第3回 みやこステークスのデータ [競馬データ]
このレースも最近新設された重賞です。
12月の第1週に行われる「ジャパンカップダート」の前哨戦の位置づけとして10年に新設された重賞で、今年で第3回になります。
第1回(10年)では、1番人気で制したトランセンドは、見事ジャパンカップダートでも優勝を果たしました。
しかしながら、結局みやこステークスを経てジャパンカップダートに出走したのはトランセンドを含めて16頭中4頭で、そのトランセンド以外の3頭は掲示板圏外の成績で終わっています。
第2回(11年)では、1番人気で制したエスポワールシチーはジャパンカップダートでは3着でした。
そのジャパンカップダートを制したのはまたも2年連続でトランセンドでした。
しかしながら、トランセンドはこのみやこステークスを経ずに他の路線からジャパンカップダートに挑んでの連覇となっています。
結局、みやこステークスを経てジャパンカップダートに出走したのはエスポワールシチーを含めて出走数(1頭取り消し)15頭中6頭でしたが、3着になったエスポワールシチー以外では、みやこステークスで4着だったワンダーアキュートがジャパンカップダートで2着となりました。
あとの4頭は掲示板圏外の成績となっています。
では今年も昨年までと同様、このレースに近いと思われる、09年までこの時期に行われていたオープン特別の「トパーズステークス」と、みやこステークスを加えて、このレースの傾向を見ていきたいと思います。
1800mダートに変更された97年以降13年のトパーズステークスと第1回と第2回のみやこステークス、計15年、連対馬30頭、3着馬15頭からです
ただ、トパーズステークスは施行が11月の第3週に行われていたので、臨戦過程に少なからず影響はあるかと思います。
また、トパーズステークスの13年中97年、05年、06年、09年を除く9年はハンデ戦で行われていたので、このあたりもデータ的には微妙かも知れません。
でも、昨年までと同様データを通してとりあえず列挙していこうと思います。
まずは、当日の人気ですが、1番人気は15年中9年で連対していました。
3着は1頭となっていました。
残り1番人気が3着をはずした5年のうち3年は2番人気、あと2年はそれぞれ3番人気、5番人気が最高人気となっていました。
みやこステークスでは、前述したとおり、1番人気は2回とも1着となっています。
トパーズステークスの1着馬は、05年と06年が9番人気だった以外は4番人気以上の上位人気となっていました。
面白いことに、1着馬が9番人気だった05年、06年は別定戦で、残りの別定戦で行われた97年、09年の1着馬は共に4番人気でした。
そして、ハンデ戦で行われた残り9年の1着馬は1番人気が5頭、2番人気が2頭、3番人気も2頭となっていました。
次に父の血統ですが、連対馬30頭では、ヘイルトゥリーズン系が10頭(そのうちサンデーサイレンス系が7頭、ブライアンズタイムが2頭、レッドランサムが1頭)、ミスタープロスペクター系が9頭、ノーザンダンサー系が6頭、ナスルーラ系が2頭(いずれもレッドゴッド系)、アリダー系、トゥルビョン系、ワイルドラッシュ(ノーザンダンサー系と同じニアーティック系)が各1頭となっていました。
3着馬15頭では、ヘイルトゥリーズン系が5頭(サンデーアイレンス系が3頭、ブライアンズタイムが2頭)、ミスタープロスペクター系が4頭、ノーザンダンサー系が3頭(トップサイダー系、サドラーズウェルズ系、リファール系)、ナスルーラ系(グレイソブリン系、レッドゴッド系)が2頭、トゥルビョン系が1頭となっていました。
毛色は、連対馬では、鹿毛が15頭、栗毛が7頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が2頭、栃栗毛、青毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が5頭、栗毛と黒鹿毛が各4頭、芦毛と青鹿毛が各1頭となっています。
年齢は、1着馬では、3歳と4歳が各5頭、6歳が3頭、5歳が2頭となっていました。
2着馬では、5歳が7頭、4歳が5頭、6歳が2頭、3歳が1頭となっていました。
