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第18回 マーメイドステークスのデータ [競馬データ]

6日に出走馬が確定しましたので修正更新いたしました。

96年の第1回から昨年12年の17回まで、06年の京都開催を除く16年、連対馬32頭、3着馬16頭からです。

途中、日程の若干の変更、阪神の馬場の改装、別定戦からハンデ戦への変更等ありますがそのままその16年から見ていくことにします。


まずは今年も、いわゆるまゆつばもののデータから先に触れておきます。
前走または前々走のどちらかかまたは両方で、「9番人気」、または「9着」というように、「9」という数字が見えた馬が時々穴を開けています。
連対馬では32頭中8頭、3着馬も16頭中6頭いました。
08年、これに該当していた12番人気トーホウシャインを3着狙いで▲をつけましたが、3着どころか1着となってしまいました。
そして09年、同じく該当していた11番人気レッドアゲートに○をつけて勝負しましたが、残念ながら健闘むなしく5着ともう一歩の成績でした。
しかしながら10年は、該当した前走G1のヴィクトリアルマイルで9番人気8着だったブラボーディジーは5番人気13着、前走準オープン特別10番人気9着だったマイネトゥインクルは11番人気9着、前走オープン特別9番人気8着だったマイネレーツェルは9番人気14着、前走金鯱賞9番人気6着だったリトルアマポーラは6番人気11着という結果で、やはり「まゆつばものの」域は出ないなあと終わってから思ってしまいました。
ところが一昨年の11年は、1着には前々走福島牝馬Sで9番人気1着だったフミノイマージンが入り、2着には前走ヴィクトリアマイルで15番人気9着だったブロードストリートが来ました。
終わってからの言い訳回顧には、「悔いがものすごく残る」と書いてありました。
現金なものです。
とりあえずはこのデータに何の根拠もありませんが、一応気になる材料として今年も昨年とほとんど変わらない文章で挙げておきました。
ちなみに今回の出走馬では、前走オープン特別で9番人気8着だったアグネスワルツ、前走ヴィクトリアマイルで9番人気10着だったアロマティコ、同じく前走ヴィクトリアマイル15番人気9着だったエンシンメンフィス、前走準オープン特別12番人気9着だったダートムーア、前々走阪神牝馬Sで9番人気6着だったマルセリーナと、該当馬なしだった昨年と一転、今年は5頭もいます。

しかしながら、ここからの選択はやっぱり難しいものがありますね。
ともかく結果は別にして、来年も、そっくりそのまま上記の文章を載せる予定にしております。



次に、毎年触れていますが、連対馬と人気、また単勝オッズに大きな特徴があったレースでした。
96年から12年までの阪神開催での人気と単勝オッズの傾向ですが、まず1番人気はその16年中7年で連対し、残り9年中5年では1番人気の代わりに2番人気が連に絡んでいました。
あと残り4年のうち、96年は「6番人気と4番人気」、08年は「12番人気と10番人気」、09年は「9番人気と4番人気」、10年は「3番人気と14番人気」での組み合わせとなっていました。
そして、その4年を除く12年の1番人気あるいは2番人気の連の相手の人気は、昨年12年を除いてすべて5番人気以上の上位人気でした。(12年は1番人気-7番人気の組み合わせで決着しました)
そのうち1番人気と2番人気で決まったのは4回で、つまり2番人気はその12年中9年で連に絡んでいたことになります。
また、15年の連対馬32頭のうち、08年の1着(116.3倍)、2着馬(40.1倍)、09年の1着馬(22.1倍)、10年の2着馬(47.9倍)、11年の2着馬(12.1倍)、12年の2着馬(14.9倍)の6頭を除く26頭の単勝オッズは一桁となっていました。
つまり、07年までは、「単純に考えて一桁台オッズのボックスを買えば、儲けは別にして馬連及び馬単の馬券は当たるということになります。」というはっきりしたデータを持っていたレースでもありました。
それが08年にそのデータは木っ端微塵に散り、その後の09年から昨年12年も片方が二桁台のオッズとなって、結局は08年以降昨年までの5年間は毎年二桁台以上のオッズが少なくとも1頭連対するようになってしまいました。
ただ、07年にハンデ戦が始まりましたので、08年以降の傾向の変化にはその影響も多少あるのかも知れません。

