SSブログ

データからのつぶやき 第64回宝塚記念 臨戦過程で、「天皇賞(春)」を走った馬 [競馬データ]

先日のデータのところで、前走「天皇賞(春)」の馬が、92年以降、95年、06年の京都競馬場開催を除く29年で、連対馬58頭中22頭(1着馬13頭、2着馬9頭)いると書きましたが、もう少し掘り下げて見ていきたいと思います。

連対馬で前走天皇賞(春)を走った馬は22頭でしたが、前々走が天皇賞(春)を走った馬は6頭いましたので、臨戦過程で、前走、または前々走で天皇賞(春)を走った馬は全部で28頭と半分近くいたということになります。

また3着馬では、連対馬と違って、前走天皇賞(春)を走った馬は29頭中4頭と少ないものとなっています。
また3着馬では前々走天皇賞(春)を走った馬は1頭もいませんでした。

前走天皇賞(春)を走った馬が連対した年ですが、92年以降、95年、06年の京都競馬場開催を除く29年では、92年、98年、02年、10年、11年、16年、19年、21年を除く21年で連対していました。
その除いた8年中、92年、98年は前々走で天皇賞(春)を走っていましたので、結局29年中23年で、少なくとも1頭、連対馬の前走か前々走で天皇賞(春)を走っていたことになります。
また、残りの中で11年、16年は、3着馬の前走が天皇賞(春)でしたので、29年中25年で、前走または前々走で天皇賞(春)を走った馬が少なくとも3着以内に入っていたことになります。
ちなみに、京都開催の95年は3着馬の前走が天皇賞(春)、06年は1着馬、2着馬の前走が天皇賞(春)となっており、結局、92年以降、95年と06年も加えた過去31年中、02年、10年、19年、21年以外の27年の上位3頭の中では、前走、または前々走で天皇賞(春)を少なくとも1頭が走っていたことになります。
またその中で、3着以内に2頭、前走、または前々走で天皇賞(春)走っていた年は、93年、03年、15年、20年の4年となっていました。

さて、その臨戦過程で天皇賞(春)走っていた馬の傾向を探ってみてみます。
まず、前走天皇賞(春)を走っていた、92年以降、95年、06年を除く29年中21年、連対馬22頭をまず見てみます。
前走の天皇賞(春)の着順ですが、1着が8頭、2着が3頭、3着が2頭、4着が1頭、5着が3頭、6着が1頭、7着が2頭、10着が1頭、11着が1頭となっています。
その前々走では、1着が12頭、2着が4頭、4着が1頭、5着が1頭、6着が1頭、7着が3頭となっていました。
前々走が天皇賞(春)だった連対馬6頭では、前々走の天皇賞(春)の着順ですが、2着が2頭、4着、7着、8着、9着が各1頭となっています。
その6頭のそれぞれのその後の前走の着順は、1着2頭、2着3頭、3着1頭となっています。
3着となった4頭の前走の天皇賞(春)の着順ですが、1着、2着、7着、13着(1番人気)
ぞの前々走では、1着、2着(2頭)、3着となっています。

今回の登録馬で前走天皇賞(春)を走っていたのは3頭
ジャスティンパレス 2番人気1着 前々走、阪神大賞典2番人気1着
ディープポンド    5番人気2着 前々走、阪神大賞典3番人気5着
ブレークアップ  7番人気4着 前々走、阪神大賞典5番人気3着
アスクビクターモア 4番人気11着 前々走、日経賞1番人気9着
の4頭となっています。
前々走で天皇賞(春)を走っていたのは今回はいません。
データ的には、過去前走天皇賞(春)を走って宝塚記念で3着以内には入った26頭(連対22頭、3着4頭)で見てみますと
前走二桁人気で3着以内に入った馬はなし
前々走阪神大賞典を走った馬は9頭、その着順は1着5頭、2着3頭、7着1頭と、9頭中8頭が連対しています。
1頭、7着だった馬(キセキ)がいますが、その時の人気は1番人気でした。
このデータから可能性のあるのは、ジャスティンパレスのみとなりますが、結果はどうなるでしょうか。

前走、前々走とも掲示板に載ったのは26頭中16頭、前走掲示板に載っていて前々走は掲示板に載らなかったのは26頭中3頭、前走は掲示板に載らなくて前々走掲示板に載っていたのは26頭中6頭、前走、前々走とも掲示板に載らなかった馬は、20年6番人気2着のキセキ(前走天皇賞(春)3番人気6着、前々走阪神大賞典1番人気7着)の1頭となっています。
過去のデータから、3着以内に入る確率を見てみますと、(前々走阪神大賞典だった馬は、そのデータは度外視して)
ジャスティンパレス、ディープポンド、ブレークアップ
・・・前走、前々走とも掲示板に載る26分の16
該当馬なし・・・前々走のみ載る26分の6
該当馬なし・・・前走のみ掲示板に載る26分の3
アスクビクターモア・・・前走、前々走とも掲示板に載らない26分の1


前走天皇賞(春)を走った連対馬のこの宝塚記念での当日人気ですが、
1番人気  10頭
2番人気   5頭
3番人気   1頭
4番人気   なし
5番人気   1頭
6番人気   3頭
7番人気   1頭
10番人気  1頭(15年デニムアンドルビー、天皇賞(春)は9番人気10着)
となっています。
3着馬4頭では
2番人気   1頭
3番人気   2頭
12番人気  1頭(20年のモズッベロ、天皇賞(春)は5番人気7着)

次に、前走天皇賞(春)を走って連対した22頭の年齢の内訳ですが
4歳馬 10頭
5歳馬 9頭
6歳馬 3頭
同じく3着になった3頭の内訳は、
4頭とも4歳でした。
ちなみに、前々走天皇賞(春)を走った6頭の内訳は、
4歳馬 1頭
5歳馬 4頭
6歳馬 1頭
となっています。


以上、あくまでこれまでのデータですが、参考までに触れさせていただきました。
ともかくも、92年以降、京都開催も含めて31年中02年、10年、19年、21年を除く27年に前走か前々走で天皇賞(春)を走った馬が少なくとも1頭3着以内に(連対馬では31年中23年、3着のみでは31年中4年)いたことから、今年も前走天皇賞(春)を走った馬が3着以内に絡む確率は高いかと思うのですが、今年も別路線の馬が強烈ですので、ここは悩むところです。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント