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第47回 CBC賞のデータ [競馬データ]

昨年からの中京競馬場改修に伴い、その昨年は代替えとして京都競馬場で開催されました。
そして、今年も続いて京都と思っていたのですが、今回は阪神競馬場で行われることになりました。
データ的には、悩ませる開催施行となっていますね。
そして来年は、まったく新しい中京競馬場での開催。
また来年も悩むこととなりそうです。

さて昨年は、中京開催の分と京都開催の分と合わせて検討を試みたのですが、ちょうどその日かなり体調を崩していたこともあって、苦し紛れに、「4番人気と7番人気」が両方よく来ていたことから、その「7番人気の馬」から「1番人気から5番人気の馬」への馬連5点流しで勝負をかけました。
逆に、その方が功を奏したのか、結果は「4番人気と7番人気」で勝負が決まりました。
こう書いてしまうと馬券を取ったように見えますが、実際は、早めに馬券を投票した時点での7番人気の馬は最終的に8番人気に一つ落ちていて、涙を飲んだ次第です。
「これも競馬」としんどさもあって妙に納得したのですが、やっぱり悔しかったですね。

ということで、とりあえずその昨年までの人気のデータを今年も載せておきたいと思います。
まず中京でのCBC賞は、ハンデ戦に変わった06年以降09年までの4年間、そして京都開催の1200m芝の重賞レースとして、シルクロードSの06年から11年までの6年間と京阪杯の06年から10年までの5年間をそれぞれ挙げていくことにいたします。

まず、CBC賞のその4年間の人気を振り返ってみますと、
06年は「4番人気-2番人気-5番人気」
07年は「10番人気-7番人気-8番人気」
08年は「4番人気-2番人気-12番人気」
09年は「12番人気-5番人気-3番人気」
という結果となっていました。
これを見る限り、この4年間の傾向はまだとらえどころがないところがありますが、06年はほぼ上位で決まったものの、後の3年は1頭が二桁人気の馬が1頭入るなどどちらかと言えば荒れやすい傾向となっています。

続いてシルクロードSと京阪杯では、
まずシルクロードSは、
06年は「4番人気-7番人気-1番人気」
07年は「7番人気-3番人気-4番人気」
08年は「3番人気-11番人気-5番人気」
09年は「7番人気-6番人気-4番人気」
10年は「3番人気-4番人気-6番人気」
11年は「1番人気-14番人気-4番人気」
という結果となっていました。

そして京阪杯は、
06年は「4番人気-3番人気-2番人気」
07年は「1番人気-4番人気-2番人気」
08年は「4番人気-3番人気-2番人気」
09年は「7番人気-3番人気-16番人気」
10年は「2番人気-13番人気-5番人気」
という結果となっていました。

そして、昨年の京都でのCBS賞は、
11年 「4番人気-7番人気-3番人気」
となっていました。

これらを通して見ますと、共通項はないように見えますが、昨年書いたように強いて言えば、1番人気が全体的に不振であること、1着馬の人気で4番人気あるいは7番人気が目立っているといったところでしょうか。


さて、この人気のデータを今年開催される阪神競馬場でも見てみることにいたします。
06年以降の阪神競馬場の1200m芝の重賞としては、セントウルSの07年から10年までの4年間(06年のセントウルSは中京開催)と今年代替えで行ったG1の高松宮記念の1レースがあります。
その5レースの人気を同じように掲げていきますと、
セントウルS
07年は「11番人気-7番人気-1番人気」
08年は「3番人気-11番人気-9番人気」
09年は「5番人気-1番人気-11番人気」
10年は「4番人気-2番人気-5番人気」
高松宮記念
11年 「3番人気-4番人気-11番人気」
となっていました。
中京と京都で目立っていた「4番人気」あるいは「7番人気」は、一応5レース中3レースで連対を見せているもののそれほどの強さは見せていません。
それ以上に目立ったのは、「11番人気」が5レース中4レースで3着以内に入っていたことではないでしょうか。(09年は7着)


あと、昨年同様他のデータも載せておきます。

まず毛色ですが、まず中京のCBC賞は、

06年は「鹿毛-栗毛-栗毛」、
07年は「青毛-鹿毛-栗毛」、
08年は「鹿毛-栗毛-鹿毛」、
09年は「鹿毛-黒鹿毛-栗毛」
というそれぞれの組み合わせで、一応片方ですが、鹿毛馬がきっちり連に絡んでいました。

あと京都のシルクロードSは、
06年は「栗毛-青鹿毛-鹿毛」
07年は「黒鹿毛-栗毛-栗毛」
08年は「黒鹿毛-栗毛-鹿毛」
09年は「芦毛-栗毛-鹿毛」
10年は「鹿毛-鹿毛-芦毛」
11年は「芦毛-黒鹿毛-鹿毛」

という結果となっていました。

そして京都の京阪杯は、
06年は「栗毛-栗毛-栗毛」
07年は「鹿毛-黒鹿毛-栗毛」
08年は「鹿毛-青鹿毛-青鹿毛」
09年は「鹿毛-青鹿毛-栗毛」
10年は「青鹿毛-鹿毛-鹿毛」

