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第18回 マーチステークスのデータ [競馬データ]

このレースも中山から阪神に場を移して行われます。
よって過去のデータは使えないところですが、このレースもそのまま昨年までの中山施行のデータを載せておきます。
一応、これまでと同じく、阪神での近いレースの1着から3着までの人気を載せておきたいと思います。
その阪神での施行で一番近いレースですが、3月に行われている「仁川ステークス」が当たると思います。
ただ、07年以降は2000mダートで行われていますし、それまでの1800mダート施行でも、ハンデ戦もあれば別定戦での施行もありました。
ということで、仁川ステークスの、06年までの1800mダート施行でハンデ戦だったレースのみ取り上げ、その人気のデータにハンデ重量も付け加えて載せておきたいと思います。

97年が「5番人気-10番人気-11番人気」 53kg-55kg-56kg
99年が「3番人気-11番人気-2番人気」  54kg-54kg-54kg
03年が「2番人気-1番人気-3番人気」   59kg-56kg-55kg
04年が「2番人気-6番人気-4番人気」   54kg-54kg-54kg
05年が「6番人気-2番人気-12番人気」  52kg-56kg-53kg
06年が「4番人気-2番人気-6番人気」   54kg-59kg-55kg



では、昨年までの中山競馬場でのデータを載せておきます。
第1回の94年から17年、連対馬34頭、3着馬17頭からです。
昨年と同じ流れで見ていきます。

ともかくも難解なレースです。
まず当日の人気ですが、1番人気は17年中5年の連対のみで、3着馬も08年に1頭だけとなっています。
また、その1番人気が連対をはずした残り12年の1着から3着までの中での最高人気の内訳は、1番人気が前述した昨年3着での1回、2番人気が3回、3番人気が2回、4番人気が4回、5番人気と6番人気が各1回となっています。
また、6番人気以下の人気薄も34頭中20頭を占めていて、さらに17年中7回馬連で万馬券が出るなど、客観的に見ても荒れるレースとなっています。


さて、まず臨戦過程での前走の着順ですが、当日人気が全体的に低い割には結構前走では、上位着順を経た連対馬が多く出ています。
前走で連対した馬は半分の17頭、掲示板に載った馬まで広げますと24頭にもなります。
前々走も見てみますと、前々走で連対した馬は15頭、掲示板に載ったのは25頭でした。
しかし、一見臨戦過程の成績は良いように見えますが、前々走前走共に掲示板に載った馬を見てみますと、約半分の18頭で、どちらかといえば着順のアップダウンが見られ、そのあたりが当日の人気に現れているように見受けられます。


臨戦過程での前走のレースですが、多かったのは仁川Sの9頭となっていました。
この13年に限って見てみますと、そのうち7年で前走でこのレースを走った馬が片方か両方で絡んでいました。
その前走仁川Sでの着順ですが、掲示板に載っていたのがそのうち8頭で、あともう1頭は3番人気7着でした。
今回では、3頭出走登録していますが、そのうち掲示板に載っていたのは、タガノジンガロ(2着)、シビルウォー(5着)の2頭となっています。
同じく3着馬では、前走仁川Sだったのは7頭いました。
その着順は、1着、13着、4着、7着、1着、2着、3着となっていて、上記の2頭に加えて、6番人気6着のアドマイヤシャトルにも3着に入る可能性があるように思われます。

そして次に多かったのは8頭の準オープン特別で、その8頭の前々走の着順は、1着が3頭、2着が3頭、3着が1頭、5着が1頭とほぼ上位着順でした。
今回の出走馬では、前走準オープン1着のハギノリベラ1頭が該当いたします。
ただ、ハギノリベラ前々走は10着となっています。

次に前走で多かったのはG1のフェブラリーSの5頭で、その着順は6着、2着、12着、13着、4着となっていました。
同じく3着馬で前走フェブラリーSだったのは3頭で、着順は6着、11着、15着でした。
今回前走フェブラリーSだった馬は、5着のマチカネニホンバレ1頭となっています。

