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第53回 有馬記念 [競馬予想]

 (出走馬と枠順が確定いたしました。ということで、21日の日曜日にアップした内容に修正等を加えて改めてアップいたします。(25日22:00現在))

 (さらに、前日の早いオッズとなりますが、9時17分現在の人気と単勝オッズを見てさらに加筆修正いたしました。それから、さらにもう一つのデータを下の方に付け加えています。かなり長くなりました。すみません。(27日9:30現在))

84年から24年、連対馬48頭、3着馬24頭からです。

今年も昨年までと同様、「毛色」と「当日の人気」の関係とそれに付随する事柄に触れながら、まったく同じ流れで見ていきます。

とりあえず、全体的な毛色のデータを出してみますと、連対馬では、鹿毛が25頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が6頭、芦毛が5頭、栃栗毛が3頭、青鹿毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が11頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が5頭、芦毛と栃栗毛が各1頭となっていました。

まずその中の栗毛ですが、連対馬ではその人気は1番人気から6番人気となっていて、当日単勝オッズも1.7倍から14.5倍とほぼ上位となっています。
また、その6頭中5頭が優勝していました。
それから前走の人気ですが、1番人気から4番人気の間、前々走は1番人気か2番人気となっていました。
3着馬では、5頭のそれぞれの人気は14番人気、5番人気、13番人気、3番人気、6番人気となっていて、連対馬と違ってほとんどが人気薄でした。
また単勝オッズも最低が12倍、最高が81倍となっていました。
そしてその臨戦過程ですが、前走の人気は1番人気が5頭中4頭で、着順も1着が3頭と2着が1頭と連対していました。
あと1頭の前走は15番人気5着となっています。
前々走は、5頭中1頭が7番人気9着以外は、4頭の人気が2番人気から4番人気、その着順は1着2頭、2着1頭、9着1頭となっていました。
また、連対馬と3着馬の栗毛馬計11頭中9頭が、父かBMS(母の父)のどちらかでノーザンダンサー系が絡んでいました。

今回の登録馬で栗毛馬は、エアシェイディ、スクリーンヒーロー、ダイワスカーレット、フローテーションの4頭となっています。
現在の人気から連対馬として該当しそうなのは、1番人気のダイワスカーレットと2番人気のスクリーンヒーローの2頭になるかと思います。
3着馬に関しては人気は不問ですので、どの馬にもチャンスがあります。
前走の人気から、連対馬もしくは3着馬として該当しそうなのは、ダイワスカーレット、フローテーションの2頭ということになります。
このうちダイワスカーレットが血統でノーザンダンサー系絡みとなっています。


次に黒鹿毛ですが、連対馬8頭の内訳は1着が4頭、2着も4頭と半々の結果になっています。
この黒鹿毛も、当日の人気オッズは、1番人気が3頭、2番人気が2頭、3番人気、5番人気、6番人気が各1頭とほぼ上位人気となっていました。
単勝オッズも1.2倍から19.1倍の間でほぼ上位となっていました。
そして前走は、84年2着カツラギエースの10番人気1着以外は1番人気から4番人気、着順も1着から4着と上位人気上位着順でした。
前々走は、1番人気から4番人気の間、着順も8頭とも掲示板に載っていました。
3着馬では、当日人気は6頭中4頭が2番人気、3番人気が各1頭、4番人気が1頭と上位人気で、あと残り2頭は8番人気、11番人気と下位人気が入っていました。
前走では、栗毛と同じような傾向で、1頭6番人気10着以外の5頭の人気は1番人気2頭、2番人気3頭となっていました。
その5頭の着順は、1頭10着を除き、1着1頭、2着2頭、4着1頭となっていました。

しかしながら今回、黒鹿毛馬の出走はありません。

あと、青鹿毛と芦毛と栃栗毛の登録馬はありませんので残りの鹿毛についてまとめてみたいと思います。
特に鹿毛馬と優勝馬とは密接な関係があります。
まず過去24年の鹿毛馬の勝った年をあげていきますと、84年から87年までの4年連続、89年の1年、91年から93年までの3年連続、05年から07年までの3年連続となっていました。
見ていただければわかるとおり、89年を除けば3年以上連続優勝をしているかと思えば、94年から04年までの11年間で1頭も鹿毛馬の優勝がないという極端な結果となっています。
さて、今年84年から87年までと並んで4年連続があるのか、はたまた3年連続で終わっているのが2回あるとおり今回も3年連続で終わってしまうのか、このあたり選択が難しいところです。

