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第33回 エリザベス女王杯 [競馬予想]

3歳馬と古馬が混合となった96年以降12年、連対馬24頭、3着馬12頭からです。

昨年も触れましたが、96年、5番人気のヒシアマゾンが2着入線になりながらも7着降着、06年には1番人気のカワカミプリンセスが1着入線となりながらも12着と降着と、G1の同一レースで2回も降着があるレースは極めてまれかと思います。
それほど、他のレースと比べても直線の攻防が激しいレースであると言えるのかも知れません。
基本的には、昨年と同様、この2年に関しては、降着決定後の着順通りそのままのデータで行きます。

まず、当日の人気ですが、1番人気が6頭、2番人気が8頭、3番人気が4頭とここまでで4分の3の18頭を占めています。
あと、4番人気が1頭、5番人気が3頭、7番人気が2頭(99年2着の3歳時のフサイチエアデールと06年1着のフサイチパンドラ)となっていました。
また、1番人気と2番人気の組み合わせで決まったのは、02年と03年の2回ありました。
それ以外の9回も1番人気か2番人気のどちらかが絡んでおり、よってこの12年間は、必ず1番人気か2番人気の両方かまた片方かで絡んでいたことになります。
もし、96年と06年で降着がなかったと仮定して降着前の着順で見たとしても、同じく12年間1番人気か2番人気の馬が両方か片方で絡んでいました。
3着馬では、1番人気が1頭、2番人気も1頭、3番人気はなし、4番人気は4頭、5番人気が2頭、あと8番人気が1頭、10番人気が2頭、11番人気が1頭となっていました。

父の血統では、父がサンデーサイレンスかあるいは父がサンデーサイレンスの仔だった馬は、連対馬24頭中半分以上の13頭を占めています。
あと、父がブライアンズタイム、リアルシャダイが1頭ずついましたので、これでヘイルトゥリーズン系は24頭中15頭になります。
残り9頭中6頭の父はノーザンダンサー系で、その内訳は、ニジンスキー系、ノーザンテースト系が各2頭、リファール系、ダンチヒ系が各1頭と、いわゆるノーザンダンサー系の中でオーソドックスな系統を父に持つものばかりでした。
あと3頭は、リボー系(96年2番人気2着のフェアダンス)、ミスタープロスペクター系が2頭(05年1着と06年2着の共にスイープトウショウ)となっています。
3着馬では、父がサンデーサイレンスだったのは12頭中5頭いました。
あと、グレイソブリン系(トニービン)が2頭、それからサーゲイロード系、トゥルビョン系、ディクタス系(サッカーボーイ)、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系が各1頭となっています。

次に枠の出目ですが、連対馬24頭では、1枠が4頭、2枠も4頭、3枠が3頭、4枠が4頭と、連対馬24頭中15頭が1枠~4枠の内側の枠に絡んでいました。
特に12年中11年で、片方か両方で1枠から4枠までの内枠が絡んでいました。(あと1年は昨年の5-7)
外側では、5枠が1頭、6枠が1頭、7枠が2頭、8枠が5頭となっていて、全体的にも8枠がよく連に絡んでいました。
3着馬では、やはり8枠が最も多い3頭で、あと1枠3枠が各2頭、あと残りの枠はすべて1頭ずつでした。

年齢別ですが、3歳馬が7頭、4歳馬が11頭、5歳馬が6頭連対していました。
ということで、昨年まではまだ6歳以上の連対馬は出ていないということになります。

まずその3歳馬の連対馬7頭ですが、やはりその7頭とも、前走は秋華賞を、また前々走はローズSを走っていました。
そして両方のレースで人気は4番人気以上の上位人気、着順はすべて掲示板に載っていました。
今回の3歳の出走馬で、これに該当する馬はいませんが、準じるところでは、前走秋華賞で8番人気2着、前々走のローズSで9番人気2着だったムードインディゴ、同じく、秋華賞2番人気8着、ローズS1番人気3着だったレジネッタ、そして、前走は秋華賞で3番人気5着、前々走はクイーンS3番人気5着だったエフティマイアが挙げられます。
それから、今回外国から参戦してきた3歳馬のトレラピッドは、着順に関しては該当しますが、前走のレースがG1でなかったのが気になるところです。

