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第20回 マーメイドステークスのデータ [競馬データ]

11日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


96年の第1回から昨年14年の19回まで、06年の京都開催を除く18年、連対馬36頭、3着馬18頭からです。

途中、日程の若干の変更、阪神の馬場の改装、別定戦からハンデ戦への変更等ありますがそのままその18年から見ていくことにします。


まずは今年も、いわゆるまゆつばもののデータから先に触れておきます。
前走または前々走のどちらかかまたは両方で、「9番人気」、または「9着」というように、「9」という数字が見えた馬が時々穴を開けています。
連対馬では36頭中11頭、3着馬も18頭中7頭いました。
08年、これに該当していた12番人気トーホウシャインを3着狙いで▲をつけましたが、3着どころか1着となってしまいました。
そして09年、同じく該当していた11番人気レッドアゲートに○をつけて勝負しましたが、残念ながら健闘むなしく5着ともう一歩の成績でした。
しかしながら10年は、該当した前走G1のヴィクトリアルマイルで9番人気8着だったブラボーディジーは5番人気13着、前走準オープン特別10番人気9着だったマイネトゥインクルは11番人気9着、前走オープン特別9番人気8着だったマイネレーツェルは9番人気14着、前走金鯱賞9番人気6着だったリトルアマポーラは6番人気11着という結果で、やはり「まゆつばものの」域は出ないなあと終わってから思ってしまいました。
ところが11年は、1着には前々走福島牝馬Sで9番人気1着だったフミノイマージンが入り、2着には前走ヴィクトリアマイルで15番人気9着だったブロードストリートが来ました。

終わってからの言い訳回顧には、「悔いがものすごく残る」と書いてありました。
現金なものです。
そして12年、今度は狙おうと思っていて楽しみにしていたのですが、この年は残念ながらその該当馬が1頭もいませんでした。
そして満を持しての13年、一転して該当馬が出走馬14頭中5頭もいて逆に選択で迷ってしまいました。
勝負はその中からマルセリーナを本命にして勝負し、あとこのレース、サンデーサイレンス系がよく来るので、あと3頭はその産駒の中から選びました。
ちょっと弱気でその4頭での馬連ボックスで勝負したところ、マルセリーナが見事勝ってくれて、さらに相手にそのサンデーサイレンス産駒の中のアグネスワルツが来たので、まぐれで獲ることができました。
このアグネスワルツも実はその「まゆつばもの」のデータの馬。
ホントにありがたかったです。
ところが3着に入った1番人気アロマティコもその「まゆつばもの」のデータの馬。
3連単の配当が約19万円。
ちょっと複雑なものを感じてしまいました。
昨年14年は、前々走で該当していた1番人気ディアデラマドレは1着になったものの、2着馬、3着馬には該当馬は入りませんでした。

とりあえず今年も、このデータに何の根拠もありませんが、一応気になる材料として昨年まで載せていたものとほとんど変わらない文章で挙げておきました。
ちなみに今回の出走馬では、前走オープン特別で9番人気13着だったアドマイヤギャラン 、前走オープン特別で9番人気9着だったメイショウスザンナ、前走福島牝馬S9番人気2着だったリラヴァティと、今年は3頭出走しています。
今年もここからの選択はさらに難しいものがありますね。
もちろんまゆつばもののデータなので、まったく来ないこともありますし。

