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第50回 京都金杯のデータ [競馬データ]

昨年までと同じ流れで見ていきます。
1600m芝になった2000年以降、12年間連対馬24頭、3着馬12頭からです。



まずは臨戦過程から入ります。
連対馬では、前走ないし前々走でG1のマイルCSを走った馬は24頭中13頭いました。

これを京都金杯1着馬に限定してみますと、前走でマイルCSを走った馬はいませんでしたが、前々走では12頭中7頭も経験していました。
それに対して2着馬では、逆に前走でマイルCSを走っていたのは4頭いて、前々走でも同じく逆に2頭と少なく、計6頭となっていました。
その2着の6頭の前々走ですが、昨年前々走マイルCS15番人気15着だったガルボ以外の5頭はすべて人気は、3番人気以上の上位人気でした。
その連対馬で前走か前々走でマイルCSを経験した13頭のその着順ですが、2着から15着と幅広くなっていました。
しかしその1着との着差は、二桁着順でも最大で「0.8秒」となっていました。

今回の第1回特別登録馬で前走マイルCSを走っていたのは、4着のダノンヨーヨー(1着との着差は0.3秒)、10着のライブコンサート(同0.8秒)、14着のブリッツェン(同1.4秒)の3頭、前々走では、8着のシルポート(同0.6秒)の1頭となっています。
ということで、着差の過去のデータに該当しているのは、ダノンヨーヨー、シルポート、ライブコンサートの3頭ということになります。

あと残りのマイルCSを走っていない11頭(1着馬5頭、2着馬6頭)ですが、そのうち08年2着のエリモセントラル(前走G2の阪神牝馬S、9番人気14着)を除く10頭は前走で3着以上となっていました。(その前走は、1着が7頭、2着が2頭、3着が1頭)
その前走4着以上の10頭の前走の距離ですが、そのうち6頭は「1600m芝」、4頭が「1800m芝」でした。
その10頭の前走のレースの内訳ですが、G3の重賞が4頭(鳴尾記念3頭、京阪杯1頭)、オープン特別が3頭、1600万下特別が2頭、1000万下特別が1頭となっていました。
もう1頭の前走14着のエリモセントラルも前走は「1600m芝」、ただし前々走は1600万下(京都1600m芝)で勝っていました。
それから、マイルCSを経験していない11頭の前走、前々走に関してですが、前走もしくは前々走でG3以下のレースを走った馬のその着順はすべて4着以内に入っていました。
今回の登録馬の前走か前々走で、マイルCS馬を経験していない馬の中で、前走か前々走でG3レース以下のレースを走ってそのレースがすべて4着以内だったのは、アスカクリチャン、アドマイヤコスモス、アルゴリズム、ガルボ、コスモセンサー、サダムパテック、ショウリュウムーン、ゼンノベラーノ、ダノンシャーク、マイネルラクリマ、ヤマカツハクリュー、レディルージュの12頭となっています。

3着馬では、こちらは近3走で見てみますが、12頭中9頭がその中で少なくとも1回は「G1」を走っていました。
そのうちマイルCSを走っていたのは、意外にも少なく3頭となっていました。
その内訳は、1頭は01年3着のアグネスデジタルで、前走マイルCS1着となっていました。
それからもう1頭は
06年3着のアルビレオで、3走前にマイルCS13着となっていました。
そして3頭目は11年3着のライブコンサートで、前走マイエウCS5着となっていました。

ちなみに、このアルビレオの13着でも1着からの着差は0.8秒となっていました。
それから近3走以内でG1を走っていなかった残り3頭のうち2頭は、08年、09年の3着馬2頭で、前走は両馬とも阪神Cでそれぞれ2着、7着となっていました。
その2頭の前々走ですが、順に4着、1着となっていました。

