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第58回 きさらぎ賞のデータ [競馬データ]

1800mに変更になった91年以降、94年の阪神競馬場開催を除く過去26年、連対馬52頭、3着馬26頭からです。


だいたい平穏な結果で決まっているレースです。
その中で荒れた年は、
91年の「3番人気と5番人気」
93年の「10番人気と5番人気」
08年の「8番人気と5番人気」
11年の「3番人気と8番人気」
13年の「5番人気と6番人気」
との組み合わせでそれぞれ決まった5年で、それ以外の21年は、1番人気か2番人気の片方か、両方の馬が絡んでいました。
その連対馬の全体的な人気の内訳ですが、26年中、1番人気が16頭、2番人気が13頭、3番人気が6頭、4番人気が3頭、5番人気が6頭、6番人気が5頭、8番人気が2頭、10番人気が1頭となっていました。
この連対した6番人気以下の下位人気計8頭の前走ですが、
93年10番人気(単勝オッズ38.9倍)1着のツジユートピアンの前走が500万下特別3番人気11着
97年6番人気(7.3倍)1着のヒコウキグモの前走が新馬戦1番人気1着
02年6番人気(9.5倍)1着のメジロマイヤーの前走が500万下特別6番人気1着
05年6番人気(32.4倍)2着のマキハタサーメットの前走がオープン特別4番人気1着
08年8番人気(21.2倍)1着のレインボーペガサスの前走が地方の重賞1番人気3着
11年8番人気(43.3倍)2着のリキサンマックスの前走が未勝利戦9番人気1着
13年6番人気(8.3倍)1着のタマモベストプレイの前走がシンザン記念3番人気3着
17
6番人気(17.2倍)1着のアメリカズカップの前走が朝日FS9番人気9
となっていました。
前走の傾向としては、前走の着順が1着だったのは8頭中4頭で、1着をはずしていた残り4頭は、その人気は、前走G1の朝日FSだった1頭を除いて、上位人気(1番人気3着、3番人気11着、3番人気3着)となっていました。

今回の出走馬では、15頭中前走1着は、サトノフェイバー(前走新馬戦2番人気1着)、ダノンマジェスティ(前走新馬戦1番人気1着)、ニホンピロタイド(前走新馬戦4番人気1着)、ラセット(前走未勝利戦2番人気1着)、レッドレオン(前走新馬戦1番人気1着)の5頭で、前走3番人気以上で1着をはずした馬は、グローリーヴェイズ(前走500万下特別2番人気2着)の1頭、前走G1の朝日FSを走った馬の出走はなしとなっています。
これらの馬で、当日人気が6番人気以下となった場合、ちょっとは気を止めた方がいいかも知れませんね。


3着馬も見てみますと、人気に関係なく当日の単勝オッズが一桁台だったのは26頭中13頭で、残り13頭が10倍以上になっていたことから、連対馬としては平穏なレースの傾向が強くても、3連複、3連単としては波乱の目を含んでいることになります。
その3着馬の当日人気ですが、26年中、1番人気が3頭、2番人気が4頭、3番人気が4頭、4番人気が3頭、5番人気が2頭、6番人気が3頭、7番人気が4頭、8番人気が1頭、10番人気が2頭となっています。
そのうち6番人気以下の下位人気10頭の前走ですが、1着だったのは4頭(500万下特別1番人気1着1頭、未勝利戦1番人気1着2頭、新馬戦3番人気1着1頭)で、それ以外の1着をはずした6頭の前走の人気は、4番人気から10番人気で、連対馬とは違った傾向となっています。


臨戦過程ですが、まず前走の着順を見てみますと、1着が27頭と最も多く、続いて2着が7頭、3着が8頭、4着が3頭、5着が3頭と52頭中48頭までが前走掲示板に載っていました。
あと残り4頭ですが、8着、9着(2頭)、11着となっていました。

その前走1着馬27頭の傾向ですが、500万下条件戦が14頭と最も多く、次にオープン特別の6頭、続いて重賞の3頭、未勝利戦の3頭、そして新馬戦が1頭となっていました。

その前走での人気ですが、11年2着のリキサンマックス(前走未勝利戦9番人気1着)を除いてすべて4番人気以上の上位人気でした。
今回の出走馬で前走1着だったのは、上記で挙げたとおり5頭となっています。
また、前走重賞及びオープン特別で1着となったのは今回は出走はなしで、前走未勝利戦勝ちでは、ラセットの1頭となっています。
そして、前走新馬戦で1着だったのはサトノフェイバー、ダノンマジェスティ、ニホンピロタイド、レッドレオンの4頭となっています。
その前走1着馬4頭のうち、ニホンピロタイドを除く3頭が前走3番人気以上の上位人気となっています。

