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第58回 北九州記念のデータ [競馬データ]

06年に日程(7月から8月へ)と距離(1800mから1200mへ)がそれぞれ変更になり、さらに別定からハンデ戦となるなど、大きく様変わりいたしました。
今年、その施行が変わって18回目となります。
06年から昨年22年までの過去17年、連対馬34頭、3着馬17頭から見ていきます。


まず、1着2着3着の人気の組み合わせを順にあげていきますと、
06年 (11-4-2)
07年 (11-6-10)
08年 (1-3-4)
09年 (8-2-1)
10年 (5-3-6)
11年 (8-2-1)
12年 (8-12-6)
13年 (6-5-2)
14年 (8-13-17)
15年 (2-1-4)
16年 (8-1-3)
17年 (3-14-15)
18年 (6-4-7)
19年 (9-3-5)
20年 (8-1-10)
21年 (5-4-2)
22年 (16-3-1)
となっていて、1番人気はわずか4連対(08年1着スリープレスナイト、15年2着ビッグアーサー、16年2着ベルカント、20年2着モズスーパーフレア)、3着は3回となっています。
人気の組み合わせを見てもわかる通り、08年と15年と21年以外の17年間中14年は、6番人気以下の人気薄の馬が少なくとも1頭3着以内に入るなどかなり荒れた年もあるレースとなっています。
特に1着馬に関しては、その08年の1番人気、15年の2番人気、17年の3番人気以外はすべて5番人気以下の人気薄の馬が来ていました。
また、3連単の配当ですが、07年は約157万円、12年が約99万円、14年が約395万円、17年が約107万円、22年が49万円と、過去16年中5年でかなりの大きな配当が出ています。
あと、06年、19年が10万円台、10年が20万円台、あと残りの9年は、3万円台が4年、5万円台が2年、9万円台と7万円台と1万円台が各1年となっていました。
この結果を見ても、かなり難解なレースだということがわかります。


次に父の血統ですが、連対馬34頭では、ヘイルトゥリーズン系、ノーザンダンサー系が各9頭、ナスルーラ-系が8頭で、その内訳は、まずナスルーラ-系はすべてサクラバクシンオー系で、サクラバクシンオー7頭、サクラバクシンオーの仔ショウナンカンプが1頭となっています。
そして、ヘイルトゥリーズン系は、サンデーサイレンス系が6頭、タイキシャトル、ブライアンズタイム、グラスワンダーが各1頭、ノーザンダンサー系はヴァイスリージェント系とリファール系が各4頭、ナイトシフト系が1頭となっています。
あと残り8頭は、ミスタープロスペクター系が7頭、マンノウオー系が1頭となっていました。
3着馬17頭では、ヘイルトゥリーズン系が7頭(いずれもサンデーサイレンス系)、サクラバクシンオー系が4頭(サクラバクシンオー3頭、ショウナンカンプ1頭)、ミスタープロスペクター系も4頭、ノーザンダンサー系(フェアリーキング系)、エタン系が各1頭となっていました。


性別ですが、連対馬では、牡馬が18頭、牝馬が16頭となっていました。
3着馬では、牡馬が6頭、牝馬が11頭となっていました。
特に牝馬の健闘が目立っています。


年齢ですが、連対馬では、3歳が4頭、4歳と5歳が各11頭、6歳が7頭、7歳が1頭。
3着馬では、3歳が3頭、4歳が8頭、5歳が2頭、6歳が3頭、7歳が1頭となっていて、どちらも4歳馬が目立っています。


ハンデ戦としての傾向ですが、1着から3着までの重量の組み合わせを見ていきますと
06年 (52-58-56)
07年 (52-52-51)
08年 (56-54-51)
09年 (54-50-56)
10年 (52-52-56)
11年 (52-53-55.5)
12年 (55-52-52)
13年 (55-53-53)
14年 (53-52-54)
15年 (55-55-53)
16年 (54-56-54)
17年 (53-55-56)
18年 (56-55-51)
19年 (55-52-54)
20年 (57-56.5-55.5)
21年 (51-55-56.5)
22年 (51-57-53)
となっていました。
15年、18年、20年を除いた14年間で、54kg以下の馬が連に絡んでいました。
また、16年、20年を除いた他の年では、3着以内に53kg以下の馬が少なくとも1頭入っていました。


毛色ですが、連対馬では、鹿毛が14頭と最も多く、次いで黒鹿毛と栗毛が各8頭、芦毛と青鹿毛が各2頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が6頭、黒鹿毛と栗毛が各4頭、青鹿毛が2頭、栃栗毛が1頭となっています。


枠の出目ですが、連対馬では、2枠が7頭、8枠が6頭、3枠と4枠が各5頭、5枠が4頭、6枠が3頭、1枠、7枠が各2頭となっています。
3着馬では、6枠が5頭、8枠が4頭、7枠が3頭、3枠が2頭、2枠、4枠、5枠が各1頭、1枠がなしとなっていました。


以上ですが、まずは昨年までと同様、大荒れになるのか、普通に荒れるかの二者択一の選択からですね。
でもこの選択はかなり難しいですね。
とりあえずは、17年中4連対(3着は2回)しかない1番人気馬の取捨選択からでしょうか。
続いて、上記で触れましたように、重量54kg以下、または53kg以下の馬の検討になるかと思います。
しかし、20年が、3回目の54kg以下の馬が絡まなかった年、さらに2回目の53kg以下の馬が絡まなかった年となり、その上、それまで絡まなかった56kgの馬が3着以内に2頭も絡んでしまいました。
このハンデ重量での検討もなかなか難しくなりそうですね。
さらに、血統で、一昨年、上位3頭とも占めたミスタープロスペクター系産駒の躍進も見逃せません。
ともかくも、今年も難解づくしですが、上記のデータと照らし合わせながら、一つ一つ丁寧に検討して結論を出していこうと思います。

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