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第67回 セントライト記念のデータ [競馬データ]

12日に出走馬が確定しましたので修正更新いたしました。


92年以降、02年の新潟競馬場開催を除く過去20年、連対40頭、3着馬20頭からです。


まず当日の1番人気ですが、20年中8連対(1着4頭、2着4頭)となっています。
3着では3頭(94年、97年、11年)となっていました。
連対した1番人気8頭ですが、99年以降02年を除く昨年までの13年中の中でのことで、この期間とすれば13分の8ですから結構な確率かと思います。
それまでの7年はまったく連対しなかったのですから、99年を境にレースがガラッと変わってしまったのかも知れません。
では、99年以降固く収まっているのかと言うと、1番人気2番人気の組み合わせは13年中3年で、あと1番人気が絡んだ残り5年のその相手は、8番人気、5番人気、8番人気、9番人気、14番人気で紐荒れとなっています。
また、1番人気が絡まなかった5年も、3番人気と8番人気、12番人気と4番人気、2番人気と4番人気、4番人気と3番人気、6番人気と3番人気の組み合わせとなっていて、ほぼ荒れる傾向が高いレースと言ってもいいかも知れません。

全体的に見ても、過去20年間中6番人気以下の下位人気の馬が連対した年は11年あって、また3着以上に6番人気以下の下位人気の馬が入ったのは16年と、基本的には荒れるレースとなっています。
ただ、上位3着までの決着で、1番人気~3番人気の組み合わせが1回(00年)、1番人気2番人気5番人気の組み合わせが2回(97年、01年)ありますので、今年も、まずは荒れるのか、または固く収まるのか、その二者択一から始めることがポイントかと思います。


次に、臨戦過程ですが、前走のレースが条件戦だった、いわゆる上り馬の活躍がかなり目立っているレースとなっています。
前走が条件戦だったのは連対馬40頭中20頭となっていました。
その内訳ですが、前走が1600万下特別だったのは連対馬40頭中1頭(07年2着のトウショウシロッコ)、前走が1000万(900万)特別だった馬は40頭中15頭、500万特別だった馬は40頭中4頭となっていました。
その前走の着順は、1600万下は2番人気2着、1000万(900万)下は1着から6着(1着が8頭、2着が3頭、3着が2頭、4着、6着が各1頭)、(人気は1番人気が4頭、2番人気が6頭、3番人気が2頭、4番人気、5番人気、10番人気が各1頭)、500万下は1番人気1着が1頭、2着が3頭(1番人気2頭、2番人気1頭)となっていました。
今回の出走馬で上記に該当する馬ですが、1600万下は今年も登録なしで、前走1000万特別で1着から6着だったのは、ダービーフィズ(4番人気4着)、ナンヨーケンゴー(5番人気6着)、ヒロノプリンス(3番人気3着)の3頭、前走500万下で連対していたのは、サイモンラムセス(1番人気2着)、バンデ(2番人気1着)、ユールシンギング(1番人気1着)の3頭となっています。

それから、前走がダービーだった連対馬は11頭いました。
その内訳は、
ライスシャワー(92年ダービー16番人気2着)
ダイワスペリアー(98年ダービー15番人気3着)
ブラックタキシード(99年ダービー6番人気5着)
トーホウシデン(00年ダービー9番人気4着)
シンコウカリド(01年ダービー7番人気12着)
ホオキパウェーブ(04年ダービー9番人気9着)
ゴールデンダリア(07年ダービー6番人気6着)
ナカヤマフェスタ(09年ダービー9番人気4着)
フェイトフルウォー(11年ダービー13番人気13着)
トーセンラー(11年ダービー7番人気11着)
フェノーメノ(12年ダービー5番人気2着)
となっています。
この11頭のセントライト記念における当日単勝人気は、順に2、2、1、1、5、2、2、2、6、3、1番人気となっていました。
今回の出走馬で前走がダービーだったのは、ヒラボクディープ(5番人気13着)1頭となっています。