そしてもう1頭は、00年の3着馬で、前走はダートの重賞シリウスSの16着、前々走は1200m芝の重賞CBC賞で6番人気8着、3走前は1200m芝のオープン特別で1番人気14着となっていました。
今回の登録馬で、近3走で、上記で挙げたマイルCSを走った4頭以外でG1を経験しているのは、ジーエスライカー(地方のG1)、ビッグウィーク(天皇賞(秋))の2頭です。
また、前走阪神Cを走っていたのは、5着のシルポート、6着のガルボ、8着のヤマカツハクリュウ、9着のオセアニアボス、13着のミキノバンジョー、16着のタマモナイスプレイの6頭となっています。



次に、このレースはハンデ戦ですが、そのハンデ頭で連対したのは、01年02年連続で優勝したダイタクリーヴァの2回(それぞれ58kgと58.5kg、いずれも1番人気)と10年2着となったスマートギア(57kgで1番人気)の合計のべ3頭となっています。
今回登録馬での段階でのハンデ頭は、58kgのシルポート、ダノンヨーヨー、ビッグウィークの3頭となっていますが、過去ののべ3頭とも1番人気でしたので、ここは人気が気になるところです。


それから1番人気の馬ですが、12年中7年で連対しておりまずまずの成績を収めております。
その連対した1番人気7頭の当日単勝オッズですが、1.6倍から2.8倍の間で人気を集めた形での1番人気でした。
あと連をはずした1番人気5頭ですが、順にそれぞれ3.2倍、3.7倍、4.0倍、3.6倍、4.3倍と比較的高い数字となっていました。


あと血統で目立つのは、連対馬では、父か父の母(BMS)のどちらかでナスルーラー系が絡んでいたのが24頭中11頭いたことです。
ちなみにノーザンダンサー系が絡んでいたのも多く、9頭でした。
そして3着馬の父の血統では、12頭中7頭がヘイルトゥリーズン系で、そのうち4頭はサンデーサイレンス、2頭がサンデーサイレンスの仔(タヤスツヨシ、ダンスインザダーク)、1頭がグラスワンダーとなっていました。
あと残り5頭のうち4頭はいずれもミスタープロスペクター系でそのうち2頭はフォーティナイナーでした。(あと残り1頭はノーザンダンサー系)


そして毛色ですが、1着馬では栗毛が最も多く5頭となっていました。
続いて鹿毛が4頭、青毛、青鹿毛、黒鹿毛が各1頭となっています。
2着馬では鹿毛が5頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では、栗毛が6頭、鹿毛が3頭、青毛、青鹿毛、黒鹿毛が各1頭となっていました。
全体的に栗毛の活躍が目立ちます。


に年齢ですが、1着馬では6歳馬が5頭と最も多く、続いて4歳馬が4頭、5歳馬が3頭となっていました。
2着馬では4歳馬が4頭と最も多く、続いて5歳馬、6歳馬が各3頭、7歳馬と8歳馬が各1頭となっていました。
3着馬では4歳馬が6頭と最も多く、6歳馬が3頭、5歳馬が2頭、7歳馬が1頭となっていました。
全体的に4歳馬が目だっています。



以上ですが、やはりこのレースも人気とオッズが鍵ですね。
ただしその日は私は仕事。

中山金杯同様、このレースも前日に1番人気の馬とそのオッズを勘で予想して結論を出さなければなりませんね。
そういう意味ではこのレースも難解です。
でも、今年も上記のデータにしっかりこだわりながら、丁寧に検討して結論を出していこうと思っています。




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コメント 5

マユマユ

来年も宜しくお願いいたします♪
by マユマユ (2011-12-31 11:09) 

bigonon

マユマユさん、こちらこそ来年もどうぞよろしくお願いします(o^^o)
by bigonon (2011-12-31 11:35) 

bigonon

ritton2さん、いつもnice! ありがとうございますm(__)m
by bigonon (2012-01-01 17:20) 

bigonon

唐津っ子さん、いつもnice! ありがとうございますm(__)m
by bigonon (2012-01-01 17:20) 

bigonon

馬爺さん、いつもnice! ありがとうございますm(__)m
by bigonon (2012-01-01 17:21) 

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