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第53回 福島記念のデータ [競馬データ]

97年以降、新潟競馬場で代替開催された11年を除く19年、連対馬38頭、3着馬19頭からです。


3連単の配当が12年は4万円台、13年は3万円台と、この2年は連続そこそこの配当でしたけれども、続く14年は36万円台と荒れました。
しかし15年は1万円台、昨年16年は3万円台と、またそこそこの配当に戻っています。
元々は荒れるレースとして有名で、3連単が始まって以来、昨年までで12年(11年の新潟開催を除く)になりますが、その12年中、1万円台だった06年、2万円台だった05年、、15年、3万円台だった13年、16年、4万円台だった12年を除いた6年で、それぞれ85万台(04年)、63万台(07年)、49万台(09年)、30万台(08年)、20万台(10年)、36万台(14年)と、結構な高配当が続出しています。
こう見ると、大荒れの配当かそこそこの配当かは、それぞれ6年ずつで半々ということになりますが、ここ5年に限りますと、大荒れは14年の1回のみで、あと4年はそこそこの配当となっていて、大荒れの配当か、そこそこの配当かの二者択一の判断は難しくなってきています。


また、1番人気ですが、過去19年では6連対、3着3回と不振となっていますが、ここ5年に限りますと、12年から順に、1着、4着、3着、2着、2着とすべて掲示板に載っていて、3頭連対、3着1回と結構堅実な傾向になっています。
3連単の配当、36万台となった14年も、1番人気は3着でした。

また、最低人気が3回3着以内に入るなど、19年中10年で二桁人気が3着以内に入っていました。
しかしこのデータも、ここ5年に限りますと、2着に16頭中13番人気の馬が入った14年以外の5年は、3着以内に「1番人気、2番人気、3番人気の3頭から2頭」と「4番人気、7番人気、8番人気」から1頭という組み合わせで決まっていて、かつての荒れるイメージが薄くなってきたイメージが出てきています。

それでも、
毎年、ともかく荒れると踏んで予想し続けているのですが、結果的に予想通り荒れても、それになかなか近づくことさえできないもどかしさを感じるレースになっています。
逆に、そこそことなった12年、13年、15年、16年は、荒れると読んで予想しましたけれど、上記で触れましたように、12年は「1番人気-8番人気-2番人気」、13年は「3番人気-2番人気-7番人気」、15年は「2番人気-1番人気-4番人気」、16年は「7番人気-1番人気-3番人気」という結果となって、肩透かしを食らった格好となってしまいました。
いずれにせよ、一筋縄ではいかないレースには違いないようですね。
さて今年、大きく荒れると予想すべきか、そこそこ荒れると予想すべきか、この二者択一はやはり難しいところです。


では、いつものデータを挙げていきます。
まず血統ですが、父かBMS(母の父)で、38頭中19頭がノーザンダンサー系絡みとなっていました。
また99年の1着馬ポートブライアンズのBMSはノーザンダンサー系に近いノーザンネイティブですので、この馬も含めれば計20頭になります。
3着馬では、19頭中10頭がノーザンダンサー系絡みでした。
今回の出走馬16頭でノーザンダンサー系絡みの馬は、ケイティプライド、サンマルティン、ジョルジュサンク、ツクバアズマオー、ヒストリカル、フルーキー、プリメラアスール、ベルーフ、マイネルミラノ、マサハヤドリームの10頭となっています。

あと残りのノーザンダンサー系絡みではない連対馬19頭ですが、そのうち11頭がナスルーラ系絡みでした。
また3着馬では、残り9頭中4頭がナスルーラ系絡みでした。
今回の登録馬で、ノーザンダンサー系絡みでなくて、代わりにナスルーラー系が絡んでいる馬は、ウインブライト、ショウナンバッハ、フェルメッツァの3頭となっています。


