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第51回 アルゼンチン共和国杯のデータ [競馬データ]

31日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


94年以降02年の中山競馬場開催を除く18年、連対馬36頭、3着馬18頭からです。


今年も、このレースでのハンデ戦としての傾向から取り上げます。
まず軽ハンデの馬の連対状況ですが、重量54kg以下に限定いたしますと54kg以下の重量で連対したのは36頭中11頭いました。
また、02年の中山開催も入れますと、96年から04年まで9年連続で54kg(53kg)以下の重量の馬が連に絡んでいました。
逆に、94年、95年、05年、06年、09年、10年、11年、12年の8年は重量55kg以上の馬同士が連対していました。
特にここ4年連続で重量55kg以上の馬同士で決着しています。
その54kg以下の11頭の連対馬の前走の着順ですが、96年1着のエルウェーウィンの前走オープン特別6着、01年2着ハッピールックの前走神戸新聞杯6着の2頭以外はすべて条件戦あるいはオープン特別で3着以上の成績となっていました。
3着馬では、18頭中ハンデ重量54kg以下の馬は8頭いました。
その8頭の前走ですが、500万下条件戦1着が1頭、1000万下(900万下)特別1着が4頭、準オープン特別が2頭(1着、5着)、オープン特別5着が1頭となっていました。
今回のハンデ重量54kg以下の出走馬で、前走条件戦かオープン特別で3着以上だったのは、前走オープン特別11番人気1着のサイモントルナーレ(53kg)、準オープン特別1番人気1着のシゲルササグリ(54kg)、同3番人気1着のホッコーブレーヴ(54kg)の3頭となっています。
また、前走6着以上だったのは、前走オープン特別7番人気5着のモズ(53kg)、同6番人気6着のセイカプレスト(54kg)、前走準オープン特別4番人気4着のマイネルマーク(54kg)の3頭となっています。



次に臨戦過程ですが、前走で条件特別のレースを走ったのは連対馬36頭中14頭いました。
その14頭の前走の着順の内訳は、1着が8頭、2着が5頭、3着が1頭とすべて3着以内でした。
また、3着馬18頭で前走条件特別だったのは6頭となっていました。
その着順は、1着が3頭、2着、3着、5着が各1頭となっていました。
今回の出走馬で、前走条件特別レースで5着以上だったのは、エックスマーク(1着)、シゲルササグリ(1着)、ホッコーブレーヴ(1着)の3頭となっています。

続いて前走がオープン特別だったのは5頭いました。
着順はそのうち3頭が1着、あと残り2頭は6着、9着となっていました。
この前走6着、9着の2頭ですが、それまでにG1で連対経験がありました。
また3着馬で前走オープン特別だったのは3頭で、その着順は2着2頭と5着でした。
この3頭ですが、そのうち2頭はG1での出走経験があり、またG1以外の重賞で勝った経験がありました。
あと1頭(11年3着のカワキタコマンド)は、前々走で準オープン特別を勝ったばかりで、それまでオープンでも重賞でも掲示板に載った経験はありませんでした。
今回の出走馬の中で前走オープン特別だったのは、アスカクリチャン(4着)、イケドラゴン(9着)、コスモロビン(7着)、サイモントルナーレ(1着)、セイカプレスト(6着)、モズ(5着)の6頭となっています。
この中で、前走1着だったのはサイモントルナーレ1頭となっています。
また、他の馬の中でコスモロビンはG1経験がありましたけれど連対経験はありませんでした。
また、G1以外の重賞を勝った経験もありませんでした。


