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第16回 富士ステークスのデータ [競馬データ]

17日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


現在の1600mに距離が変更になった00年以降、02年の中山競馬場開催を除く12年、連対馬24頭、3着馬12頭からです。


まず連対馬の前走ですが、連対馬24頭中、08年の2着馬リザーブカード(5歳、前走京成杯オータムH1番人気6着)、09年の1着馬アブソリュート(5歳、前走安田記念8番人気13着)、同2着馬マルカシェンク(6歳、前走朝日CC8番人気14着)、10年の2着馬ライブコンサート(6歳、前走安田記念18番人気15着)、12年の1着馬クラレント(3歳、前走オープン特別6番人気8着)の5頭を除く19頭は掲示板に載っていました。
つまり、08年、09年、10年の3年連続と昨年12年の最近5年間のうちこの4年を除いてすべて連対馬の前走は掲示板に載っていたことになります。
さて今年はどうでしょうか。

3着馬では、連対馬と違って前走掲示板に載っていたのは12頭中5頭で、残り掲示板をはずした6着以下の7頭のうち5頭は3歳馬でした。
ちなみに3着馬で3歳馬は計6頭となっていましたが、そのうち唯一前走掲示板に載っていた1頭の前走は地方のダートの重賞(1番人気2着)で、身近で走った芝のレース(皐月賞)では13番人気6着と掲示板をはずしていました。(逆に、前走掲示板をはずしていた中の1頭のその前走は地方のダートの重賞で、身近で走った芝のレース(関屋記念)では3番人気4着と掲示板に載っていました。)
その3歳馬6頭のうち3頭の前走は二桁着順(そのうち2頭の前走は日本ダービーで、それぞれ2番人気12着、6番人気18着)でした。
また、3着馬の3歳馬6頭はそれまで少なくとも1回はG1に出走していました。
それから、残り前走掲示板をはずした3着馬2頭は、07年8番人気3着の5歳馬トウショウカレッジ(前走オープン特別3番人気9着)、12年14番人気3着の5歳馬ヒットジャポット(前走オープン特別2番人気6着)となっています。
今回の出走馬15頭では、そのうち7頭が前走掲示板に載っていました。
また出走馬で3歳馬は4頭で、その4頭とも前走掲示板をはずしていました。
そしてその4頭とも過去にG1の出走経験がありました。



次に連対馬24頭の前走の内訳ですが、重賞が19頭、オープン特別が4頭、1600万下条件特別戦が1頭となっていました。
その中で、前走1600万下条件特別で連対した1頭のその時の人気と着順は1番人気1着となっていました。
ちなみにその馬の前々走は重賞(札幌記念)で6番4着となっていました。
今回の登録馬の中では、前走1600万下特別1番人気1着だったブレイズアトレイル1頭が登録しています。
また、前走オープン特別で連対した4頭のそのレースでの人気着順は、それぞれ1番人気4着、5番人気1着、1番人気1着、6番人気8着となっていました。
つなみに今回の出走馬で前走オープン特別を走った馬は6頭います。
そのうち前走1番人気で掲示板に載った馬、あるいは1着だった馬ですが、レッドアリオンの1頭となっています。
それから、前走重賞だった19頭中掲示板に載ったのは15頭となりますが、今回の出走馬で前走が重賞で掲示板に載ったのは、サンレイレーザー、ダノンシャーク、リルダヴァルの3頭となっています。

また、前走掲示板をはずした連対馬5頭の共通点を探ってみますと、5頭のうち4頭がその年のマイルの重賞で連対し、残り1頭も3着に入っていました。
今回の出走馬でこれに該当するのは、インパルスヒーロー(NHKマイル2着)、レッドアリオン(NZT2着、アーリントンC3着)の2頭となっています。

3着馬12頭では、前走重賞だったのは7頭で、そのうち6頭は3歳馬でした。(残り1頭は6歳馬で前々走はほぼ同じ施行の東京新聞杯で2着)
あと、前走オープン特別だったのは4頭で、その前走での人気着順は順に3番人気9着、3番人気2着、14番人気1着、2番人気6着でした。
あと残り1頭の前走は1600万下特別で、人気着順は連対馬でいた1頭と同じ1番人気1着、そして前々走もその1頭と同じ重賞(朝日杯CC)で2番人気4着でした。

