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第18回 アンタレスステークスのデータ [競馬データ]

昨年と同じ流れで見ていきます。

このアンタレスステークスは、一昨年の11年までは京都競馬場で4月下旬に行われていたレースでした。
しかし、昨年から日程も1週早まってこの阪神競馬場で行われることになりました。

よって、一昨年までの京都競馬場のデータは使えないことになります。

ちなみに、この施行の重賞として過去に行われた例では、一昨年の1週前の桜花賞の後に、代替競馬として12Rに行われたマーチステークスがあります。
ただ、これまでのアンタレスSは別定でしたが、マーチSはハンデ戦でした。

その一昨年のマーチステークスの結果ですが、「7番人気-9番人気-6番人気」という順番で決着し、馬連で14670円と万馬券、3連単で約29万弱と荒れました。
枠番では、「4枠―5枠―8枠」という順番となっていました。
その上位3頭の前走ですが、1着テスタマッタの前走が仁川S4番人気3着、2着ブラボーディジーが前走地方の重賞で3番人気2着、3着インバルコの前走が平安S3番人気2着と意外にも上位人気上位着順であったことが印象的でした。
毛色は「鹿毛-芦毛-鹿毛」の順で、年齢は「5歳-6歳-5歳」という順でした。
馬体重は、1着馬が490kg台、2着馬、3着馬が500kg以上となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中9頭)

同じく昨年、初めて阪神で行われたアンタレスステークスの結果ですが、「1番人気-11番人気-3番人気」という順番で決着し、馬連で9210円、3連単で約10万とこちらも荒れました。

枠番では、「6枠―6枠―4枠」という順番となっていました。
その上位3頭の前走ですが、1着ゴルトブリッツの前走が仁川S1番人気1着、2着アイファーソングが前走マーチSで9番人気11着、3着シルクシュナイダーの前走が平安S1番人気6着となっていました。
毛色は「栗毛-青鹿毛-黒鹿毛」の順で、年齢は「5歳-4歳-4歳という順でした。
馬体重は、1着馬と3着馬が500kg以上、2着馬が480kg台となっていました。(500kg以上の馬体重の出走馬は16頭中6頭)


あと、4歳上の阪神競馬場で行われたオープンでの1800mダート戦は近年では一つもなく、近いところでは、2006年まで「1800mダート」として3月に行われた「仁川ステークス」があるのみです。(07年以降の仁川Sは2000mダートとして行われています。)
その仁川Sは、02年までは別定戦、03年以降はハンデ戦で行われていました。
その仁川Sの01年から06年の6年間で見てみますと、1番人気が絡んだのは03年の2着に入った1回しかなく、しかしその代わり6年すべてに2番人気が連対していました。
ちなみに、昨年のマーチSの1番人気は5着、2番人気は4着でした。
また、3連単が始まった05年ではこの仁川Sのその配当は63万台と大荒れとなっています。(しかしながら06年のその配当は2万円台でした。)
それから、特筆すべきことは、01年から06年までの仁川Sの6年間、11年のマーチSのすべてで、「5枠」が1頭3着以内に入っていました。(1着3頭、2着2頭、3着2頭)
ただし、昨年の阪神でのアンタレスSでの「5枠」は、7着、10着という結果でした。
またもう一つ、その合わせて7年中5年で、「6番人気」が3着以内に入っていました。(1着1頭、2着1頭、3着3頭)
しかしながら、昨年の阪神でのアンタレスSでの「6番人気」は11着でした。
とりあえず、阪神競馬場の4歳上オープンの1800mダート戦のデータとしては以上です。
さて、わかるところでのこの阪神の施行の共通点ですが、枠番の「4枠」「5枠」「6枠」のいわゆる中枠には要注意というところでしょうか。



さてこの後、今年も昨年と同様、先ほど使えないと書いてしまった昨年までの京都競馬場でのアンタレスSのデータを、参考になるかもと思い、今年もまったく同じ形で載せておきたいと思います。

