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第51回 七夕賞のデータ [競馬データ]

9日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


96年、11年の中山開催、00年東京開催を除く、90年以降14年までの22年、連対馬44頭、3着馬23頭(10年の同着3着含む)からです。



まずは、今年もしつこく、毎年最初に触れている「七夕賞と7枠」の関係からいきたいと思います。
まず、7枠が絡んだ年を列挙いたしますと、90年5-7、91年5-7、92年1-7、94年5-7、95年5-7、01年7-8、03年6-7、09年4-7の8回となっていました。
これを見てもわかるとおり、90年代前半では結構強い関係があったのですが、その後は01年、03年、09年に出た以外はもう一つの結果となっています。
それでも、この7枠の8回は、5枠と並んで、この期間での最多の枠の出目となっています。
ちなみに、その他では、5枠が8回、1枠が7回、2枠と3枠が各5回、4枠と6枠が各4回、8枠が3回となっていました。
また、3着馬(23回)の出目ですが、4枠が8回と1番多く、あと5枠が4回、7枠が3回、1枠、3枠、8枠が各2回、あと2枠と6枠が1回ずつとなっていました。

ちなみに、7枠で連対した8頭のそれぞれの人気と単勝オッズは、90年1番人気、4.4倍(タカラフラッシュ)、91年6番人気、8.2倍(シーキャリア)、92年5番人気、7.5倍(カミノスオード)、94年4番人気、5.7倍(ニフティダンサー)、95年2番人気、3.6倍(フジヤマケンザン)、01年3番人気、6.0倍(ゲイリートマホーク)、03年6番人気、8.4倍(ミデオンビット)、09年1番人気、4.6倍(ミヤビランベリ)となっていました。
それから7枠に入った3着馬3頭ですが、04年5番人気、9.8倍(マーベラスダンス)、05年3番人気、5.9倍(グラスボンバー)、09年2番人気、5.4倍(ホッコーパドゥシャ)となっていました。
人気は、連対馬、3着馬ひっくるめて、1番人気から6番人気の間、単勝オッズはすべて一桁台となっています。


では、通常のデータに入ります。
まずは血統からですが、今年も先週行われた3歳の重賞ラジオNIKKEI賞と比較しながら見ていきます。
そのラジオNIKKEI賞ですが、08年、09年と2年連続上位3頭はノーザンダンサー系絡みではない馬で占められましたが、10年は1着と3着が、11年の中山開催では連対馬2頭が、12年は福島に戻って1着から3着までBMS(母の父)が(3着は父も)、13年は2着が父もBMS(母の父)もそれぞれノーザンダンサー系でした。
しかし14年の上位3頭は、08年、09年と同じくノーザンダンサー系絡みではない馬で占められました。

さて今年、
先週行われたラジオNIKKEI賞では、連対馬はいずれもノーザンダンサー系絡みではない馬で占められましたが、3着に父がノーザンダンサー系の馬が入りました。
なかなかこの辺り、ノーザンダンサー系絡みの馬の取捨選択に悩むところですが、結局全体的に見てみますと、このラジオNIKKEI賞は、中山開催も除いて、福島競馬場施行での今年までの23年間連対馬46頭の中では、ノーザンダンサー系絡みの馬は25頭とそれなりに強いところを見せています。
ただ、上記にも書いたとおり、08年から09年にかけての2年間と昨年14年、そして今年の連対馬のように、ノーザンダンサー系絡みの馬がまったく振るわなかった年もありましたので、全面的には信頼はおけないデータにもなっています。

