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第4回 みやこステークスのデータ [競馬データ]

2010年に新設された重賞で、今回で4回目になります。
12月の第1週に行われる「ジャパンカップダート」の前哨戦の位置づけとなるレースです。
第1回(10年)では、1番人気で制したトランセンドは、見事ジャパンカップダートでも優勝を果たしました。
しかしながら結局その年は、みやこステークスを経てジャパンカップダートに出走したのはトランセンドを含めて16頭中4頭でしたが、そのトランセンド以外の3頭は掲示板圏外の成績で終わっています。

第2回(11年)では、1番人気で制したエスポワールシチーはジャパンカップダートでは3着でした。
そのジャパンカップダートを制したのはまたも2年連続でトランセンドでした。
しかしながら、トランセンドはこのみやこステークスを経ずに他の路線からジャパンカップダートに挑んでの連覇となっています。
結局この年、みやこステークスを経てジャパンカップダートに出走したのは、エスポワールシチーを含めて出走数(1頭取り消し)15頭中6頭。
そのうち、3着になったエスポワールシチー以外では、みやこステークスで4着だったワンダーアキュートがジャパンカップダートで2着となりました。

あとの4頭は掲示板圏外の成績となっています。
そして昨年の第3回、出走数16頭中、ジャパンカップダートに挑んだのは6頭。
そのうち、みやこステークスで3番人気2着だったニホンピロアワーズがジャパンカップダートで優勝。
同じく5番人気3着だったホッコータルマエがジャパンカップダートでも3着となりました。
他の4頭ですが、そのうち2頭が4着(みやこSでは1着)、5着(同6着)となっていました。
年を追うごとに結びつきが強くなっている気がいたします。


では今年も昨年までと同様、このレースに近いと思われる、09年までこの時期に行われていたオープン特別の「トパーズステークス」と、10年以降昨年までのみやこステークス3回分を加えて、このレースの傾向を見ていきたいと思います。
1800mダートに変更された97年以降13年のトパーズステークスと、第1回から第3回までのみやこステークス、計16年、連対馬32頭、3着馬16頭からです
ただ、トパーズステークスは施行が11月の第3週に行われていたので、臨戦過程に少なからず影響はあるかと思います。
また、トパーズステークスの13年中97年、05年、06年、09年を除く9年はハンデ戦で行われていたので、このあたりもデータ的には微妙かも知れません。
でも、昨年までと同様データを通してとりあえず列挙していこうと思います。


まずは、当日の人気ですが、1番人気は16年中10年で連対していました。
3着は1頭となっていました。
残り1番人気が3着をはずした5年のうち3年は2番人気、あと2年はそれぞれ3番人気、5番人気が最高人気となっていました。
みやこステークスでは、1番人気の馬は3回とも1着となっています。
トパーズステークスの1着馬は、05年と06年が9番人気だった以外は4番人気以上の上位人気となっていました。
面白いことに、1着馬が9番人気だった05年、06年は別定戦で、残りの別定戦で行われた97年、09年の1着馬は共に4番人気でした。
そして、ハンデ戦で行われた残り9年の1着馬は1番人気が5頭、2番人気が2頭、3番人気も2頭となっていました。


次に父の血統ですが、連対馬32頭では、ヘイルトゥリーズン系が11頭(そのうちサンデーサイレンス系が8頭、ブライアンズタイムが2頭、レッドランサムが1頭)、ミスタープロスペクター系が9頭、ノーザンダンサー系が7頭、ナスルーラ系が2頭(いずれもレッドゴッド系)、アリダー系、トゥルビョン系、ワイルドラッシュ(ノーザンダンサー系と同じニアーティック系)が各1頭となっていました。
3着馬16頭では、ヘイルトゥリーズン系が5頭(サンデーアイレンス系が3頭、ブライアンズタイムが2頭)、ミスタープロスペクター系も5頭、ノーザンダンサー系が3頭(トップサイダー系、サドラーズウェルズ系、リファール系)、ナスルーラ系(グレイソブリン系、レッドゴッド系)が2頭、トゥルビョン系が1頭となっていました。


毛色は、連対馬では、鹿毛が15頭、栗毛が7頭、黒鹿毛が5頭、芦毛が2頭、栃栗毛、青毛、青鹿毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が6頭、栗毛と黒鹿毛が各4頭、芦毛と青鹿毛が各1頭となっています。


年齢は、1着馬では、4歳が6頭、3歳が5頭、6歳が3頭、5歳が2頭となっていました。
2着馬では、5歳が8頭、4歳が5頭、6歳が2頭、3歳が1頭となっていました。
3着では、5歳が6頭、3歳が4頭、4歳が3頭、7歳が2頭、6歳が1頭となっていました。


枠の出目は、連対馬では、4枠が7頭と最も多く、あと、3枠が5頭、1枠と2枠と5枠と8枠が各4頭、6枠、7枠が各2頭となっていました。
3着では、7枠が5頭と最も多く、続いて5枠、6枠が各3頭、3枠が2頭、1枠、2枠、4枠が各1頭、8枠はなしとなっています。


臨戦過程では、連対馬の前走は、地方を含めた重賞が1番多く、15頭となっていました。
続いて準オープンが9頭、オープン特別が7頭、1000万下が1頭となっていました。
3着馬の前走は、地方を含めた重賞とオープン特別が共に6頭と最も多く、続いて準オープンが4頭となっていました。
ちなみに、第1回と第3回のみやこステークスの前走は、1着から3着まで3頭とも重賞、第2回では、1着と3着が重賞、2着が準オープンとなっていました。


以上ですが、さて、過去3回とも1番人気が1着となりましたけれど、今年の1番人気馬はまた1着になるのでしょうか。
過去3回の配当ですが、第1回の連対馬の組み合わせは、「2番人気-1番人気」と固く収まりましたが、3着に9番人気の馬が来て、3連単は万馬券、3連複はそれなりにつきました。

第2回と第3回では、連対馬の組み合わせはそれぞれ「1番人気-4番人気」「1番人気-3番人気」で決まりこれも比較的固く収まりましたが、3着馬も共に5番人気の馬が来て、結局両方とも3連複も3連単も万馬券にはなりませんでした。
今年はどうでしょうか。
とりあえず、今年もまずは1番人気の取捨選択からですね。
あとは昨年までと同様、上記のデータを参考にして丁寧に検討していこうと思っています。


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