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第62回 京都新聞杯のデータ [競馬データ]

この5月初旬に2000m芝で施行されていた「京都4歳特別」が、00年にそれまで秋に行われていた「京都新聞杯」の名称で引き継がれました。
そして02年から、距離が2000m芝から元々秋に行われていた施行と同じ2200m芝に変更されました。
その京都新聞杯として引き継がれた00年以降14年、距離変更に関係なく連対馬28頭、3着馬14頭から見ていくことにいたします。


まず毎年取り上げていますが、出目として「5枠」がよく連に絡んでいます。
前身の京都4歳特別の時は、97年以前はまったく絡まなかったのですが、98年99年と連に絡み、さらに00年に京都新聞杯に名前が変わってからも、その00年、そして01年、それから2200m芝に変わった02年と次々に5枠が連に絡みました。
その後、03年は「3-6」となって6年連続は果たせませんでしたが、04年からは05年06年と3年連続5枠が絡み、その時点で京都新聞杯と名称変更になって7年のうち6年絡んだことになりました。
しかし、07年は「2-3」、08年は「3-6」、09年は「3-4」、10年は「4-6」、11年は「3-6」、12年は「2-7」、13年は「3-4」とここ7年は連に絡んでおりません。
もう「5枠」が強かった京都新聞杯は過去のものになったのでしょうか。
昨年は、その前の年に3着馬が「5枠」となっていたので、また復活と思い、5枠2頭を軸にして思い切って勝負に出ましたが、15着、14着と思いっ切りお笑いになってしまいました^^;

さて今年はその「5枠」をどういたしましょうか。
代わりに、この7年で絡んでいる、「2枠」「3枠」「4枠」の三つの枠が気になってきました。

一応、昨年まで「5枠」についての取捨選択の判断基準について書いていたことを、昨年のデータも加味して載せておきたいと思います。

その5枠の連対馬7頭の前走ですが、500万下条件戦(特別戦含む)が4頭で、そのうち3頭が1着、あと1頭は1番人気2着となっていました。
あと残り3頭の前走は重賞で、内訳は皐月賞12番人気15着と15番人気17着、それからスプリングS3番人気10着となっていました。
そして、3着馬の5枠2頭の前走ですが、500万下条件戦1番人気1着、弥生賞6番人気5着となっています。
ちなみに、3着以上をはずした5枠の他の馬を見てみると、03年、前走皐月賞15番人気7着でこの京都新聞杯が2番人気13着だったビッグコング、09年、前走皐月賞11番人気6着で同じく2番人気5着だったリクエストソンング、そして昨年13年、前走500万下特別で1番人気1着で同じく2番人気15着だったリグヴェーダの3頭以外は、前走皐月賞以外のレースで連をはずしていたか、または未勝利戦あるいは新馬戦を勝ったばかりの馬のどちらかとなっていました。

ここで全体的な枠の内訳も見てみますと、連対馬では5枠が7頭(5-5を含む)と最も多く、続いて3枠が6頭、4枠と6枠が各4頭、2枠、7枠、8枠が各2頭、1枠が1頭となっています。
3着馬では、6枠が3頭、2枠、3枠、5枠、8枠が各2頭で、残りは1頭ずつとなっています。

では、5枠の連対馬の前走は見ましたので、他の枠の残り21頭の前走も見てみることにいたします。
まず一番多かったのは同じく500万下条件戦(特別戦含む)で10頭いました。
そのうち7頭が1着、あと3頭は1番人気2着、1番人気6着、4番人気3着となっていました。
それから、前走オープン特別戦は2頭で、3番人気1着と1番人気4着なっていました。
あと残り9頭は重賞で、内訳はニュージーランドTが7番人気6着、毎日杯が12番人気9着、5番人気8着、1番人気1着、スプリングSが10番人気2着、ラジオNIKKEI賞が2番人気2着、皐月賞が5番人気14着と5番人気5着と13番人気7着となっていました。
5枠と同様ほぼ下位人気下位着順が目立っている前走となっています。

あと、3着馬の前走ですが、未勝利戦が2頭(共に2番人気1着)、500万下条件(特別も含む)戦が5頭(1番人気1着、4番人気1着、3番人気1着、13番人気1着、5番人気2着)、オープン特別が2頭(共に若草S、7番人気5着と6番人気2着)、重賞が5頭(皐月賞が3頭(8番人気5着、8番人気5着、9番人気9着)、毎日杯が1頭(7番人気5着)、弥生賞の1頭(6番人気5着)となっていました。

それから前々走も見てみますと、連対馬28頭のうち24頭が掲示板に載っていました。
この22頭の前々走のレースですが、05年2着のコメディアデラルテ(前々走毎日杯9番人気5着)、10年1着のゲシュタルト(前々走スプリングS10番人気2着)、11年2着のユニバーサルバンク(前々走共同通信杯6番人気2着)、13年1着のキズナ(前々走弥生賞3番人気5着)の4頭を除いて他はすべて重賞以外のレースでした。
あと残りの前々走掲示板をはずした4頭(00年1着、01年2着、07年1着2着)のうち3頭の前々走は重賞(3番人気6着、3番人気7着、5番人気10着)で、もう1頭はオープン特別(2番人気12着)となっていました。

3着馬の前々走は、前々走のない新馬戦1戦のみを除く13頭中11頭が掲示板に載っていて、残り2頭は重賞で掲示板をはずしていました。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が13頭、栗毛が10頭、黒鹿毛が4頭、青鹿毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が8頭、黒鹿毛と栗毛と芦毛が各2頭となっています。


父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が19頭(そのうち3頭がダンスインザダーク)、ナスルーラ系が4頭、ノーザンダンサー系が3頭、ミスタープロスペクター系が2頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が10頭(そのうちアドマイヤベガが3頭)、ノーザンダンサー系が2頭、リボー系、ミスタープロスペクター系が各1頭となっています。


以上ですが、今年も昨年までとまったく同じく枠が決まってからになりますが、昨年勝負してお笑いになった「5枠」をどうするかが焦点ですね。
今年は、5枠に加えて「2枠」「3枠」「4枠」に入った馬も一緒に検討していこうと思っています。


タグ:京都新聞杯
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