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第15回 富士ステークスのデータ [競馬データ]

18日に出走馬が確定しましたので修正更新いたしました。



昨年までと同じ流れで見ていきます。

現在の1600mに距離が変更になった00年以降、02年の中山競馬場開催を除く11年、連対馬22頭、3着馬11頭からです。


まず連対馬の前走ですが、連対馬22頭中、08年の2着馬リザーブカード(前走京成杯オータムH1番人気6着)、09年の1着馬アブソリュート(前走安田記念8番人気13着)、同2着馬マルカシェンク(前走朝日CC8番人気14着)、10年の2着馬ライブコンサート(前走安田記念18番人気15着)の4頭を除く18頭はすべて掲示板に載っていました。
つまり、一昨年までの3年連続を除いてすべて連対馬の前走は掲示板に載っていたことになります。

さて、昨年は連対馬2頭ともの前走は掲示板に載っていましたが今年はどうでしょうか。

3着馬では、連対馬と違って前走掲示板に載っていたのは11頭中5頭で、掲示板をはずした残り6着以下の6頭のうち5頭は3歳馬でした。(3着馬で3歳馬は計6頭となっています。)
その3歳馬6頭のうち3頭の前走は二桁着順(そのうち2頭の前走はダービー)でした。
今回の出走馬18頭では、そのうち12頭が前走掲示板に載っていました。
また出走馬で3歳馬は4頭で、そのうち掲示板をはずしていたのは、クラレント(前走オープン特別8着)の1頭となっています。


それから連対馬22頭の前走の内訳ですが、重賞が18頭、オープン特別が3頭、1600万下条件特別戦が1頭となっていました。
その中で、前走1600万下条件特別で連対した1頭のその時の人気と着順は1番人気1着となっていました。
しかしながら、前走準オープンで快勝したその馬の前々走は重賞(札幌記念)で6番人気4着となっていました。
しかしながら、
今回の出走馬で前走1600万下特別1番人気1着だった馬の出走はありません。

また、前走オープン特別で連対した3頭のそのレースでの人気着順は、それぞれ1番人気4着、5番人気1着、1番人気1着となっていました。
今回の出走馬で、前走オープン特別を1番人気で掲示板に載った馬、あるいは1着だった馬も残念ながらいません。
それから、前走重賞だった18頭中掲示板に載ったのは14頭となりますが、今回の出走馬で前走が重賞で掲示板に載ったのは、ガルボ、コスモセンサー、スピリタス、セイクレッドレーヴ、ツクバホクトオー、ファイナルフォーム、フラガラッハの7頭となっています。
そして、前走掲示板をはずした連対馬残り4頭の共通点を探ってみますと、4頭とも過去のその年のマイルの重賞で連対していました。
今回の出走馬でこれに該当するのは、スマイルジャック1頭となっています。

3着馬11頭では、前走重賞だったのは7頭で、そのうち6頭は3歳馬でした。(残り1頭は6歳馬で前々走はほぼ同じ施行の東京新聞杯で2着)
あと、前走オープン特別だったのは3頭で、その前走での人気着順は順に3番人気9着、3番人気2着、14番人気1着でした。
あと残り1頭の前走は1600万下特別で、人気着順は連対馬でいた1頭と同じ1番人気1着、そして前々走もその1頭と同じ重賞(朝日杯CC)で2番人気4着でした。

同じく連対馬の前々走を見てみますと、00年1着のダイワカーリアン(函館記念6番人気9着)、05年1着のウインラディウス(関屋記念4番人気11着)、06年1着のキネティクス(京王杯オーラムH13着)、07年1着のマイネルシーガル(NHKマイルC8着)、08年1着のサイレントプライド(東京新聞杯3番人気8着)、09年2着のマルカシェンク(新潟記念10番人気9着)、10年2着のライブコンサート(マイラーズカップ10番人気15着)、11年1着のエイシンアポロン(前の年の天皇賞(秋)7番人気17着)、同2着のアプリコットフィズ(クイーンS8番人気12着)の9頭を除く13頭が掲示板に載っていました。
その掲示板をはずした9頭の次走(つまり前走)ですが、09年2着のマルカシェンク(前走14着)、10年2着のライブコンサート(前走15着)を除く7頭が重賞で1着(2頭)、2着(1頭)、3着(3頭)、4着(1頭)と上位着順となっていました。