そこで、そのハンデ戦になってからのデータもここで載せておきます。
ハンデ戦としては06年の京都競馬場での開催から始まったのですが、その京都開催を含む、06年~12年の5年間の傾向を年ごとに挙げていきますと、まず京都開催での06年ですが、1着馬から3着馬の3頭の重量は49kg、51kg、51kgとなっていて、まさにハンデ戦ならではの結果となりました。
この年のハンデ頭は57kg(ヤマニンシュクル)で、その人気は1番人気(単勝オッズ3.0倍)でしたが8着に敗れています。
他の重量55kg以上の出走馬も見てみますと、56kgは1頭出ていましたが、2番人気4着という結果でした。
また55kgは2頭出ていましたが、4番人気9着、5番人気12着という結果となっていました。
続いて07年の阪神開催では、53kg、54kg、53kgでの決着となり、06年ほどではないにしてもそれなりのハンデ戦らしい結果であったと思います。
この年のハンデ頭は56kg(コスモマーベラス)で、やはり人気は1番人気(単勝オッズ4.3倍)となっていました。
しかし結果は同じく8着と敗れました
あと55kgは1頭出ていて、7番人気5着という結果でした。
08年は、48kg、52kg、53kgと今度もまたハンデ戦ならではの結果となりました。
この年のハンデ頭は56kg2頭(ベッラレイアとサンレイジャスパー)で、それぞれ1番人気5着、7番人気12着という結果となりました。
55kgは1頭出ていて、4番人気10着という結果でした。
続いて09年は、53kg、52kg、56.5kgと連対馬はこの年もハンデ戦ならではという結果となりましたが、3着馬に56.5kgのハンデ頭の馬が初めて入りました。
ちなみにこの馬はリトルアマポーラで、当日の人気は2番人気でした。
それから、55kgの馬は4頭出走していましたが、8、9、10、16着という結果でした。
さらに10年も、53kg、53kg、53kgとほぼハンデ戦ならではとなりました。
ハンデ頭は57kgでしたが、6番人気11着と敗れています。
あと、56kgは3頭出走して、5着、13着、15着という結果でした。
また55kgは2頭出走して、4着、6着という結果でした。
11年は、55kg、56kg、52kgという組み合わせとなり、ハンデ戦になって初めて55kg以上の馬が、それも2頭が連に絡みました。
しかも、「56kg」がハンデ頭で、これもハンデ戦になって初めて連対したことになります。
この56kgの2着馬はブロードストリートで、人気は7番人気でした。
その他の56kgの馬の成績は、9着、13着でした。
また、その他の55kgの馬の成績は、10着となっています。
昨年12年は、53kg、50kg、50kgという組み合わせとなり、またハンデ戦ならではとなりました。

ハンデ頭は、8番人気のエリンコートで、56kg背負っていましたけれど結果7着となっています。
あと、55.5kgが1頭で11着、55kgも1頭で8着となっていました。

ちなみに、出走馬で見てみますと、今回の55kg以上の馬ですが、まずハンデ頭は56kgのマルセリーナの1頭、あと55kgの重量は、アグネスワルツ、エーシンメンフィス、コスモネモシン、ミッドサマーフェアの4頭となっています。
さて今年、一昨年のように、この55kg以上の馬5頭の中から1頭ないし2頭が連対するのでしょうか。
はたまた、昨年や10年までの4年間のように、この5頭は連対できないのでしょうか。
今年もここは思案のしどころです。



それから、3着馬(15頭)の当日の人気と単勝オッズも挙げておきます。
こちらは07年までの連対馬とは全く違う様相を呈していました。
まず人気ですが、2番人気が1頭、3番人気が1頭、4番人気が1頭、5番人気が3頭、6番人気が3頭、8番人気、10番人気が各2頭、11番人気、12番人気、13番人気が各1頭と、07年までの連対馬とは違って、下位人気が主体となっています。
単勝オッズも、2番人気、3番人気、4番人気の各1頭と5番人気の中の2頭が一桁オッズだった以外の11頭は、すべて11倍以上(最低で13.6倍、最高で136.9倍)の二桁または三桁オッズとなっていました。


