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第56回 京阪杯のデータ [競馬データ]

22日に出走馬が確定しましたので、修正更新いたしました。


昨年までと同じ流れで見ていきます。


この京阪杯が、1800m芝から1200m芝に変更になった06年以降11年までの6年間と、1200m芝のオープン特別「アンドロメダS」の00年から05年までの6年間とを合わせた計12年間、連対馬24頭、3着馬12頭から見ていきます。


まず毛色ですが、アンドロメダSではまれに見る栗毛が強いレースとなっていました。
その6年間、連対馬12頭中8頭が栗毛馬でした。
ワンツーも6年中半分の3年ありました。
そして、京阪杯が1200m芝になった06年も、栗毛馬同士のワンツーとなりました。
それどころか1着から4着まで栗毛馬が占めていました。
こうなりますと、その後もこの傾向が続くと思いましたので、この「栗毛馬強し」のデータを毎年いつも筆頭に書いてきました。
ところがその後、07年は「鹿毛-黒鹿毛」、08年は「鹿毛-青鹿毛」、09年も同じく「鹿毛-青鹿毛」、10年は「青鹿毛-鹿毛」、11年は「鹿毛-栃栗毛」と、結局1200m芝となってからの6年中、最初の1年を除いて一度も栗毛馬が連対しなくなってしまいました。
ただし、その07年、09年の3着馬は栗毛でしたし、11年の2着馬は若干違いますけど「栃栗毛」でしたので、一応は栗毛の馬には注意が必要かと思います。
(その昨年11年では栗毛の出走は1頭もありませんでしたし、一昨年10年でも1頭(7着)しか出走はありませんでした。)
ちなみに今回の出走馬(18頭)で栗毛馬は、アドマイヤセプター、エーシンヴァーゴウ、オリービン、サドンストーム、ハナズゴールの5頭、栃栗毛は、グランプリエンゼルの1頭となっています
また、07年以降の連対馬の毛色を見ていただいてわかるとおり、11年を除く4年間で毎年黒鹿毛(1頭)と青鹿毛(3頭)の濃い毛色の馬が絡んでいました。
その11年でも3着馬は黒鹿毛でした。
今回の出走馬で黒鹿毛は、ウインドジャズ、ビウイッチアスの2頭、青鹿毛は、シュープリームギフトの1頭となっています。
この、栗毛系統か黒鹿毛系統かのどちらを優先させるかは思案のしどころですね。
もしかしたら、この二つの混合もあるかも知れません。
さて今年はどうなるでしょうか。


ちなみに連対馬全体の24頭の毛色の内訳は、鹿毛と栗毛が各8頭、青鹿毛が4頭、黒鹿毛と栃栗毛が各2頭となっていました。
3着馬全体の12頭の毛色は、鹿毛が5頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が2頭、青鹿毛が1頭となっていました。


次に臨戦過程ですが、まず前走がオープン特別だった馬は11頭いました。
そのうち、08年までの6頭はすべて「福島民友カップ」で、着順は、8、6、2、3、5、1(着)でそれぞれ勝ち馬との着差は1秒以内でした。
 
しかしながら、「福島民友カップ」は今年から4月に移行しています。
あと、前走オープン特別で残り5頭は、そのうち4頭が「京洛S」で、08年の勝ち馬のウエスタンダンサー、09年の2着馬レディルージュ、10年の2着馬ケイアイアストン、11年の勝ち馬ロードカナロアとなっています。
ロードカナロアは、その前走の京洛Sでは1着、
ウエスタンダンサーとレディルージュは2着、ケイアイアストンは3着でした。
その京洛Sですが、07年まで準オープンで行なわれていましたが、08年からはオープン特別として行なわれるようになりました。
08年ではこの京洛Sから7頭が出走し、そのうちそのレース2着だったウエスタンダンサーが1着、1着だったスプリングソングが3着、3着だったウエスタンビーナスが4着と掲示板に載りました。
また09年では6頭が出走し2着だったレディルージュが2着、7着だったシンボリグランが4着、5着だったラインブラッドが5着と同じく3頭が掲示板に載りました。
一転して京洛Sが京阪杯にとってステップレースになったようです。
しかし10年では5頭出走しましたが、前述したようにケイアイアストン(京洛S3着からこの京阪杯で2着)1頭のみが掲示板に載りました。
昨年11年では8頭が出走しましたが、同じく前述したようにロードカナロア(京洛S1着からこの京阪杯で1着)とナイアード(8着から4着)、ミキノバンジョー(5着から5着)の3頭が掲示板に入っています。
ということで、京洛S組に注意が必要なのは変わりないようです。

