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第65回 東京新聞杯のデータ [競馬データ]

5日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。

92年以降、95年の降雪によるダート開催への変更と03年中山競馬場での開催を除く過去21年、連対馬42頭、3着馬21頭からです。
ただし、昨年14年は積雪のため、1週遅れの開催となっています。



この古馬の東京1600m芝のレースは、5月の牝馬限定のヴィクトリアルマイル、初夏の安田記念、秋の富士ステークス、そしてこの東京新聞杯と4レースあります。
それぞれ個性があって、共通項があるようでないようで、そしてそれぞれの難解さを持っています。
この東京新聞杯もなかなか個性があって難解ですね。
近年でも、08年、3連単で250万台、09年は88万台と、大荒れになりましたが、10年は1万円台、11年は約10万円弱、12年は6万円台、13年は1万円台、昨年9万円台と、荒れるのか、固く収まるのか、予想しづらい、とらえどころがない難解なレースとなっています。

過去21年の1番人気を見てみますと、1着が5頭(単勝オッズ1.3倍~2.8倍)、2着が5頭(1.7倍~4.4倍)と計10頭が連対で、全体的には半々の連対率となっています。
また、3着には1番人気の馬が2頭(3.2倍、4.5倍)入っていて、結局21頭中1番人気が12頭、3着以内に入ったことになります。
あと残り圏外は9頭ですが、9着(00年、1.8倍)、8着(02年、4.2倍)、4着(04年、1.8倍)、4着(08年、4.1倍)、6着(09年、4.0倍)、7着(11年、2.3倍)、5着(12年、4.4倍)、10着(13年、4.0倍)、4着(14年、4.2倍)となっていて、ここ7年では10年を除く6年で3着以内をはずしていました。(その10年の1番人気(2着)の単勝オッズは4.4倍)


次に毛色ですが、連対馬で一番多かったのは鹿毛で42頭中21頭占めていました。
続いて黒鹿毛が8頭、栗毛が6頭、青鹿毛が3頭、芦毛が2頭、栃栗毛、青毛が各1頭となっていました。
しかし、04年から09年までの6年は、「黒鹿毛同士」、「青鹿毛と栗毛」、「黒鹿毛と栗毛」、「栗毛同士」、「青鹿毛と黒鹿毛」、「黒鹿毛同士」という組み合わせとなっていて、6年連続なぜか鹿毛馬の連対なしとなっていました。
しかしながら、10年は「鹿毛馬同士」(3着馬も鹿毛馬)と久々に鹿毛馬が連対し、11年は「黒鹿毛と鹿毛」という組み合わせで、また鹿毛馬が戻って来た感があります。

その後は、12年は、「青毛-栗毛」でまた鹿毛馬が絡まない年となり、13年は、「栗毛-鹿毛」、昨年14年は、「芦毛-鹿毛」とここ2年鹿毛馬が連対しています。
ちなみに、その鹿毛馬が連対しなかった7年間(04年から09年、12年)の3着馬の毛色は、順に、「黒鹿毛」、「黒鹿毛」、「鹿毛」、「青鹿毛」、「鹿毛」、「黒鹿毛」、「黒鹿毛」と一応鹿毛馬は7年中2年入っていました。
ただ、逆に見れば、5年は3着以内に鹿毛馬が絡まなかったことになります。
これもとらえどころのないものとなっています。

3着馬の過去20年の毛色もまとめてみますと、鹿毛が9頭と最も多く、続いて黒鹿毛が6頭、青鹿毛と栗毛が各3頭となっています。


次に臨戦過程ですが、まず前走での距離で同じ1600m芝を走ったのは、連対馬42頭中29頭となっていました。

そしてその29頭のうち19頭がその前走のレースで連対していました。
その前走1600m芝のレースで一番多かったのはニューイヤーSの12頭で、06年1着フジサイレンスの前走3着と11年2着のキングストリートの前走5着以外の10頭はいずれもそのニューイヤーSで連対していました。

