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第69回 オールカマーのデータ [競馬データ]

このレースでツインターボが勝った93年以降、02年、14年の新潟競馬場開催を除く過去28年、連対馬56頭、3着馬28頭からです。


まず、毎年取り上げていたことですが、季節柄かどうか、前走、あるいは前々走で「~記念」のついたレースを走った馬が目立っています。
02年と14年の新潟開催も含めて、93年以降過去30年、連対馬60頭、3着馬30頭で見ていきますと、前走もしくは前々走で、「~記念」のついたレースを走った経験のある連対馬は、60頭中42頭にもなります。
そのうち前走のみ取り上げてみますと、前走で「~記念」のついたレースを走った経験のある連対馬は60頭中37頭でした。
その内訳ですが、「宝塚記念」が12頭と最も多く、その時の人気着順はそれぞれ、1番人気1着、4番人気4着、6番人気2着、9番人気3着、13番人気9着、2番人気1着、6番人気1着、13番人気8着、11番人気3着、3番人気5着、10番人気8着、8番人気7着、続いて「新潟記念」が8頭で、人気では1番人気~6番人気、着順では1着~7着となっていました。
次に多かったのは、「札幌記念」の8頭で、その人気は1番人気~10番人気、着順は1着~9着となっていました。
続いて「小倉記念」が3頭で、1番人気5着、3番人気1着、1番人気3着となっていました。
続いて「関屋記念」が2頭で、1番人気1着、2番人気3着となっていました。
あとは、有馬記念(12番人気8着)、地方のG1「大井記念」(2番人気1着)、安田記念(4番人気7着)、京都記念(2番人気2着)が各1頭と続いています。

3着馬では、連対馬ほどではなく、前走もしくは前々走で、「~記念」のついたレースを走った経験のある3着馬は30頭中16頭で、前走だけに絞ると、30頭中13頭(札幌記念が5頭、新潟記念、宝塚記念が各3頭、目黒記念が2頭)となっています。

ちなみに今回の登録馬15頭中、前走、「~記念」のついたレースを走って、着順が一桁台だった馬は、アラタ(函館記念3番人気9着)、ウインマリリン(札幌記念6番人気9着)、エヒト(小倉記念3番人気1着)、ガイアフォース(安田記念8番人気4着)、ジェラルディーナ(宝塚記念3番人気4着)、ゼッフィーロ(目黒記念3番人気4着)、ハヤヤッコ(函館記念7番人気5着)、マリナエレーナ(小倉記念1番人気4着)、ローシャムパーク(函館記念1番人気1着)の9頭となっています。


ここからは、また新潟開催を除く、過去28年で見ていきます。
当日の1番人気ですが、28年で15年連対していました。
その15頭ですが、まず前半の93年から00年までの8年間で5頭連対していました。
そして、後半01年以降の02年と14年を除く17年間では、03年と、07年から11年までの5年連続、そして15年から18年までの4年連続の計9頭となっていました。
前半に比べて後半では一時連対率が低下していた1番人気でしたが、18年まで4年連続連対と、最近、またかなり信用度が高くなってきました。
対して、その連をはずした1番人気の13頭の着順ですが、順に、3着(単勝オッズ1.8倍)、4着(1.8倍)、3着(1.8倍)、4着(2.2倍)、4着(2.8倍)、5着(3.4倍)、5着(4.0倍)、4着(2.4倍)、3着(3.0倍)、4着(2.2倍)、5着(2.9倍)、4着(2.1倍)、6着(2.0倍)と、最後(22年デアリングタクト)以外はすべて掲示板に載っていて、さほど負けてはいませんでした。
ちなみに、連対した15頭の単勝オッズを同じく順に挙げていきますと、1.2倍、2.0倍、2.1倍、2.4倍、1.9倍、1.4倍、2.3倍、1.4倍、2.6倍、2.4倍、1.4倍、2.8倍、2.0倍、3.8倍、2.0倍となっています。
ということで、まずはこの1番人気の取捨選択がやはり大きな鍵になるかと思いますが、これがなかなか難解ですね。


次に血統ですが、父か母の父(BMS)でノーザンダンサー系絡みだった連対馬は、56頭中26頭となっていました。
3着馬では、28頭中14頭となっていました。
今回の登録馬でノーザンダンサー系絡みの馬ですが、15頭中、アサマノイタズラ、ガイアフォース、ゼッフィーロ、タイトルホルダー、チェスナットコート、ハヤヤッコ、マリアエレーナ、ローシャムパークの8頭となっています。

