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第48回 高松宮記念のデータ [競馬データ]

12年からリニューアルされた中京競馬場で行われています。
リニューアルされてから今回で7回目となります。
その前の11年は、改修のため阪神競馬場で行われました。
よって、今年も、まずは改修前の中京競馬場でのデータを再掲しておきたいと思います。
3月のこの時期に変更になった2000年から2010年までの11年間、連対馬22頭、3着馬11頭からです。
それから、各データの項目の後に、12年、13年、14年、15年、16年、17年の6年間の新しい中京競馬場での開催分と11年の阪神競馬場での開催分をそれぞれ付随しておきたいと思います。


まず臨戦過程の前走からですが、連対馬22頭中13頭が前走阪急杯でした。
その阪急杯での着順は、1着が3頭、2着が4頭、3着が2頭、4着、5着が各1頭、7着が2頭となっていました。
この連対馬以外の3着、4着、5着、7着の計6頭の阪急杯時の人気は、順に1番人気、2番人気、2番人気、2番人気、2番人気、1番人気と、1番人気か2番人気の上位人気となっていました
ちなみに、11年、阪神で行われた高松宮記念の2着馬サンカルロの前走は、阪急杯4番人気1着となっていました。

新しい中京で行われた12年の高松宮記念では、同じく2着となったサンカルロの前走は、阪急杯1番人気3着となっていました。
13年では、前走阪急杯1番人気1着で制したロードカナロアがそのままこの高松宮記念1番人気1着となりました。
同じく、14年でも前走阪急杯2番人気1着で制したコパノリチャ-ドがそのまま高松宮記念でも3番人気1着となっています。
しかし15年の連対馬2頭はどちらも前走は阪急杯ではありませんでした。
ただ、3着から6着までの4頭は前走阪急杯となっていました。
(前走阪急杯2番人気1着のファイワマッジョーレは2番人気6着、4番人気2着だったミッキーアイルは3番人気3着)
16年の高松宮記念では、前走阪急杯1番人気1着だったミッキーアイルは2番人気2着となっています。
昨年17年の高松宮記念では、連対馬2頭とも前走は阪急杯ではありませんでした。

今回、前走阪急杯の登録馬ですが、そのうち1番人気だったのは、モズアスコット(2着)で、2番人気だったのは、レッドファルクス(3着)でした。
あと、1着だったのは、ダイアナヘイロー(7番人気)となっています。
データ的には、この3頭が連対する可能性があるということになります。
それ以外では、前走阪急杯6番人気16着のモーニンが登録しています。


あと残り9頭の前走の内訳は、重賞G3のシルクロードSが2頭、重賞G1のフェブラリーS、マイルCS、スプリングSの各1頭、G2の阪神牝馬Sと中山記念が各1頭、そしてオーシャンSが2頭となっています。
昨年でも触れましたが、この9頭中8頭が「3番人気1着」「6番人気2着」「7番人気1着」「1番人気1着」や、あるいは「2番人気9着」「1番人気13着」「1番人気4着」「2番人気1着」となっていて、その時の人気と着順のどちらかがもしくは両方でそれぞれ「1」か「2」という数字が見られていました。
ただあと残り1頭は06年2着になったペールギュントで、その前走が中山記念「12番人気13着」となっていて、結果的にこのデータを完全に逸脱したものとなっていました。
この馬が連対した当時、本当にデータの難しさを痛切に感じてしまいました。
また、その9頭中8頭の前々走は1着が6頭、3着が2頭と上位着順でしたが、残り1頭がそのペールギュントで、その前々走は11番人気12着とここでもかなり逸脱していて、さらに難しいものを感じてしまった次第です。
ちなみに11年の阪神での1着馬キンシャサノキセキの前走はオーシャンS2番人気2着、前々走も1着とこのデータに当てはまっていました。
12年の新しい中京での1着馬カレンチャンの前走はオーシャンS1番人気4着、前々走は海外の香港での5着で、前走はデータに当てはまっていて、前々走は準じている形となっていました。
13年の2着馬ドリームバレンチノの前走はシルクロードS2番人気1着で、前々走はG1のスプリンターズS9番人気3着となっていて、前走、前々走ともデータに当てはまっていました。
14年の2着馬スノードラゴンの前走はオーシャンS11番人気2着で、前々走は根岸S7番人気11着と、前走はデータに当てはまっていたものの、前々走はデータに逸脱したものとなっていました。
ただ、その根岸Sはダート戦。このレースを例外と捕らえるならば、一応データに則ったと言えるかと思います。
15年は、1着馬エアロヴェロシティは海外からの参戦。前走、前々走とも香港のG1でそれぞれ1番人気2着、2番人気1着とデータに当てはまっていました。
2着馬ハクサンムーンの前走はオーシャンS1番人気2着、前々走は阪神C11番人気18着。

