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第57回 CBC賞のデータ [競馬データ]

09年までは時期の変更はあったものの中京競馬場で行われ、10年は、中京競馬場改修に伴い京都競馬場で、11年は阪神競馬場で行われました。
そして12年よりリニューアルされた中京競馬場で再開されました。
しかし、京都競馬場整備工事に伴い昨年20年は阪神競馬場で行われ、今年は小倉競馬場で行われることになりました。
よって、なかなかデータ的には難しいところですが、まずは12年から19年までの、リニューアルされた中京競馬場での8年間のデータと昨年の阪神競馬場でのデータを挙げ、さらにこの施行に近い小倉競馬場での8月に行われている、北九州記念の同じ12年から昨年20年までのデータを続けて載せておきたいと思います。


まず、人気の組み合わせですが、
中京競馬場では
12年 「2番人気-7番人気-1番人気」
13年 「1番人気-2番人気-3番人気」
14年 「4番人気-3番人気-10番人気」
15年 「2番人気-1番人気-3番人気」
16年 「3番人気-7番人気-2番人気」
17年 「2番人気-13番人気-8番人気」
18年 「4番人気-9番人気-8馬人気」
19年 「1番人気-7番人気-2番人気」
阪神競馬場では、
20年 「13番人気-11番人気-3番人気」

小倉競馬場(北九州記念)
12年 「8番人気-12番人気-6番人気」
13年 「6番人気-5番人気-2番人気」
14年 「8番人気-13番人気-17番人気」
15年 「2番人気-1番人気-4番人気」
16年 「8番人気-1番人気-3番人気」
17年 「3番人気-14番人気-15番人気」
18年 「6番人気-4番人気-7番人気」
19年 「9番人気-3番人気-5番人気」
20年 「8番人気-1番人気-10番人気」
となっていました。
こう見てみますと、中京では1着馬は、1番人気から4番人気の上位人気で決まっていたのと比べて小倉では9年中8番人気が4年、6番人気が2年、9番人気が1年と6番人気以下の下位人気が7年で1着となるなど単勝でも波乱の要素が感じられます。
さらに14年、17年で3着以内に二桁人気が2頭来て3連単の配当がいわゆる100万円以上馬券になるなど、中京でも難解なのに、小倉施行ではさらに予想し難いレースとなりそうです。

そのそれぞれの3連単の配当も見てみますと、
中京競馬場では、
12年は、  27660円
13年は、   8000円
14年は、 116100円
15年は、   9110円
16年は、 136160円
17年は、 417490円
18年は、 166090円
19年は、  16300円
阪神競馬場では、
20年は、2444630円

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は、 997220円
13年は、  55230円
14年は、3953810円
15年は、  13770円
16年は、  34850円
17年は、1078270円
18年は、  71170円
19年は、 117900円
20年は、  93990円
となっていました。
昨年の阪神開催も負けず劣らず大荒れとなっていますね。
ただ、小倉開催も、大荒れもあればそれなりの配当もあって、なかなかこれも予想い難いものがあります。


次に毛色ですが、
中京競馬場では
12年は「栗毛-鹿毛-鹿毛」
13年は「栗毛-栗毛-栗毛」
14年は「栗毛-栃栗毛-鹿毛」
15年は「青毛-鹿毛-栗毛」
16年は「芦毛-青鹿毛-栗毛」
17年は「鹿毛-栗毛-黒鹿毛」
18年は「黒鹿毛-鹿毛-栗毛」
19年は「青鹿毛-黒鹿毛-栗毛」
阪神競馬場では、
20年は「黒鹿毛-鹿毛-青鹿毛」

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は「鹿毛-芦毛-栃栗毛」
13年は「鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」
14年は「芦毛-鹿毛-青鹿毛」
15年は「栗毛-鹿毛-鹿毛」
16年は「鹿毛-栗毛-黒鹿毛」
17年は「黒鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」
18年は「黒鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」
19年は「黒鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
20年は「青鹿毛-栗毛-鹿毛」
となっていました。
中京では、すべてに栗毛馬が少なくとも1頭、3着以内に入って(連対は8年中4年、3着馬は8年中5年)いましたが、小倉では阪神と同様、黒鹿毛、青鹿毛といった濃い毛色が9年中7年で少なくとも1頭入るなど目立っています。(入らなかった2年のそれぞれ4着に黒鹿毛馬が入っています。)
ちなみに、今回、黒鹿毛馬の登録馬は、ファーストフォース、メイショウチタン、ヨカヨカの2頭、青鹿毛馬は無し、青毛はクリノアリエルとなっています。