ともかく結果は別にして、来年も同じく、そっくりそのまま上記の文章を載せる予定にしております。


さて、いつもの本題のデータに行きたいと思います。
毎年触れていますが、連対馬と人気、また単勝オッズに大きな特徴があったレースでした。
96年から14年までの阪神開催での人気と単勝オッズの傾向ですが、まず1番人気はその18年中8年で連対し、残り10年中5年では1番人気の代わりに2番人気が連に絡んでいました。
あと残り5年のうち、96年は「6番人気と4番人気」、08年は「12番人気と10番人気」、09年は「9番人気と4番人気」、10年は「3番人気と14番人気」、13年は「7番人気と10番人気」での組み合わせとなっていました。
そして、その5年を除く13年の1番人気あるいは2番人気の連の相手の人気は、12年と14年を除いてすべて5番人気以上の上位人気でした。(12年は1番人気-7番人気の組み合わせ、14年は1番人気-13番人気でそれぞれ決着しました)
そのうち1番人気と2番人気で決まったのは4回で、つまり2番人気はその13年中9年で連に絡んでいたことになります。
また、18年の連対馬36頭のうち、08年の1着(116.3倍)、2着馬(40.1倍)、09年の1着馬(22.1倍)、10年の2着馬(47.9倍)、11年の2着馬(12.1倍)、12年の2着馬(14.9倍)、13年の1着馬(12.4倍)、2着馬(28.8倍)、14年の2着馬(76.6倍)の9頭を除く27頭の単勝オッズは一桁となっていました。
つまり、07年までは、「単純に考えて一桁台オッズのボックスを買えば、儲けは別にして馬連及び馬単の馬券は当たるということになります。」というはっきりしたデータを持っていたレースでもありました。
それが08年にそのデータは木っ端微塵に散り、その後の09年から昨年14年では片方もしくは両方が二桁台のオッズとなって、結局08年以降昨年までの7年間は、毎年二桁台以上のオッズが少なくとも1頭連対するようになってしまいました。
ただ、07年にハンデ戦が始まりましたので、08年以降の傾向の変化にはその影響も多少あるのかも知れません。
その08年から昨年までの7年間で、3着以内に入った二桁台以上のオッズの馬を、ここで挙げておきたいと思います。

08年 トーホウシャイン  12番人気(1116.3倍)1着
08年 ピースオブラブ   10番人気(40.1倍)2着
08年 ソリッドプラチナム 5番人気(11.7倍)3着

09年 コスモプラチナ    9番人気(22.1倍)1着

10年 セラフィックロンブ 14番人気(37.9倍)2着

11年 アースシンボル   13番人気(72.2倍)3着

12年 クリスマスキャロル 7番人気(14.9倍)2着
12年 メルヴィユドール  10番人気(28.5倍)3着

13年 マルセリーナ    7番人気(12.4倍)1着
13年 アグネスワルツ   10番人気(28.8倍)2着

14年 コスモバルバラ   13番人気(76.6倍)2着

この中で、9番人気から14番人気までの馬ですが、もし今年も昨年までの傾向が継続されるとするならば、その中の1頭ないしそれ以上が3着以内に入ることになります。



では、ここで
ハンデ戦のデータも載せておきます。
ハンデ戦としては06年の京都競馬場での開催から始まったのですが、その京都開催を含む、06年~14年の7年間の傾向を年ごとに挙げていきますと、まず京都開催での06年ですが、1着馬から3着馬の3頭の重量は49kg、51kg、51kgとなっていて、まさにハンデ戦ならではの結果となりました。
この年のハンデ頭は57kg(ヤマニンシュクル)で、その人気は1番人気(単勝オッズ3.0倍)でしたが8着に敗れています。
他の重量55kg以上の出走馬も見てみますと、56kgは1頭出ていましたが、2番人気4着という結果でした。
また55kgは2頭出ていましたが、4番人気9着、5番人気12着という結果となっていました。

続いて阪神開催の07年では、53kg、54kg、53kgでの決着となり、06年ほどではないにしてもそれなりのハンデ戦らしい結果であったと思います。
この年のハンデ頭は56kg(コスモマーベラス)で、やはり人気は1番人気(単勝オッズ4.3倍)となっていました。
しかし結果は同じく8着と敗れました
あと55kgは1頭出ていて、7番人気5着という結果でした。

08年は、48kg、52kg、53kgと今度もまたハンデ戦ならではの結果となりました。
この年のハンデ頭は56kg2頭(ベッラレイアとサンレイジャスパー)で、それぞれ1番人気5着、7番人気12着という結果となりました。
55kgは1頭出ていて、4番人気10着という結果でした。

続いて09年は、53kg、52kg、56.5kgと連対馬はこの年もハンデ戦ならではという結果となりましたが、3着馬に56.5kgのハンデ頭の馬が初めて入りました。
ちなみにこの馬はリトルアマポーラで、当日の人気は2番人気でした。
それから、55kgの馬は4頭出走していましたが、8、9、10、16着という結果でした。