前走はデータに当てはまっていたものの、前々走はデータに逸脱したものとなっていました。
16年の1着馬ビッグアーサーの前走は、シルクロードS1番人気5着、前々走は、阪神C1番人気3着、前走は当てはまっていましたが、前々走は準じるものとなっていました。
昨年17年の1着馬セイウンコウセイの前走は、シルロードS4番人気2着、前々走は淀短距離S5番人気1着で、共にデータに当てはまっていました。
2着馬レッツゴードンキの前走は、京都牝馬S1番人気1着、前々走はオープン特別ターコイズS6番人気2着で、こちらも共にデータにはまっていました。

一応、ペールギュントがいないものとしてあと上記の8頭のデータに該当する今回の登録は、残念ながらいません。
また前走はデータ通りですが、前々走はデータに逸脱していた出走馬は、キングハート(前走オーシャンS10番人気1着、前々走は11番人気8着)、セイウンコウセイ(前走シルクロードS5番人気2着、前々走は5番人気7着)、ナックビーナス(前走オーシャンS2番人気2着、前々走は6番人気5着)、ファインニードル(前走シルクロードS4番人気1着、前々走は6番人気12着)の4頭となっています。


続けて3着馬を見ていきます。
2000年から2010年までの3着馬の臨戦過程ですが、前走のレースで多かったのは阪急杯が4頭、そしてシルクロードSの3頭が続いています。
あと、オーシャンSが2頭、スプリンターズS、東京新聞杯が各1頭ずつとなっていました。
着順は、1着が3頭、2着が2頭、4着が1頭、5着が2頭、6着が1頭、9着が2頭となっていました。
前々走ですが、着順は1着が4頭、2着が3頭、3着も3頭、4着が1頭と11頭とも4着以上となっていました。

ちなみに、11年の阪神での3着馬アーバニティの前走は、シルクロードS14番人気2着、前々走は阪神C11番人気16着でした。
12年の新しい中京での3着馬ロードカナロアの前走は、シルクロードS1番人気1着、前々走は京阪杯1番人気1着でした。

13年の3着馬は10番人気のハクサンムーンで、前走はオーシャンS3番人気9着でしたが、前々走は京阪杯10番人気1着でした。

14年の3着馬は1番人気のストレイトガールでしたが、前走はシルクロード2番人気1着、前々走はオープン特別1番人気1着でした。

15年の3着馬は3番人気のミッキーアイルで、前走は阪急杯4番人気2着、前々走は阪神C1番人気7着でした。

16年の3着馬は3番人気のアルビアーノで、前走はオーシャンS1番人気5着、前々走はマイルCS5番人気5着でした。

17年の3着馬は1番人気のレッドファルクスで、前走は香港スプリント3番人気12着、前々走はスプリンターズS3番人気1着でした。
結局、3着馬を通して見てみますと、前々走は、過去18年中阪神Cを走った2頭、マイルCSを走った1頭を除けば、15頭は4着以上でした。
今回の登録馬で前々走4着以上の上位着順馬は23頭中6頭います。


続いて、昨年と同様、他のデータも出して絞っていきたいと思います。
連対馬の人気の組み合わせでは、「4-8」、「1-3」、「3-2」、「3-2」、「2-1」、「4-6」、「4-2」、「1-13」、「4-5」、「3-1」、「1-6」で決まっているように、00年、05年、07年、08年の4年で4番人気以下の人気薄同士の決着、もしくは片方で絡んだ以外は上位人気4頭以内の決着となっていました。
ちなみに、11年の阪神では、「3-4」、12年の新しい中京では、「2-3」、13年では「1-2」、14年では「3-8」、15年では「4-6」、16年では「1-2」、17年では「5-2」という決着となっていました。
3着馬の人気ですが、順に人気の数字を羅列してみますと、2,16,4,10,8,3,2,1,15,3,11となっていました。
4番人気以上が6頭いる反面、二桁人気が4頭と極端な結果となっています。
ちなみに、11年の阪神の3着馬の人気は11番人気、12年の新しい中京の3着馬の人気は1番人気、13年は10番人気、14年は1番人気、15年は3番人気、16年は3番人気、17年は1番人気となっていました。