同じく連対馬の前々走を見てみますと、00年1着のダイワカーリアン(函館記念6番人気9着)、05年1着のウインラディウス(関屋記念4番人気11着)、06年1着のキネティクス(京王杯オーラムH13着)、07年1着のマイネルシーガル(NHKマイルC8着)、08年1着のサイレントプライド(東京新聞杯3番人気8着)、09年2着のマルカシェンク(新潟記念10番人気9着)、10年2着のライブコンサート(マイラーズカップ10番人気15着)、11年1着のエイシンアポロン(前の年の天皇賞(秋)7番人気17着)、同2着のアプリコットフィズ(クイーンS8番人気12着)、12年1着のクラレント(日本ダービー14番人気15着)の10頭を除く14頭が掲示板に載っていました。
その掲示板をはずした10頭の次走(つまり前走)ですが、09年2着のマルカシェンク(前走14着)、10年2着のライブコンサート(前走15着)、12年1着のクラレント(前走8着)を除く7頭が重賞で1着(2頭)、2着(1頭)、3着(3頭)、4着(1頭)と上位着順となっていました。
このマルカシェンクとライブコンサートの2頭と11年2着馬アプリコットフィズ(前走も2着)を除いた7頭はすべて富士S1着馬となっていますので、1着馬12頭中7頭(前走1着、3着、4着、8着)の前々走は掲示板をはずしていたことになり、また逆に、2着馬は09年と10年、そして11年を除いた9頭の前々走はすべて掲示板に載っていたことになります。
さらに連対馬24頭中05年2着のタニノマティーニ(前々走オープン特別6番人気4着)、10年1着のダノンヨーヨー(前々走1000万下条件特別1番人気1着)、12年2着のファイナルフォーム(前々走500万下条件戦1番人気1着)を除く21頭の前々走は重賞となっていました。
結局、前走、前々走とも重賞で掲示板に載っていたのは、1着馬12頭中2頭、2着馬12頭中6頭となっています。
また3着馬12頭では2頭となっていました。(地方の重賞も含む)
今回の出走馬の中で、前走、前々走とも重賞で掲示板に載っていたのは、サンレイレーザー、ダノンシャーク、リルダヴァルの3頭となっています。
しかしながら、前々走重賞で掲示板をはずしながら、前走重賞3着以内に巻き返した登録馬は今回はいません。

ちなみに3着馬の前々走をまとめて見ますと、12頭中8頭が4着以上の上位着順、残り4頭が6着2頭、15着、15着となっていて、4着以上の8頭の人気は重賞(東京新聞杯)で7番人気(2着)だった1頭を除く残り7頭が4番人気以上の上位人気となっていました。


次に父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が12頭(そのうちサンデーサイレンスが6頭、サンデーサイレンスの仔が4頭)、ノーザンダンサー系が6頭、ミスタープロスペクター系、グレイソブリン系(トニービン系)が各2頭、プリンスリーギフト系(サクラバクシンオー)、マンノウォー系が各1頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が6頭(そのうちサンデーサイレンスの仔フジキセキ、マンハッタンカフェを含むサンデーサイレンス系が5頭)、あとグレイソブリン系(スターオブコジーン、ジャングルポケット)、ノーザンダンサー系(ラストタイクーン、チーフベアハート)が各2頭、トゥルビョン系(トウカイテイオー)、ミスタープロスペクター系(フォーティナイナー)が各1頭となっていました。


毛色は、01年~11年(02年を除く)の順番で、(鹿-鹿)、(栗-栗)、(栗-栗)、(鹿-鹿)、(黒鹿-鹿)、(栗-栗)、(黒鹿毛-鹿毛)、(栗毛-鹿毛)、(黒鹿毛-黒鹿毛)、(黒鹿毛-栗毛)、(栗毛-黒鹿毛)(栗毛-鹿毛)と、連対馬では12年中6年が同じ毛色同士の組み合わせとなっていました。
全体的には、連対馬では、栗毛が10頭、鹿毛が8頭、黒鹿毛が6頭となっていました。
3着馬では、鹿毛、栗毛が各5頭で、あと、青毛、黒鹿毛となっています。


年齢では、1着馬では、5歳と7歳が各4頭、3歳と4歳が各2頭となっていました。
2着馬では、5歳が5頭と最も多く、4歳と6歳が各3頭、3歳は1頭となっていました。
3着馬では、3歳が6頭と最も多く、あと4歳と5歳が各2頭、6歳、8歳が各1頭となっています。


以上ですがあいかわらず難解ですね。
特に臨戦過程のデータはちょっと私自身でも複雑さを感じますので、今年も一つ一つ整理しながら検討していこうと思っています。
ともかくも、毎年触れていますが、11年の3連単では3万円台とほぼ一般的な配当となっていますけれど、その他は、09年、10年と3連単で100万以上の配当が連続で出ていますし、昨年12年など10万以上の配当が3回、10万に近い配当も2回と、かなり荒れる傾向があるレースとなっています。
まずは、かなり荒れるのか、ほどほど荒れるのか、意外に荒れないのか、その3つの見極めからですね。
難しい選択ですけれど、出走馬が確定してからまずはその結論から出していこうと思います。


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