、3着が2頭と上位着順となっていました。

またその前々走ですが、9頭のうち6頭がG1(海外も含む)で、その着順は7着、13着、2着、1着、2着、8着となっていました。
また残りのG1以外の3頭ですが、その前々走の着順は1着、13着、3着でした。
今回の出走馬の中で、天皇賞(春)、安田記念、金鯱賞(鳴尾記念も含む)を除いたレースで前走1着だったのは、前走菊花賞3番人気1着のトーホウジャッカル、前走大阪杯4番人気1着のラキシスの2頭となっています。
また、同じくその前走2着馬ですが、今回は出走はありません。
あとその前走3着馬ですが、海外のドバイシーマ3着だったワンアンドオンリー1頭となっています。


それから3着馬の残り21頭中13頭の前走ですが、鳴尾記念(現在と違う施行での3頭も含む)が4頭(3着、2着、3着、2着)、目黒記念が2頭(1着、1着)、大阪杯2頭(1着、8着)、オーストラリアT(1着)、駒草賞(1着)、有馬記念(1着)、海外のドバイシーマ(2着)、ヴィクトリアマイル(1着)となっていて、大阪杯8着だった1頭を除き12頭が3着以内に入っていました。
またその前々走ですが、今度は人気で見ていきますと、海外を走った2頭を除く11頭の内訳は、1番人気が4頭、2番人気が1頭、3番人気が4頭、5番人気(11着)、6番人気(1着)が各1頭と11頭中9頭が3番人気までの上位人気となっていました。
今回の出走馬で該当する馬はいませんが、前々走で準じるのは、前々走神戸新聞杯9番人気3着で前走菊花賞1着だったトーホウジャッカル、前々走有馬記念11番人気6着で前走大阪杯1着だったラキシス、前々走有馬記念5番人気13着で前走海外のドバイシーマC3着だったワンアンドオンリーの3頭となっています。
そして、前走で準じるのは、前々走準オープン2番人気1着で前走目黒記念3番人気9着のアドマイヤスピカ、前々走海外のG1で2番人気2着で前走も海外のG15着だったトーセンスターダム、前々走中山記念3番人気1着で前走ヴィクトリアマイル1番人気6着だったヌーヴォレコルトの3頭ということになります。



次に父の血統ですが、サンデーサイレンス系が19頭(そのうちサンデーサイレンス産駒が7頭、サンデーサイレンスの仔の産駒は12頭(ステイゴールド産駒が5頭、ダンスインザダーク産駒とスペシャルウイーク産駒が各のべ2頭、マーベラスサンデー産駒とディープインパクト産駒、ハーツクライ産駒が各1頭)、ブライアンズタイム産駒とグラスワンダー産駒が各2頭、シルヴァーホーク産駒が1頭とヘイルトゥリーズン系が計24頭も占めていました。

続いてノーザンダンサー系ではのべ8頭(そのうちサドラーズウエルズ系産駒のテイエムオペラオー、トライマイベスト系産駒のメイショウドトウが各2回ずつ連対)で、あと、ミスタープロスペクター系が3頭、トゥルビョン系、サンクタス系が各2頭、リボー系、トゥルビョン系、ナスルーラ系(グレイソブリン系)が各1頭ずつとなっています。

3着馬は、21頭中11頭がサンデーサイレンス系産駒(そのうち6頭がサンデーサイレンス産駒、あとサンデーサイレンスの仔のディープインパクト(2頭)、スペシャルウイーク、アグネスタキオン、マンハッタンカフェ(以上各1頭)で、4頭がノーザンダンサー系産駒(サドラーズウエルズ系が2頭、リファール系、フェアリーキング系が各1頭)、あと、ハイペリオン系、プリンスローズ系、ナスルーラ系(グレイソブリン系)、リボー系、ヘイルトゥリーズン系(グラスワンダー)、ミスタープロスペクター系が各1頭となっていました。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が20頭、栗毛が11頭、黒鹿毛と芦毛が各5頭、栃栗毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が13頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が2頭、青鹿毛、青毛が各1頭となっています。


年齢ですが、連対馬では4歳馬が21頭と最も多く、次に5歳馬が14頭、6歳馬が6頭、7歳馬が1頭となっていました。
3着馬では、4歳馬と5歳馬が各8頭、6歳馬が4頭、3歳馬が1頭となっています。


枠の出目ですが、連対馬では4枠と5枠と8枠が各8頭、6枠が7頭、3枠が4頭、1枠が3頭、2枠と7枠が各2頭となっていました。
3着馬では、1枠が6頭、4枠と5枠が各4頭、8枠が3頭、3枠が2頭、2枠と7枠が各1頭、6枠がなしとなっています。


当日の人気ですが、1番人気は京都開催を除いて92年から02年まで10年連続で連対するなど、21年中16年で連に絡んでいました。
連対しなかった年は、03年(シンボリクリスエスの5着)、05年(タップダンスシチーの7着)、07年(ウオッカの8着)、09年(ディープスカイの3着)、13年(ジェンティルドンナの3着)となっています。
また、その1番人気の単勝オッズで見てみますと、1倍台が7頭いて、05年のタップダンスシチー(1.9倍で7着)、09年のディープスカイ(1.6倍で3着)以外の5頭は連対していました。

それから2倍台は11頭いて、03年のシンボリクリスエス(2.1倍で5着)、13年のジェンティルドンナ(2.4倍で3着)以外の9頭は連対していました。
あと残り3倍台は3頭いて、その内訳は、3.2倍のオルフェーヴル(1着)、そして残り2頭は3.5倍で、1着(04年のタップダンスシチー)と8着(07年のウオッカ)という結果になっていました。

それから、1番人気が連に絡んだ16年のその連の相手の人気も見てみますと、5番人気以上の上位は7年(2番人気3頭、3番人気1頭、4番人気2頭、5番人気1頭)で、あと残りの9年は6番人気以下(6番人気3頭、8番人気3頭、9番人気3頭)となっていました。

一応1番人気馬を中心とするならば、ひも穴にも要注意ということになります。

あと、1番人気が絡まなかった5年の人気の組み合わせは、「6番人気-8番人気」(03年)、「11番人気-3番人気」(05年)、「3番人気-2番人気」(07年)、「2番人気-3番人気」(09年)、「2番人気-5番人気」(13年)となっていました。
3着馬では、1番人気が2頭、2番人気は1頭、3番人気は7頭、4番人気は3頭でここまでが13頭となっていて、あと6番人気が2頭、7番人気が1頭、8番人気が2頭、9番人気、10番人気、11番人気が各1頭となっていました。


それから、これまでの牝馬の成績を挙げておきますと、92年以降の該当する過去21年では27頭が出走していて、1着1頭(05年11番人気のスイープトウショウ)、2着3頭(93年8番人気のイクノディクタス、10年と11年の共に1番人気のブエナビスタ)、3着5頭(96年3番人気、97年4番人気で2年連続のダンスパートナー、98年3番人気のエアグルーヴ、13年1番人気のジェンティルドンナ、14年8番人気ヴィルシーナ)、あと4着以下が15頭となっています。


また、05年から3連単が始まって06年の京都開催も含めた10年間は、上位3番人気以内の組み合わせで決まった09年も含めてすべて万馬券になっています。


以上ですが、今年の焦点は、まずはゴールドシップの3連覇があるかどうかですね。
もしくははずしたとしても2着と連対するかどうかですね。
その2者択一の上で、本命にした場合、あとは相手探しとなりますが、これがなかなか難解です。
とにかく、毎年書いていますけど、本当に悩むことが多いこの宝塚記念、それでも何とかがんばって予想して勝ちたいものですね。

タグ:宝塚記念
nice!(7)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 7

コメント 2

馬爺

現在では3人が複数の馬の騎手に成って居りますので岩田、福永、ルメールですがほぼ一番人気は横典のゴールドシップですね。
ラブリーディ、ヴァンセンヌ、トーホウジャッカル、ラキシス辺りが続くんでしょうね。
by 馬爺 (2015-06-24 11:22) 

bigonon

馬爺さん、こんばんは。
ゴールドシップは単勝1倍台の1番人気となりそうですね。
その頭は固いと思うのですがどうでしょうか。
でも相手がかなり難しいですね。
by bigonon (2015-06-24 22:40) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0