このマルカシェンクとライブコンサートの2頭と昨年の2着馬アプリコットフィズ(前走も2着)を除いた6頭はすべて富士S1着馬となっていますので、1着馬11頭中6頭(前走1着、3着、4着)の前々走は掲示板をはずしていたことになり、また逆に、2着馬は09年と10年、そして11年を除いた8頭の前々走はすべて掲示板に載っていたことになります。
さらに連対馬22頭中05年2着のタニノマティーニ(前々走オープン特別6番人気4着)、10年1着のダノンヨーヨー(前々走1000万下条件特別1番人気1着)を除く20頭の前々走は重賞となっていました。
結局、前走、前々走とも重賞で掲示板に載っていたのは、1着馬11頭中2頭、2着馬11頭中6頭となっています。
また3着馬11頭では2頭となっていました。(地方の重賞も含む)

今回の出走馬の中で、前走、前々走とも重賞で掲示板に載っていたのは、ガルボ、コスモセンサー、スピリタス、セイクレッドレーヴの4頭となっています。
そして、前々走重賞で掲示板をはずしながら、前走重賞3着以内に巻き返したのは、ダイワファルコンの1頭となっています。

ちなみに
3着馬の前々走をまとめて見ますと、11頭中8頭が4着以上の上位着順、残り3頭が6着、15着、15着となっていて、4着以上の8頭の人気は重賞(東京新聞杯)で7番人気(2着)だった1頭を除く残り7頭が4番人気以上の上位人気となっていました。


次に父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が10頭(そのうちサンデーサイレンスが6頭)、ノーザンダンサー系が6頭、ミスタープロスペクター系、グレイソブリン系(トニービン系)が各2頭、プリンスリーギフト系(サクラバクシンオー)、マンノウォー系が各1頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が5頭(そのうちサンデーサイレンスの仔フジキセキ、マンハッタンカフェを含むサンデーサイレンス系が4頭)、あとグレイソブリン系(スターオブコジーン、ジャングルポケット)、ノーザンダンサー系(ラストタイクーン、チーフベアハート)が各2頭、トゥルビョン系(トウカイテイオー)、ミスタープロスペクター系(フォーティナイナー)が各1頭となっていました。


毛色は、01年~11年(02年を除く)の順番で、(鹿-鹿)、(栗-栗)、(栗-栗)、(鹿-鹿)、(黒鹿-鹿)、(栗-栗)、(黒鹿毛-鹿毛)、(栗毛-鹿毛)、(黒鹿毛-黒鹿毛)、(黒鹿毛-栗毛)、(栗毛-黒鹿毛)と、連対馬では11年中6年が同じ毛色同士の組み合わせとなっていました。
数で言いますと、連対馬では、栗毛が9頭、鹿毛が7頭、黒鹿毛が6頭となっていました。
3着馬では、鹿毛、栗毛が各5頭で、あと1頭は青毛となっています。



年齢では、1着馬では、5歳と7歳が各4頭、4歳が2頭、3歳が1頭となっていました。
2着馬では、5歳が5頭と最も多く、4歳と6歳が各3頭となっていました。
3着馬では、3歳が6頭と最も多く、あと4歳が2頭、5歳、6歳、8歳が各1頭となっています。


以上ですが、昨年の3連単では3万円台とほぼ一般的な配当でしたが、昨年も最後に書いたとおり一昨年、その前と3連単で100万以上の配当が連続で出たレースですし、それまでも10万以上の配当が2回、10万に近い配当も2回と、かなり荒れる傾向があって、心のどこかで今回もかなり荒れるのではないかと勘ぐっている(あるいは期待している)のは事実です。
まずは今年も、かなり荒れると予想するのか、それなりに荒れると予想するのか、その荒れ方の見極めからですね。
その上で、上記の自分自身でもよくわからない複雑なデータを、一つ一つ整理しながら検討し、結論を出していこうと思っています。


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コメント 4

唐津っ子

富士ステークスG3は荒れるイメージを私も持っています.
夏場に調子を落とした馬の逆襲が馬券のカギかと思っています.
by 唐津っ子 (2012-10-15 23:25) 

bigonon

唐津っ子さん、昨年は「大荒れ」と予想して勝負したのですが裏目に出てしまいました^^;
でも、今年もやっぱりめげずに「大荒れ」と見て勝負したいものですね(笑)
by bigonon (2012-10-16 19:15) 

bigonon

マユマユさん、いつもnice! ありがとうございます(__)
by bigonon (2012-10-16 19:16) 

bigonon

ritton2さん、いつもnice! ありがとうございます(__)
by bigonon (2012-10-16 23:07) 

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