第５０回 金鯱賞の予想の結果

第５０回　金鯱賞の予想

◎１６　ラブリーデイ　　　　　４着
○１３　ウインバリアシオン　１５着　
▲１１　クランモンタナ　　　　７着
△　４　ラストインパクト　　　１着
×　５　エアソミュール　　　　３着


１６番　単勝、複勝　各１点

３連単　１６番１着固定、１３番２着固定　１１番、４番、５番へ　３点流し
（１６→１３）→１１，４，５
３連複　１３番１６番２頭軸から　１１番、４番、５番へ　３点流し
（１３－１６）－１１，４，５

以上計８点勝負


こちらは、結果、１番人気ラストインパクトが勝って、重賞連勝。
４番人気サトノノブレスが２着、３着に２番人気エアソミュールが入って、比較的固く収まりました。
予想では何も書きませんでしたけど、中京競馬場大改装後の２年間のこのレース２回を含めて、この施行のレースが大荒れとはいかないまでも、そこそこ荒れていたので、そこを考えて検討して予想を立てていました。
それが肩透かしを喰らった結果となってしまいましたね。
でも、この上位人気の馬たちはそれぞれ強かったです。
また、大改装後のこのレースの２年間からそれぞれ１頭ずつ、次走の有馬記念で上位３頭以内に入っているレースとしてふさわしい内容であったかと思います。
さて、この上位３頭から今年も有馬記念で活躍する馬が出るのでしょうか。
出走してくれば要注意ですね。

レースは、予想通り、５番人気カレンブラックヒルの単騎の逃げで展開しました。
そのカレンブラックヒルですが、いつものように、マイペースの逃げ、そして直線に入ってから後続を引き離しにかかり、そのまま押し切る競馬でもしかしての見せ場を作りました。
道中、淀みなく流れ、落ち着いた流れのように見えましたが、結果的に流れは速かったように思います。
最後、そのカレンブラックヒルはゴール前後続に差されましたけれど、それでも５着、まだまだこの馬強いですね。
その流れの中、本命にしていた６番人気ラブリーデイは、いつもより後ろの中団の中で競馬をし、徐々に前に取り付いてきておりました。
大改装になった中京の直線の馬場は、直線に入ってすぐに坂というトリッキーなコースなので、そこをどうクリアするかが勝負の分かれ目なのですが、ラブリーデイは直線に入ってすぐに仕掛けました。
坂を駆け上がたところでは、カレンブラックヒルの後ろ、単独の２番手まで上がっていました。
こちらとしては、勝てるかもと思いつつ、ちょっと仕掛けが早かったのではという不安もかすめていました。
案の定、後続から外から徐々に追い上げて来たサトノノブレスが坂を駆け上がったところから伸びて来て、一気にカレンブラックヒルとラブリーデイを差して先頭に出ました。
さらに、その後ろから同じく伸びて来たラストインパクトもその２頭を差して、サトノノブレスの２番手に付け、さらに伸びてサトノノブレスを差して先頭に立って見事このレースを制しました。
レコード勝ちでした。
サトノノブレスも残念ながら２着となりましたが、見事な競馬でしたね。
それ以上に凄いと思ったのは、結果３着となったエアソミュールでした。
道中、前の集団を見る形で先行し、直線に入って内から先頭を伺う上がっておりました。
しかし、追い出しながらも我慢をしている感じで、さらに坂を駆け上がるところからは見せ鞭で馬に集中力を溜めさせているようにも見えました。
そして、ゴール前、先に前に出ていたラストインパクトとサトノノブレスには叶わなかったものの、同じ流れで、前にいたカレンブラックヒルとラブリーデイを差して３番手に上がり、そのまま３着でゴールに入りました。
時々見せる、「武マジック」がまた見せてくれた思いです。
恐らく、昨年このレースで最下位に沈んだ失敗が生かされたのだと思います。
道中、今年と同じ流れで競馬をしていて、直線に入って、早めに追い出しにかかり、坂を駆け上がったところでは先頭に並んでいました。
そのあと差されてからはずるずると最下位まで後退してしましました。
他にまだ若かったとか、疲れが溜まっていたとかなど理由があったとは思いますが、今日の競馬を見ていて、直線の途中までは我慢する競馬に徹するという昨年の失敗が生かされたように見受けられました。
ラブリーデイにももう少し、我慢があったら３着以上はあったかも知れません。
それでも、昨年このレース２着、今年４着は立派だと思いました。
ともかくも、距離に不安があったエアソミュールでしたが、こういう競馬ができれば今後も問題なさそうですね。

ということで、馬券的には負けましたけれど、いろいろ勉強になったレースでありました。
ちょっと、ウインバリアシオンの大負けは心配ですけど。

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