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第68回 クイーンステークスのデータ [競馬データ]

函館代替開催の13年を除く、古馬の牝馬の重賞となった00年以降昨年19年までの19年間、連対馬38頭、3着馬19頭からです。
ただし、11年まで8月中旬に行われていたのが、12年からは7月の最終週から8月の始めにかけての日程に変更となっています。


最初に、毎年触れている「前走の展開」の傾向から見ていきます。
まず前走のレースで最後の直線の入口で先頭にいたのは、連対馬38頭中5頭となっていました。
その5頭ですが、その前走では連対を果たしていました。
今回の登録馬で前走直線の入り口で先頭にいたのはタガノアスワド、ナルハヤ、レッドフィオナの3頭で、そのうちタガノアスワドが前走3勝クラス(1600万下)特別戦では、5番人気1着、レッドフィオナが前走2勝クラス(1000万下)と連対を果たしています。
それから、前走の直線の入口で2番手から5番手にいた馬は38頭中19頭いました。
この19頭のその前走の着順は、1着、10着、5着、1着、4着、3着、4着、9着、1着、13着、4着、5着、4着、1着、18着、2着、9着、2着、8着となっていました。
今回の登録馬18頭では7頭が該当しています。
そして、残りの連対馬14頭の直線入口の位置とそれぞれの着順ですが、10番手(9着)、9番手(10着)、6番手(5着)、11番手(10着)、8番手(8着)、10番手(3着)、12番手(6着)、7番手(10着)、8番手(6着)、8番手(8着)、8番手(1着)、10番手(10着)、10番手(3着)、9番手(3着)となっていて、14頭中7頭がその位置と着順はおもしろいことに同じか一つしか違わない結果となっています。
そしてその14頭の前走は、3頭を除いて重賞となっていました。
今回の登録馬でその位置と着順が同じか一つしか違わない馬は、シャドウディーヴァ(15番手16着)1頭となっています。
その残り14頭の中には、10番手から3着、8番手から1着、10番手から3着、9番手から3着の4頭のように前走追い込んで3着以内に来た馬がいましたが、これに該当する登録馬はサムシングジャスト(3勝クラス6番手から1着)、フェアリーポルカ(福島牝馬S9番手から1着)の2頭がいます。

3着馬(19頭)では、前走の位置取りで、最終コーナーで先頭馬はいませんでしたが、2番手は3頭がいていずれも連対していました。
あと4番手が1頭(5着)、5番手が3頭(6着、1着、2着)、6番手が2頭(2着、2着)、7番手が2頭(1着、3着)、8番手が1頭(2着)、9番手が2頭(12着、8着)、それ以下では、10番手(7着)、11番手(11着)、13番手(5着)、14番手(13着)、17番手(6着)が各1頭で、そのうち後半の3頭が前走オークスで、それぞれそのオークスでは1番人気、2番人気、2番人気なっていました。
しかしながら、今回の登録馬では前走オークス馬はいません。


次に年齢ですが、連対馬では3歳が8頭、4歳が14頭、5歳が13頭、6歳が3頭となっていました。
また、4歳馬が08年、09年、10年、12年、14年、17年の6年を除く13年で、片方あるいは両方で連に絡んでいました。
そのうち10年、14年、18年の3着馬は4歳馬でした。
今回の登録馬18頭では、4歳馬は7頭が登録しています。
3着馬では、3歳が4頭、4歳も5頭、5歳が9頭、6歳が1頭となっていました。


次に父の血統ですが、連対馬38頭中18頭がサンデーサイレンス系(うち7頭がサンデーサイレンス)で、続いてノーザンダンサー系が9頭、ミスタープロスペクター系が5頭、トゥルビョン系、ナスルーラ系が各3頭となっていました。
3着馬では、サンデーサイレンス系10頭を含むヘイルトゥリーズン系が13頭、ノーザンダンサー系が3頭、トゥルビョン系、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系が各1頭となっています。
母の父(BMS)の主なところでは、ノーザンダンサー系が11頭、サンデーサイレンス系が9頭(そのうち7頭がサンデーサイレンス)、アリダー系、ミスタープロスペクター系が各4頭、ナスルーラ系(グレイソブリン系)が2頭となっていました。
3着馬の主なところでは、ナスルーラ系が7頭、ノーザンダンサー系が6頭となっていました。


毛色ですが、連対馬では、鹿毛が22頭、栗毛が6頭、黒鹿毛が5頭、青鹿毛、芦毛が各2頭、栃栗毛が1頭と圧倒的に鹿毛が多くなっています。
3着馬では、黒鹿毛が8頭、栗毛、鹿毛が各4頭、青鹿毛が2頭、芦毛が1頭となっています。


枠の出目ですが、1着馬では、3枠が5頭と最も多く、2枠と6枠が各3頭、1枠と5枠と7枠が各2頭、8枠が2頭で、あと、4枠は0となっています。
2着馬では、2枠と4枠と5枠が各4頭、1枠と8枠が2頭、3枠と6枠と7枠が各1頭となっています。
その中の7枠、8枠の外枠は、19回の連対馬では、外枠の7枠は3回(10年、16年、18年)、8枠は4回(11年、12年、15年、19年)となっていて半分以下となっていますが、
09年までは一度も連対がなかったのが、10年以降の9年(13年は除く)中7年も7枠か8枠の外枠が連に絡んでいます。
3着馬では、4枠と8枠が各4頭、3枠と4枠と5枠と6枠が3頭、1枠と2枠が各1頭、7枠が0となっていました。


人気面ですが、1番人気は00年から03年まで4年連続連に絡んでいましたが、04年以降07年までの4年間では逆に連にも3着にも入らなくなりました。
その間、代わりに2番人気が2年連に絡み、あと2年は3番人気が3着に入っています。
そしてその後の08年以降昨年までの11年間(13年を除く)、8年で連対(1着4回、2着4回)、3着(14年)、6着(17年)、8着(10年)が各1頭となっていました。
結局19年間では、1番人気は計12頭連対したことになります。
ちょっと傾向的としては捉えにくいところがありますね。


以上ですが、なかなか難解なレースですね。
ともかくも、今年も上記のデータを参考にしながら、検討していこうと思っています。
また、その19年のうち10年で3着以内に単勝オッズが30倍以上の馬が1頭(1着3頭、2着3頭、3着が4頭)入っていましたので、特にこの単勝オッズ30倍以上の馬も検討していこうと思っています。

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