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第91回 日本ダービーのデータ [競馬データ]

86年以降38年、連対76頭、3着馬38頭からです。


まず毛色に人気を絡めて見ていきます。
毛色ですが、連対馬では鹿毛が38頭、黒鹿毛が20頭、栗毛が10頭、青鹿毛が6頭、芦毛が2頭となっていました。
そのうち、栗毛10頭はすべて4番人気以上の上位人気でした。
19年まで「2番人気の栗毛馬」の連対はありませんでしたが、20年、栗毛馬のサリオスが2着となって初めて2番人気の栗毛馬が連対しました。
今回の登録馬で栗毛馬は、アーバンシック、サンライズアース、シンエンペラー、ダノンデサイル、ビサンチンドリームの5頭となっています。
栗毛馬の当日の人気には要注目です。

次に黒鹿毛の20頭ですが、1着が8頭、2着が12頭となっていました。
その1着の8頭のうち4頭が1番人気、2頭が3番人気、1頭が4番人気、あと1頭は7番人気でした。
また2着の12頭は、1番人気が2頭、3番人気が3頭、4番人気が1頭、5番人気が1頭、6番人気が1頭、12番人気が1頭、14番人気が2頭、16番人気が1頭となっていました。
つまり、黒鹿毛の上位人気は勝つ可能性が若干強く、下位人気は2着に入って穴を開ける可能性があると言えるかと思います。
今回の黒鹿毛の登録馬は、エコロヴァルツ、コスモキュランダ、シュガークン、ジューンテイク、ショウナンラプンタの5頭となっています。
あとの毛色ですが、まず青鹿毛4頭の内訳は1番人気、2番人気、5番人気が各2頭となっていました。
今回の青鹿毛の登録馬は、コンバデカーブスの1頭となっています。
それから、芦毛の2頭ですが、2番人気と3番人気となっていて共に上位人気でした。
今回は、芦毛の登録馬はありません。

そして1番多かった鹿毛ですが、3番人気以上の上位人気が38頭中26頭(うち13頭が1番人気)、4番人気が2頭、5番人気が3頭、6番人気が2頭、7番人気が1頭となっていて、あと二桁人気では、87年2着のサニースワローが24頭中22番人気、07年2着のアサクサキングスが18頭中14番人気、11年2着のウインバリアシオンが18頭中10番人気、19年1着のロジャーバローズが18頭中12番人気となっていました。
サニースワロー、アサクサキングス、ウインバリアシオン、ロジャーバローズを例外とするならば、鹿毛馬の連対馬は比較的上位人気ということになります。
ちなみに今回の鹿毛馬の登録馬は、19頭中8頭と大半を占めています。

3着馬も同じ順番で見てみますと、まず栗毛は3着馬38頭中、99年のテイエムオペラオー1頭のみとなっています。
人気も3番人気で、連対馬と同じ上位人気でした。
次に黒鹿毛ですが、38頭中8頭いて、その人気は1番人気が1頭、3番人気が1頭、6番人気が2頭、9番人気、10番人気、11番人気、15番人気が各1頭と、2頭(10年の1番人気のヴィクトワールピサと15年3番人気のサトノクラウン)以外の6頭は下位人気となっています。
基本的には、黒鹿毛の2着馬に相通ずるものがあります。
それから青鹿毛ですが、38頭中4頭いて、人気は3番人気1頭、7番人気1頭、8番人気2頭となっていました。
あと芦毛は3頭で、人気は5番人気が1頭、12番人気が2頭と、芦毛の連対馬より下位人気となっていました。
それと連対のなかった青毛馬が1頭3着に入っていました。(05年シックスセンス)

人気は7番人気でした。
最後に3着馬の鹿毛ですが、38頭中21頭と連対馬ほどではないにしてもそれなりに多くなっています。
人気は、1番人気が3頭、2番人気が1着、3番人気が1頭、4番人気が3頭、あと5番人気が1頭、6番人気が3頭、7番人気が3頭、8番人気が2頭、9番人気、10番人気、11番人気、16番人気がそれぞれ1頭ずつとなっていました。
これを単勝オッズで見てみますと、一桁台は1番人気の3頭、2番人気の1頭、3番人気の1頭、4番人気の3頭の中の1頭、その合計の6頭だけとなっています。
あと残り15頭の単勝オッズは、二桁台が14頭、三桁台が1頭(18年3着のコズミックフォース)となっていました。


