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第68回 セントライト記念のデータ [競馬データ]

18日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


今年は、中山競馬場のスタンド等改修のため、代替で新潟競馬場で行われます。
よって、過去の中山競馬場でのデータは使えません。
しかしながら、新潟競馬場大改修が行われた01年以降では、このセントライト記念が2002年に代替で行われた以外の3歳戦は、すべて未勝利戦となっています。
その02年の新潟競馬場で行われたセントライト記念は、2番人気のバランスオブゲームが勝ち、1番人気のアドマイヤマックスが2着と連対馬は固く収まりましたが、3着に11番人気のマイネルアムンゼンが入り、3連複は9370円とそこそこ荒れました。
この年はまだ3連単はなかったので、配当はわからずじまいですが、5万円くらいはなったのではないでしょうか。


とりあえず、参考として、昨年までの中山競馬場でのセントライト記念のデータを昨年までと同じ内容で載せて、項目ごとに、02年の新潟競馬場でのセントライト記念のデータを追補したいと思います。
92年以降、02年の新潟競馬場開催を除く過去21年、連対42頭、3着馬21頭からです。


まず当日の1番人気ですが、21年中8連対(1着4頭、2着4頭)となっています。
3着では3頭(94年、97年、11年)となっていました。
連対した1番人気8頭ですが、99年以降02年を除く昨年までの14年中の中でのことで、この期間とすれば14分の8ですから結構な確率かと思います。
それまでの7年はまったく連対しなかったのですから、99年を境にレースがガラッと変わってしまったのかも知れません。
では、99年以降固く収まっているのかと言うと、1番人気2番人気の組み合わせは14年中3年で、あと1番人気が絡んだ残り5年のその相手は、8番人気、5番人気、8番人気、9番人気、14番人気で紐荒れとなっています。
また、1番人気が絡まなかった6年も、3番人気と8番人気、12番人気と4番人気、2番人気と4番人気、4番人気と3番人気、6番人気と3番人気、3番人気と5番人気の組み合わせとなっていて、ほぼ荒れる傾向が高いレースと言ってもいいかも知れません。
全体的に見ても、過去21年間中6番人気以下の下位人気の馬が連対した年は11年あって、また3着以上に6番人気以下の下位人気の馬が入ったのは17年と、基本的には荒れるレースとなっています。
ただ、上位3着までの決着で、1番人気~3番人気の組み合わせが1回(00年)、1番人気2番人気5番人気の組み合わせが2回(97年、01年)ありますので、今年も、まずは荒れるのか、または固く収まるのか、その二者択一から始めることがポイントかと思います。

02年の新潟でのセントライト記念では、上記で触れましたように、1番人気馬(アドマイヤマックス)は2着と連対していました。


次に、臨戦過程ですが、前走のレースが条件戦だった、いわゆる上り馬の活躍がかなり目立っているレースとなっています。
前走が条件戦だったのは連対馬42頭中22頭となっていました。
その内訳ですが、前走が1600万下特別だったのは連対馬42頭中1頭(07年2着のトウショウシロッコ)、前走が1000万(900万)特別だった馬は42頭中16頭、500万特別だった馬は42頭中5頭となっていました。
その前走の着順は、1600万下は2番人気2着、1000万(900万)下は1着から6着(1着が8頭、2着が3頭、3着と4着が各2頭、6着が1頭)、(人気は1番人気が4頭、2番人気が6頭、3番人気、4番人気が各2頭、5番人気、10番人気が各1頭)、500万下は1番人気1着が2頭、2着が3頭(1番人気2頭、2番人気1頭)となっていました。
今回の出走馬で上記に該当する馬ですが、前走1600万下はエアアンセム(3番人気4着)の1頭、前走1000万特別で1着から6着だったのは、サトノフェラーリ(3番人気1着)、サングラス(7番人気1着)の2頭、前走500万下で連対していたのは、アルテ(4番人気1着)、ダイワリベラル(1番人気1着)、デルカイザー(1番人気1着)、メイクアップ(2番人気1着)、ヨッヘイ(4番人気1着)の5頭となっています。

それから、前走がダービーだった連対馬は11頭いました。
その内訳は、
ライスシャワー(92年ダービー16番人気2着)
ダイワスペリアー(98年ダービー15番人気3着)
ブラックタキシード(99年ダービー6番人気5着)
トーホウシデン(00年ダービー9番人気4着)
シンコウカリド(01年ダービー7番人気12着)
ホオキパウェーブ(04年ダービー9番人気9着)
ゴールデンダリア(07年ダービー6番人気6着)
ナカヤマフェスタ(09年ダービー9番人気4着)
フェイトフルウォー(11年ダービー13番人気13着)
トーセンラー(11年ダービー7番人気11着)
フェノーメノ(12年ダービー5番人気2着)
となっています。

この11頭のセントライト記念における当日単勝人気は、順に2、2、1、1、5、2、2、2、6、3、1番人気となっていました。
今回の出走馬で前走がダービーだったのは、イスラボニータ(1番人気2着)、マイネルフロスト(12番人気3着)、タガノグランパ(16番人気4着)、トゥザワールド(2番人気5着)、ショウナンラグーン(9番人気6着)、ワールドインパクト(8番人気10着)の6頭となっています。

あと残りの9頭の前走は、重賞(地方も含む)かオープン特別で、いずれも4番人気以上の上位人気でした。
今回の出走馬でこれに該当する前走4番人気以上の馬は、前走ラジオNIKKEI賞1番人気2着のクラリティシチー、前走オープン特別の白百合S1番人気1着ステファノスの2頭となっています。