次に4歳馬11頭の臨戦過程ですが、そのうち7頭の前走が府中牝馬Sで、人気は5番人気以上の上位人気、着順もすべて掲示板に載っていました。
そしてその前々走は、1頭だけG1の宝塚記念で9番人気5着だった以外はすべて連対していました。
今回該当する馬はいませんが、準じるところでは、前走府中牝馬Sで3番人気3着、前々走マーメイドS1番人気5着だったベッラレイアが挙げられます。
また、4歳馬の残り4頭ですが、前走天皇賞が2頭(9番人気3着、4番人気5着)、京都大賞典が1頭(2番人気4着)、ダートの重賞エルムSで4番人気11着となっていて、前走ダート戦だった1頭(07年2着のフサイチパンドラ)を度外視すれば、あと3頭は前走掲示板に載っていました。
またその4頭の前々走は、人気は5番人気以上の上位人気、着順は6着以上の上位着順となっていました。
しかし、残念ながら今回の4歳の出走馬でこの4頭に該当する馬も準じる馬も出ていません。

それから、5歳馬6頭の臨戦過程ですが、前走は6種6様というか6頭とも違うレースとなっていました。
ただしすべて重賞でした。
人気は、ドバイワールドCを走ったトゥザヴィクトリーは不明ですが、それ以外は1番人気が3頭、4番人気、7番人気が各1頭となっていました。
着順は、2着(2頭)、3着、5着、6着、7着となっていました。
また前々走は、前走と同じくすべて重賞で、これも6種6様でしたがそのうち3頭はG1でした。
人気は5番人気以上の上位人気、着順は1頭10着だった以外は4着以上の上位着順でした。
今回出走する5歳馬で該当するのは、前走府中牝馬Sで1番人気2着、前々走金鯱賞5番人気3着だったカワカミプリンセス1頭となります。
た外国から参戦してきた5歳馬フェアブリーズは、前走のG1レース14着がどうなのかというところでしょう。
それと、蛇足になるかもしれませんが、連対した5歳馬6頭の血統ですが、偶然かどうか、父か母の父(BMS)のどちらかですべてノーザンダンサー系が絡んでいました。
一応、カワカミプリンセスもフェアブリーズも2頭ともこれに該当いたします。
また、これも偶然かどうか、6頭とも毛色は鹿毛でした。2000年1着だった5歳馬ファレノプシス(黒鹿毛)を除く5頭の毛色は鹿毛でした。
これもこの2頭は該当いたします。一応、カワカミプリンセスとフェアブリーズの2頭の毛色は鹿毛となっています。

3着馬では、4歳馬と5歳馬が各5頭、3歳馬と6歳馬が各1頭となっていました。
3歳馬1頭は、96年の3着馬シーズグレイスで、前走秋華賞で12番人気6着、前々走ローズS7番人気2着でした。
歳馬1頭は、昨年07年の3着馬スイープトウショウで、当日の人気は2番人気でした。
あと4歳馬と5歳馬の計10頭の前走は、そのうち7頭が府中牝馬Sで、着順は2着が2頭、3着が3頭、5着、6着が各1頭となっていました。
その前々走も6着以上の上位着順でした。

毛色は、連対馬では鹿毛が15頭と圧倒的に多く、あと栗毛が4頭(02年1番人気2着のスティルインラブ、06年1着と07年2着のフサイチパンドラ、07年1着のダイワスカーレット)、黒鹿毛が3頭(そのうち2頭はフサイチエアデール)、青鹿毛(96年3番人気1着のエリモシック)、青毛(01年2番人気2着のローズバド)が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が5頭、栗毛が4頭、黒鹿毛、芦毛、栃栗毛が各1頭となっています。

以上ですが、まずは過去最多で18頭の半数の9頭が出走している3着馬の検討から入っていきたいと思っています。


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コメント 2

bigonon

ひのっちさん、「nice!」ありがとうございましたm(__)m
by bigonon (2008-11-14 19:20) 

bigonon

自己レスです。
5歳馬の毛色のところで、2000年1着の5歳馬ファレノプシスが黒鹿毛であることが判明しましたので、上記のデータのところを訂正させていただいております。
間違いましてすみませんでしたm(__)m
by bigonon (2008-11-14 23:17) 

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