次に枠番の出目ですが、連対馬では、1枠が14頭と最も多く、続いて3枠が11頭、2枠と6枠と7枠が各10頭、8枠が8頭、5枠が7頭、4枠が6頭となっていました。
また、38年中30年で、片方か両方で1枠2枠3枠の内枠が絡んでいました。
特に11年までの10年間、連続で絡んでいました
その後の12年は結局「5-6」で決まり11年連続はなりませんでした。
ちなみに、86年以降過去にも5年連続内枠絡みが2回あり、11年までの10年連続はその2回を上回ったことになります。
ちなみに、その前の5年連続の2回ですが、途切れた翌年の6年目は偶然どちらも「5-8」となっていました。
途絶えた12年の翌年以降では、13年、14年、15年、16年、17年と5年連続内枠が片方か両方で連対し、そのうち、13年、14年、15年と3年連続1枠が片方で連対していました。(16年は3着)
しかし、翌18年は「6-8」で決まって6年連続とはなりませんでした。
その翌年19年は「1-4」、続く20年は「3-6」、21年は「1-5」で決まり、また連続が始まっています。
しかし、22年は「7-8」で決まり4年連続とはなりませんでした。(3着は2枠)
昨年23年は、「3-6」と3枠の内枠が絡んでいます。
さて今年はどうでしょうか。

3着馬では、7枠が11頭と最も多く、96年から00年まで5年連続、05年から07年まで3年連続とそれぞれ3着に7枠の馬が入っていました。
続いて、2枠が6頭、3枠と4枠と6枠と8枠が各4頭、1枠が3頭、5枠が2頭となっています。
これを見ても7枠が突出していることがよくわかります。


続いて、父の血統ですが、連対馬では半分を上回る49頭がヘイルトゥリーズン系(そのうちサンデーサイレンスが13頭、サンデーサイレンスの仔が24頭)と圧倒的に多く、続いてノーザンダンサー系が11頭、ミスタープロスペクター系が6頭、ナスルーラ系が5頭(そのうちグレイソブリン系が4頭)、エルバジェ系が2頭、プリンスローズ系、トゥルビョン系、サンクタス系が各1頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が18頭(そのうちサンデーサイレンスが3頭、サンデーサイレンスの仔が13頭)、ノーザンダンサー系が9頭、ナスルーラ系が6頭(うちグレイソブリン系が3頭)、ミスタープロスペクター系が2頭、エルバジェ系、サーゲイロード系、ハイペリオン系が各1頭となっています。


前走のレースですが、連対馬では皐月賞が49頭、青葉賞が8頭(86年2着のグランパスドリーム以外すべて1着)、京都4歳特別と京都新聞杯が合わせて7頭(1着が6頭、2着が1頭)、2000mだった頃のNHK杯が4頭、NHKマイルCも4頭、プリンシパルS、すみれS、桜花賞、毎日杯が各1頭(2番人気1着だった毎日杯以外は1番人気1着)となっていました。
3着馬の前走も見てみますと、皐月賞が18頭、青葉賞が7頭、NHK杯、プリンシパルSが各4頭、若草賞、京都4歳特別、ベンジャミンS、NHKマイル、京都新聞杯が各1頭となっていました。


次に着順ごとに見てみます。
まず1着になったいわゆるダービー馬38頭ですが、その当日の人気を見てみますと、1番人気が18頭、2番人気が4頭、3番人気が9頭で、ここまでの3番人気以上が31頭も占めています。
あと残り7頭は、4番人気が3頭、5番人気、6番人気が各1頭、7番人気が2頭となっていました。
その、4番人気、5番人気、6番人気、7番人気が1着になった時ですが、その7年中6年で1番人気が2着か3着にそれぞれ入っていました。

その1着馬の前走のレースですが、38頭中29頭までが皐月賞でした。
あと、前走皐月賞以外では、NHKマイル、京都新聞杯が各3頭、すみれS、桜花賞、毎日杯が各1頭となっていました。
前走皐月賞組は29頭中23頭が4着以内、あと6頭は、86年ダイナガリバーの2番人気10着、87年メリーナイスの8番人気7着、99年のアドマイヤベガの1番人気6着、09年のロジユニヴァースの1番人気14着、17年のレイデオロの5番人気5着、18年のワグネリアンの1番人気7着となっていました。

