SSブログ

第55回 愛知杯のデータ [競馬データ]

この愛知杯は、元々父内国産馬限定重賞競走で有名だったのですが、04年から牝馬限定のハンデ戦に変更になって今日に至っています。
ただし、04年、05年はそれまでの6月開催、06年から14年まで12月開催に日程が変わっています。
途中、中京競馬場の大改装に伴い、10年と11年の2年間は小倉競馬場で行われました。
そして12年からは、その大改装された中京競馬場で、距離は同じでもまったく違った馬場での施行ということになりました。
さらに一昨年の16年から、12月開催だったのが、この1月に日程変更となり、条件的には、今まで3歳以上だったのが、4歳以上に変更、あとの施行条件は変わらずとなっています。

ということで、少ないデータとはなりますが、12年から14年まで12月に行われた愛知杯、そして、16年、17年と1月に行われた愛知杯、この計5年のデータを取り上げていきたいと思います。(15年は施行なし)


まず人気ですが、
12年 7番人気-10番人気-2番人気(3連単の配当 219120円)
13年 12番人気-14番人気-13番人気(3連単の配当 4712080円)
14年 1番人気-2番人気-10番人気(3連単の配当 40420円)
16年 8番人気-5番人気-4番人気(3連単の配当 345200円)
17年 1番人気-10番人気-6番人気(3連単の配当 120440円)

となっていました。
5年中4年で3連単の配当が10万円以上と、荒れやすいレースとなっています。
特に13年では400万円台馬券と大荒れを記録しています。
人気では、16年を除いて二桁人気が入っていました。(13年は3頭、12年、14年、17年は各1頭、16年は5着に12番人気の馬がきています)
今年も3連単の配当、10万円以上を想定して勝負したいところですが、それはそれでかなり難しそうですね。
他のレースで、このパターンで来ておきながら逆に固く収まることもありますので、ここは最初の判断が難しいところです。


枠番は、

12年 6枠-4枠-7枠
13年 3枠-8枠-8枠
14年 7枠-1枠-8枠
16年 2枠-7枠-4枠
17年 6枠-3枠-1枠
の順で決まっていて、「6枠」も含めて、「7枠」、「8枠」までの外枠が、1頭、もしくは両方それぞれ入っていました。


年齢は、

12年 4歳-3歳-4歳
13年 4歳-4歳-6歳
14年 4歳-5歳-4歳
16年 5歳-5歳-4歳
17年 5歳-6歳-5歳
となっていました。
条件は、12年、13年、14年は12月施行の3歳上、16年、17年は1月施行の4歳上ですから、12年、13年、14年は4歳馬が2頭ずつ3着以内、16年、17年も、その4歳が年明けて明け5歳で同じく2頭ずつ入っていますので、とりあえず「明け5歳馬」には要注意のようです。
一応、その3着以内に入った4歳馬、そして明け5歳馬の計10頭を見てみますと、そのうち7頭の前走は、準オープンもしくは1000万下特別でそれぞれ3着以内に入っていました。(1着5頭、2着、3着各1頭)
あと残り3頭の前走は、エリザベス女王杯5番人気5着、同じく6番人気3着、マーメイドS5番人気15着となっていました。
今回の出走馬、明け5歳の中で、前走条件特別3着以内だったのは、ギモーヴ(準オープン特別2着)、レイホーロマンス(1000万下特別1着)の2頭となっています。
あと、前走重賞で6番人気以上の上位人気だった明け5歳馬の出走馬は、エテルナミノル(ターコイズS4番人気5着)、ワンブレスアウェイ(ターコイズS2番人気8着)、キンショウユキヒメ(地方のダートG1 JBレディスクラシック6番人気12着)の3頭となっています。
残りの5頭は、3歳が2頭(明け4歳含む)、5歳が2頭(明け6歳含む)、6歳が1頭となっています。
前走は、準オープン特別が2頭(1番人気6着、3番人気1着)、オープン特別が1頭(5番人気2着)、重賞が12頭(エリザベス女王杯8番人気5着、ターコイズS13番人気10着)となっていました。
出走馬からの選択は難しそうですね。



毛色は

12年 鹿毛-黒鹿毛-鹿毛
13年 鹿毛-鹿毛-青鹿毛
14年 鹿毛-鹿毛-栗毛
16年 鹿毛-鹿毛-青鹿毛
17年 芦毛-黒鹿毛-黒鹿毛
となっていました。
4歳馬、明け5差馬計10頭中7頭が鹿毛、あと栗毛、芦毛、黒鹿毛が各1頭となっていました。
それ以外の5頭では、黒鹿毛と青鹿毛が各2頭、鹿毛が1頭となっています。


血統での父は、順に、

12年 メダグリアロード(ノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系)、ハーツクライ(サンデーサイレンス系)、タニノギムレット(ロベルト系のブライアンズタイム系)
13年 ゴールドアリュール(サンデーサイレンス系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、ゼンノロブロイ(サンデーサイレンス系)
14年 キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、デュランダル(サンデーサイレンス系)
16年 ゼンノロブロイ(サンデーサイレンス系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、マンハッタンカフェ(サンデーサイレンス系)
17年 キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、マンハッタンカフェ(サンデーサイレンス系)

となっていました。


前走の着順は、
12年 1着、6着、5着
13年 1着、3着、9着
14年 3着、5着、1着
16年 15着、1着、1着
17年 2着、10着、1着

と、12年、13年、16年、17年はそれぞれ1頭を除いて、14年はすべて掲示板に載っていました。
(12年2着馬の前走6着は準オープン1番人気、13年3着の前走9着はオープン特別8番人気、16年1着馬の前走15着はマーメイドS5番人気、17年2着馬の前走10着はターコイズS13番人気)


以上ですが、昨年も書きましたけれど、何となく傾向性はある感じはいたしますが、まだまだデータ不足なところは否めませんね。
でも、そこを何とか、今年も傾向性を丁寧に整理しながら結論を出していこうと思います。

タグ:愛知杯
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント