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第39回 新潟大賞典のデータ [競馬データ]

競馬場が改装されて、まったく新しい施行となった02年以降の15年、連対馬30頭、3着馬15頭からです。


まず、このレースはハンデ戦として行われていますが、09年までの8年間は、毎年ハンデ重量54kgか55kgのどちらかの馬が必ず1着から3着の中に1頭か2頭入っていました。
ところが10年は、「56kg」-「56kg」-「56kg」と初めてこのデータを裏切る結果となってしまいました。
しかし、11年は「56kg」-「54kg」-「56kg」と再び絡みました。
しかしながら、12年は10年と同じ、「56kg」-「56kg」-「56kg」とデータははずれました。
その翌年13年は、「55g」-「56kg」-「56kg」、14年は、「56g」-「55kg」-「56.5kg」と2年連続、55kgの馬が絡みました。
そして一昨年の15年は、「57kg」-「57kg」-「56kg」、昨年16年は、「57kg」-「57.5kg」-「56.5kg」と2年連続絡まない年となりました。
結局02年以降の15年中、10年、12年、15年、16年の4年、「54kg」あるいは「55kg」の馬が絡まず、残り11年で絡んだということになりました。
確率的には絡む方が高いですが、ここはやっぱりこの二者択一は悩むところですね。

一応、昨年までも触れましたが、面白いデータとして、その54kgか55kgが上位3頭の中に入った計11年の中では、まだ54kgと55kgの両方の重量が同時に入ったことはありません。(54kgは4年、55kgは7年)
また詭弁かも知れませんが、10年、12年、15年、16年に56kg以上の重量で占められた時も、結果的に言えば54kgと55kgの重量は同時に入っていなかったことになります。
今年も同じ傾向が続くと仮定するならば、まず重量54kgの馬か55kgの馬かのどちらかを選ぶか、反対に両方とも切るというそれぞれの取捨選択から始めなくてはなりませんね。
それから、参考として、重量55kg、54kgの前走は、連対馬では順に4着、1着、3着、1着、3着、5着、4着、1着、2着、15着、4着、2着、3着馬では、1着、6着となっていました。


あと、02年から昨年まで、通して毎年必ず3着以内に入っていたのは、56kg、56.5kg、57kg、57.5kg、59kgと、56kg以上の馬でした。
これは56kg以上で占められた10年、12年、15年、16年も含まれるということになります。
その中で、特に重量「56kg」の馬にも着目しなくてはなりません。
02年以降、03年、05年、07年、16年を除く11年で少なくとも1頭3着以内に絡んでいました。(ただし03年は56kgの出走馬自体がありませんでした)
特に、10年、12年は3頭とも占めていました。
全体的に、02年以降3着以内の45頭中18頭が56kgの馬でした。(そのうち1番人気はなし、2番人気4頭、3番人気4頭、4番人気3頭、5番人気2頭と5番人気以上は13頭占めていました。あと、6番人気2頭、9番人気1頭、11番人気2頭。)
さて、参考として56kg以上の連対馬(18頭)の前走も見てみますと、順に5着、5着、2着、6着、3着、9着、1着、2着、5着、2着、1着、11着、2着、4着、2着、8着、7着、4着、3着馬(11頭)では、11着、10着、1着、6着、1着、1着、10着、2着、1着、2着、1着となっていました。
そのうち、重量56kgの3着以内の18頭では、前走1着が5頭、2着が6頭、3着が1頭、4着が1頭、5着が2頭、6着が1頭、10着(大阪杯)が1頭、11着(大阪杯)が1頭となっています。
また、56.5kg以上の3着以内11頭では、前走1着が2頭、2着、4着、5着、6着、7着、8着、9着、10着、11着が各1頭となっていました。


また、1番人気の馬ですが、02年以降15頭中、1着が3頭、2着が2頭と5連対、3着が1頭とそれほど戦績はよくありません。
連対馬5頭のハンデ重量ですが、55kgが3頭、56kgが1頭、57.5kgが1頭、また3着馬1頭は56.5kgとなっています。