97年に京都で開催されてから11年までの15年間、連対馬30頭、3着馬15頭からです。
ただし施行ですが、97年から99年の3年間は5月に行われ、00年からは2週早くなり4月の後半に変わっています。
また、02年までは「ハンデ戦」で、03年以降は「別定戦」で行われています。


まず臨戦過程での前走ですが、施行が変わるたびに傾向も変わってきています。
連対馬では、97年から99年までではプロキオンSが3頭、1600万下条件戦が2頭、マーチSが1頭となっていました。
00年から02年まででは、マーチSが4頭、ダイオライト記念が2頭となっていました。
03年から11年まででは、フェブラリーS、コーラルS、マーチS、名古屋大賞典、1600万下条件戦が各3頭、ペテルギウスS、アルデバランS、平安Sが各1頭となっていました。
3着馬で前走のレースで一番多かったのはマーチS組で、00年、01年、03年、04年、09年の5頭が3着に入っています。
あと、続いてフェブラリーSが3頭(06年、07年、11年)入り、残りの7頭はそれぞれレースは違っていました。
また、前走で連対した馬が片方か両方で98年以降毎年連に絡んでいました。


毛色は、連対馬では鹿毛が11頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が7頭、芦毛が2頭、青鹿毛と栃栗毛が各1頭でした。
3着馬では、鹿毛が6頭、黒鹿毛が4頭、と栗毛が3頭、芦毛と青鹿毛が1頭ずつとなっています。


年齢別では、連対馬では4歳、5歳が各10頭、6歳が9頭、7歳が1頭となっていました。
3着馬では、4歳馬が10頭と断トツに多く、6歳が3頭、5歳が2頭となっています。


馬体重ですが、連対馬では500kg以上は11頭、470kg以上500kg未満は15頭でした。
それ以下の4頭は、456kg、448kg、452kg、464kgとなっています。
3着馬は、500kg以上は4頭、470kg以上500kg未満は9頭で、それ以下では458kg、448kgの2頭となっていました。


あと、枠の出目ですが、連対馬では2枠と3枠が各6頭、5枠と6枠が各5頭、4枠が4頭、7枠と8枠が各2頭、1枠が0頭となっています。
ということで、こちらも中ほどの枠がよく出ていました。
3着馬では、まったく連対馬でなかった1枠が4頭と最も多く、同じく7枠も4頭、そして4枠5枠が各2頭、あと2枠6枠8枠が各1頭、連対馬で一番多かった3枠はなしとなっていました。


血統ですが、現在の施行になった03年以降連対馬18頭で見てみますと、父は、ミスタープロスペクター系が8頭、ヘイルトゥリーズン系が6頭、ノーザンダンサー系が3頭、ナスルーラ系が1頭となっていました。
母の父(BMS)は、ノーザンダンサー系が6頭、ナスルーラ系が5頭、リボー系が3頭、ミスタープロスペクター系が2頭、サンデーサイレンス、アリダーが各1頭となっていました。

3着馬(03年以降の7頭)の父は、ミスタープロスペクター系が5頭、ヘイルトゥリーズン系が3頭、ノーザンダンサー系が1頭、BMSは、ヘイルトゥリーズン系が3頭、ノーザンダンサー系が2頭、アリダー、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系が各1頭となっています。


当日の人気では、1番人気は15年中6連対(3着以上圏内では6頭)とそれほど成績は良くないですが、99年以降では10年の1番人気トランセンド(8着)以外すべて掲示板には載っていました。

昨年までの京都競馬場でのアンタレスSのデータは以上です。


さて、ちょっととりとめのないデータになりましたが、中ほどの枠や500kg以上の馬体重など、共通点や確率的に高いといったデータを探りながら、結論を出していこうと思います。


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コメント 2

bigonon

ゆきママさん、いつもnice! ありがとうございます(*^_^*)
by bigonon (2013-04-09 20:57) 

bigonon

マユマユさん、いつもnice! ありがとうございます(*^_^*)
by bigonon (2013-04-09 20:57) 

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