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第66回 クイーンステークスのデータ [競馬データ]

函館代替開催の13年を除く、古馬の牝馬の重賞となった00年以降昨年17年までの17年間、連対馬34頭、3着馬17頭からです。
ただし、11年まで8月中旬に行われていたのが、12年からは7月の最終週に日程が変更となっています。


最初に、毎年触れている「前走の展開」の傾向から見ていきます。
まず前走のレースで最後の直線の入口で先頭にいたのは、連対馬34頭中5頭となっていました。
その5頭ですが、その前走では連対を果たしていました。
今回の登録馬で前走直線の入り口で先頭にいたのはティエスクライとトーセンビクトリーの2頭で、そのうちティエスクライが前走1000万下特別戦では、1番人気1着と連対を果たしています。
それから、前走の直線の入口で2番手から5番手にいた馬は34頭中17頭いました。
この16頭のその前走の着順は、1着、10着、5着、1着、4着、3着、4着、9着、1着、13着、4着、5着、4着、1着、18着、9着となっていました。
今回の登録馬で該当するのは、エテルナミノル(前走は函館記念3着)、ツヅミモン(前走桜花賞9着)、フロンテアクイーン(前走中山牝馬S2着)の3頭となっています。
そして、残りの連対馬12頭の直線入口の位置とそれぞれの着順ですが、10番手(9着)、9番手(10着)、6番手(5着)、11番手(10着)、8番手(8着)、10番手(3着)、12番手(6着)、7番手(10着)、8番手(6着)、8番手(8着)、8番手(1着)、10番手(10着)となっていて、12頭中7頭がその位置と着順はおもしろいことに同じか一つしか違わない結果となっています。
そしてその12頭の前走は、3頭を除いて重賞となっていました。
今回の登録馬でその位置と着順が同じか一つしか違わない馬は、リバティハイツ(6番手、桜花賞6着)の1頭となっています。
あと、残り5頭のうち2頭、10番手から3着、8番手から1着のように前走追い込んで3着以内に来た馬がいましたが、これに該当する登録馬は、アウレアーブル(1000万下特別6番手から3着)、アンドリエッテ(マーメイドS9番手から1着)、ディアドラ(海外のドバイターフ10番手から3着)の3頭がいます。


3着馬(17頭)では、前走の位置取りで、最終コーナーで先頭馬はいませんでしたが、2番手は3頭がいていずれも連対していました。
あと4番手が1頭(5着)、5番手が3頭(6着、1着、2着)、6番手が1頭(2着)、7番手が2頭(1着、3着)、8番手が1頭(2着)、9番手が2頭(12着、8着)、それ以下では11番手(11着)、13番手(5着)、14番手(13着)、17番手(6着)が各1頭で、そのうち後半の3頭が前走オークスで、それぞれそのオークスでは1番人気、2番人気、2番人気なっていました。
しかしながら、今回の登録馬では前走オークス馬はいません。


次に年齢ですが、連対馬では3歳が8頭、4歳が11頭、5歳が12頭、6歳が3頭となっていました。
また、4歳馬が08年、09年、10年、12年、14年、17年の6年を除く11年で、片方で連に絡んでいました。
そのうち10年、14年の3着馬は4歳馬でした。
今回の登録馬11頭では、4歳馬はソウルスターリング、ディアドラの2頭となっています。
3着馬では、3歳が4頭、4歳も4頭、5歳が8頭、6歳が1頭となっていました。


次に父の血統ですが、連対馬34頭中16頭がサンデーサイレンス系(うち7頭がサンデーサイレンス)で、続いてノーザンダンサー系が7頭、ミスタープロスペクター系が5頭、トゥルビョン系、ナスルーラ系が各3頭となっていました。
3着馬では、サンデーサイレンス系9頭を含むヘイルトゥリーズン系が13頭、ノーザンダンサー系、トゥルビョン系、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系が各1頭となっています。
母の父(BMS)の主なところでは、ノーザンダンサー系が10頭、サンデーサイレンス系が7頭(そのうち6頭がサンデーサイレンス)、アリダー系が4頭、ミスタープロスペクター系が3頭、ナスルーラ系(グレイソブリン系)が2頭となっていました。
3着馬の主なところでは、ナスルーラ系が7頭、ノーザンダンサー系が5頭となっていました。


毛色ですが、連対馬では、鹿毛が18頭、栗毛が6頭、黒鹿毛が5頭、青鹿毛、芦毛が各2頭、栃栗毛が1頭と圧倒的に鹿毛が多くなっています。
3着馬では、黒鹿毛が7頭、栗毛、鹿毛が各4頭、青鹿毛、芦毛が各1頭となっています。


枠の出目ですが、1着馬では、3枠が5頭と最も多く、2枠と6枠が各3頭、1枠と5枠が各2頭、7枠と8枠が各1頭で、あと、4枠は0となっています。
2着馬では、2枠は4頭、4枠と5枠が各3頭、1枠と8枠が2頭、3枠と6枠と7枠が各1頭となっています。
つまり昨年までの17回の連対馬では、外枠の7枠は2回のみ(10年、16年)、8枠は3回のみ(11年、12年、15年)となっています。
しかしながら、09年までは一度もなかったのが、10年以降の7年(13年は除く)では、5年も7枠か8枠の外枠が連に絡んでいます。
3着馬では、4枠が4頭、3枠と4枠と5枠と6枠と8枠が各3頭、1枠が1頭、2枠と7枠が0となっていました。


人気面ですが、1番人気は00年から03年まで4年連続連に絡んでいましたが、04年以降07年までの4年間では逆に連にも3着にも入らなくなりました。
その間、代わりに2番人気が2年連に絡み、あと2年は3番人気が3着に入っています。
そしてその後の08年以降昨年までの9年間(13年を除く)、6年で連対(1着2回、2着4回)、3着(14年)、6着(17年)、8着(10年)が各1頭となっていました。
結局17年間では、1番人気は計10頭連対したことになります。

ちょっと傾向的としては捉えにくいところがありますね。


以上ですが、なかなか難解なレースですね。
ともかくも、今年も上記のデータを参考にしながら、検討していこうと思っています。
また、その17年のうち9年で3着以内に単勝オッズが30倍以上の馬が1頭(1着3頭、2着3頭、3着が3頭)入っていましたので、この辺りのデータも入れて検討にしていこうと思っています。

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