ちなみに14年の新潟開催を除く過去11年でのノーザンダンサー系絡みの馬ですが、11年では、9頭立てと少頭数でそのうち5頭がノーザンダンサー絡みであったにもかかわらず、1着から3着まで1頭も入りませんでした。
その11年の上位3頭の人気の組み合わせは、「1番人気-6番人気-2番人気」となっていました。
12年は16頭立てでそのうちノーザンダンサー系絡みは2頭でしたが、(13番人気)7着、(11番人気)8着という結果でした。
13年は、16頭立てで、そのうちノーザンダンサー系絡みは6頭、そのうち(2番人気)2着に1頭は入りました。
ということで、この3年の結果を見て(14年は新潟開催の為省いています)、15年でのデータでは、「もうかつてのような目立つデータではないのかも知れませんね。」と書きました。
ところがどっこい、その15年はノーザンダンサー系絡みの馬が15頭中6頭出走、そのうち(3番人気)1着、(1番人気)2着と連対馬を占めました。(あとは、4着、6着、11着、12着)
16年は12頭中4頭で、連対はなし、(6番人気)3着に1頭入りました。(あとは4着、10着、11着)
17年は17頭中7頭で、その中で(5番人気)1着、(1番人気)2着と連対馬を占めました。(あとは、4着、12着、14着、15着、16着)
18年は12頭中2頭でしたが、3着以内には入りませんでした。(4番人気7着、10番人気12着)
19年は10頭中4頭で、連対はなし、(6番人気)3着に1頭入りました。(あとは、5着、6着、8着)
20年は9頭中5頭も占めましたが、(2番人気)2着と1頭連対しました。(あとは、4着、7着、8着、9着)
21年は16頭中4頭の出走でしたが、3着内に入りませんでした。(1番人気4着、15番人気8着、6番人気9着、9番人気10着)
22年は13頭中2頭の出走でしたが、3着内に入りませんでした。(12番人気8着、13番人気12着)
よって、11年中4年で連対、3着のみ2年となっています。


毛色ですが、連対馬56頭では、鹿毛が36頭、栗毛が7頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が2頭、栃栗毛、青鹿毛が各1頭となっていて圧倒的に鹿毛が連対しています。
3着馬27頭では、黒鹿毛が13頭、鹿毛が8頭、栗毛が6頭、芦毛が1頭と連対馬ほど鹿毛馬は目立っていませんでした。


枠の出目ですが、連対馬では8枠が9頭と最も多く、差がなく続いて1枠が8頭、3枠と5枠と7枠が各7頭、2枠と4枠と6枠が各6頭と続いています。
3着馬では、5枠が7頭、2枠と4枠が各5頭、6枠が4頭、3枠と8枠が各3頭、7枠が1頭、1枠がなしとなっていました。
多さでは8枠が目立ちますが、かつては目立っていなかった1枠が、21年「1枠-1枠」で連対が決まるなど、最近1枠が目立ってきています。(1枠の8頭が連対したのは、05年、11年、16年、18年、19年、21年、22年となっていました)


年齢ですが、1着馬で最も多かったのは、4歳馬と5歳馬が各10頭で、続いて6歳馬が4頭、7歳馬が3頭、3歳馬が1頭となっていました。
2着馬で最も多かったのも5歳馬で13頭、あと4歳馬が9頭、5歳馬が6頭となっていました。
3着馬では、4歳馬が10頭と最も多く、あと5歳馬が8頭、6歳馬が6頭、7歳馬が3頭、8歳馬が1頭と続いていました。


それから牝馬のデータですが、93年以降、新潟開催も含めて過去30年、そのうち牝馬の出走がなかった11年を除く19年間、10年で3着以内に少なくとも1頭入っていました。
内訳は、95年、97年、15年、17年、20年、21年、22年で1着、95年、96年、14年(新潟)、15年、20年、21年で2着、96年、05年、06年、22年で3着となっています。

その当日人気は、1番人気が3頭、2番人気が3頭、5番人気が5頭、6番人気が2頭、7番人気が2頭となっていました。
今回の出走馬で牝馬は、ウインマリリン、ジェネラルディーナ、マリアエレーナ、ローシャムパークの4頭となっています。


以上ですが、今年もまずは1番人気馬の取捨選択からですね。
今年はタイトルホルダーが1番人気になりそうですね。
あと、牝馬の取捨選択など、上記のデータとにらめっこしながら丁寧に検討して結論を出していこうと思います。

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