3着では、5歳が6頭、3歳と4歳が各3頭、7歳が2頭、6歳が1頭となっていました。
枠の出目は、連対馬では、4枠が6頭と最も多く、あと、3枠が5頭、2枠と5枠と8枠が各4頭、1枠が3頭、6枠、7枠が各2頭となっていました。
3着では、7枠が5頭と最も多く、続いて5枠、6枠が各3頭、1枠、2枠、3枠、4枠が各1頭、8枠はなしとなっています。
臨戦過程では、連対馬の前走は、地方を含めた重賞が1番多く、13頭となっていました。
続いて準オープンが9頭、オープン特別が7頭、1000万下が1頭となっていました。
3着馬は、前走オープン特別6頭が1番多く、続いて地方を含めた重賞が5頭、準オープンが4頭となっていました。
ちなみに第1回のみやこステークスの前走は、1着から3着まで3頭とも重賞、第2回では、1着と3着が重賞、2着が準オープンとなっていました。
以上ですが、一昨年、昨年と1番人気が1着となりましたけれど、依然どことなく難解な雰囲気を持ったレースですね。
第1回の連対馬の組み合わせは、「2番人気-1番人気」と固く収まりましたが、3着に9番人気の馬が来て、3連単は万馬券、3連複はそれなりにつきました。
対して第2回では、連対馬の組み合わせは「1番人気-4番人気」で決まりこれも比較的固く収まりましたが、3着馬も5番人気で、3連複も3連単も万馬券にはなりませんでした。
今回が第3回となるこのレース、まずは1番人気の取捨選択から始めて、あとは上記のデータを参考にして手探りで丁寧に検討していこうと思っています。
12月の第1週に行われる「ジャパンカップダート」の前哨戦の位置づけとして10年に新設された重賞で、今年で第3回になります。
第1回(10年)では、1番人気で制したトランセンドは、見事ジャパンカップダートでも優勝を果たしました。
しかしながら、結局みやこステークスを経てジャパンカップダートに出走したのはトランセンドを含めて16頭中4頭で、そのトランセンド以外の3頭は掲示板圏外の成績で終わっています。
第2回(11年)では、1番人気で制したエスポワールシチーはジャパンカップダートでは3着でした。
そのジャパンカップダートを制したのはまたも2年連続でトランセンドでした。
しかしながら、トランセンドはこのみやこステークスを経ずに他の路線からジャパンカップダートに挑んでの連覇となっています。
結局、みやこステークスを経てジャパンカップダートに出走したのはエスポワールシチーを含めて出走数(1頭取り消し)15頭中6頭でしたが、3着になったエスポワールシチー以外では、みやこステークスで4着だったワンダーアキュートがジャパンカップダートで2着となりました。
あとの4頭は掲示板圏外の成績となっています。
では今年も昨年までと同様、このレースに近いと思われる、09年までこの時期に行われていたオープン特別の「トパーズステークス」と、みやこステークスを加えて、このレースの傾向を見ていきたいと思います。
1800mダートに変更された97年以降13年のトパーズステークスと第1回と第2回のみやこステークス、計15年、連対馬30頭、3着馬15頭からです
ただ、トパーズステークスは施行が11月の第3週に行われていたので、臨戦過程に少なからず影響はあるかと思います。
また、トパーズステークスの13年中97年、05年、06年、09年を除く9年はハンデ戦で行われていたので、このあたりもデータ的には微妙かも知れません。
でも、昨年までと同様データを通してとりあえず列挙していこうと思います。
まずは、当日の人気ですが、1番人気は15年中9年で連対していました。
3着は1頭となっていました。
残り1番人気が3着をはずした5年のうち3年は2番人気、あと2年はそれぞれ3番人気、5番人気が最高人気となっていました。
みやこステークスでは、前述したとおり、1番人気は2回とも1着となっています。
トパーズステークスの1着馬は、05年と06年が9番人気だった以外は4番人気以上の上位人気となっていました。
面白いことに、1着馬が9番人気だった05年、06年は別定戦で、残りの別定戦で行われた97年、09年の1着馬は共に4番人気でした。