年齢では
中京競馬場では
12年は 「5歳-5歳-5歳」
13年は 「6歳-4歳-4歳」
14年は 「5歳-5歳-5歳」
15年は 「5歳-5歳-6歳」
16年は 「5歳-6歳-5歳」
17年は 「5歳-5歳-5歳」
18年は 「6歳-6歳-6歳」
19年は 「5歳-7歳-6歳」
阪神競馬場では、
20年は 「5歳-5歳-6歳」

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は 「4歳-3歳-3歳」
13年は 「5歳-4歳-4歳」
14年は 「5歳-5歳-6歳」
15年は 「4歳-4歳-4歳」
16年は 「7歳-5歳-5歳」
17年は 「4歳-5歳-6歳」
18年は 「6歳-5歳-3歳」
19年は 「6歳-3歳-4歳」
20年は 「6歳-5歳-4歳」

と、中京競馬場では、1着馬が5歳(6頭)か6歳(2頭)のどちらかになっているように、全体的にも5歳馬、6歳馬ががんばっているレースですが、小倉競馬場では中京や阪神ではいなかった4歳馬の1着が9年中3年あるなど、年齢に幅があるように思えます。
それは、月が進んで8月ということもあるかも知れませんが、中京、阪神で3着以内にもいなかった3着馬が9年中3年で見られるなど、3着馬にも幅が広がっているようにも思います。
今回、ピクシーナイト、ヨカヨカの3歳馬2頭が登録していますがどうでしょうか。


牝馬を見てみますと、
中京競馬場では、9年中5年で少なくとも1頭3着以内に入っていました。
(1着2頭、2着3頭、3着1頭)
20年の阪神競馬場では1着、2着に入っています。

小倉競馬場(北九州記念)では、j実に9年中9年と毎年少なくとも1頭3着以内に入っていて、そのうち4年が2頭、1年が3頭入っていました。
(1着3頭、2着5頭、3着7頭)
ちなみに今回の登録馬で牝馬はアウィルアウェイ、クリノアリエル、クーファウェヌス、ノーワン、ビオグラフィー、プリカジュール、メイショウカリン、メイショウケイメイ、ヨカヨカと13頭中9頭も占めています。


次に血統ですが、まず父の血統を見ていきますと
中京競馬場では、
12年では「ナスルーラ系(アドマイヤコジーン)-ノーザンダンサー系-ナスルーラ系(サクラバクシンオー)」
13年では「ナスルーラ系(アドマイヤコジーン-ミスタープロスペクター系-ミスタープロスペクター系」
14年では「サンデーサイレンス系-サンデーサイレンス系-グラスワンダー(ヘイルトゥリーズン系ロベルト系)」
15年では「サンデーサイレンス系-ミスタープロスペクター系-ミスタープロスペクター系)」
16年では「ミスタープロスペクター系-ミスタープロスペクター系-ナスルーラ系(サクラバクシンオー)」
17年では「サンデーサイレンス系-ミスタープロスペクター系-ノーザンダンサー系」
18年では「サンデーサイレンス系-サンデーサイレンス系-ミスタープロスペクター系」
19年では「サンデーサイレンス系-サンデーサイレンス系-ミスタープロスペクター系」
阪神競馬場では、
20年では「ナスルーラ系(ショウナンカンプ)-ミスタープロスペクター系-サンデーサイレンス系」

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年では「ナスルーラ系(サクラバクシンオー)-ノーザンダンサー系-サンデーサイレンス系」
13年では「サンデーサイレンス系-グラスワンダー(ヘイルトゥリーズン系ロベルト系)-サンデーサイレンス系」
14年では「マンノウォー系-サンデーサイレンス系-サンデーサイレンス系」
15年では「ナスルーラ系(サクラバクシンオー)-ナスルーラ系(サクラバクシンオー)-ミスタープロスペクター系)」
16年では「ナスルーラ系(サクラバクシンオー)-ナスルーラ系(サクラバクシンオー)-サンデーサイレンス系」
17年では「ノーザンダンサー系-ナスルーラ系(ショウナンカンプ)-ミスタープロスペクター系」
18年では「サンデーサイレンス系-ノーザンダンサー系-ナスルーラ系(ショウナンカンプ)」
19年では「ノーザンダンサー系-ミスタープロスペクター系-ミスタープロスペクター系」
20年では「サンデーサイレンス系-ミスタープロスペクター系-サンデーサイレンス系」
となっていました。