とりあえず、過去24年の連対した鹿毛馬25頭の傾向をあげてみたいと思います。
内訳は、1着は11頭、2着は14頭で、当日人気は1番人気から15番人気まで多岐にわたっており、単勝オッズも一桁台は1番人気から4番人気の間で13頭、単勝オッズ10倍台は、4番人気から7番人気の間で4頭、あと20倍台以上(24.1倍~137.9倍)は6番人気から15番人気の間で8頭となっていました。
つまり、連対馬として人気薄を狙うのであれば、鹿毛馬ということになります。
その連対した鹿毛馬25頭の前走は、二桁人気が5頭、二桁着順も7頭いるなど巻き返しも可能となっていますが、前々走の人気は5番人気以上の上位がそのうち23頭も占め、あと2頭も6番人気7番人気とほぼ上位となっています。
もっと細かく見ていきますと、3歳馬(8頭)の前走はすべて4着以内で、該当の3着馬登録馬1頭、ベンチャーナインは4番人気4着ということで、一応圏内に入っています。
4歳馬(8頭)では、前走の人気は、07年のマツリダゴッホの8番人気を除き5番人気以上の上位で、着順も87年1着のメジロデュレンの10着、07年のマツリダゴッホの15着を除けば4着以上の上位でした。
また前々走も、人気は3番人気以上の上位、着順も昨年のディープインパクトの失格前の3着を入れれば6着以上の上位でした。
それから当日の人気は、メジロデュレンの10番人気、マツリダゴッホの9番人気を除けば4番人気以上の上位人気となっていました。
過去のメジロデユレンやマツリダゴッホを除くデータでこれに当てはまる今回の4歳の鹿毛の登録馬は、アルナスラインの1頭となっています。
5歳馬(5頭)では、前走の着順は5頭中3頭が2桁着順、当日の人気も2頭が2桁人気と、穴馬を狙うのであればこの5歳の鹿毛馬という構図となっています。
しかしながら、今回の5歳の鹿毛馬の登録馬では、2桁着順はいません。
また当日の5歳の鹿毛馬の当日の人気ですが、残り1桁人気の3頭の人気ですが、4番人気2頭、6番人気1頭となっていまして、それほど人気はありませんでした。
今回、5歳の鹿毛馬の登録馬は6頭いますので、当日人気が鍵を握るかと思います。
ただ、5歳鹿毛馬の代表格となるマツリダゴッホは、現在3番人気ですので、このあたり微妙なところとなっています。
そして6歳馬(3頭)ですが、すべて当日人気2桁台で、当日オッズもそのうち2頭(ダイユウサク、アメリカンボス)が3桁台となっています。
ただ、ちょっとワクワクしたデータではありましたが、今回の登録馬では、6歳馬の鹿毛馬はいませんでした。
続いて7歳馬の鹿毛馬は04年2着で2回目の連対となったタップダンスシチー1頭となっていますが、当日人気は3番人気、前走は7番人気17着、前々走は1番人気1着となっていました。
今回、鹿毛の7歳馬の登録馬はアドマイアモナークとコスモバルクの2頭となっていますが、この条件からは厳しいものとなっています。

それから3着馬ですが、連対馬の方では鹿毛以外の当日の人気はほぼ上位と書きましたが、3着馬では栗毛も黒鹿毛も人気薄が入っていました。
例えば、栗毛では97年3着のハシケンエルドが14番人気、00年3着のダイワテキサスが13番人気、黒鹿毛では、98年3着のステイゴールド、02年3着のコイントスがそれぞれ8番人気となっています。
鹿毛馬も連対馬と同様人気薄の馬が入っていました。
こうなりますと、3着での毛色の傾向はあまり関係ないようですので、連対馬と同じように展開はしないことにいたします。