02年の新潟競馬場開催での連対馬の前走を見てみますと、1着馬バランスオブザゲームの前走はダービーで、10番人気7着でした。
2着馬アドマイヤマックスの前走はラジオたんぱ杯2歳Sで、1番人気3着でした。
この結果は、中山開催のデータと合致しているようです。

3着馬の前走も見てみますと、前走条件戦は21頭中11頭で、1000万下(900万下)が7頭と500万下が4頭となっていました。
その前走のそれぞれの人気着順は、1000万下(900万下)では、1番人気~8番人気の1着~11着で、500万下では、1番人気2番人気の4頭とも1着となっていました。
あと、前走ダービー組ですが21頭中5頭となっていました。
そのダービー時の人気着順は、4番人気2着(当日1番人気)、6番人気11着(当日6番人気)、5番人気6着(当日3番人気)、14番人気6着(当日4番人気)、2番人気7着(当日1番人気)となっています。
あと残り5頭の前走は、ラジオたんぱ賞3番人気1着、新潟記念9番人気16着、ラジオNIKKEI賞6番人気2着、同じく3番人気1着、青葉賞5番人気7着となっていました。

02年の中山開催での3着馬マイネルアムンゼンの前走はプリンシパルSで、2番人気9着でした。
3着馬としては、中山も通じて唯一の前走オープン特別を走った馬となっています。


次に父の血統ですが、主なところでは42頭中27頭がヘイルトゥリーズン系、9頭がノーザンダンサー系でした。
全体では、父あるいはBMSでノーザンダンサー系が絡んでいたのは、42頭中24頭になります。
特に、中山競馬場改装後の03年以降11年間、連対馬22頭中13頭が父かBMS(母の父)でノーザンダンサー系が絡んでいました。
また、05年まではサンデーサイレンスの孫の連対はありませんでしたが、06年初めてサンデーサイレンスの孫に当たる、アドマイヤベガ産駒のトウショウシロッコが2着で連対し、07年も孫に当たるフジキセキ産駒のゴールデンダリアが2着、それから08年、そのアグネスタキオン産駒のダイワワイルドボア、09年、そのステイゴールド産駒のナカヤマフェスタ、10年、再びアグネスタキオン産駒のクオークスター、11年、再びステイゴールド産駒のフェイトフルウォーがそれぞれ1着で連対、その11年2着もディープインパクトの仔トーセンラーが入って来ました。
12年も1着はステイゴールド産駒でした。
しかしながら、昨年13年は05年以来久々にサンデーサイレンス系の馬の連対はありませんでした。
結局、06年以降のサンデーサイレンスの孫の連対馬は16頭中半分となっています。
3着馬の主なところでは、21頭中10頭がヘイルトゥリーズン系、4頭がノーザンダンサー系、3頭がナスルーラ系となっています。
また、3着馬21頭中11頭が父かBMS(母の父)でノーザンダンサー系が絡んでいました。
そのうちBMSがノーザンダンサー系だったのは8頭いて、そのうち5頭がニジンスキー系でした。

02年の新潟開催での上位3頭の血統ですが、1着馬と3着馬がノーザンダンサー系産駒、2着馬がサンデーサイレンス産駒となっていました。
また、2着馬のBMSがノーザンテーストでしたので、上位3頭ともノーザンダンサー系絡みだったということになります。


毛色は、連対馬では鹿毛が16頭、黒鹿毛が12頭、栗毛が8頭、青鹿毛4頭、青毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が10頭、黒鹿毛と栗毛が各4頭、芦毛、青鹿毛、青毛が各1頭となっていました。

02年の新潟開催でのセントライト記念上位3頭の毛色ですが、3頭とも鹿毛でした。


枠の出目ですが、1着馬では、6枠が6頭と最も多く、続いて4枠が4頭、7枠8枠が各3頭、2枠3枠が各2頭、5枠が1頭となっていて、1枠がなしとなっています。
2着馬では、1枠3枠8枠が各4頭と最も多く、あと4枠5枠が各3頭、5枠が2頭、6枠が1頭、7枠はなしとなっていました。
3着馬では、7枠が5頭と最も多く、続いて2枠6枠8枠が各3頭、1枠3枠5枠が各2頭、4枠が1頭となっていました。

ちなみに、02年の新潟開催での枠の出目ですが、「6枠-5枠-8枠」となっていました。


以上ですが、今年は新潟開催ですので、やはりデータ的には難解ですね。
参考までに、新潟3歳の2200m芝の未勝利戦の中で、夏(7月~9月)の最後のレースの過去10年、10レースを見てみますと、連対馬では1番人気は3頭、2番人気は6頭、3番人気は5頭、4番人気はなしで、5番人気は2頭、あと7番人気、9番人気、10番人気、11番人気が各1頭となっています。
また3着馬では、1番人気は1頭、2番人気は2頭、3番人気はなしで、4番人気は4頭、1と6番人気が2頭、11番人気が1頭、17番人気が1頭となっています。
10レース中、4レースで3着以内に二桁人気の馬が入っていました。
これだけでは一概に言えませんが、02年でも3着に11番人気の馬が入っていたように、基本的には、固い傾向がある中で荒れる要素を含んだ施行のレースになるかと思います。
ということで、今年も昨年までと同様、まずは「固いのか」または「荒れるのか」、その二者択一から始めることになりそうです。
今回、前走ダービーの1番人気馬と2番人気馬が出走してきましたので、この取捨選択の二者択一はかなり難解ですね。
ともかく、じっくり勘を働かせながら、しっかり検討して結論を出していこうと思います。

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