あと残りの9頭の前走は、重賞(地方も含む)かオープン特別で、いずれも4番人気以上の上位人気でした。
今回の出走馬でこれに該当する前走4番人気以上の馬は、今回はいません。

3着馬の前走も見てみますと、前走条件戦は20頭中11頭で、1000万下(900万下)が7頭と500万下が4頭となっていました。
その前走のそれぞれの人気着順は、1000万下(900万下)では、1番人気~8番人気の1着~11着で、500万下では、1番人気2番人気の4頭とも1着となっていました。
あと、前走ダービー組ですが20頭中5頭となっていました。
そのダービー時の人気着順は、4番人気2着(当日1番人気)、6番人気11着(当日6番人気)、5番人気6着(当日3番人気)、14番人気6着(当日4番人気)、2番人気7着(当日1番人気)となっています。
あと残り4頭の前走は、ラジオたんぱ賞3番人気1着、新潟記念9番人気16着、ラジオNIKKEI賞6番人気2着、同じく3番人気1着となっていました。


次に父の血統ですが、主なところでは40頭中26頭がヘイルトゥリーズン系、9頭がノーザンダンサー系でした。
全体では、父あるいはBMSでノーザンダンサー系が絡んでいたのは、40頭中24頭になります。
特に、中山競馬場改装後の03年以降10年間、連対馬20頭中13頭が父かBMS(母の父)でノーザンダンサー系が絡んでいました。
また、05年まではサンデーサイレンスの孫の連対はありませんでしたが、06年初めてサンデーサイレンスの孫に当たる、アドマイヤベガ産駒のトウショウシロッコが2着で連対し、07年も孫に当たるフジキセキ産駒のゴールデンダリアが2着、それから08年、そのアグネスタキオン産駒のダイワワイルドボア、09年、そのステイゴールド産駒のナカヤマフェスタ、10年、再びアグネスタキオン産駒のクオークスター、11年、再びステイゴールド産駒のフェイトフルウォーがそれぞれ1着で連対、その11年2着もディープインパクトの仔トーセンラーが入って来ました。
昨年12年も1着はステイゴールド産駒でした。
ということで、06年以降連対馬14頭中8頭がサンデーサイレンスの孫が占めたことになりました。
3着馬の主なところでは、20頭中10頭がヘイルトゥリーズン系、4頭がノーザンダンサー系、3頭がナスルーラ系となっています。
また、3着馬20頭中11頭が父かBMS(母の父)でノーザンダンサー系が絡んでいました。
そのうちBMSがノーザンダンサー系だったのは8頭いて、そのうち5頭がニジンスキー系でした。


毛色は、連対馬では鹿毛が15頭、黒鹿毛が12頭、栗毛が7頭、青鹿毛4頭、青毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が10頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が3頭、芦毛、青鹿毛、青毛が各1頭となっていました。


枠の出目ですが、1着馬では、6枠が6頭と最も多く、続いて4枠が4頭、7枠8枠が各3頭、3枠が2頭、2枠5枠が各1頭となっていて、1枠がなしとなっています。
2着馬では、1枠3枠8枠が各4頭と最も多く、あと4枠が3頭、5枠6枠が各2頭、6枠が1頭、7枠はなしとなっていました。
3着馬では、7枠が5頭と最も多く、続いて2枠6枠8枠が各3頭、1枠3枠が各2頭、4枠5枠が各1頭となっていました。


以上ですが、今年もまずは「固いのか」または「荒れるのか」、その難しい二者択一からですね。
その上で、前走ダービーを走った1頭、ヒラボクディープの取捨選択になるかと思います。
恐らく、前走ダービーを走った過去の連対馬の当日人気、6番人気以上の上位人気をクリアしそうなので、かなりその取捨選択では悩みそうですね。
それから、前走条件特別を走った馬の取捨選択ですね。
上記の前走1000万下戦、500万下戦の該当する出走馬各3頭、計6頭の取捨選択でも悩むことになりそうです。
ともかく、人気とオッズと相談しながら丁寧に検討して結論を出していこうと思います。

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