それから続いて、前走地方重賞交流戦が5頭(佐賀記念2頭、ダイオライト記念2頭、名古屋大賞典1頭)となっています。
3着馬では前走地方重賞交流戦は1頭(名古屋大賞典)いました。
今回では、佐賀記念1着のメテオロロジスト、同7着のマイネルアワグラス、エンブレス杯1着のラヴェリータ、同2着のブラボーディジー、そして名古屋大賞典3着のクリールパッションの計5頭が出走しています。


あと残りの7頭ですが、まず重賞が3頭(平安S1着、中山記念5着、武蔵野S4着)、そしてオープン特別が4頭(すばるS1着、銀嶺S7着、3着、ポラリスS1着)となっています。
今回、前走重賞で掲示板に載った馬は平安S2着のインバルコ1頭で、オープン特別では、ポラリスS1着のダイショウジェット、同4着のオーロマイスター、アルデバランS1着のピイラニハイウェイの3頭が出走しています。
あと3着馬のあの残りの2頭の前走ですが、前走1200m芝のレースのオーシャンS9着と重賞の根岸S5着となっていました。


それから、このレースはハンデ戦となっていますが、55kg以上の重量だった馬は、連対馬34頭中27頭と、比較的重量の重い馬が絡んでいます。
しかし、50kgと52kgの組み合わせで馬連8万台が出たこともありますので(96年)、傾向は重い重量が中心であるものの、突然軽ハンデ同士で決まる可能性は依然秘めてはいます。
その96年以外のあと残りの54kg以下の重量5頭ですが、95年53kg、98年54kg、99年53kg、01年54kg、10年54kgと片方で連に絡んでいました。
計7頭の重量54kg以下の連対馬の共通点ですが、前走か前々走のどちらかで、準オープンか900万下(現在1000万下)特別レースで連対していました。(1着が6頭、2着が1頭)
今回重量が54kg以下なのは、アドマイヤシャトル、ハギノリベラの2頭となっています。
そのうちハギノリベラが前走で1着となっています。

次に馬体重ですが、連対馬では、34頭中500kg以上が12頭、490kg台が3頭、480kg台が9頭、470kg台が6頭、460kg台、450kg台が各1頭、そして450kg以下は無しとなっていて、比較的重い馬が絡んでいます。
ちなみに3着馬15頭では、500kg以上が5頭、490kg台はなし、480kg台が3頭、470kg台が5頭、460kg台が3頭、450kg台はなし、そして450kg以下は1頭(426kg)で、連対馬と比べて一般的な傾向となっています。


父の主な血統ですが連対馬では、ミスタープロスペクター系が10頭、ノーザンダンサー系が8頭、ヘイルトゥリーズン系が7頭となっています。
ただ一昨年までの6年の連対馬12頭だけ見てみますと、父もBMS(母の父)にもノーザンダンサー系絡みの馬は見られませんでした。(3着馬6頭では、そのうち4頭がノーザンダンサー系絡みでした。)
特に、ここ6年の3着以上の18頭を見てみますと、ミスタープロスペクター系絡みが12頭、あと残り6頭のうち3頭が同系列のアリダー系と計15頭がネイティヴダンサー系となっていました。


年齢では、5歳馬が12頭と最も多く、6歳が10頭、4歳が7頭、7歳が4頭、8歳が1頭となっていました。
3着馬では、同じく5歳馬が7頭と多く、次に4歳が4頭、6歳が3頭、7歳が2頭、8歳が1頭となっています。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が15頭と最も多く、黒鹿毛が9頭、栗毛が7頭、芦毛が3頭となっていました。
3着馬では、栗毛が6頭と最も多く、次いで鹿毛が5頭、黒鹿毛が3頭、芦毛が2頭、青鹿毛が1頭となっています。


以上ですが、ほとんどがハンデ重量の重たい馬ばかりですのでかなり難解ですね。
それに阪神での施行ですのでなおさらです。
ともかく人気とオッズが出た時点から、上記のデータに仁川Sのデータを絡めながら検討していこうと思っています。




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bigonon

唐津っ子さん、いつもnice! ありがとうございます<m(__)m>

by bigonon (2011-04-08 19:03) 

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