ちなみに
今回の出走馬で前走京洛Sだったのは、3番人気1着のサドンストーム、6番人気2着のジュエルオブナイルをはじめ、全部で6頭となっています。
あと前走オープン特別だった残り1頭は、昨年11年2着のグランプリエンゼルで、その前走は新潟での信越Sで3番人気4着でした。


続いて前走が重賞だったのは8頭いました。
内訳は、G1のスプリンターズSが2頭(4着、2着)、G1のマイルCSが1頭(15着)、G2のスワンSが5頭(15着、11着、7着、8着、6着)となっています。
今回の出走馬で前走上記に該当する重賞を走ったのは、アドマイヤセプター(スワンS3着)、ウインドジャズ(スワンS16着)、エーシンヴァーゴウ(スプリンターズS7着)、エーシンホワイティ(スワンS10着)、オリービン(スワンS5着)、スプリングサンダー(スワンS11着)、テイエムオオタカ(スワンS2着)、バドトロワ(スプリンターズS8着)の8頭となっています。

次に前走が1600万下の条件戦特別だったのは5頭いました。
そのうち、前走1400mダート10着だった1頭を除き、あとの4頭は前走1200m芝で連対していました。
しかしながら、今回、前走1600万下の条件特別だった馬の登録はありません。

次に、
3着馬の臨戦過程ですが、前走重賞だったのは6頭いました。
内訳は、スワンSが4頭(10着、6着、12着、7着)、セントウルSが2頭(共に2着)となっています。
前走オープン特別は4頭で、すべて1200m芝でした。
内訳は、福島民友カップ(1着と6着)、中山の秋風S(3着)、そして京都の京洛S(1着)となっています。
あと前走条件特別は2頭で、京都1400m芝の1600万下特別(16着)、小倉1200m芝の1000万下特別(1着)となっていました。


年齢は、連対馬では、3歳と5歳が各8頭、4歳が7頭、6歳が1頭でした。
3着馬では、3歳が4頭、4歳と5歳が各3頭、6歳が2頭となっています。


性別は、連対馬では、牡15頭に対し牝9頭となっていました。
そのうち前半の4年では牝馬が連対馬8頭中5頭と牝馬が活躍し、逆に後半8年では牡馬が16頭中12頭と牡馬が活躍していました。
3着馬では、12頭中7頭が牝馬となっています。


馬体重ですが、480kg以上の大型馬が連対馬24頭中15頭となっていました。
3着馬では12頭中9頭も占めていました。
特に06年以降の京阪杯では、
06年は「518kg-478kg-480kg」
07年は「514kg-522kg-508kg」
08年は「500kg-474kg-508kg」
09年は「532kg-444kg-492kg」
10年は「502kg-472kg-480kg」
11年は「498kg-456kg-544kg」

となっていて、3着以内に500kg以上の大型馬が1頭入った年が4年、2頭ないし3頭が入った年が各1年となっていました。
今回、前走500kg以上だった出走馬は、ウインドジャズ(500kg)、エーシンホワイティ(512kg)、パドトロワ(530kg)の3頭となっています。


以上ですが、今年も難解です。
まずは、昨年も書きましたが、荒れるか荒れないかの見極めからですね。
その上で、上記のデータと相談しながら検討し、結論を出していこうと思っています。

タグ:京阪杯
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bigonon

マユマユさん、いつもnice! ありがとうございます(^_^)
by bigonon (2012-11-21 22:21) 

bigonon

ritton2さん、いつもnice! ありがとうございます(^_^)
by bigonon (2012-11-21 22:23) 

bigonon

馬爺さん、いつもnice! ありがとうございます(^_^)
by bigonon (2012-11-21 22:24) 

bigonon

唐津っ子さん、いつもnice! ありがとうございます(^_^)
by bigonon (2012-11-21 22:25) 

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