あと残りの前走1着を逃した連対馬25頭ですが、朝日杯、ラジオたんぱ杯などや、地方の全日本2歳優駿を含めた重賞を走ったのは13頭いました。
今回の出走馬で前走重賞を走って1着を外した馬はカツジ(デイリー杯2歳S2番人気2着)、スラッシュメタル(京成杯11番人気8着)の2頭となっています。
次に前走1着を逃した馬で多かったのは前走オープン特別で6頭いました。
そのうち5頭が若駒Sとなっています。

しかしながら今回の出走馬で前走オープン特別を走った馬の出走はありません。
あと残り6頭は500万下の条件戦で、そのうち3頭の前々走は新馬戦1番人気1着でした。(あと3頭の前々走は、東京スポーツ杯2歳S5番人気3着、500万下特別(エリカ賞3番人気3着、500万下特別(エリカ賞)1番人気5着、)
今回の出走馬で、前走500万下特別で1着を逃した馬で、まず前々走新馬戦1番人気1着だった馬はグローリーヴェイズの1頭で、前々走掲示板に載った馬は、オーデットエールの1頭となっています。

3着馬では、前走施行条件に関係なく連対していたのは、26頭中16頭、3着から5着まで2頭、あと掲示板をはずしたのは8頭で、そのうち7頭は前走重賞かオープン特別でした。


あと父の血統では、連対馬ではサンデーサイレンスなどのヘイルトゥリーズン系が29頭と一番多く、あとノーザンダンサー系が11頭、ナスルーラー系が5頭、ミスタープロスペクター系が3頭と続いています。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が12頭(01年から06年まで6年連続と09年から12年まで4年連続と15年16年と2年連続)、あとミスタープロスペクター系が5頭、ノーザンダンサー系が4頭、ナスルーラー系が3頭、ハイペリオン系、マンノウォー系が各1頭となっています。


毛色は、連対馬では鹿毛が26頭と最も多く、あと黒鹿毛が13頭、栗毛、青鹿毛が各5頭、芦毛が3頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が15頭と最も多く、あと栗毛が5頭、黒鹿毛が3頭、芦毛が2頭、青鹿毛が1頭となっていました。


枠番の出目ですが、連対馬では7枠が9頭、3枠が8頭と最も多く、続いて5枠と6枠と8枠が各7頭、あと1枠と4枠が各5頭、2枠が4頭となっています。
3着馬では、8枠が6頭が最も多く、5枠が5頭、2枠と4枠と6枠と7枠が各3頭、3枠が2頭、1枠が1頭となっていました。


それから、1着馬(26頭)の当日の人気は、1番人気が8頭、2番人気が6頭、3番人気が5頭、5番人気が2頭、6番人気が3頭、8番人気が1頭、10番人気が1頭となっていました。
同じく1着馬の前走の人気ですが、1番人気が15頭、2番人気が3頭、3番人気が5頭、4番人気が2頭、9番人気が1頭となっていました。
また1着馬の前々走は、1番人気が18頭、2番人気が5頭、3番人気が3頭となっていました。
そして、1着馬の前走の着順ですが、1着が13頭、2着が5頭、3着が4頭、4着、5着、9着、11着が各1頭となっていました。
同じく1着馬の前々走の着順は、1着が18頭、2着が2頭、3着が5頭、4着が1頭となっていました。
また、前走新馬戦勝ちでこのきさらぎ賞も勝った馬は今のところいません。


1番人気ですが、91年以降、94年を除く過去26年、1番人気26頭中15頭が連対していました。
内訳は1着が8頭で、そのオッズは1.0倍~1.9倍、2着が7頭で、そのオッズは1.3倍~3.6倍となっていました。
3着には3頭入っていて、オッズは、2.2倍、2.5倍、2.5倍となっていました。
あと、3着以内を外した残り8頭のオッズを見てみますと、1頭だけ1.3倍(4着)が合った以外は2.3倍~3.8倍となっていました。




以上ですが、今年もとりあえず1番人気馬あるいは2番人気馬の取捨選択からですね。
あと、下位人気の馬は、上記のデータとにらめっこしながら決めていきたいと思います。

タグ:きさらぎ賞
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