この皐月賞組29頭のその前のレース(いわゆる前々走)は、人気は4番人気以上の上位人気で、着順は87年4番人気1着のメリーナイスの前々走スプリングS9着(2番人気)を除き、全部が掲示板に載っていました。
また、そのメリーナイス(前々走スプリングS2番人気9着)と14年3番人気1着となったワンアンドオンリー(前々走弥生賞4番人気2着)、18年7番人気1着となったワグネリアン(前々走弥生賞2番人気2着)以外の26頭は、前々走の人気か着順で、片方か両方で「1」という数字が入っていました。
今回の前走皐月賞だった登録馬で、このメリーナイス、ワンアンドオンリー、ワグネリアン以外のこの前々走のデータに該当するのは、ジャスティンミラノ(皐月賞1着)、コスモキュランダ(皐月賞2着)、レガレイラ(皐月賞6着)、サンライズジパング(皐月賞9着)、ミスタージーティー(皐月賞10着)、ビサンチンドリーム(皐月賞13着)、メイショウタバル(皐月賞17着)の7頭となっています。
あとメリーナイス、ワンアンドオンリー、ワグネリアンのように、前々走の人気か着順で、「1」が入っていない代わりに「2」という数字が入る登録馬は、アーバンシック(皐月賞4着)、シンエンペラー(皐月賞5着)の2頭となっています。

続いて前走皐月賞以外の9頭ですが、そのうち7頭は前走も前々走も、人気あるいは着順の片方か両方で「1」という数字が入っていました。
今回の登録馬でこれに該当するのは、前走スプリングステークス1番人気1着となったシックスペンス、前走青葉賞1番人気1着となったシュガークンの2頭となっています。

あと残る2頭(19年12番人気1着ロジャーバローズ、21年4番人気1着シャフリヤール)は、前走も前々走も、人気あるいは着順の片方か両方で「2」という数字が入っていました。
これに該当する登録馬は、前走ユニコーンS(ダート)5番人気2着のサトノエピック1頭となっています。
「1」という数字も含めれば、ショウナンラプンタ、ダノンエアズロックの2頭が準じる形で該当馬となっています。

それから、血統面ですが、1着馬38頭中19頭がノーザンダンサー系絡みでした。
あとノーザンダンサー系絡みではない残り19頭のうち9頭はナスルーラ系絡みとなっていました。
それから、この両方共に漏れた9頭の血統は、
「エルバジェ系×サーゲイロード系」
「ヘイルトゥリーズン系×エタン(ネイティヴダンサー)系」
「ミスタープロスペクター系×ハンプトン系」
「ヘイルトゥリーズン系×トゥルビョン系」
「ヘイルトゥリーズン系×ヘイルトゥリーズン系」
「ミスタープロスペクター系×ヘイルトゥリーズン系」
「ミスタープロスペクター系×ヘイルトゥリーズン系」
「ヘイルトゥリーズン系×ミスタープロスペクター系」
「ヘイルトゥリーズン系×ヘイルトゥリーズン系」
「ヘイルトゥリーズン系×ミスタープロスペクター系」
となっています。
こう挙げていくと、結構多くの登録馬にダービー馬のチャンスがあるように思われます。

それから、昨年の予想のところで触れたよく知られたデータですが、85年のダービー馬シリウスシンボリの翌年以降20年までの35年間、ダービー馬となった馬の鞍上の乗り替わりはありませんでした。
しかし、21年、載り替わりのあったシャフリヤールが勝って、36年目にしてこのデータは途切れてしまいました。
その年、このデータを重視して、自信を持って外したシャフリヤールを外したのですが、2着、3着は入りながら、そのシャフリヤールが勝ってエライ目に遭ってしまいました。
その後、翌22年は乗り替わりはなかったですが、昨年23年、また乗り替わりがあったタスティエーラがダービー馬となっています。