さらに10年も、53kg、53kg、53kgとほぼハンデ戦ならではとなりました。
ハンデ頭は57kgでしたが、6番人気11着と敗れています。
あと、56kgは3頭出走して、5着、13着、15着という結果でした。
また55kgは2頭出走して、4着、6着という結果でした。

11年は、55kg、56kg、52kgという組み合わせとなり、ハンデ戦になって初めて55kg以上の馬が、それも2頭が連に絡みました。
しかも、「56kg」がハンデ頭で、これもハンデ戦になって初めて連対したことになります。
この56kgの2着馬はブロードストリートで、人気は7番人気でした。
その他の56kgの馬の成績は、9着、13着でした。
また、その他の55kgの馬の成績は、10着となっています。

12年は、53kg、50kg、50kgという組み合わせとなり、またハンデ戦ならではとなりました。
ハンデ頭は、8番人気のエリンコートで、56kg背負っていましたけれど結果7着となっています。
あと、55.5kgが1頭で11着、55kgも1頭で8着となっていました。

13年は、56kg、55kg、54kgという組み合わせとなり、11年に続きハンデ頭が連対(1着、マルセリーナ)いたしました。
連の組み合わせも11年と同じで、55kg以上の馬が2頭とも占めました。
あと、56kgの馬はいなくて、55kgの残りの馬は、8着、9着、13着となっていました。

昨年14年は、53kg、50kg、56kgという組み合わせとなり、10年と同じ、連対馬はハンデ戦ならではの決着、3着馬にはハンデ頭(フーラブライド)が入りました。
あと、56kg、55kgの馬ですが、珍しくこのフーラブライド以外の出走はありませんでした。

ちなみに、今回の登録馬で55kg以上の馬は、まずハンデ頭は56kgのバウンスシャッセの1頭、あと55kgの重量はなしで、残りは54kg以下となっています。
今年も、53kgが7頭、52kgが3頭、50kg、49kgが各2頭と、昨年に続き近年まれに見る軽ハンデばかりのハンデ戦となっています。

今年も難解な構成ですね。


それから、3着馬(18頭)の当日の人気と単勝オッズも挙げておきます。
こちらは07年までの上位人気で決まっていた連対馬とは全く違う様相を呈していました。
まず人気ですが、1番人気が1頭、2番人気が2頭、3番人気が1頭、4番人気が1頭、5番人気が3頭、6番人気が3頭、8番人気、10番人気が各2頭、11番人気、12番人気、13番人気が各1頭と、07年までの連対馬とは違って、下位人気が主体となっています。
単勝オッズも、1番人気、2番人気、3番人気、4番人気の中の計5頭と5番人気の中の2頭が一桁オッズだった以外の11頭は、すべて11倍以上(最低で13.6倍、最高で136.9倍)の二桁または三桁オッズとなっていました。


次に前走の人気を見てみます。
京都開催を除く18年の連対馬36頭では、そのうち23頭が5番人気以上の上位人気となっていました。
あとの6番人気以下の13頭ですが、そのうち5頭の前走はG1で、安田記念が3頭(9番人気7着、16番人気12着、13番人気14着)、ヴィクトリアマイルが2頭(16番人気14着、15番人気9着)となっていました。
あと残りの8頭ですが、そのうち1頭は97年2着のゴールデンジャックで、前走は金鯱賞9番人気(9着)となっていました。
ただその前走は9ヶ月ぶりのレースで、叩き2走目のこのレースの当日人気は、前走の人気と打って変わって4番人気まで上がっていました。
あとの7頭は、08年と09年のそれぞれの連対馬と10年の2着馬、11年の1着馬、13年の2着馬で、ここにもハンデ戦に変わっての影響が現れている気がいたします。
まず08年ですが、1着のトーホウシャインと2着のピースオブラヴのそれぞれの前走は、1000万下条件戦6番人気9着、新潟大賞典15番人気15着となっていました。
それから09年1着のコスモプラチナと2着のニシノブルームーンのそれぞれの前走は、愛知杯8番人気16着、準オープン特別6番人気1着となっていました。
続く10年2着のセラフィックロンプの前走ですが、オープン特別の都大路S12番人気5着となっていました。
そして11年1着のフミノイマージンですが、前走は金鯱賞8番人気6着でした。
ただし、前々走と3走前の牝馬限定の重賞でそれぞれ1着、2着となっていたことからこのマーメイドSの当日の人気は2番人気となっていました。
あと13年2着のアグネスワルツは、前走都大路S9番人気8着でした。
いずれにしても、ゴールデンジャック以外の7頭は、臨戦過程からはちょっと掴みにくい傾向となっています。