今回の出走馬16頭で、前走ニューイヤーSの馬で掲示板に載っていたのは、4着のリルダヴァル1頭となっています。

それから、前走ニューイヤーS以外の1600m芝のレースを走った残り17頭ですが、その中で、京都金杯が6頭(1着、4着、9着、5着、12着、1着)と目立っています。
今回の出走馬で前走京都金杯だったのは、2着のエキストラエンド、3着のマイネルメリエンダ、4着のフルーキー、6着のメイショウヤタロウ、14着のダノンヨーヨーの5頭となっています。


3着馬21頭では、そのうち11頭が前走1600m芝を走っていました。
その中で、連対馬で一番多かったニューイヤーS組は1頭(12年2番人気3着のヒットジャポット)でした。
あと残りの10頭の前走の人気を見てみますと、そのうち8頭が4番人気以上の上位人気となっていました。
今回、ニューイヤーSを除く前走1600m芝のレースを走ってその時の人気が4番人気以上だったのは、エキストラエンド、シヤイニープリンス、フルーキー、ヴァンセンヌの4頭となっています。

あと、連対馬で、臨戦過程で前走1600m芝以外を走った残り13頭ですが、そのうち準オープンとオープン特別だったのは計4頭いました。
いずれも1番人気か2番人気で勝っていました。
今回の出走馬では、ヴァンセンヌ1頭が該当します。
あと9頭は前走重賞となりますが、その内訳は、G1が3頭(有馬記念が2頭(7番人気7着、10番人気6着)、エリザベス女王杯4番人気6着)、G2が2頭(9番人気4着、4番人気5着)、G3が4頭(1番人気1着、9番人気12着、9番人気9着、3番人気5着)となっていました。
それから、3着馬の残り前走「1600m芝」以外の10頭ですが、前走有馬記念11番人気13着と昨年の前走中山金杯5番人気14着、そして中日新聞杯6番人気8着以外の6頭は前走4着以上の上位着順となっています。


年齢ですが、連対馬では、6歳が14頭と最も多く、次いで4歳が13頭、続いて5歳の11頭、7歳の4頭となっています。
3着馬では、4歳と5歳の各8頭が最も多く、次に6歳の3頭、7歳と8歳の各1頭と続いていました。


次に父の血統ですが、単独で一番多かったのはサンデーサイレンスの8頭で、それを含むヘイルトゥリーズン系が19頭となっていました。
そして、ノーザンダンサー系が9頭、ナスルーラ系が6頭、ミスタープロスペクター系が5頭、そしてサーゲイロード系、トゥルビョン系、ダンテ系が各1頭と続いていました。
3着馬では、ナスルーラ系が7頭と最も多かったのが特徴で、次にサンデーサイレンス系(サンデーサイレンス、ネオユニヴァース、フジキセキ、スペシャルウイーク、ダンスインザダーク)が5頭、ノーザンダンサー系が3頭、ミスタープロスペクター系とが各2頭、そしてリボー系とブライアンズタイムズ系が各1頭と続いています。

また、全体的に、父か母の父(BMS)でどちらかあるいは両方でナスルーラ系の馬が目立っています。
過去21年、1着馬から3着馬計63頭中25頭でナスルーラ系が絡んでいました。
特に、05年から07年までの3年間と10年、11年の2年間、そして13年の計6年で入らなかった以外は、残り15年で少なくとも1頭は絡んだ馬が3着以上に入っていました。
今回の出走馬でナスルーラ系絡みの馬は、エキストラエンド、ハノハノの2頭となっています。


枠の出目ですが、連対馬では、3枠が9頭と最も多く、続いて4枠と8枠が各6頭、6枠が5頭、1枠と2枠と5枠と7枠が各4頭と続いています。
中でも、4枠の6頭はそのまま1着となっていて、一番多く優勝馬を出しています。
3着馬では、1枠が7頭と最も多く、続いて4枠と8枠が各4頭、次に2枠6枠が各2頭、5枠7枠が各1頭と続いていて、3枠は無しとなっていました。
傾向は捉えにくいですが、全体的には8枠に注意が必要のようです。


以上ですが、今年も難解な選択ですが、「荒れるのか」「平穏で決まるのか」、この二者択一からになりますね。
その上で、上記のデータを参考に本命馬を決めていきたいと思います。


タグ:東京新聞杯
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