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第51回 京都金杯のデータ [競馬データ]

3日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


昨年までと同じ流れで見ていきます。

1600m芝になった2000年以降13年間、連対馬26頭、3着馬13頭からです。


まずは臨戦過程から入ります。
連対馬では、前走ないし前々走でG1のマイルCSを走った馬は26頭中13頭いました。
これを京都金杯1着馬に限定してみますと、前走でマイルCSを走った馬はいませんでしたが、前々走では13頭中7頭も経験していました。
それに対して2着馬では、逆に前走でマイルCSを走っていたのは4頭いて、前々走でも同じく逆に2頭と少なく、計6頭となっていました。
その2着の6頭の前々走ですが、10年の前々走マイルCS15番人気15着だったガルボ以外の5頭は、すべて人気が3番人気以上の上位人気でした。
その連対馬で前走か前々走でマイルCSを経験した13頭のその着順ですが、2着から15着と幅広くなっていました。
しかしその1着との着差は、二桁着順でも最大で「0.8秒」となっていました。
今回の出走馬で前走マイルCSを走っていたのは、6着のダノンシャーク(1着との着差は0.4秒)の1頭で、前々走では出走馬なしとなっています。
そのダノンシャークは、着差の過去のデータには該当しています。

あと残りのマイルCSを走っていない13頭(1着馬6頭、2着馬7頭)ですが、そのうち08年2着のエリモセントラル(前走G2の阪神牝馬S、9番人気14着)を除く12頭は前走で3着以上となっていました。(その前走は、1着が8頭、2着が2頭、3着が2頭)
その前走3着以上の12頭の前走の距離ですが、そのうち7頭は「1600m芝」、5頭が「1800m芝」でした。
その12頭の前走のレースの内訳ですが、G3の重賞が4頭(鳴尾記念3頭、京阪杯1頭)、オープン特別が4頭、1600万下特別が3頭、1000万下特別が1頭となっていました。
もう1頭の前走14着のエリモセントラルも前走は「1600m芝」、ただし前々走は1600万下(京都1600m芝)で勝っていました。
それから、マイルCSを経験していない13頭の前走、前々走に関してですが、前走もしくは前々走でG3以下のレースを走った馬のその着順はすべて4着以内に入っていました。
今回の出走馬の前走か前々走で、マイルCS馬を経験していない馬の中で、前走か前々走でG3レース以下のレースを走ってそのレースがすべて4着以内だったのは、エクスペディション、サウンドオブハート、ショウリュウムーン、トーセンレーヴの4頭となっています。

3着馬では、こちらは近3走で見てみますが、13頭中9頭がその中で少なくとも1回は「G1」を走っていました。
そのうちマイルCSを走っていたのは、意外にも少なく3頭となっていました。
その内訳は、1頭は01年3着のアグネスデジタルで、前走マイルCS1着となっていました。
それからもう1頭は06年3着のアルビレオで、3走前にマイルCS13着となっていました。
そして3頭目は11年3着のライブコンサートで、前走マイルCS5着となっていました。
ちなみに、このアルビレオの13着でも1着からの着差は0.8秒となっていました。
それから近3走以内でG1を走っていなかった残り4頭のうち2頭は、08年、09年の3着馬2頭で、前走は両馬とも阪神Cでそれぞれ2着、7着となっていました。
その2頭の前々走ですが、順に4着、1着となっていました。
そしてあと2頭は、1頭が00年の3着馬で、前走はダートの重賞シリウスSの16着、前々走は1200m芝の重賞CBC賞で6番人気8着、3走前は1200m芝のオープン特別で1番人気14着となっていました。
もう1頭は12年の3着馬で、前走は牝馬の重賞愛知杯4番人気10着で、前々走は1600m芝の準オープンで4番人気1着、3走前は1600m芝の府中牝馬特別で11番人気4着となっていました。
今回の出走馬で、近3走で、上記で挙げたマイルCSを走った4頭以外でG1を経験しているのは、サウンドオブハート(桜花賞)の1頭です。

また、前走阪神Cを走っていたのは、今回から連闘になったせいか出走馬はいません。


次に、このレースはハンデ戦ですが、そのハンデ頭で連対したのは、01年02年連続で優勝したダイタクリーヴァの2回(それぞれ58kgと58.5kg、いずれも1番人気)と10年2着となったスマートギア(57kgで1番人気)の合計のべ3頭となっています。
今回出走馬でのハンデ頭は、58kgのトライアンフマーチの1頭となっていますが、過去ののべ3頭とも1番人気でしたので、ここは人気が気になるところです。


