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第40回 マイラーズカップ [競馬データ]

先週の桜花賞では、「1番人気-2番人気-5番人気」とほぼ上位人気で決着いたしました。
その桜花賞と今回のマイラーズカップは、同じ阪神の1600m芝で行われますが、その「阪神1600m芝」の06年12月の改装後の傾向に関しては、機会のあるごとに触れさせていただきました。
要は、桜花賞のところで取り上げたように、「最初の1年くらいまでは結構1番人気を中心とした上位人気で決まることが多かったのですが、2年目以降はかなり荒れる傾向が強くなっているように思われます。」というものでした。
一応簡単に再掲させていただきますと、1番人気に関しては、まず06年12月から07年9月まででは、施行条件に関係なく44レースあって、そのうち29レース連対(約66%)していました。
そして07年12月から08年12月まででは、63レースあって、そのうち31レース連対(約49%)していました。
さて、今年になってからではどうでしょう。
この2月暮れから先週4月12日まででは、16レースあって、そのうちちょうど半分の8レースで連対していました。
また、先週の桜花賞のように、1番人気と2番人気が共に3着以上に入ったレース数で見てみますと、まず06年12月から07年9月まででは、44レース中24レース(約55%)となっていました。
また、07年12月から08年12月まででは、63レース中31レース(約21%)となっていました。
そして、今年に入って、16レース中4レース(約25%)となっています。
これを見る限りでは、ほぼ昨年と同じような傾向で荒れやすくはなっているようです。
ちなみに、今年になって1番人気が3着以上に入ったのは16レース中9レースあって、残り1番人気が入らなかった7レースのうち、最高人気として2番人気が3レース、3番人気が1レース、4番人気が3レースとそれぞれ1番人気の代役として入っていました。
また逆に、6番人気以下の下位人気が3着以内に1頭ないし2頭入った年は、16年中10年となっていました。
さて、今回のマイラーズカップでは何番人気が3着以内に最高人気として入るのでしょうか。
ちなみに、このマイラーズカップの改装後の人気の内訳は、07年では、「9番人気―2番人気-5番人気」、08年では、「1番人気-8番人気-3番人気」となっていました。


では、今年も、このマイラーズカップのデータを改装に関係なく挙げていこうと思います。
この4月に変更になった2000年以降9年、連対馬18頭、3着馬9頭からです。

まず当日の人気ですが、1番人気は9年中6連対となっていました。
その1番人気がはずれた3年ですが、組み合わせは「2番人気-3番人気」(01年)「3番人気-7番人気」(05年)「9番人気-2番人気」(07年)となっていて、代役に2番人気か3番人気のどちらかの上位人気が入っていました。
3着馬(9頭)の人気も見てみますと、2番人気、3番人気が各1頭、4番人気が3頭、5番人気、9番人気、10番人気、11番人気が各1頭となっています。

臨戦過程では、前走「中山記念」を走った馬が連対馬18頭中7頭いて、いずれも4着以上の上位着順となっています。
その中山記念の前のレースでは、7頭中4頭が連対、あと3頭は、香港マイルの3着と有馬記念の8着、そして東京新聞杯の4着となっていました。
今回の出走登録馬で、前走中山記念4着以上だったのは、カンパニー(1着)1頭となっています。
それから、前走G1を走った馬は連対馬18頭中4頭いて、内訳は、高松宮記念が2頭(7着、6着)、マイルCSが1頭(4着)、有馬記念が1頭(10着)となっていました。
今回の出走登録馬で前走G1は、前走エリザベス女王杯1着のリトルアマポーラ、前走高松宮記念16着のビービーガルダン、前走海外G1(香港)で5着のスーパーホーネットの3頭となっています。
あと残り7頭ですが、前走、ダービー卿CT1番人気3着、ダート戦の平安S3番人気14着、中京記念2番人気12着、そして中山牝馬S1番人気4着の4頭を除くあとの3頭は前走1着となっていました。
その前走平安S14着だったのは、その前々年のこのレースで1着、前年でも2着だったローエングリンで、あと残りの3頭も前走ダービー卿CT3着と前走中京記念12着の2頭のその前のレース(前々走)は共に1番人気1着、中山牝馬S1番人気4着のその前のレースも2番人気2着とそれぞれ連対していました。
今回の出走馬で、上記であげたレース以外で前走1着だったのは、アブソリュート、ヒカルオオゾラ、ライブコンサートの3頭で、そのうち前々走で連対していたのはアブソリュートとヒカルオオゾラとなっています。
それから、3着馬の前走もあげておきますと、9頭中4頭が前走掲示板(1着、4着、2着、2着)に載っていましたが、残り5頭は前走掲示板をはずしていました。(12着、10着、6着、10着、6着)
 

血統は、まず連対馬ですが、父ではサンデーサイレンス系が7頭、ノーザンダンサー系が6頭、ブライアンズタイム系が2頭、ナスルーラ系が2頭、ミスタープロスペクター系が1頭となっていました。BMS(母の父)では、ノーザンダンサー系が8頭、ナスルーラ系が6頭、サンデーサイレンスが2頭、ハイペリオン系とミスタープロスペクター系が各1頭となっていました。
3着馬で、父ではノーザンダンサー系が4頭(そのうち3頭がリファール系)、ヘイルトゥリーズン系が3頭、ミスタープロスペクター系が2頭となっています。
BMSでは、ナスルーラ系が3頭、ノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系が各2頭、ヘイルトゥリーズン系とハードツービートが各1頭となっていました。
全体的に見まして、ノーザンダンサー系絡みは連対馬18頭中14頭占め、3着馬9頭でも6頭占めていました。
今回の出走登録馬でノーザンダンサー系絡みは、カンパニー、スーパーホーネット、ビービーガルダン、ライブコンサート、リトルアマポーラとなっています。

毛色では、鹿毛が9頭、栗毛が6頭、青鹿毛が2頭、黒鹿毛が1頭となっていました。
3着馬では、栗毛が5頭、鹿毛が4頭となっています。

枠の出目ですが、6枠が6頭と1番多く、次に4枠が4頭、5枠が3頭と、この3つの枠だけで4分の3を占めています。
あと、2枠と7枠が2頭、8枠が1頭、1枠と3枠がなしとなっています。
3着馬では、3枠と5枠が各3頭、4枠、6枠、7枠が各1頭、あと他の枠はなしとなっています。

年齢ですが、5歳馬と6歳馬が各5頭、4歳馬と7歳馬が各4頭となっていました。
3着馬では、4歳馬が4頭、5歳馬が3頭、6歳馬が2頭となっています。

以上ですが、ともかく今年も人気、オッズがほぼ確定した時点で結論を出そうと思っています。

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