という結果となっていました。

昨年の京都でのCBC賞は、
11年 「鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」

これも際立った共通項はありませんが、CBC賞が鹿毛馬が強いところが目立っているのに比べ京都開催ではそれほど目立っていないように思われます。

では阪神では、
セントウルS
07年は「鹿毛-栗毛-鹿毛」

08年は「栗毛-芦毛-青鹿毛」
09年は「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
10年は「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
高松宮記念
11年は「鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」
となっていました。
こちらは、08年以外鹿毛馬が2頭ないし3頭独占となっていますが、その08年では1頭も入らない結果となっていますし、毛色に関してはあまり共通項がないように思われます。


次に血統ですが、「ノーザンダンサー系絡み」で見ていきますと、中京でのCBC賞では、
06年はノーザンダンサー系絡みではない馬が1着2着を占め、3着はノーザンダンサー系絡みの馬が入りました。
07年は逆にノーザンダンサー系絡みの馬で連を占めて、3着はノーザンダンサー系絡みではない馬が入りました。
08年は07年に続きノーザンダンサー系絡み同士で決まり、3着も同じくノーザンダンサー系絡みの馬が入りました。
09年はノーザンダンサー系絡みではない同士の決着となり、3着はノーザンダンサー系絡みの馬が入りました。
基本的には、このように連対馬は2頭共にそれぞれの同じ系統が来ているものの、期間内上位3着馬計12頭中7頭はノーザンダンサー系絡みとなっています。

同じく京都でのシルクロードSでは、06年の2着3着、10年の1着2着、11年の2着以外の18頭中13頭はノーザンダンサー系絡みと極端にノーザンダンサー系絡みが強く、京阪杯では、06年1着、07年の3着、08年の2着3着、09年の1着2着、10年の1着以外の15頭中8頭がノーザンダンサー系絡みでほぼ半分、そして昨年の京都でのCBC賞は1着と3着がノーザンダンサー系絡みと、中京でもCBC賞とはおもむきは違うけれども、同じようにノーザンダンサー系絡みの馬が目立っています。

では、阪神の重賞で同じように見ていきますと
セントウルSでは、07年の2着3着、08年の1着3着、09年の1着3着、10年の1着、今年11年の高松宮記念では、11年1着2着3着の全馬がノーザンダンサー系絡みではない馬が入り、結局ノーザンダンサー系絡みの馬は、15頭中5頭と、中京、京都に比べるとかなり少なくなっています。


次に中京でのCBC賞は大型馬の活躍が目立っていますが、その内訳を見てみますと、
06年は「476kg-536kg-490kg」
07年は「478kg-484kg-512kg」
08年は「498kg-468kg-510kg」」
09年は「534kg-482kg-472kg」
と500kg以上の馬が必ず1頭3着以上に入っていました。

次に京都でのシルクロードSでは、
06年は「474kg-540kg-508kg」
07年は「522kg-478kg-466kg」
08年は「500kg-476kg-470kg」
09年は「452kg-520kg-488kg」
10年は「480kg-490kg-540kg」
11年は「532kg-506kg-490kg」
と同じく500kg以上の馬が少なくとも毎年1頭は入っていました。

京都での京阪杯では、
06年は「518kg-478kg-480kg」
07年は「514kg-522kg-508kg」
08年は「500kg-474kg-508kg」
09年は「532kg-444kg-492kg」
10年は「520kg-472kg-480kg」
とこちらも同じ結果でした。

そして昨年の京都でのCBC賞は、
10年は「492kg-512kg-510kg」
と、全体的に見ても、京都開催でも中京でのCBC賞と同じく、もしくはそれ以上に500kg以上の大型馬が1頭ないし2頭、3頭が3着以内に入っていました。
と同時に、470kg台を中心としたあたりの馬体重の馬も目立っていました。

そして阪神の重賞では、
セントウルSでは、
07年は「508kg-502kg-480kg」
08年は「506kg-518kg-504kg」
09年は「486kg-514kg-470kg」
10年は「508kg-484kg-488kg」
高松宮記念では、
11年 「494kg-494kg-500kg」
と、ほぼ中京、京都と同じように大型馬の活躍が目立っています。


もう一つ、枠番の出目を阪神開催の重賞5レースだけ載せておきます。
セントウルSでは、
07年は「2枠-4枠-6枠」
08年は「2枠-8枠-6枠」
09年は「8枠-4枠-8枠」
10年は「6枠-1枠-3枠」
高松宮記念
11年 「2枠-4枠-3枠」
となっています。


以上ですが、さて参考になるかどうか。
特にノーザンダンサー系絡みの馬を今回の阪神開催でのCBC賞ではどうするかですね。
そして、「11番人気」の馬にも一応注目しなくてはいけません。
ただ、人気は最後の最後まで変動しますから、この馬が11番人気と決めても最後は10番人気になっているかも知れませんね。
いずれにせよ、上記のファクターを見ながらしっかり検討していこうと思っています。


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bigonon

唐津っ子さん、いつもnice! ありがとうございます(^^)

by bigonon (2011-06-08 19:04) 

bigonon

くぼたんさん、いつもnice! ありがとうございます(^^)

by bigonon (2011-06-08 19:04) 

bigonon

ritton2さん、いつもnice! ありがとうございます(^^)

by bigonon (2011-06-08 22:08) 

bigonon

馬爺さん、いつもnice! ありがとうございます(^^)

by bigonon (2011-06-09 20:02) 

bigonon

ritton2さん、いつもnice! ありがとうございます(^^)

by bigonon (2011-06-11 07:55) 

bigonon

どりさん、いつもnice! ありがとうございます(^^)

by bigonon (2011-06-12 15:24) 

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