それから3着馬の前走の人気ですが、5番人気以上の上位人気だったのは18頭中7頭でした。
あとの6番人気以下(実際は9番人気以下)の11頭のうち5頭はG1(オークス、安田記念、ヴィクトリアマイル3頭)で、あとの6頭は、目黒記念1頭と愛知杯1頭、そして準オープン4頭となっていました。

ついでに前々走の人気も見てみますと、連対馬36頭中23頭が5番人気以上の上位人気となっていました。
あとの下位人気の11頭は、新潟大賞典(7番人気11着)、京王杯(10番人気10着)、マイラーズ
C(8番人気5着)、1000万下特別(7番人気5着)、福島牝馬S(12番人気15着)、エリザベス女王杯(15番人気17着)、福島牝馬S(7番人気7着)、オープン特別(10番人気13着)、福島牝馬S(9番人気1着)、阪神牝馬S(9番人気6着)、オープン特別(6番人気4着)、エリザベス女王杯(8番人気9着)、1000万条件戦(6番人気5着)と、4頭を除いて他は重賞となっていました。

それから3着馬の前々走は、やはり連対馬と違った傾向を示していて、5番人気以上の上位人気は18頭中10頭で(1番人気1頭、2番人気2頭、3番人気各1頭、4番人気2頭、5番人気4頭)、あとの8頭はそれ以下の下位人気となっていました。(7番人気3頭、8番人気3頭、9番人気1頭、10番人気1頭)
そのレースの内容は重賞が7頭、オープン特別が1頭、準オープンが1頭、1000万下戦が1頭となっていました。


年齢は、1着馬では、4歳と5歳が各8頭、6歳が2頭となっていました。
2着馬では、5歳が11頭、4歳が4頭、6歳が3頭となっていました。
3着馬では、4歳が8頭、5歳が6頭、6歳が3頭、3歳が1頭となっています。


毛色は、1着馬では、鹿毛が10頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が2頭、栃栗毛と青毛が各1頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が9頭、栗毛が4頭、栃栗毛と黒鹿毛が各2頭、青鹿毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が6頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が3頭、栃栗毛と青鹿毛が各2頭、芦毛が1頭となっています。


枠の出目ですが、1着馬では、8枠が5頭、6枠が4頭、2枠、3枠、7枠が各2頭、1枠、4枠、5枠が各1頭となっていました。
2着馬では、5枠が4頭、2枠、7枠、8枠が各3頭、1枠、4枠が各2頭、6枠が1頭、3枠がなしとなっていました。
3着馬では、8枠が4頭、4枠、5枠、6枠が各3頭、2枠、3枠が各2頭、7枠が1頭となっていました。


また、前走の展開を見てみますと、連対馬36頭中24頭が最終コーナーで7番手より前の方の位置にいました。
3着馬では、その前にいたのは18頭中8頭となっていました。

それから、このレースは、逃げ馬の活躍が目立っていることでも有名です。
00年以降06年の京都開催も含んで見てみますと、逃げ馬のそれぞれの成績は、00年2着、01年2着、02年1着、03年4着、04年7着、05年1着、06年4着、07年4着、08年2着、09年1着、10年2着、11年12着、12年8着、13年2着、14年12着となっていて、15年中8連対となっていました。
ただ、その逃げ馬に関しては、予想通り逃げた馬もいれば、意外な馬が逃げたこともあって、レース前からその馬を予想するのはちょっと至難の業となっています。


以上ですが、今年もかなり難解ですね。

とりあえず今年も、まずはハンデ重量55kg以上の唯一の出走馬、56kgのハンデ頭バウンスシャッセの取捨選択からですね。
それから、同じく昨年と同様、逃げ馬の特定、そしてその選択の検討をしていこうと思っています。
あとは、昨年と同様、人気と単勝オッズが出てから、同じくあれやこれや考えながら取捨選択をして結論を出していこうと思っています。

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