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第54回 アメリカジョッキークラブカップのデータ [競馬データ]

昨年までと同じ流れで見ていきます。
92年以降、96年と02年の東京競馬場開催を除く19年、連対馬38頭、3着馬19頭からです。


まず当日の人気ですが、1番人気から3番人気の連対馬は38頭中25頭いました。
残りの4番人気以下の13頭の内訳は、4番人気が2頭、5番人気が5頭、6番人気が4頭、9番人気が2頭となっています。
また、連対馬が3番人気以内同士で決まった年は、19年中7年ありました。
また5番人気以内になりますと、19年中13年になります。
あと残りの6年ですが、そのうち3年が93年~95年でいずれも6番人気が絡み(93年が6番人気と1番人気、94年が4番人気と6番人気、95年が2番人気と6番人気という組み合わせとなっています)、残り3年は08年、10年、11年で、それぞれ2番人気と9番人気、5番人気と9番人気、1番人気と6番人気という組み合わせとなっていました。
つまり96年以降(96年は東京開催ですので97年以降)昨年12年までは、その08年、10年、11年を除く12年間(東京開催の02年も除く)では、1番人気から5番人気の間の上位人気同士で連対馬が決まったことになります。
全体的に見ても、連対馬はほぼ比較的上位人気同士の決着となっていると言えます。
ただ、ここ5年中3年がその上位人気同士の組み合わせをはずしていますので、その上位人気同士の傾向が崩れ始めているのかも知れません。

3着馬も見てみますと、こちらの当日人気は連対馬ほど上位人気ではありませんでした。
その内訳は、まず1番人気から3番人気の上位人気馬は、19頭中6頭のみとなっています。
あと、4番人気が4頭、5番人気から8番人気までそれぞれ各2頭、そして9番人気が1頭となっていました。
こう見てみますと、1着から3着まで二桁人気の馬はまだ来ていないことがわかります。


次に臨戦過程ですが、前走で掲示板に載っていた馬は連対馬38頭中28頭いました。
前走で掲示板をはずした馬は残り10頭ですが、そのうち6頭が有馬記念でした。
その有馬記念でのそれぞれの着順は10着、6着、10着、6着、12着、9着となっていました。
あと有馬記念以外の前走掲示板をはずした4頭は、06年1着のシルクフェイマス(前走京都金杯8着)、07年2着インテレット(菊花賞6着)、08年2着のトウショウナイト(前走中山金杯11着)、11年2着のミヤビランンベリ(前走中日新聞杯18着)となっています。

3着馬では、前走掲示板に載っていたのは19頭中11頭となっていました。
その前走で掲示板をはずした8頭の前走と着順ですが、有馬記念11着、中山金杯6着、京都金杯12着、有馬記念6着、中山金杯11着、ニューイヤーS11着、ジャパンCダート9着、有馬記念8着となっていました。
また前走掲示板に載った11頭中5頭は1着となっていました。

それから、前走のレース別で見ていきますと、連対馬の前走のレースで目立つのは、38頭中11頭の中山での金杯となっていました。
その11頭中10頭は掲示板に載っていました。(あと1頭は08年2着のトウショウナイト、前走は11着)
そして、3着馬で前走中山での金杯を走っていたのは19頭中3頭いました。
その着順は1着、6着、11着となっています。
今回の出走馬で前走中山での金杯で掲示板に載っていたのは残念ながらいません。
あと掲示板に載らなかったのは、シンゲン(12着)、トップカミング(13着)の2頭となっています。

次に前走のレースで多かったのは有馬記念で、連対馬では11頭、3着馬では3頭いました。
その連対馬11頭の着順は、上記で挙げましたようにそのうち6頭は10着、6着、10着、6着、12着、9着と掲示板をはずしていましたが、あと5頭は2着、4着、3着、5着、4着となっていました。
そして3着馬の3頭は、11着、6着、8着となっています。
今回の出走馬では、8着のルルーシュの1頭が前走有馬記念組として出走しています。

あと目立つところでは、前走のレースが条件戦だったのは、連対馬で3頭、3着馬も3頭いました。
いずれもその前走で勝っていました。
今回の出走馬で前走条件特別で勝っているのは、準オープンを勝ったサトノアポロの1頭となっています。


年齢では、まず連対馬では、4歳馬が12頭、5歳馬が10頭、6歳馬が8頭、7歳馬が5頭、8歳馬が3頭となっていました。
3着馬では、5歳馬が7倍、6歳馬が6頭、7歳馬が3頭、8歳馬が2頭、4歳馬が1頭となっています。


血統では、片方か両方でノーザンダンサー系だった馬は、連対馬38頭中23頭となっていました。
ただし、92年、00年、07年、12年の4回、連対馬の両方ともノーザンダンサー系絡みではありませんでした。
しかしながら、そのうち92年と00年の3着馬は両方ともノーザンダンサー系絡みでした。
今回の出走馬12頭中、アドマイヤクラクティ、サンテミリオン、シンゲン、トランスワープ、ネコパンチ、マルカボルトの6頭がノーザンダンサー系絡みとなっています。
ちなみに3着馬ではノーザンダンサー系絡みの馬は19頭中8頭となっています。
その8頭中5頭がノーザンテースト系統でした。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が15頭、黒鹿毛と栗毛が各11頭、芦毛が1頭となっていました。
3着馬では、黒鹿毛が7頭、鹿毛が5頭、栗毛と青鹿毛が各3頭、芦毛が1頭となっていました。


枠番の出目ですが、7枠が8頭ともっとも多く、次に3枠と6枠が各6頭、続いて5枠と8枠が各5頭、4枠が4頭、1枠が3頭、2枠が1頭となっていました。
3着馬は、2枠が5頭、5枠各4頭、7枠と8枠が各3頭、1枠が2頭、3枠4枠が各1頭、6枠がなしとなっています。


レース間隔ですが、一番開いていたのは06年の2着馬フサイチアウステルと07年の2着馬インテレットで両馬共前走菊花賞からの3ヵ月でした。
あとの36頭は長くて2ヶ月で、ほとんどが前走で12月か1月に走っていました。
同じく3着馬も同じ傾向でした。
今回の出走馬の中で、ネコパンチ(約7ヵ月)、昨年このレース3着だったゲシュタルト(約5ヵ月)、トランスワープ(3ヶ月)の3頭はどうでしょうか。



以上ですが、今年も12頭と少頭数ながら、出走馬を見てみると、何となく一癖二癖ありあそうで、それがかえってどの馬も不気味です。
例えば、オークス馬サンテミリオンは前走しんがり負けしていますが、昨年のこのレースに出走した時も前走しんがり負けしたにもかかわらず、9番人気で4着と大健闘いたしました。
そのように、このレースは基本的には上位人気で決まる傾向はありますけれど、その9番人気辺りの人気薄の馬が、この中山競馬場巧者に後押しされて急変劇走する可能性も無きにしもあらずです。
ともかく昨年と同様、まずは人気とオッズが出てきてからですね。
その上で、勘を働かせながら結論を出していこうと思います。

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bigonon

馬爺さん、いつもnice! ありがとうございます(^.^)
by bigonon (2013-01-18 19:50) 

bigonon

へろんさん、いつもnice! ありがとうございます(^.^)
by bigonon (2013-01-18 19:51) 

bigonon

唐津っ子さん、いつもnice! ありがとうございます(^.^)
by bigonon (2013-01-18 19:51) 

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