中京開催より小倉開催ではサクラバクシンオーなどナスルーラ系が目立ちますが、今回の登録馬ではナスルーラ系の残念ながらありません。

次に中京でのCBC賞は大型馬の活躍が目立っていますが、その内訳を見てみますと、
12年は「500kg-442kg-534kg」
13年は「504kg-480kg-470kg」
14年は「496kg-488kg-466kg」
15年は「468kg-440kg-480kg」
16年は「466kg-506kg-486kg」
17年は「530kg-484kg-480kg」
18年は「490kg-476kg-482kg」
19年は「466kg-490kg-506kg」
となっていました。
阪神競馬場では、
20年は「442kg-472kg-470kg」

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は「444kg-422kg-476kg」
13年は「516kg-460kg-440kg」
14年は「482kg-522kg-490kg」
15年は「490kg-528kg-468kg」
16年は「474kg-488kg-480kg」
17年は「476kg-468kg-430kg」
18年は「490kg-502kg-426kg」
19年は「500kg-486kg-474kg」
20年は「478kg-502kg-482kg」
となっていました。

中京開催では見られなかった440kg未満の軽い馬体重の馬が小倉開催ではちらほら見られます。


枠番の出目も見ますと
中京競馬場では、
12年は 「8枠-8枠-6枠」
13年は 「8枠-7枠-3枠」
14年は 「6枠-4枠-8枠」
15年は 「3枠-4枠-7枠」
16年は 「7枠-5枠-4枠」
17年は 「4枠-7枠-2枠」
18年は 「4枠-5枠-5枠」
19年は 「6枠-4枠-3枠」
阪神競馬場では、
20年は 「2枠―3枠-1枠」
となっています。

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は 「8枠-4枠-8枠」
13年は 「4枠-7枠-8枠」
14年は 「1枠-4枠-4枠」
15年は 「2枠-3枠-7枠」
16年は 「6枠-4枠-6枠」
17年は 「5枠-6枠-8枠」
18年は 「3枠-6枠-5枠」
19年は 「8枠-3枠-6枠」
20年は 「2枠―5枠-6枠」
となっていました。


あと、ハンデ戦ですので、それぞれのハンデ重量も載せておきますと
中京競馬場では、
12年は 「57.5kg-54kg-59kg」
13年は 「58kg-57.5kg-56kg」
14年は 「53kg-55kg-54kg」
15年は 「55.5kg-55kg-57kg」
16年は 「56kg-50kg-55.5kg」
17年は 「56kg-56kg-56kg」
18年は 「54kg-52kg-56kg」
19年は 「56kg-57.5kg-58kg」
阪神競馬場では、
20年は 「51kg-54kg-57kg」
となっていました。

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は 「55kg-52kg-52kg」
13年は 「55kg-53kg-53kg」
14年は 「53kg-52kg-54kg」
15年は 「55kg-55kg-53kg」
16年は 「54kg-56kg-54kg」
17年は 「53kg-55kg-56kg」
18年は 「56kg-55kg-51kg」
19年は 「55kg-52kg-54kg」
20年は 「57kg-56.5kg-55.5kg」



中京開催では、ハンデ戦なのに、14年以外56kg以上の馬が3着以内に入っているのが目立ちます。
3着以内8年、24頭中14頭が入っていました。
対して小倉競馬場(北九州記念)では、56kg以上の馬は、9年、27年中4頭と中京開催と比べてかなり少なくなっています。
逆に53kg以下の馬は、中京開催では24頭中3頭に対して小倉開催(北九州記念)では、27頭中10頭と結構3着以内に絡んでいました。
今回の登録馬で重量56kg以上の馬は、タイセイビジョン(57kg)1頭ですが、53kg以下の馬は、登録馬13頭中10頭と、ほとんどを占めています。

以上ですが、やはりかなり難解ですね。
まずは荒れるのか荒れないのかの二者択一から検討し、その上で、上記のデータを参考に検討して、結論を出していこうと思います。

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