SSブログ

第61回 スプリングステークスのデータ [競馬データ]

昨年は、このレースも震災の影響で中山競馬場は使えず、阪神競馬場に場を移して行われました。
結果は、1番人気のオルフェーブルが勝ち、2着に4番人気のペルシャザール、3着に8番人気のステラロッサが入って、馬連は1420円、3連単は28270円となりました。
この時のオルフェーブルの単勝オッズは4.7倍と、この時点ではまだそれほど人気はありませんでした。
さて、今年はまた中山競馬場に戻ってレースは行われます。
ということで、昨年の阪神競馬場での施行を除いて、89年以降一昨年の10年までの22年間、連対馬44頭、3着馬22頭から見てみます。
内容は、昨年とほぼ同じです。


ともかくも1番人気の取捨選択が大きなポイントとなるレースです。
22年間のうち1番人気が連に絡んだのは12年ありましたが、その9頭までが単勝オッズが「1倍台」でした。
あとの3頭は、「2.6倍」(91年1着)、「2.3倍」(07年1着)、「2.3倍」(09年1着)となっていました。
また、単勝オッズが1倍台だった馬で連対をはずしたのは、90年6着のストロングクラウン(単勝オッズ1.7倍)、10年3着のローズキングダム(単勝オッズ1.4倍)の2頭のみで、つまり、単勝オッズが1倍台の馬の連対する確率は、過去から言えば約82%(11頭分の9頭)ということになります。
対して、連をはずした1番人気の残り10頭の単勝オッズですが、2頭が先に挙げた1.7倍と1.4倍で、あとはすべて2.3倍以上でした。
つまり、もしこのデータが今年も続くのであれば、レース直前で単勝オッズがまず1倍台であるなら連対する確率は高く、2.3倍ないし2.6倍あたりを超えるのであれば連対する確率は難しいということになります。
さて、今年の1番人気の馬はどうでしょうか。
また、3着馬ですが、3頭の1番人気の馬がいて(98年、08年、10年)、その単勝オッズは「2.3倍」と「3.2倍」と「1.4倍」となっていました。


次に臨戦過程ですが、まずはその中の前走の着順を見てみることにします。
連対馬では1着が20頭、2着が11頭、3着が4頭、4着と5着が各1頭と、前走掲示板に載っていたのは44頭中37頭となっていました。

あとの7頭は、7着が4頭、8着が1頭、9着が2頭で、この7頭の前走のレースはすべてオープン特別か重賞となっていました。

次に前走のレースの施行内容ですが、重賞が26頭、オープン特別が7頭、500万下条件戦が11頭となっていました。
まず重賞ですが、多い順に、きさらぎ賞と共同通信杯が各6頭、アーリントンCが5頭、G1の朝日杯が4頭、ペガサスS(92年以降はアーリントンCに引き継がれています)が2頭、シンザン記念、弥生賞、京成杯が各1頭となっています。
そのうち、きさらぎ賞は全馬が、共同通信杯は6頭中4頭(残り2頭は共に3着)が、アーリントンCは5頭中3頭(残り2頭は99年の9着と3着)が、朝日杯の4頭のうち3頭(残り1頭は9着)が、ペガサスSは2頭中2頭が、そしてシンザン記念の1頭が、それぞれ連対していました。(前走弥生賞は7着、前走京成杯は8着)
今回の出走馬では、まず前走きさらぎ賞と前走アーリントンCの出走はありません。
続いて前走共同通信杯では、そのうち3着以上だった出走馬は、1番人気2着だったディープブリランテ1頭となっています。(あと、4着だったストローハットが出走しています。)
そして、前走朝日杯だったのは、1番人気1着だったアルフレードの1頭が出走してきています。
あと、他の前走重賞の出走馬は、京成杯5番人気2着だったマイネルロブスト、ラジオNIKKEI杯2歳S2番人気3着だったグランデッツァ、京王杯2歳S1番人気4着だったモンストールの3頭がいます。

