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第110回 京都記念のデータ [競馬データ]

95年以降22年、連対馬44頭、3着馬22頭からです。
このレースも、11年からそれまでより1週早い開催となっています。


まず父の血統ですが、連対馬44頭中最も多かったのはヘイルトゥリーズン系の17頭でした。
内訳は、サンデーサイレンスの仔が11頭(ディープインパクト(4頭)、マーベラスサンデー、アグネスタキオン、アドマイヤベガ、スペシャルウイーク、ゼンノロブロイ、ダンスインザダーク、ネオユニヴァース)サンデーサイレンスが5頭、グラスワンダーが1頭と、圧倒的にサンデーサイレンス系が多くなっています。
そのサンデーサイレンスの仔の11頭のうち10頭は、08年からの16年までの8年間のものとなっています。(あと1頭は、05年1着馬のシルクフェイマス)
サンデーサイレンス系の中のディープインパクト産駒ですが、13年に1着2着、14年に2着、16年の2着と、4年間で4頭連対していました。(そのうちトーセンラーが13年1着、14年2着)
続いて多かったのは、ナスルーラ系の13頭(グレイソブリン系が6頭、レッドゴッド系が4頭、ネヴァーベンド系が2頭、ボールドルーラ系が1頭)でした。
そのうち8頭が1着となっています。
またそのうち12頭は95年から06年までの12年間のものとなっています。(あと1頭は、10年の2着馬ジャガーメイル)
続いてノーザンダンサー系が7頭、ミスタープロスペクター系が5頭、サッカーボーイが2頭となっていました。
そのうち、15年の連対馬の父はスタープロスペクター系のキングカメハメハ産駒のワンツーとなっています。

3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が11頭(サンデーサイレンスの仔が7頭、サンデーサイレンスが2頭、リアルシャダイとブライアンズタイムが各1頭)と最も多く、続いてナスルーラ系とネイティヴダンサー系(そのうちミスタープロスペクター系が2頭)が各3頭、ノーザンダンサー系(チーフベアハート、ジャイアンツコーズウェイ)、サッカーボーイが各2頭、トゥルビョン系(トウカイテイオー)が1頭となっています。


年齢は、連対馬では4歳馬が19頭と最も多く、続いて6歳馬が12頭、5歳馬が10頭、7歳馬が3頭となっていました。
特に4歳馬は、95年、04年、09年、12年、14年を除く17年で連に絡んでいます。(その除いた5年中09年を除く4年の4着馬は4歳馬)

3着馬では、5歳馬が9頭と最も多く、続いて6歳馬が7頭、4歳馬が3頭、7歳馬が2頭、9歳馬が1頭となっていました。
連対馬で目立っていた4歳馬の3着以内の計22頭ですが、そのうち連対した4歳馬19頭の当日の人気は、1番人気が8頭、2番人気が4頭、3番人気が1頭、4番人気が1頭、6番人気が2頭、8番人気が1頭、11番人気が1頭となっていました。
その中で、人気薄の4頭ですが、01年11番人気1着となったマックロウ、03年8番人気1着となったマイソールサウンド、05年6番人気2着となったトウショウナイト、16年6番人気1着となったサトノクラウンでした。
前2頭ですが、父がグレイソブリン系となっていました。(トウショウナイトの父はミスタープロスペクター系のデインバーカントリー、サトノクラウンの父はミスタープロスペクター系のアドマイヤドン)
3着馬の4歳馬3頭では、当日人気は2番人気、3番人気、6番人気となっていました。
その6番人気馬は、02年6番人気3着となったテンザンンセイザで、父がグレイソブリン系となっています。

逆に、4歳馬で1番人気から3番人気で上位人気になっていたにもかかわらず4着以下で複勝圏内に入らなかったのは、95年以降15頭いました。
また、その複勝圏内を逃したうちの4着の4歳馬ですが、過去22年中半分近くの10頭を占めていました。
その人気は、2番人気が2頭、3番人気が1頭、4番人気が3頭、6番人気が1頭、9番人気が2頭、10番人気が1頭となっています。
ちなみに今回の登録馬では、4歳馬はマカヒキとミッキーロケットの2頭となっています。


毛色ですが、1着馬では鹿毛が13頭、栗毛と黒鹿毛が各4頭、青毛が1頭となっていました。
2着馬では栗毛と鹿毛が各8頭、黒鹿毛が5頭、芦毛が1頭となっていました。
そのうち栗毛は97年以降05年まで9年連続連に絡んでいました。
あと栗毛が連対しなかった95年、96年、06年、07年、08年、10年、11年、13年、14年、15年、16年の11年のうち、96年、06年、07年、16年の4年の3着馬は栗毛となっていました。(10年は栗毛馬の出走はなし)