続いて前走が重賞だった連対馬は残りの17頭となりますが、そのうち京都大賞典など「G2」が13頭となっています。
その13頭ですが、その前走の着順に関係なく、03年1着のアクティブバイオの当日7番人気、05年2着のマーブルチーフの当日14番人気、09年1着のミヤビランベリーの当日11番人気のこの3頭を除く10頭が当日5番人気以上の上位人気でした。
その5番人気以上をはずした3頭ですが、過去にその年の重賞かオープン特別で連対経験がありました。
今回の出走馬では前走G2の馬は7頭いますが、まずはそれぞれの当日の人気には注意が必要かと思います。
その7頭のうち、今年重賞かオープン特別で連対経験のある馬は、アドマイヤラクティ、デスペラード、ムスカテール、メイショウナルト、ルルーシュの5頭となっています。


あと残り4頭ですが、すべて「G1」でした。
今回の出走馬で前走がG1だった馬はトウカイトリックの1頭となっています。

3着馬では、前走重賞だったのは18頭中8頭で、G1が3頭(天皇賞(秋)が13着、8着、天皇賞(春)が7着)、G2が5頭(2着3頭、5着1頭、12着1頭)となっています。


次に年齢ですが、連対馬では4歳が14頭、5歳が11頭、3歳が6頭、6歳が5頭となっていました。
また3着馬では、4歳が9頭と最も多く、続いて5歳と6歳が各3頭、3歳が2頭、7歳が1頭となっています。
データ的には出走馬では、11歳のトウカイトリック、8歳のイケドラゴンの2頭が全体的に厳しく、7歳のサイモントルナーレ、セイカプレストの2頭は連対が厳しいものとなっています。


次に毛色ですが、連対馬では鹿毛が17頭と最も多く、続いて栗毛が11頭、黒鹿毛が7頭、青鹿毛が1頭となっています。
3着馬では鹿毛が11頭と最も多く、続いて黒鹿毛が4頭、青鹿毛が2頭、栗毛が1頭となっていました。


1番人気ですが、過去18年で7頭の連対とあまりよくありません。
ちなみに、その1番人気が連をはずした11年ですが、そのうち9年で2番人気の馬が3着以上に入っていました。
あと1番人気も2番人気も連に絡まなかった2年は3番人気、4番人気がそれぞれ入っていました。


それから、また蒸し返すようですが、もう少し前走のレースについて掘り下げようと思います。
東京競馬場の馬場改装後の03年以降12年までの10年で見てみますと、前走条件戦を走った馬は1着から3着までの30頭中12頭が入っていました。
内訳は、準オープンが7頭、1000万下が5頭となっていました。
また、05年を除く9年は少なくとも1頭は入っていました。(07年、08年、12年は2頭ずつ)
その前走準オープン戦の7頭の前走の人気と着順ですが、順に、4番人気5着、7番人気1着、1番人気1着、2番人気2着、1番人気1着、1番人気2着、1番人気1着となっていました。
それから前走1000万下戦の5頭のその前走の人気と着順ですが、6番人気1着、9番人気1着、1番人気1着、8番人気1着、7番人気1着となっていて、人気薄の1着が4頭といたというのが特筆すべきところとなっています。
今回の出走馬で前走準オープン特別を走っていたのは、エックスマークーク(1番人気1着)、シゲルササグリ(1番人気1着)、ホッコーブレーヴ(3番人気1着)の3頭となっています。
また、前走1000万下の出走馬ですが、今回の出走はありません。
それから、前走準オープン特別の3頭は、いずれも過去のデータに則っています。
この前走条件戦強しのデータはよく知られたところですので、この3頭は穴人気しそうな気配ですね。
ただ、反対に、前走条件戦以外の馬は30頭中18頭となりますので、前走条件戦だった中でデータにほぼ合致している3頭で3着以上を独占するのはやはり考えにくいかと思います。
よって、この3頭の中から2頭入るのかまたは1頭なのか、はたまた05年のように1頭も入らないのか、まずはこの3者択一から始めなくてはならないようですね。

またまたかなり悩むことになりそうです。


以上ですが、今年も難解さがかなり漂って来ていますね。
ともかくも、今年も、人気とオッズが出てから、上記のデータを基に、丁寧に検討していこうと思っています。

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