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第51回 福島記念のデータ [競馬データ]

97年以降、新潟競馬場で代替開催された11年を除く17年、連対馬34頭、3着馬17頭からです。


3連単の配当が12年は4万円台、13年は3万円台と、この2年は連続そこそこの配当でしたけれども、続く昨年14年は36万円台と荒れました。
元々は荒れるレースとして有名で、3連単が始まって以来、昨年までで10年(11年の新潟開催を除く)になりますが、その10年中、2万円台だった05年、1万円台だった06年、4万円台だった12年、3万円台だった13年を除いた6年で、それぞれ85万台(04年)、63万台(07年)、49万台(09年)、30万台(08年)、20万台(10年)、36万台(14年)と、結構な高配当が続出しています。
また、1番人気も過去17年中4連対、3着3回と不振で、逆に、最低人気が3回3着以内に入るなど、17年中10年で二桁人気が3着以内に入っていました。
毎年、このように荒れると踏んで予想しているのですが、結果的に予想通り荒れても、それになかなか近づくことさえできないもどかしさを感じるレースとなっています。
逆に、そこそことなった12年、13年も、同じく荒れると読んで予想しましたが、12年は「1番人気-8番人気-2番人気」、13年は「3番人気-2番人気-7番人気」という結果で、肩透かしを食らってしまいました。
そして昨年14年は、逆に大荒れとは予想せず、それなりにということで8番人気のムーンリットレイク本命にして勝負しましたが、結果は8着。

代わりに、13番人気のフラアンジェリコが2着に来て、大荒れの片棒を担いでしまいました。
やはり一筋縄ではいかないレースですね。
さて今年、大きく荒れると予想すべきか、そこそこ荒れると予想すべきか、難しいところです。


では、いつものデータを挙げていきます。
まず血統ですが、父かBMS(母の父)で、34頭中18頭がノーザンダンサー系絡みとなっていました。
また99年の1着馬ポートブライアンズのBMSはノーザンダンサー系に近いノーザンネイティブですので、この馬も含めれば計19頭になります。
3着馬では、17頭中9頭がノーザンダンサー系絡みでした。
今回の出走馬16頭でノーザンダンサー系絡みの馬は、アンコイルド、シャイニープリンス、ステラウインド、ファントムライト、フレイムコード、マイネルミラノ、メイショウナルトの7頭となっています。

あと残りのノーザンダンサー系絡みではない連対馬16頭ですが、そのうち11頭がナスルーラ系絡みでした。
また3着馬では、残り8頭中4頭がナスルーラ系絡みでした。
今回の出走馬で、ノーザンダンサー系絡みでなくて、代わりにナスルーラー系が絡んでいる馬は、バロンドゥフォール、フィロパトール、フラアンジェリコの3頭となっています。


次に臨戦過程ですが、連対馬で前走が重賞だったのは34頭中16頭いました。
その前走の着順の内訳は、1着が3頭(いずれもカブトヤマ記念)、2着が2頭(オールカマー、ラジオNIKKEI賞)、3着が1頭(小倉記念)、5着が1頭(函館記念)、6着が2頭(秋華賞、富士S)、7着が1頭(富士S)、10着が1頭(天皇賞)、11着が1頭(秋華賞)、12着が1頭(天皇賞)、13着が2頭(アルゼンチン共和国杯、富士S)、15着(天皇賞)となっていました。
前走二桁着順だった6頭のうち4頭のレースはG1となっています。
そして、その前走重賞だった16頭は、08年1着のマンハッタンスカイ(前々走京都大賞典6着)、10年1着のダンスインザモア(オープン特別11着)、13年1着のダイワファルコン(オールカマー8着)の3頭を除いて前々走は4着以上の上位となっていました。
3着馬では、前走重賞だったのは17頭中13頭いて、着順は掲示板に載っていたのは4頭、あとの9頭は、6着(G3)、7着2頭(共にG1)、9着(G2)、10着2頭(G2、G3)、11着(G3)、16着(G3)、18着(G3)となっていました。

次に、連対馬で前走がオープン特別だったのは11頭いました。

その着順は上位から1着、5着、6着、7着(3頭)、8着、9着(2頭)、10着、12着と大半が掲示板をはずした馬でした。
3着馬では、前走オープン特別だったのは3頭で、偶然にもその3頭とも前走は京都のオープン特別(カシオペアS13着、オパールS11着、2着)となっていました。

そして、連対馬で前走が条件戦だったのは7頭いました。

その前々走は06年2着のフォルテベリーニ(準オープン5着)、12年2着のアドマイヤタイシ(準オープン3着)を除く5頭はすべて連対していました。
3着馬では、前走条件戦だったのは1頭のみですが、その前々走は勝っていました。


年齢は、連対馬では、5歳が13頭、6歳が8頭、4歳が6頭、3歳が4頭、7歳が2頭、8歳が1頭となっています。
3着馬では、5歳が6頭、4歳と6歳が各4頭、7歳が2頭、8歳が1頭となっていました。


毛色では、連対馬では、黒鹿毛が13頭、鹿毛が12頭、栗毛が9頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が8頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が2頭、芦毛が1頭となっています。


重量は、連対馬では、58kgが1頭、57.5kgが3頭、57kgが2頭、56kgが6頭、55kgが6頭、54kgが6頭、53kgが5頭、51kgが5頭とやはりハンデ戦らしく比較的軽い重量の馬の連対が目立ちます。
3着馬では、58.5kgが1頭、57.5kgが1頭、57kgが3頭、56kgが2頭、54kgと55kgが各3頭、53kgが3頭、52kgが1頭となっています。


枠番の出目ですが、1着馬では、3枠が17頭中7頭と圧倒的に多く、続いて1枠と5枠が各3頭、4枠が2頭、2枠と6枠が各1頭と、全体的にも内枠有利となっています。

2着馬では、6枠が4頭と最も多く、続いて1枠と4枠と5枠が各3頭、7枠が2頭、2枠、8枠が各1頭、1着馬で一番多かった3枠はなしとなっています。
3着馬では、2枠が7頭と最も多く、続いて8枠が4頭、1枠、5枠が各2頭、3枠、6枠が各1頭、4枠、7枠がそれぞれなしとなっています。


以上ですが、今年も、上記で触れましたけれど、「大荒れ」なのか、「そこそこ荒れ」なのか、この二者択一でかなり悩みそうですね。
でも、「大荒れ」と読んで検討して予想し、そして結果大荒れとなったとしても、それでもかすりもしないのがこのレースですね。
ともかくも、枠順と人気とオッズが出た時点から、上記のデータを参考に、まずは大荒れなのかそこそこ荒れなのか、その二者択一の検討をまずやりたいと思っています。

タグ:福島記念
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