ちなみに、今回の出走馬16頭の中で、まず重量55kgなのは、サンデーウイザード、ジュンヴァルカン、メートルダール、モズライジンの4頭、54kgはトルークマクト、ロンギングダンサーの2頭となっています。
そして、重量56kgなのは、ムスカテール、レッドソロモンの2頭となっています。
それと、56.5kg以上の出走馬ですが、シャイニープリンス(56.5kg)、トーセンレーヴ、マイオネルフロスト(以上57kg)、フルーキー(57.5kg)となっています。
もし、昨年までの56kg以上が少なくとも1頭が3着以内のデータが今年も続くのであれば、重量56kg以上の5頭の中から少なくと1頭、もしくは2頭、3頭入ることになりますがさてどうでしょうか。

それ以外の軽ハンデ重量の馬で3着以内に入った馬ですが、05年に52kg、06年に51kgの軽ハンデの馬が3着に入っていました。


次に血統ですが、連対馬30頭中14頭、3着馬15頭中5頭が父あるいはBMS(母の父)の片方か両方でノーザンダンサー系絡みとなっていました。
しかしながら、数字に表れているように、かつては07年に上位3頭とも占めるなど強さを見せていたノーザンダンサー系絡みですが、08年、そして14年、15年には1頭も入らないなど、陰りを見せています。
あとのノーザンダンサー系絡み以外の連対馬残り16頭ですが、そのうち15頭の父がヘイルトゥリーズン系となっています。
その15頭のBMS(母の父)ですが、ネイティブダンサー系が8頭、ヘイルトゥリーズン系が4頭、リボー系、サーゲイロード系、ナスルーラ系(ボールドルーラ系)が各1頭となっていました。
残る1頭の父は、ミスタープロスペクター系のキングカメハメハで、BMSはナスルーラ系(グレイソブリン系)となっていました。
また3着馬では、全体的に15頭で見てみますと、そのうち9頭(07年から15年)は父、あるいはBMSでヘイルトゥリーズン系が絡み、6頭(02年~06年、08年)は父あるいはBMSでナスルーラー系絡み(エルカミーノが2回(03年、06年)含む)となっていました
(08年3着馬フィールドベアーは、父がヘイルトゥリーズン系、BMSがナスルーラ系と重なっていました)



それから毎年取り上げていますが、連対馬の前走での1着との着差は、前走1着だった馬と15年2着馬のナカヤマナイト(着差1.5秒)、16年1着馬のパッションダンス(着差6.9秒(ただしダートのG1フェブラリーS、直近の芝のレースでは0.4秒)を除いてすべて「1秒以下」となっていました。
また前々走は、06年の2着馬カンファーベストの天皇賞(春)での1.9秒差、09年2着馬ニホンピロレガーロの阪神大賞典での2.9秒差、14年2着馬マジェスティハーツのオープン特別での1.4秒差、15年2着馬ナカヤマナイトの中山金杯での1.1秒差、16年1着馬のパッションダンスの地方交流試合の川崎記念(ダート戦)での6.8秒を除いて前々走1着馬以外すべて1秒以下の着差となっていました。
3着馬では、前走は、02年3着馬テンザンセイザ、06年3着馬エルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザの3頭を除いて、前々走は、03年と06年3着馬のエルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザ、09年3着ニホンピロレガーロ、10年3着サンライズベガののべ5頭を除いて、それぞれ着差は1.0秒以下となっていました。


あと毛色では、連対馬は、鹿毛が13頭、栗毛が8頭、黒鹿毛が6頭、青鹿毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が8頭、黒鹿毛が3頭、栗毛、青鹿毛が各2頭となっています。


さてこのレースの3連単の配当ですが、10年の約2万7千円、11年の約8万円、13年の約2万9千円、14年の7千5百円の4年を除きますと、3連単が始まった05年から09年までの5年間と12年、15年、16年の計8年の3連単の配当は、10万以上(そのうち100万以上が1回)とかなり荒れるレースとなっています。
しかしながら、ここ過去7年中、12年、15年、16年を除く4年の3連単の配当は10万円を超えていませんので、荒れるか荒れないかの判断は難しいところですね。
ともかくも、今年も昨年までと同じく、ハンデ重量、54kgあるいは55kgの馬の取捨選択、また56kg以上の出走馬からの選択、それから前走、前々走の1着馬との着差、特にこの二つのデータを重視した検討から始め、それに加えて、3連単の配当が10万円以上か10万円以下の取捨選択をしていこうと思います。


タグ:新潟大賞典
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