3着馬では鹿毛が11頭、栗毛が6頭、青鹿毛が2頭、黒鹿毛、芦毛、青毛が各1頭となっています。
この中で栗毛馬ですが、06年以降、ここ11年中7年は栗毛馬の連対はありませんし、3着馬も11年中6年は栗毛馬が入っていないところを見ると、この栗毛馬強しのデータも過去のものになってきたのかも知れません。
(12年は、2着に唯一1頭出走していた栗毛馬の1番人気ダークシャドウが入りましたが、翌年13年は、同じく唯一出走していた栗毛馬9番人気ヤマニンファラオはしんがり負けの11着でした。)
ちなみに、今回登録している栗毛馬は、アクションスターの1頭となっています。


次に、当日の連対馬の人気の組み合わせですが、「8番人気と7番人気」の組み合わせで決まった03年以外は、片方か両方で1番人気から3番人気の上位の馬が絡んでいました。
その中の1番人気ですが、22年中13年で連に絡み、3着馬は1頭となっていました。
その連に絡んだ1番人気の単勝オッズですが、1頭(3.3倍)を除いて12頭が1倍台(7頭)もしくは2倍台前半(5頭)となっていました。
ただ連をはずした1番人気の9頭はそれぞれ、2.3倍(3着)、2.7倍(6着)、2.5倍(7着)、1.9倍(10着)、3.3倍(13着)、3.5倍(5着)、1.6倍(6着)、1.8倍(5着)、3.9倍(12着)となっていて、単勝オッズから取捨選択が一見可能なようですが、シルクフェイマス、ジェンティルドンナ、ハープスターのように1倍台でも大きく負けたこと(シルクフェイマス05年10着)がありますので、全面的に信用できるデータではないようです。


それから臨戦過程での主な前走のレースですが、連対馬では有馬記念が12頭と最も多く、次いで京都の金杯が5頭(いずれも京都記念で1着)、日経新春杯が4頭(同じくいずれも1着)、アメリカJCCが3頭(同じくいずれも2着)となっていました。
しかしながら、今回の登録馬では、前走で一番多かった有馬記念を走った馬は残念ながらいません。
あと、前走京都金杯は13着のガリバルディ、前走日経新春杯は1着のミッキーロケット、6着のヤマカツライデン、9着のアクシションスター、11着のウインインスパイアの4頭、前走アメリカJCCは8着のショウナンバッハの1頭となっています。


それから、前走で上記の4レース以外のレースを走った連対馬は、海外を走った馬と15年の2着馬スズカデヴィアス(前走ステイヤーズS6番人気4着)を除いてその前走の人気が着順に関係なく4番人気以上の上位人気になっていました。
しかしながら、今回の登録馬でこれに該当する馬はいません。
あと、前走海外だった登録馬は、前走香港ヴァーズ4番人気1着のサトノクラウン、同じく前走香港ヴァーズ6番人気5着のスマートレイアー、前走凱旋門1番人気14着のマカヒキの3頭となっています。

3着馬の前走のレースも、有馬記念が7頭(1着、6着、7着(3頭)、9着、14着)、日経新春杯が5頭(2着2頭、4着2頭、14着)、アメリカJCCが4頭(2着3頭、10着)とほぼこの3レースで分け合っていました。
残り6頭の前走は、ジャパンC(8着)、宝塚記念(3着)、天皇賞(春)(4着)、京阪杯(1800m芝時で1着)、京都金杯(15着)、佐賀記念(12着)となっています。


次に枠番の出目ですが、連対馬では6枠が8頭と最も多く、続いて7枠と8枠が各7頭、次に1枠が6頭、4枠と5枠が各5頭、続いて2枠と3枠が各3頭となっていました。
3着馬では、8枠が6頭と最も多く、次いで4枠が5頭、5枠が3頭、続いて2枠と3枠と6枠と7枠が各2頭、1枠がなしとなっています。


以上ですが、とりあえずは、4歳馬(マカヒキとミッキーロケット)の取捨選択から検討を始めたいと思います。
それから昨年と同様、人気とオッズが出てから、上記のデータを基にフラットに検討して、結論を出していこうと思います。

タグ:京都記念
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