枠順ですが、3着まで含めますと、11年中7年で8枠が絡んでおり、また残る5年のうち3年で7枠、あと1枠と8枠が絡んでいるように、3着以内の馬券の対象としては、8枠もしくは7枠の外枠に一応の注意を要する必要があるようです。(あと残り7枠と8枠が3着以上に入らなかった1年は、4着が8枠でした。)
ちなみに11年の阪神では、2枠-4枠-3枠といずれも内枠でした。
新しい中京での高松宮記念では、
12年は5枠-8枠-1枠となっていました。

13年は6枠-6枠-7枠となっていました。
14年は3枠-8枠-5枠となっていました。
15年は2枠-7枠-8枠となっていました。
16年は2枠-3枠-4枠となっていました。
17年は3枠-2枠-4枠となっていました。

8枠が絡まなかった13年の4着、5着ですが、共に8枠でした。
同じく、絡まなかった16年は、7枠が5着に来ています。
17年では、7枠が6着に来ています。

内枠で決まった11年は阪神での開催でしたので、中京開催だけ見てみますと、リニューアルに関係なく、7枠、8枠の外枠がどうも強いようです。


年齢では、連対馬では、5歳が12頭と最も多く、続いて6歳の5頭、4歳の3頭、7歳の2頭となっていました。
3着馬では、5歳と6歳が各4頭、4歳、7歳、8歳が各1頭ずつとなっていました。

ちなみに阪神開催の11年の年齢の順は、8歳-5歳-7歳で高齢馬が目立ちました。

リニューアルされた中京では、
12年は、5歳-6歳-4歳
13年は、5歳-6歳-4歳
14年は、4歳-6歳-5歳
15年は、7歳-6歳-4歳
16年は、5歳-5歳-4歳
17年は、4歳-5歳-6歳

となっていました。
中京では、とりあえず6歳馬が要注意のようですね。


父の血統では、サンデーサイレンス系が10頭(サンデーサイレンスが7頭、フジキセキが3頭)と最も多く、次にノーザンダンサー系が5頭、続いてミスタープロスペクター系が3頭、あとナスルーラー系、マンノウォー系が各2頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が4頭(サンデーサイレンスが3頭、マヤノトップガンが1頭)、ノーザンダンサー系も4頭、ミスタープロスペクター系が2頭、あとサクラバクシンオー産駒が1頭となっていました。

11年の阪神では、順に、フジキセキ、シンボリクリスエス、マンハッタンカフェと、サンデーサイレンス系2頭を含むヘイルトゥリーズン系が占めました。
12年の新しい中京では、順に、クロフネ(ノーザンダンサー系)、シンボリクリスエス、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)となっていました。
13年では、順に、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、ローズインメイ(ヘイルトゥリーズン系)、アドマイヤムーン(ミスタープロスペクター系)となっていました。
14年では、順に、ダイワメジャー(サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系))、アドマイヤコジーン(グレイソブリン系(ナスルーラ系))、フジキセキ(サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系))となっていました。
15年では、順に、Pins(トムフール系)、アドマイヤムーン(ミスタープロスペクター系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系))となっていました。
16年では、順に、サクラバクシンオー(ナスルーラ系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系))、ハーランズホリディ(ストームバード系(ノーザンダンサー系)となっていました。
17年では、順に、アドマイヤムーン(ミスタープロスペクター系)、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、スェプトオーヴァーボード(ミスタープロスペクター系)となっていました。



続いて毛色は、連対馬では、鹿毛が11頭と最も多く、栗毛と黒鹿毛が各4頭、青鹿毛が2頭、芦毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛と栗毛が各5頭、黒鹿毛が1頭となっています。
ちなみに、11年の阪神では、鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛という順番になっていました。
新しい中京では、
12年、芦毛-黒鹿毛-鹿毛
13年、鹿毛-青毛-栗毛
14年、黒鹿毛-芦毛-鹿毛
15年、鹿毛-栗毛-鹿毛
16年、鹿毛-鹿毛-鹿毛
17年、栗毛-栗毛-芦毛

という順番になっていました。


以上ですが、今年も同じことを書きますけど、上記のデータから結構絞れそうな感じはしますね。
今年も、それを踏まえながら検討に検討を重ねて、今年も絞りきっていきたいと思います。


タグ:高松宮記念
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