次に前走の人気を見てみます。
京都開催を除く16年の連対馬32頭では、そのうち20頭が5番人気以上の上位人気となっていました。
あとの6番人気以下の12頭ですが、そのうち5頭の前走はG1で、安田記念が3頭(9番人気7着、16番人気12着、13番人気14着)、ヴィクトリアマイルが2頭(16番人気14着、15番人気9着)となっていました。
あと残りの7頭ですが、そのうち1頭は97年2着のゴールデンジャックで、前走は金鯱賞9番人気(9着)となっていました。
ただその前走は9ヶ月ぶりのレースで、叩き2走目のこのレースの当日人気は、前走の人気と打って変わって4番人気まで上がっていました。
あとの6頭は、08年と09年のそれぞれの連対馬と10年の2着馬、11年の1着馬で、ここにもハンデ戦に変わっての影響が現れている気がいたします。
まず08年ですが、1着のトーホウシャインと2着のピースオブラヴのそれぞれの前走は、1000万下条件戦6番人気9着、新潟大賞典15番人気15着となっていました。
それから09年1着のコスモプラチナと2着のニシノブルームーンのそれぞれの前走は、愛知杯8番人気16着、準オープン特別6番人気1着となっていました。
続く10年2着のセラフィックロンプの前走ですが、オープン特別の都大路S12番人気5着となっていました。
そして昨年11年1着のフミノイマージンですが、前走は金鯱賞8番人気6着でした。
ただし、前々走と3走前の牝馬限定の重賞でそれぞれ1着、2着となっていたことからこのマーメイドSの当日の人気は2番人気となっていました。
いずれにしても、この6頭に関しては、ゴールデンジャックとは違って臨戦過程からはちょっと掴みにくい傾向となっています。

それから3着馬の前走の人気ですが、5番人気以上の上位人気だったのは16頭中7頭でした。
あとの6番人気以下(実際は9番人気以下)の9頭のうち3頭はG1(オークス、安田記念、ヴィクトリアマイル)で、あとの6頭は、目黒記念1頭と愛知杯1頭、そして準オープン4頭となっていました。
ついでに前々走の人気も見てみますと、連対馬32頭中23頭が5番人気以上の上位人気となっていました。
あとの下位人気の9頭は、新潟大賞典(7番人気11着)、京王杯(10番人気10着)、マイラーズ
C(8番人気5着)、1000万下特別(7番人気5着)、福島牝馬S(12番人気15着)、エリザベス女王杯(15番人気17着)、福島牝馬S(7番人気7着)、オープン特別(10番人気13着)、福島牝馬S(9番人気1着)と、2頭を除いて他は重賞となっていました。
それから3着馬の前々走は、やはり連対馬と違った傾向を示していて、5番人気以上の上位人気は16頭中8頭で(2番人気、3番人気各1頭、4番人気2頭、5番人気4頭)、あとの8頭はそれ以下の下位人気となっていました。(7番人気3頭、8番人気3頭、9番人気1頭、10番人気1頭)
そのレースの内容は重賞が5頭、オープン特別が1頭、準オープンが1頭、1000万下戦が1頭となっていました。


年齢は、1着馬では、4歳と5歳が各7頭、6歳が2頭となっていました。
2着馬では、5歳が10頭、4歳が4頭、6歳が2頭となっていました。
3着馬では、4歳が7頭、5歳が5頭、6歳が3頭、3歳が1頭となっています。


毛色は、1着馬では、鹿毛が8頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が2頭、栃栗毛と青毛が各1頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が9頭、栗毛が3頭、栃栗毛が2頭、黒鹿毛と青鹿毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が5頭、黒鹿毛が4頭、栗毛、栃栗毛と青鹿毛が各2頭、芦毛が1頭となっています。


枠の出目ですが、1着馬では、6枠が4頭、8枠が3頭、2枠、3枠、7枠が各2頭、1枠、4枠、5枠が各1頭となっていました。
2着馬では、5枠が4頭、2枠が3頭、1枠、4枠、7枠、8枠が各2頭、6枠が1頭、3枠がなしとなっていました。
3着馬では、8枠が4頭、4枠が3頭、2枠、3枠、5枠、6枠が各2頭、7枠が1頭となっていました。


また、前走の展開を見てみますと、連対馬32頭中22頭が最終コーナーで7番手より前の方の位置にいました。
3着馬では、その前にいたのは16頭中8頭となっていました。

それから、このレースは、逃げ馬の活躍が目立っていることでも有名です。
00年以降06年の京都開催も含んで見てみますと、逃げ馬のそれぞれの成績は、00年2着、01年2着、02年1着、03年4着、04年7着、05年1着、06年4着、07年4着、08年2着、09年1着、10年2着、11年12着、12年8着となっていて、13年中7連対となっていました。
ただ、その逃げ馬に関しては、予想通り逃げた馬もいれば、意外な馬が逃げたこともあって、レース前からその馬を予想するのはちょっと至難の業となっています。


以上ですが、今年もかなり難解です。
とりあえず
今年も、上記で挙げたハンデ55kg以上の3頭の取捨選択となりますね。
それから、同じく昨年と同様、逃げ馬の特定、そしてその選択の検討をしていこうと思っています。
あとは、
人気と単勝オッズが出てから、同じくあれやこれや考えながら取捨選択をして結論を出していこうと思っています。

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