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第57回 ラジオNIKKEI賞 [競馬予想]

90年以降、施行に関係なく、96年中山競馬場開催と00年東京競馬場開催を除く16年連対馬32頭から見てみます。
先に、傾向として、96年の馬場の改装の前後を見てみますと、それ以前では1番人気は6年中4年で絡んでいましたが、97年以降の10年では、04年05年の2年のみとなっています。
また、90年から95年、それから改装後の97年から99年の計9年の連対馬の人気が、6番人気以上の上位人気同士で決まっていたのに対し、改装とは関係なく東京競馬場で行われた00年の振り替え開催の翌年01年以降の7年では、8番人気が2頭、9番人気、10番人気、14番人気が各1頭の計5頭が連の片方で絡んでいて、また残り2年も3着馬が二桁人気と、全体的に荒れた結果となっています。

また、06年からですが、「ラジオたんぱ賞」として行われていたレースが名称変更して現在の「ラジオNIKKEI賞」となり、それに伴い別定戦よりハンデ戦へと試行が変更しています。
それ以降の2年間の重量ですが、06年は重量54kg同士、07年は52kgと54kgの組み合わせとなっていました。
ハンデ重量は、06年では最重量ハンデは56kgで、1番人気4着でした。
最軽量ハンデは49kgで、16頭中16番人気で10着でした。
ちなみに3着は51kgで、下から3番目となっていました。
07年では最重量ハンデは57kgで、9番人気14着でした。
最軽量ハンデは52kgで、16頭中2番人気1着と11番人気4着でした。
ちなみに3着馬は56kgで、こちらは上から2番目の重量でした。

さて、まず血統ですが、父か母の父(BMS)でノーザンダンサー系が絡んだ馬は、32頭中21頭いました。
また、ノーザンダンサー系絡み同士で1着2着が決まった年も16年中8年となっていました。
逆に、ノーザンダンサー系が絡まない馬同士の1着2着は94年、99年、06年と3回あり、全面的にノーザンダンサー系の馬中心に勝負するのも思案のしどころとなっています。
ちなみに3着馬では、16頭中12頭がノーザンダンサー系が絡まない馬となっていて、連対馬とは逆の傾向となっています。
参考までに、先ほどの連対馬同士がノーザンダンサー系絡みではない年が94年、99年、06年と3回あったと書きましたが、それぞれの年の3着馬も、同じくノーザンダンサー系が絡んでいない馬となっていました。
また、3着馬でノーザンダンサー系絡みとなった残り4年中3年の連対馬は両方ともノーザンダンサー系絡みで、つまりその3年は1着から3着馬までノーザンダンサー系絡みが占めたことになります。
一応今回の出走馬でノーザンダンサー系絡みの馬を挙げておきますと、アロマキャンドル、サブジェクト、タケショウオージ、プロヴィナージュ、モンテクリスエス、ルールプロスパーの6頭となっています。

次に臨戦過程の前走ですが、まずレースの距離別で見てみますと、2500mが1頭、2400mが8頭、2200mが1頭、2000mが8頭、1800mが5頭、1700mが2頭、1600mが7頭となっていました。
同じく3着馬も見てみますと(このレースが中央初出走1頭を除く15頭)、2400mが4頭、2000mが1頭、1800mが5頭、1600m(ダートも含む)が5頭となっています。

前走のレース条件別で見てみますと、前走が500万条件戦だった馬が32頭中11頭いました。
その11頭すべてがその前走1着となっていました。
その前走の時の人気ですが、1番人気が7頭、2番人気が3頭、6番人気が1頭となっていました。
特に福島競馬場が大改装した97年以降の9年で見てみますと、前走500万下戦1着の馬は、連対馬20頭中半分の10頭にもなります。
今回の出走馬で前走500万下戦1番人気1着は、キングオブカルト1頭となっています。
他に、前走500万下戦1着だった馬は、11番人気で1着となったスイートカルタゴ、2番人気で1着となったスマートギア、ダイバーシティとなっています。

続いて前走がオープン特別だった馬は、32頭中5頭(97年以降では、20頭中3頭)いました。その5頭の着順は1着、3着、1着、4着、1着とすべて掲示板に載っていました。
今回の出走馬で前走オープン特別を走って掲示板に載った馬は、1番人気5着のノットアローン、8番人気3着のルールプロスパーの2頭となっています。

前走条件戦で1000万下(900万下)だった馬は、同じく32頭中5頭(97年以降では、20頭中3頭)いました。
その4頭の着順は5着、1着、2着、1着、4着とこちらもすべて掲示板に載っていました。

今回の出走馬で前走1000万下を走って掲示板に載った馬は、5番人気で1着となったタケショウオージの1頭となっています。

そして、前走が重賞だった馬は32頭中11頭いまして、そのうち前走がダービーだったのは5頭となっていました。
着順は二桁着順が3頭、7着、6着が各2頭、3着が1頭、2着2頭、1着1頭となっていまして、特に着順にはこだわらなくてもいいようです。
ただ、97年以降に限りますと、前走重賞だった馬は、連対馬20頭中4頭とそれ以前に比べるとかなり減っています。
しかし、その4頭のうち2頭は前走ダービーを走っていて、一応は前走ダービー組には注意が必要となっています。
今回の出走馬でダービー組は、14番人気17着だったサブジェクト、10番人気16着のモンテクリスエスの2頭となっています。
またその他の重賞組では、アポロラムセス、ウイントリガー(以上ユニコーンS)、アロマキャンドル(オークス)、プロヴィナージュ(地方の重賞、関東オークス)の4頭となっています。
3着馬では、前走500万下条件戦が15頭中2頭、オープン特別が2頭、1000万下(900万下)が3頭、重賞が6頭(そのうちダービーが3頭)、未勝利戦が2頭となっていました。

毛色では、鹿毛が15頭と最も多く、続いて栗毛が6頭、黒鹿毛が5頭、青鹿毛が3頭、芦毛、青毛、栃栗毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が9頭、栗毛が3頭、芦毛が2頭、黒鹿毛、青鹿毛が各1頭となっています。

枠の出目では、4枠、7枠が各6頭と最も多く、続いて8枠が5頭、3枠が4頭、2枠、5枠、6枠が各3頭、1枠が2頭となっていました。
3着馬では、3枠、5枠、8枠が各3頭、1枠、2枠、7枠が各2頭、6枠が1頭、4枠がなしとなっています。

以上ですが、データを見る限りでは、絞れそうで絞りにくい傾向となっています。
要は、ノーザンダンサー系絡みで勝負するのかしないのかという難しい選択ということになりますね。
ともかく、当日までじっくり考えていこうと思っています。
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