それから1番人気の馬ですが、13年中7年で連対しておりまずまずの成績を収めております。
その連対した1番人気7頭の当日単勝オッズですが、1.6倍から2.8倍の間で人気を集めた形での1番人気でした。
あと連をはずした1番人気5頭ですが、順にそれぞれ3.2倍、3.7倍、4.0倍、3.6倍、4.3倍、2.7倍と最後の1頭(12年5着のサダムパテック)を除いて比較的高い数字となっていました。


あと血統で目立つのは、連対馬では、父か父の母(BMS)のどちらかでナスルーラー系が絡んでいたのが26頭中11頭いたことです。
また、
ノーザンダンサー系が絡んでいたのも同じく11頭いました。
そして3着馬の父の血統では、13頭中8頭がヘイルトゥリーズン系で、そのうち4頭はサンデーサイレンス、3頭がサンデーサイレンスの仔(タヤスツヨシ、ダンスインザダーク、アドマイヤボス)、1頭がグラスワンダーとなっていました。
あと残り5頭のうち4頭はいずれもミスタープロスペクター系でそのうち2頭はフォーティナイナーでした。(あと残り1頭はノーザンダンサー系)

それから1着馬に関しては意外にもサンデーサイレンス系の勝ち馬が少なくなっています。
1600m芝に変更になった00年以降13年中、サンデーサイレンス系が1着になったのは、01年、02年連続で勝ったフジキセキ産駒のダイタクリヴァーと05年に勝ったサンデーサイレンス産駒のハットトリックのみとなっています。
では、1着馬で一番多かった父の血統は何だったのかと言いますと、5頭の勝ち馬を出しているノーザンダンサー系となっています。

そして続いて勝ち馬を出しているのは、ナスルーラ系(いずれもグレイソブリン系)と上記で挙げたサンデーサイレンス系の各3頭。
残り2頭は、ブライアンズタイムとグラスワンダーとなっています。
大きくくくれば、ヘイルトゥリーズン系が5頭とノーザンダンサー系と並び一番多いということになるのですが、そのうち今や主流になっているサンデーサイレンス系が06年以降7年連続勝っていないというのは、本当に意外な感じがいたします。
ということで、今年の焦点は、本命馬をこのサンデーサイレンス系にするのかしないのかの二者択一ということになりますね。
これはまた意外にも難しい選択です。
かなり悩むことになりそうですね。
ちなみに2着馬は、1着馬とは逆に、05年以降07年を除く7年でこのサンデーサイレンス系が入り、3着馬も05年以降07年、09年、11年を除く5年で入っていました。


そして毛色ですが、1着馬では栗毛が最も多く6頭となっていました。
続いて鹿毛が4頭、青毛、青鹿毛、黒鹿毛が各1頭となっています。
2着馬では鹿毛が6頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では、栗毛が6頭、鹿毛が3頭、黒鹿毛が2頭、青毛、青鹿毛が各1頭となっていました。
全体的に栗毛の活躍が目立ちます。


次に年齢ですが、1着馬では4歳馬と6歳馬が各5頭と最も多く、続いて5歳馬が3頭となっていました。
2着馬では4歳馬が5頭と最も多く、続いて5歳馬、6歳馬が各3頭、7歳馬と8歳馬が各1頭となっていました。
3着馬では4歳馬が6頭と最も多く、5歳馬と6歳馬が各3頭、7歳馬が1頭となっていました。
全体的に4歳馬が目だっています。


以上ですが、今年もとりあえず人気とオッズが出てからですね。
昨年は、単勝オッズ2.7倍の1番人気サダムパテックが過去のデータを覆して5着と敗退しましたので、やはり全面的にデータを鵜呑みするのは危険のようです。
でも、とりあえず、その人気とオッズと、上記のデータをそれぞれ見比べながら丁寧に検討して結論を出していこうと思っています。

タグ:京都金杯
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唐津っ子

ショウリュウムーンあたりが面白そうですが、今回は人気になるでしょうね
by 唐津っ子 (2013-01-02 21:19) 

bigonon

唐津っ子さん、私もショウリュウムーンにはビビッと来ました(^^)
面白そうですね。
とりあえず出走馬が確定してからもう一度検討しようと思っています。
なんせ登録馬の多いこと多いこと^^;
by bigonon (2013-01-03 07:40) 

bigonon

ritton2さん、いつもnice! ありがとうございます<(_ _)>
by bigonon (2013-01-03 07:42) 

bigonon

馬爺さん、いつもnice! ありがとうございます<(_ _)>
by bigonon (2013-01-03 20:19) 

bigonon

へろんさん、いつもnice! ありがとうございます<(_ _)>
by bigonon (2013-01-03 20:19) 

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