ではこの七夕賞ではどうでしょうか。
福島競馬場施行での該当する期間の連対馬44頭で見てみますと、27頭がノーザンダンサー系絡みとなっていました。
このレースもそれなりに強いところを見せていたことになります。
もう少し突っ込んで見ていきますと、ラジオNIKKEI賞では、1着から3着までノーザンダンサー系が絡まない馬が占めたのは、今年まででは23年中6回となっていましたが、この七夕賞ではどうであったかと言いますと、22年中92年の1回のみとなっていました。
(1着2着の連対馬では、あと98年に1回ノーザンダンサー系が絡まない馬同士で決着しています。)
逆に、連対馬同士がノーザンダンサー系絡みだったのは、22年中7年(ラジオNIKKEI賞は8年)で、そのうち3着馬まで占めたのは、93年、94年、05年の3回(ラジオNIKKEI賞も3回)となっていました。
こう見ていきますと、七夕賞での連対馬は、ノーザンダンサー系絡みの馬とそうではない馬との混合が13回ということになりますから、その組み合わせが一番出やすいということになります。
一応、着順別でノーザンダンサー系絡みの馬を見てみますと、1着馬は22頭中15頭、2着馬は22頭中12頭、3着馬は23頭中13頭となっていました。
ちなみに、今回の出走馬16頭でノーザンダンサー系絡みの馬は、グランデッツァ、ステラウインド、マディラ、メイショウナルト、レコンダイトの5頭となっています。


それから、毎年取り上げていますが、今年も前走の着順を、1着、2着、3着ごとに古い順に列挙していきます。
1着馬の前走の着順は、1,2,1,8,3,11,9,3,1,3,6,8,9,3,5,8,13,1,4,10,2,11で、5着以上の上位が12頭、6着以下の下位は10頭となっています。
2着馬は、2,1,9,5,6,1,18,4,2,1,7,9,18,7,1,4,14,6,17,3,11,10で、5着以上の上位が10頭、6着以下の下位は12頭となっていました。
3着馬は、7,8,3,2,3,4,6,6,11,7,3,10,9,1,2,1,5,9,(10,1),1,8,2で、5着以上の上位が12頭、6着以下の下位は11頭となっていました。
こう見ますと、結構前走掲示板の外からの巻き返しが目立ちます。


次に毛色ですが、連対馬では、鹿毛が26頭と圧倒的に多く連対しています。
続いて、栗毛が8頭、黒鹿毛が6頭、青鹿毛が3頭、あと芦毛が1頭となっていました。
3着馬では、栗毛が9頭と最も多く、鹿毛が7頭、黒鹿毛が5頭、青鹿毛、芦毛が各1頭となっていました。

今回の出走馬で、栗毛馬は、グランデスバル、グランデッツァ、フラアンジェリコ、マディラの4頭となっています。


年齢では、これも着順ごとで見てみますと、
1着馬では、5歳馬が9頭、6歳馬が7頭、7歳馬が4頭、4歳馬が2頭となっています。

2着馬では、4歳馬が7頭、5歳馬が6頭、7歳馬が5頭、6歳馬が4頭となっていました。

3着馬では、5歳馬が8頭、6歳馬が6頭、4歳馬が5頭、7歳馬が3頭、8歳馬が1頭となっていました。
全体的に見てみますと、7歳馬が思いのほかがんばっていることがわかります。

今回の出走馬では、グランデスバル、フラアンジェリコ、メイショウナルトの3頭の7歳馬が出走しています。


それから、ハンデ戦ですので、重量にも触れておきましょう。
1着馬で1番多かった重量は57kgの6頭で、続いて55kgの4頭、それから56kgの3頭、54kg、53kgの各2頭、59kg、56.5kg、58kg、52kg、50kgの各1頭となっています。
2着馬では、55kgの6頭が最も多く、続いて、53kg、56kgの各4頭、54kgの3頭、57.5kgの2頭、そして52kgと57kgと58kgが各1頭となっています。
3着馬では、55kgが7頭、と53kgが4頭、54kg、56kgが各3頭、57kgが2頭、58kg、57.5kg、51kg、50kgが各1頭となっていました。
全体的には、重量55kg(3着以内17頭)の馬ががんばっているように見えます。

ちなみに、今回の出走馬で重量55kgの馬は、クランモンタナ、レコンダイトの2頭となっています。



以上ですが、今年も昨年までと同じく、とりあえず、「7枠」の馬の人気とオッズを見て、その取捨選択をまずはやろうと思っています。
そして同じく、ノーザンダンサー系絡みの馬の取捨選択、重量「55kg」の出走馬の取捨選択という感じで、どんどん絞って結論を出していこうと思います。


タグ:七夕賞
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