第４５回　ダービー卿チャレンジトロフィーのデータ：bigononの競馬予想：SSブログ

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第４５回　ダービー卿チャレンジトロフィーのデータ　[競馬データ] [編集]

２８日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。

昨年までと同じ流れで見ていきます。
ハンデ戦に変更された０２年から１１年の阪神競馬場での開催を除く１０年間、連対馬２０頭、３着馬１０頭からです。

毎年触れていますが、このレースは、９６年に１６００ｍ芝の別定戦に変更になり、さらに０２年にハンデ戦へと変更になりました。
その別定戦だった９６年から０１年までの６年間の連対馬は、００年２着馬が８番人気だった以外はすべて３番人気以上の上位人気で、ほぼ平穏の結果となっていました。
ところが、０２年以降のハンデ戦になりますと、逆に０２年１着馬の２番人気、０５年１着馬の３番人気、０６年２着馬の３番人気、０９年１着馬の１番人気、１２年１着馬の３番人気の５頭以外の１５頭は４番人気以下の人気薄で、全体的に荒れ気味傾向に変わっています。

３着馬は、９６年から０１年までの６年間の半分が４番人気以下、０２年から１１年を除く１２年までの１０年間のうち７年が４番人気以下で、特に０６年から０９年の間は、二桁人気の馬が連続で３着に来ています。

ちなみに１１年の阪神競馬場施行では、「８番人気－２番人気－６番人気」での決着で、ほぼ０２年以降の中山での施行に準じた結果となっていました。

それから、別定戦の頃の６年間すべて、そしてハンデ戦になってからは中山開催の１０年中、０８年、１０年、１２年を除く７年で４歳馬が連に絡んでいました。
ただ３着馬では、通して２０年中２年（０１年、１０年）しか４歳馬は入っていません。
ちなみに、１１年の阪神での施行では、コスモセンサーの１頭のみの４歳馬が出走していましたが、５番人気９着となっていました。
今回の出走馬１６頭中４歳馬は、ダイワマッジョーレ、トウケイヘイロー、ホッカーテンペストの３頭となっています。

次に血統ですが、連対馬２０頭中１３頭のＢＭＳ（母の父）がノーザンダンサー系となっていました。
３着馬も１０頭中６頭のＢＭＳ（母の父）がノーザンダンサー系でした。
１１年の阪神開催では、１着馬ブリッツェンのＢＭＳがノーザンダンサー系でした。
ちなみに、今回の出走馬でＢＭＳがノーザンダンサー系なのは、ガルボ、ダンツホウテイ、ドナウブルー、ファイヤーフロートの４頭となっています。

次に父の血統も見てみますと、連対した２０頭の中で、父で一番多かった血統は、サンデーサイレンス系が７頭（うち４頭はサンデーサイレンス、あと３頭はフジキセキ、ゴールドアリュール、マンハッタンカフェ）で、続いてロベルト系が４頭、レッドゴッド系が３頭、あとブライアンズタイム、トゥルビョン系、マンノウオー系、ミスタープロスペクター系、ノーザンダンサー系（フレンチデピュティ）、ナスルーラ系（プリンスリーギフト系）が各１頭となっていました。
３着馬では、サンデーサイレンス系が４頭、ミスタープロスペクター系が３頭、ブライアンズタイム系が２頭、ナスルーラ系（レッドゴッド系）が１頭となっています。
１１年の阪神開催では、１着馬がサンデーサイレンス系（アスペシャルウイーク）、２着馬がノーザンダンサー系（サドラーズウエルズ系）、３着馬がミスタープロスペクター系（フォーティナイナー系）となっていました。

次にハンデ重量ですが、１０年中０６年を除く９年で、３着以内に５４ｋｇの重量の馬が絡んでいました。
その０６年に３着以内をはずした５４ｋｇの馬は２頭いましたが、それぞれの人気は１２番人気と１３番人気となっていました。
また１１の阪神開催では、１着馬のハンデ重量が５４ｋｇでした。
しかしながら、今回重量５４ｋｇの出走馬はありません。

それから、０２年から０５年の４年連続で「７枠」が絡んでいました。
しかし、０６年以降の５年では絡んでいません。
ただ、０８年３着に７枠で１６番人気の馬が来ましたので、一応注意が必要かと思います。
ちなみに１１年の阪神開催では、「２枠－３枠－２枠」で７枠は絡みませんでした。

次に臨戦過程で「前々走の人気」を見てみますと、連対馬２０頭の中で、０２年の勝ち馬グラスワールド（前々走ダート戦９番人気１０着）、０６年の勝ち馬のグレイトジャーニー（前々走中山記念８番人気８着）、０７年の勝ち馬ピカレスクコート（準オープン特別７番人気８着）、０９年の勝ち馬タケミカヅチ（前々走東京新聞杯８番人気８着）、１２年の勝ち馬ガルボ（前々走東京新聞杯８番人気１着）、同２着のオセアニアボス（前々走京都金杯８番人気７着）の６頭を除く１４頭が５番人気以上の上位人気となっていました。
また一昨年の阪神開催での上位３頭の前々走の人気は順に、９番人気－２番人気－１１番人気となっていました。
今回の出走馬で前々走５番人気以上の馬は、ダイワマッジョーレ、トウケイヘイロー、ドナウブルー、ホーカーテンペスト、リルダヴァルの５頭となっています。
また、ちなみに前々走の人気が７番人気、８番人気、９番人気の出走馬は、ガルボ、シンゲン、ムクドクの３頭となっています。

次に毛色ですが、連対馬では、鹿毛が８頭、黒鹿毛と栗毛が各４頭、栃栗毛が２頭、青毛と青鹿毛が各１頭となっていました。
３着馬では、鹿毛と栗毛が各３頭、黒鹿毛と青鹿毛が各２頭となっていました。
１１年の阪神開催では、上位３頭の毛色を順に挙げていきますと、鹿毛－黒鹿毛－芦毛となっていました。

以上ですが、毎年書いていますけれど、３連単が始まって昨年の阪神を含めて８年、そのうち７年が１０万馬券以上、その７年のうち２年がいわゆる１００万馬券となっているかなり荒れるレースですので、予想はかなり難解です。
今年もとりあえずは、４歳馬の取捨選択、ＢＭＳがノーザンダンサー系の馬の取捨選択など上記のデータを一つ一つ丁寧にひも解きながら結論を出していこうと思っています。