それから、次に多かった前走オープン特別の7頭ですが、そのうち3頭が連対していてあとは4着、7着、7着、7着となっていました。
ちなみにその7頭の人気は、そのうち6頭が1番人気3頭、2番人気3頭と上位人気で、あと1頭は5番人気(7着)となっています。
今回の出走馬で前走オープン特別で連対していたのは、前走若駒S2番人気1着だったゼロス1頭で、それ以下の着順ではホープフルS2番人気5着のサトノプライマシーがいます。

次に多かったのは前走500万下条件戦の11頭ですが、92年2着のマーメイドタバン(前走9番人気3着)と10年2着のゲシュタルト(前走3番人気5着)の2頭を除き、あと9頭は前走連対していました。
そのうち6頭が1番人気か2番人気で、残り3頭は3番人気(1着)が2頭、5番人気(1着)となっています。
今回の出走馬で、前走500万下条件戦で連対していたのは、サトノギャラント(3番人気1着)、バンザイ(5番人気1着)、ビービージャパン(7番人気1着)、ロジメジャー(4番人気2着)の4頭がとなっています。

それから、3着馬の前走ですが、まず1番前走のレースで多かったのは500万下条件戦で、22頭中11頭います。
すべて前走のレースで1着(人気は3番人気以上の上位人気)となっています。
そして、あと残り11頭はすべて重賞でした。
内訳は、朝日杯FS2頭(5番人気2着、1番人気1着)、弥生賞2頭(7番人気5着、6番人気5着)、きさらぎ賞2頭(2番人気2着、2番人気1着)、アーリントンC2頭(8番人気9着、3番人気3着)、共同通信杯2頭(3番人気4着、6番人気1着)、京成杯1頭(2番人気1着)、となっています。
この3着馬の内訳ですが、連対馬での前走重賞組のその人気と着順のデータと酷似しているところがおもしろいところです。


次に父の血統ですが、サンデーサイレンス産駒が初めて連対した96年以降ここ15年に限れば、連対馬では、ヘイルトゥリーズン系が18頭、ノーザンダンサー系が8頭、ナスルーラ系が2頭、トゥルビョン系とミスタープロスペクター系が各1頭となっています。
同じく3着馬のここ15年の父の血統の主なところでは、ヘイルトゥリーズン系、ミスタープロスペクター系が各6頭、ノーザンダンサー系、ハイペリオン系、ナスルーラ系が各1頭となっていました。


毛色で、1着馬では、鹿毛が12頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が3頭、青鹿毛が1頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が12頭、栗毛が5頭、黒鹿毛が3頭、青鹿毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が9頭、栗毛が5頭、黒鹿毛と芦毛が各3頭、青鹿毛と栃栗毛が各1頭となっています。


当日の馬体重ですが、連対馬では、44頭中490kg以上が13頭、449kg以下が3頭、それ以外の28頭は450kg~488kgでした。
3着馬では、21頭中490kg以上が6頭、449kg以下は3頭、それ以外の13頭は450kg~488kgでした。


枠番の出目ですが、連対馬では、2枠と8枠が各8頭、3枠と6枠と7枠が各6頭、1枠が5頭、4枠が4頭、5枠が1頭という順になっていました。
3着馬では、6枠が5頭、4枠と7枠が各4頭、2枠が3頭、3枠が2頭、1枠と4枠と5枠と8枠が各1頭となっています。


以上ですが、ともかくもまずは1番人気馬の単勝オッズを見てからですね。
それから、上のデータとにらめっこしながら丁寧に検討していこうと思っています。


nice!(6)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 6

コメント 6

bigonon

やまちゃんさん、いつもnice! ありがとうございます<m(__)m>
by bigonon (2012-03-17 10:30) 

bigonon

唐津っ子さん、いつもnice! ありがとうございます<m(__)m>
by bigonon (2012-03-17 10:31) 

bigonon

マユマユさん、いつもnice! ありがとうございます<m(__)m>
by bigonon (2012-03-17 10:32) 

bigonon

ritton2さん、いつもnice! ありがとうございます<m(__)m>
by bigonon (2012-03-17 10:33) 

bigonon

馬爺さん、いつもnice! ありがとうございます<m(__)m>
by bigonon (2012-03-17 10:33) 

bigonon

ゆきママさん、いつもnice! ありがとうございます<m(__)m>
by bigonon (2012-03-17 10:34) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0