あと、気になるデータ一つだけ挙げておきます。

当日単勝オッズで20倍(24.1倍)より大きい下位人気の馬は連対馬48頭中8頭いますが、その8頭の血統を見てみますと、07年のマツリダゴッホを除く7頭がヘイルトゥリーズン系以外の父となっていました。
全体的に見てみますと、そのヘイルトゥリーズン系の連対馬ですが、連対馬48頭中18頭いました。
その最低人気はマツリダゴッホの9番人気(52.3倍)ですが、この馬を除くと、マヤノトップガン(父ブライアンズタイム)の6番人気(単勝オッズ13倍)が最低人気、そして単勝オッズが一番高かったのはハーツクライ(父サンデーサイレンス)で17.1倍(4番人気)となっていました。
ちなみに連対したサンデーサイレンス産駒は10頭いまして、9番人気のマツリダゴッホを除く8頭の人気は1番人気から4番人気の間でした。
また、サンデーサイレンスの仔の産駒、いわゆるサンデーサイレンスの孫の連対は昨年07年初めてアグネスタキオン産駒のダイワスカーレットが達成いたしました。
とりあえず、過去の連対馬の人気薄のヘイルトゥリーズン系はマツリダゴッホ1頭だけですので、基本的には人気薄のこの系統の連対はかなり難しいということになります。
3着馬では、20倍(26.6倍)より大きい下位人気の馬は24頭中8頭いますが、その父の血統はヘイルトゥリーズン系が半分の4頭(サンデーサイレンスが3頭、あと1頭はサンデーサイレンスの仔マーベラスサンデー)、ノーザンダンサー系が3頭、ナスルーラ系が1頭となっていました。
さて、現在の人気と単勝オッズを見てみますと、単勝オッズが20倍以上で父がヘイルトゥリーズン系ではない馬は、9番人気のアサクサキングス(22.2倍)、11番人気のコスモバルク(39.0倍)、12番人気のエアジパング(43.3倍)、14番人気のアドマイヤモナーク(71.3倍)となっています。
他のデータを度外視すれば、上記の4頭はいずれも連対する可能性があるということになります。


以上、この日曜日にアップした分を一部修正(削除、訂正、加筆)させて再アップさせていただきました。


(以下、さらに他のデータを付け加えさせていただきます。(27日9:30現在))


まず1番人気ですが、24年中14年で連対していました。

つまり10頭が連をはずしたことになります。
そのうち1頭は競争中止、2頭が3着でした。
その3頭を除く連をはずした7頭の父の血統ですが、ノーザンダンサー系が4頭、ネイティヴダンサー系、パーソロン系、ハイペリオン系が各1頭となっていました。
対して、ヘイルトゥリーズン系で1番人気となったのは7頭(94年以降15年間)で、昨年までは連をはずしていません。
現在のところ、ダイワスカーレットが1番人気となっていますが、これが最後まで続くのであれば、この1番人気はかなりの信用度があります。
ちなみに、父がノーザンダンサー系だった馬が1番人気になったのは過去5頭で、前述したようにそのうち連をはずしたのは4頭ですから、結局その人気に応えたのは1頭だけということになります。

次に、年齢からの傾向をまとめてみたいと思います。
まず3歳馬ですが、連対馬は4歳馬と並んで最も多い18頭となっていて、また3着馬は6頭となっていました。
その連対馬18頭のうち前走で菊花賞を走っていたのは10頭で、いずれも1着~3着と上位着順でした。
また、3着馬6頭のうち同じく前走で菊花賞を走っていたのは2頭で、着順は5着、4着でした。
ただ、今回前走菊花賞だった3歳馬の出走はありません。
それから、前々走で菊花賞を走っていてこの有馬記念で連対したのは過去2頭いて、その時の菊花賞での人気は2頭とも1番人気でした。
同じく、前々走で菊花賞を走っていてこの有馬記念で連対したのは過去3頭いて、こちらはいずれも2番人気となっていました。
今回出走する3歳馬2頭はいずれも前々走菊花賞を走っていて、そのうちフローテーションが菊花賞で15番人気2着、もう1頭ベンチャーナインが8番人気6着で、単純に上記のデータからは厳しいものとなっています。

4歳馬では、連対馬18頭、3着馬9頭となっていますが、前走で最も多かったのはジャパンカップでした。
連対馬では13頭、3着馬では4頭います。
その前々走ですが、連対馬では天皇賞(秋)が11頭(その時の人気は1番人気~4番人気)は、それ以外では富士Sと凱旋門賞の2頭(いずれも1番人気)となっています。
そして、3着馬4頭の前々走はすべて天皇賞(秋)となっていました。(同じくその時の人気は1番人気~4番人気)
今回4歳馬で前走ジャパンCだったのは、1着だったスクリーンヒーローと8着だったアサクサキングスとなっています。
そのアサクサキングスですが、前々走は天皇賞(秋)で6番人気8着となっていて、この人気着順は微妙なものとなっています。
またスクリーンヒーローの前々走は「アルゼンチン共和国杯」3番人気1着で、この前々走の天皇賞(秋)以外レースでの「3番人気」をどう見るかが取捨選択の鍵になりそうです。
そして、前走が天皇賞(秋)だったのは連対馬で3頭いました。(3着馬ではいませんでした)
その3頭の前々走は3頭とも1番人気で連対を果たしていました。
今回の4歳の出走馬で前走天皇賞(秋)を走っていて、前々走1番人気で連対を果たしているのは、ドリームジャーニーとダイワスカーレットの2頭で、前走の人気着順に関係なく2頭とも年齢のデータ上では連対の可能性が十分あります。
あと、前走ジャパンCと天皇賞(秋)以外の4歳馬残りの連対馬(1着馬)2頭、3着馬5頭も見てみます。
連対馬に関しては、前走と前々走の人気は、どちらも3番人気以上の上位人気となっていました。
3着馬に関しては、同じくどちらも5番人気以上の上位人気となっていました。
今回の出走馬でこの路線を歩んだ4歳馬はアルナスライン1頭ですが、その前走と前々走の人気は1番人気ですので、このデータはクリアしていることになります。