次に臨戦過程ですが、連対馬で前走が重賞だったのは38頭中19頭いました。
その前走の着順の内訳は、1着が3頭(いずれもカブトヤマ記念)、2着が3頭(オールカマー、ラジオNIKKEI賞、セントライト記念)、3着が2頭(小倉記念、オールカマー)、5着が1頭(函館記念)、6着が2頭(秋華賞、富士S)、7着が1頭(富士S)、10着が1頭(天皇賞)、11着が1頭(秋華賞)、12着が1頭(天皇賞)、13着が3頭(アルゼンチン共和国杯、富士S2頭)、15着(天皇賞)となっていました。
前走二桁着順だった7頭のうち4頭のレースはG1となっています。
そして、その前走重賞だった19頭は、08年1着のマンハッタンスカイ(前々走京都大賞典6着)、10年1着のダンスインザモア(オープン特別11着)、13年1着のダイワファルコン(オールカマー8着)の3頭を除いて前々走は5着以上の上位となっていました。
3着馬では、前走重賞だったのは19頭中14頭いて、着順は掲示板に載っていたのは4頭、あとの10頭は、6着(G3)、7着2頭(共にG1)、9着(G2)、10着2頭(G2、G3)、11着(G3)、15着(G1)、16着(G3)、18着(G3)となっていました。

次に、連対馬で前走がオープン特別だったのは11頭いました。
その着順は上位から1着、5着、6着、7着(3頭)、8着、9着(2頭)、10着、12着と大半が掲示板をはずした馬でした。
3着馬では、前走オープン特別だったのは4頭で、そのうち3頭の前走は京都のオープン特別(カシオペアS13着、オパールS11着、2着)、もう1頭は東京のオープン特別(アイルランドT3着)となっていました。

そして、連対馬で前走が条件戦だったのは8頭いました。
その前々走は06年2着のフォルテベリーニ(準オープン5着)、12年2着のアドマイヤタイシ(準オープン3着)を除く5頭はすべて連対していました。
3着馬では、前走条件戦だったのは1頭のみですが、その前々走は勝っていました。


年齢は、連対馬では、5歳が13頭、6歳が8頭、4歳が7頭、3歳が6頭、7歳が3頭、8歳が1頭となっています。
3着馬では、5歳が6頭、6歳が5頭、4歳が4頭、7歳が2頭、3歳、8歳が各1頭となっていました。


毛色では、連対馬では、黒鹿毛、鹿毛が各14頭、栗毛が10頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が9頭、黒鹿毛が7頭、栗毛が2頭、芦毛が1頭となっています。


重量は、連対馬では、58kgが1頭、57.5kgが4頭、57kgが2頭、56kgが6頭、55kgが7頭、54kgが8頭、53kgが5頭、51kgが5頭とやはりハンデ戦らしく比較的軽い重量の馬の連対が目立ちます。
3着馬では、58.5kgが1頭、57.5kgが1頭、57kgが3頭、56kgが2頭、55kgが4頭、54kgが3頭、53kgが3頭、52kgが2頭となっています。


枠番の出目ですが、1着馬では、3枠が19頭中7頭と圧倒的に多く、続いて1枠が4頭、5枠が3頭、2枠と4枠が各2頭、6枠が1頭と、全体的にも内枠有利となっています。
2着馬では、4枠と6枠が各4頭と最も多く、続いて1枠と5枠と7枠が各3頭、2枠、8枠が各1頭、1着馬で一番多かった3枠はなしとなっています。
3着馬では、2枠が7頭と最も多く、続いて8枠が4頭、1枠が3頭、5枠が2頭、3枠、6枠、7枠が各1頭、4枠がなしとなっています。


以上ですが、今年も、上記で触れましたけれど、「大荒れ」なのか、「そこそこ荒れ」なのか、この二者択一でかなり悩みそうですね。

でも、「大荒れ」と読んで検討して予想し、そして結果大荒れとなったとしても、それでもかすりもしないのがこのレースですね。

ともかくも、枠順と人気とオッズが出た時点から、上記のデータを参考に、まずは大荒れなのかそこそこ荒れなのか、その二者択一の検討を、今年もまずやりたいと思っています。

タグ:福島記念
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