次に2着馬38頭ですが、当日の人気は、1番人気が7頭、2番人気が7頭、3番人気が7頭、4番人気が3頭、5番人気が5頭、6番人気が2頭、そこから飛びまして、10番人気が1頭、12番人気1頭、14番人気3頭、16番人気1頭、22番人気1頭となっていました。
1着が上位人気の傾向があるのに対して、2着は人気にバラツキがあります。
つまり、人気サイドの決着かあるいは荒れた結果になるかは、ほぼ2着馬次第で決まるという構図になるかと思います。
その2着馬の前走ですが、38頭中20頭が皐月賞でした。
その共通点ですが、20頭の前々走はすべて4着以上でした。(1着15頭、2着2頭、3着2頭、4着1頭)
またその前走の皐月賞での人気ですが、98年2着のボールドエンペラー(前走皐月賞6番人気9着)、08年2着のスマイルジャック(前走皐月賞4番人気9着)、18年2着のエポカドーロ(前走皐月賞7番人気1着)の3頭を除く17頭は、1番人気(1頭)、2番人気(11頭)か3番人気(5頭)でした。
今回の前走皐月賞の登録馬で、その人気が1番人気から3番人気の馬で、前々走が4着以上だったのは、1番人気(6着)だったレガレイラ(前々走1着)、2番人気(1着)だったジャスティンミラノ(前々走1着)の未出走の3番人気(3着)だったジャンタルマンタル以外の上位2頭が該当しています。
それから、ボールドエンペラーやスマイルジャックのように前走皐月賞で7番人気以上、9着以上で、前々走が4着以上だったのは、7番人気9着だったコスモキュランダ(前々走1着)、6番人気4着だったアーバンシック(前々走2着)、5番人気5着だったシンエンペラー(前々走2着)の3頭で、2着になる可能性はあるかと思います。
また、98年2着のボールドエンペラー(前走皐月賞9番人気6着、前々走毎日杯5番人気3着)、08年2着のスマイルジャック(前走皐月賞4番人気9着、前々走スプリングS6番人気1着)、09年2着のリーチザクラウン(前走皐月賞2番人気13着、前々走きさらぎ賞1番人気1着)、10年2着のローズキングダム(前走皐月賞2番人気4着、前々走スプリングS1番人気3着)、13年2着のエピファネイア(前走皐月賞2番人気2着、前々走弥生賞1番人気4着)、17年2着にスワーヴリチャード(前走皐月賞2番人気6着、前々走共同通信杯2馬人気1着)の6頭を除く14頭は、前走は3着以内かつ前々走は連対、また前走か前々走の片方か両方で、人気か着順で「1」という数字が見えていました。
今回、皐月賞1着のジャスティンミラノ、2着のコスモキュランダの2頭は、この着順のデータからでは該当しています。

2着馬の残りの前走皐月賞以外の18頭ですが、青葉賞が8頭、2000m芝だった頃のNHK杯、京都新聞杯(京都4歳特別も含む)が各4頭、プリンシパルS、NHKマイルが各1頭となっていました。
まず、前走青葉賞の8頭ですが、86年グランパスドリーム(5番人気2着)、11年ウインバリアシオン(6番人気1着)以外の6頭は、その青葉賞では1番人気1着でした。
また、前々走は7着以上でした。(1着が4頭、2着、4着、6着、7着が各1頭)
今回、前走青葉賞1番人気1着シュガークンが該当いたします。
あと、青葉賞7番人気2着だったショウナンラプンタが準じたところで該当しています。
次に前走NHK杯ですが、現在このレースに該当するレースはありませんが、近いところではプリンシパルSが挙げられます。
一応、その4頭の前走のNHK杯での着順を挙げておきますと、2着が2頭、8着も2頭となっていました。
そしてその前々走は、4頭中3頭が400万下(現500万下)特別1着、あと1頭は皐月賞8着でした。
ここで先に近いところの前走プリンシパルS組を挙げておきますと、唯一連対した1頭は96年2着のダンスインザダークで、そのプリンシパルSでは1番人気1着、前々走は弥生賞2番人気1着でした。
今回の前走プリンシパルS2番人気1着馬ダノンエアズロック(前々走弥生賞2番人気7着)はどうでしょうか。
それから、前走京都新聞杯(京都4歳特別も含む)4頭ですが、その時の着順は4頭とも1着でした。
そして、前々走は、4頭中3頭が1着(500万下が2頭とオープン特別が1頭)、もう1頭は皐月賞4着でした。
今回、前走京都新聞杯8番人気1着(前々走若葉S4番人気5着)だったジュンテイクが登録しています。
残る2着馬の前走NHKマイルの1頭ですが、その前走は3番人気(11着)、前々走はG1の皐月賞で6番人気(7着)となっていました。
ちなみに、ダービー1着馬で前走NHKマイルだったのは3頭でしたが、その前走は3頭とも1番人気(1着2頭、3着1頭)、前々走はG1の皐月賞が1頭(1番人気3着)、G3の毎日杯が2頭(2番人気1着、6番人気1着)となっています。
今回は、前走NHKマイルを走った馬の登録は、4番人気4着だった(前々走3番人気1着)コンバデカーブース1頭がいます。

3着馬では、その単勝オッズで見ていくことにいたします。
まず一桁だったのは38頭中10頭で、人気は1番人気が4頭、2番人気が1頭、3番人気が4頭、4番人気が1頭となっていました。
次に10倍台は11頭で、4番人気、5番人気が各2頭、6番人気が3頭、7番人気が2頭、8番人気が2頭となっていました。
あと、20倍台は5頭、30倍台は2頭、40倍台は3頭、50倍台が1頭、60倍台が2頭、70倍台が1頭ずつ、100倍以上が3頭となっていました。
3着馬は基本的には穴狙いするのもいいかも知れません。
続いて3着馬の前走のレースを見てみますと、まず皐月賞が38頭中17頭で、その前々走の人気は、16年の3着馬ディーマジェスティの共同通信杯6番人気(1着)を除いた16頭はいずれも4番人気以上の上位人気、前走の皐月賞では17頭中12頭が前々走掲示板に載っていました。
前々走掲示板に載っていなかった残る5頭は、00年3着のアタラクシア(4番人気9着)、03年3着のザッツザプレンティ(5番人気8着)、11年3着のペルシャザール(3番人気11着)、15年3着のサトノクラウン(1番人気6着)、20年3着のヴェルトライゼンデ(4番人気8着)で、その5頭の前々走は、順に1番人気1着、1番人気6着、4番人気2着、2番人気1着1番人気2着となっています。
今回、前走皐月賞馬で掲示板に載っていた5頭のうち、未出走の3着馬ジャンタルマンタル以外の馬が過去のデータに該当します。
あと、前走皐月賞で掲示板に載らなかった馬で、その皐月賞は5番人気以上で前々走4番人気以上だった登録馬は、1番人気6着のレガレイラの1頭となっています。

次に、3着馬の前走皐月賞以外の残り21頭ですが、青葉賞が8頭(1着が3頭、2着が2頭、5着、6着が各1頭)、2000m芝の時のNHK杯が4頭(2着1頭、3着3頭)、プリンシパルSが4頭(1着1頭、2着3頭)、若草賞(2番人気1着)、京都4歳特別(1番人気7着)、ベンジャミンS(1番人気1着)、NHKマイル(3番人気2着)、京都新聞杯(5番人気1着)が各1頭となっていました。
つまり、2頭を除いて残り19頭は前走で掲示板に載っていたことになります。
そして21頭中19頭の前々走は掲示板に載っていました。
残る前々走で掲示板に載らなかった2頭のその前々走のレースは、いずれも皐月賞でした。(6着、9着)


あと、皐月賞で1番人気になった馬に照準を合わせて見てみたいと思います。
86年以降、皐月賞1番人気馬でダービーに出走したのは34頭。
そのダービーでの戦績は、1着14頭、2着1頭、3着4頭、4着3頭、5着2頭、6着1頭、7着3頭、8着2頭、9着、10着、12着、18着各1頭となっていました。(勝率約41%、連対率約44%、複勝率約56%、掲示板率約71%)
それから、今回はいませんが、皐月賞を1番人気で勝った馬は10頭。
そのうちダービーに出走したのは9頭。
そのダービーでの人気着順を見てみますと、
91年 トウカイテイオー    1番人気1着
92年 ミホノブルボン     1番人気1着
94年 ナリタブライアン    1番人気1着
03年 ネオユニヴァース   1番人気1着
05年 ディープインパクト   1番人気1着
10年 ヴィクトワールピサ   1番人気3着
13年 ロゴタイプ         2番人気5着
19年 サートゥルナーリア   1番人気4着
20年 コントレイル       1番人気1着
となっていました。
結局、86年以降、皐月賞1番人気で勝った馬は上記の通り6頭ですが、他に皐月賞で1番人気で1着を外しながらダービーで1着となった馬は8頭いました。
90年 アイネスフウジン    3番人気1着
93年 ウイニングチケット   1番人気1着
98年 スペシャルウィーク   1番人気1着
99年 アドマイヤベガ      2番人気1着
02年 タニノギムレット     1番人気1着 (間にNHKマイル挟む)
09年 ロジユニヴァース    2番人気1着
18年 ワグネリアン       5番人気1着
22年 ドウデュース       3番人気1着
さて、今回皐月賞1番人気6着だったレガレイラはどうでしょうか。

ちなみに、皐月賞2番人気馬ですが、同じく過去37年でダービーに出走したのは30頭、そのうち1着になったのは、
88年 サクラチョノオー    3番人気1着
01年 ジャングルポケット  1番人気1着
の2頭。
2着馬は11頭、3着馬はなしとなっています。
(4着は6頭、5着は3頭で、結果的に30頭中連対は13頭、掲示板には22頭と載っています。)


次に枠番の出目ですが、
1着馬では、1枠が9頭と最も多く、3枠と7枠が各6頭、2枠と8枠が各5頭、5枠が4頭、6枠が3頭、4枠は0頭となっています。
2着馬では、6枠が7頭、4枠が6頭、1枠と2枠と3枠が各5頭、7枠が4頭、5枠と8枠が各3頭が2頭となっています。
3着馬では、7枠が11頭と最も多く、2枠が6頭、4枠が5頭、6枠と8枠が各4頭、1枠と3枠が各3頭、5枠が2頭となっていました。


以上ですが、今年も上記のデータを一つ一つ丁寧に検討しながら結論を出していきたいと思います。

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