5歳馬では、連対馬8頭、3着馬7頭、計15頭となっていましたが、上記の毛色のところで若干触れたようにその当日の人気は結構下位人気が来ています。
連対馬と3着馬の合計15頭で見てみますと、1番人気が2頭、3番人気が1頭、4番人気が5頭、6番人気が3頭、9番人気、10番人気、13番人気、15番人気が各1頭となっていました。
同じように前走のレース別で見ていきますと、前走天皇賞(秋)だったのは、連対馬2頭、3着馬も2頭、計4頭いました。
しかし、今回の5歳の出走馬で前走天皇賞(秋)だった馬はいませんでした。
前走ジャパンCだった馬ですが、連対馬2頭、3着馬3頭、計5頭いました。
その前走のジャパンCでの着順ですが、連対馬(1着)は2頭とも11着でした。
3着馬は、7着、14着、4着となっていました。
また前々走は、5頭中4頭が天皇賞(秋)で、着順は6着2頭、15着2頭でしたが、その時の人気はすべて4番人気以上の上位人気となっていました。
もう1頭の前々走は、エリザベス女王杯4番人気1着となっていました。
今回の5歳の出走馬では、メイショウサムソンとマツリダゴッホの2頭が前走ジャパンCですが、前走の着順に関してはマツリダゴッホが過去の傾向から言えばむしろ高目の着順となっていることが気になるところです。
前々走に関しては、過去5頭ともすべてG1であったことから、マツリダゴッホのG2というのは引っ掛かるところですが、人気着順は十分クリアしています。
メイショウサムソンの方は、前々走の凱旋門賞をどう見るかでしょう。
これを度外視すれば、前走の着順は関係ないですからこの馬も十分上位を狙える位置にあります。
あと、前走ジャパンCと天皇賞(秋)以外の5歳馬残りの連対馬4頭と3着馬2頭、計6頭も見てみます。
前走に関しては、その前走が有馬記念で11着だった93年の1着馬トウカイテイオーを除いてはすべて掲示板に載っていて、前々走に関しては海外で7着だった06年2着のポップロックを除いて同じく掲示板に載っていました。
今回の出走馬で該当する5歳馬では、カワカミプリンセスとエアジパングの2頭がいますが、カワカミプリンセスは十分クリアしているのに対し、エアジパングは前々走の15着がどうかというところとなっています。
それから、この5歳馬過去5頭の共通点ですが、偶然か、すべて血統でノーザンダンサー系絡みとなっていました。
カワカミプリンセスにとって心強いデータです。
このデータを過去3着以上に入った5歳馬15頭で見てみますと、10頭がノーザンダンサー系絡みとなっていました。
メイショウサムソンにとっても心強いデータとなっています。
さらに5歳馬というと、オグリキャップ、トウカイテイオーの復活劇で有名ですが、5歳馬であるメイショウサムソンの復活劇にとっては大きな後ろ盾のデータになるかと思います。

6歳馬では、連対馬3頭、3着馬1頭の計4頭となっていますが、その連対馬3頭はすべて鹿毛馬、3着馬1頭は栗毛馬となっていました。
あと諸々のデータはありますが、残念ながら今回は6歳馬の出走はありませんので省かせていただきます。

7歳馬では、連対馬(2着)1頭、3着馬1頭の計2頭となっていますが、6歳と同じく連対馬は鹿毛馬、3着馬は栗毛馬となっていました。
連対馬の方は、04年2着のタップダンスシチー(3番人気)で、前走は凱旋門賞で7番人気17着、前々走は宝塚記念で1番人気1着となっていました。
3着馬の方は、00年のダイワテキサス(13番人気)で、前走はジャパンCで15番人気5着、前々走は天皇賞(秋)で7番人気9着となっていました。
今回出走する7歳馬は、コスモバルク、エアシェイディ、アドマイヤモナークの3頭ですが、この臨戦過程から推し量れば、エアシェイディが3着に入る可能性があるかなあと思われます。

以上、さらに年齢からのデータを付け加えさせていただきました。
他にも、いろんな方面からのデータがありますが、ここまでで十分しつこくなっていますので、ここらあたりで終わらせていただきます。



タグ:有馬記念
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