そして、ハンデ戦で行われた残り9年の1着馬は1番人気が5頭、2番人気が2頭、3番人気も2頭となっていました。
次に父の血統ですが、連対馬30頭では、ヘイルトゥリーズン系が10頭(そのうちサンデーサイレンス系が7頭、ブライアンズタイムが2頭、レッドランサムが1頭)、ミスタープロスペクター系が9頭、ノーザンダンサー系が6頭、ナスルーラ系が2頭(いずれもレッドゴッド系)、アリダー系、トゥルビョン系、ワイルドラッシュ(ノーザンダンサー系と同じニアーティック系)が各1頭となっていました。
3着馬15頭では、ヘイルトゥリーズン系が5頭(サンデーアイレンス系が3頭、ブライアンズタイムが2頭)、ミスタープロスペクター系が4頭、ノーザンダンサー系が3頭(トップサイダー系、サドラーズウェルズ系、リファール系)、ナスルーラ系(グレイソブリン系、レッドゴッド系)が2頭、トゥルビョン系が1頭となっていました。
毛色は、連対馬では、鹿毛が15頭、栗毛が7頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が2頭、栃栗毛、青毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が5頭、栗毛と黒鹿毛が各4頭、芦毛と青鹿毛が各1頭となっています。
年齢は、1着馬では、3歳と4歳が各5頭、6歳が3頭、5歳が2頭となっていました。
2着馬では、5歳が7頭、4歳が5頭、6歳が2頭、3歳が1頭となっていました。
3着では、5歳が6頭、3歳と4歳が各3頭、7歳が2頭、6歳が1頭となっていました。
枠の出目は、連対馬では、4枠が6頭と最も多く、あと、3枠が5頭、2枠と5枠と8枠が各4頭、1枠が3頭、6枠、7枠が各2頭となっていました。
3着では、7枠が5頭と最も多く、続いて5枠、6枠が各3頭、1枠、2枠、3枠、4枠が各1頭、8枠はなしとなっています。
臨戦過程では、連対馬の前走は、地方を含めた重賞が1番多く、13頭となっていました。
続いて準オープンが9頭、オープン特別が7頭、1000万下が1頭となっていました。
3着馬は、前走オープン特別6頭が1番多く、続いて地方を含めた重賞が5頭、準オープンが4頭となっていました。
ちなみに第1回のみやこステークスの前走は、1着から3着まで3頭とも重賞、第2回では、1着と3着が重賞、2着が準オープンとなっていました。
以上ですが、一昨年、昨年と1番人気が1着となりましたけれど、依然どことなく難解な雰囲気を持ったレースですね。
第1回の連対馬の組み合わせは、「2番人気-1番人気」と固く収まりましたが、3着に9番人気の馬が来て、3連単は万馬券、3連複はそれなりにつきました。
対して第2回では、連対馬の組み合わせは「1番人気-4番人気」で決まりこれも比較的固く収まりましたが、3着馬も5番人気で、3連複も3連単も万馬券にはなりませんでした。
今回が第3回となるこのレース、まずは1番人気の取捨選択から始めて、あとは上記のデータを参考にして手探りで丁寧に検討していこうと思っています。
ジャパンカップダートGIとの相関性はだんだん明らかになるでしょうが,
直線の急坂のあるなしは大きなファクターかもしれませんね.
by 唐津っ子 (2012-10-31 21:34)
唐津っ子さん、私もそう思います。
たとえそれまでダートで良績があったとしても、G1のあの速い時計に対応できなければ、最後のあの坂で失速してしまいますものね。
対応できるのは元々力のある馬のようですし。
そういう意味では、実際のところはみやこSとジャパンカップダートはあまり相関関係はないのかも知れませんね。
by bigonon (2012-10-31 22:19)
ritton2さん、いつもnice! ありがとうございます<m(__)m>
by bigonon (2012-10-31 22:20)
マユマユさん、いつもnice! ありがとうございます<m(__)m>
by bigonon (2012-11-01 20:51)
馬爺さん、いつもnice! ありがとうございます<m(__)m>
by bigonon (2012-11-01 20:51)