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第53回 阪急杯 [競馬データ]

05年までは1200m芝で行われていましたが、06年から1400m芝に施行が変わりました。
その間、阪神競馬場の馬場のリニューアルがありましたが、その前後ともほぼ施行は変わりありません。
よって、まずはこの3年間のデータを挙げていこうと思います。

当日の人気ですが、06年では「11番人気-3番人気-1番人気」、07年では「(3番人気-4番人気同着)-2番人気」、08年では「3番人気-1番人気-6番人気」という順番で決着しました。
単純に見て、3年とも3番人気が連に絡み、そして上位1番人気から4番人気(すべて単勝オッズは一桁)から少なくとも2頭が3着以上に入っていました。

毛色は、1着馬では鹿毛が2頭、青鹿毛が1頭、2着馬では栗毛が2頭、黒鹿毛が1頭、3着馬では栗毛が2頭、芦毛が1頭となっていました。

血統で目立つところでは、毎年サンデーサイレンス産駒が3着以上に1頭入り、そして別に父あるいは母の父(BMS)で毎年ミスタープロスペクター系の馬が3着以上に1頭入っていました。

年齢では、06年では「7歳-4歳-6歳」、07年では「8歳-5歳-5歳」、08年では「4歳-6歳-4歳」の順番という組み合わせでした。
参考までに、12月に行われる3歳以上の同じ施行の重賞阪神カップでは、06年では「3歳-7歳-3歳」、07年では「5歳-6歳-4歳」、08年では「4歳-5歳-3歳」となっていました。

臨戦過程ですが、3年間の連対馬6頭と3着馬3頭を見てみますと、昨年の3着馬ローブデコルテを除いて8頭は近3走で「1着」を少なくとも1回経験していました。
そのローブデコルテですが、5走前にG1のオークスで勝っていました。

阪急杯の過去3年のデータとしては以上ですが、もう一つ別なデータも出しておきます。
それは、昨年の阪神Cの時にも取り上げたのですが、阪神競馬場がリニューアルされた06年12月以降の準オープン(1600万下)特別レースと重賞レースの傾向を挙げたものです。
内訳は、準オープン(1600万下)特別が9レース、重賞レース(07年と08年の阪急杯と阪神牝馬S、06年から08年の阪神C3レース)が7レース、計16レースです。

まず1番人気ですが、16レース中9レースで連対し、1レースで3着に入っていました。
その1番人気が3着以上に入った計10レースのうち6レースで、もう1頭、2番人気か3番人気の馬が入っていました。
反対に、1番人気が3着以上をはずした6レースですが、そのうち3レースが1着から3着まで5番人気以下の下位人気の馬で占められました。
その3レースはいずれも準オープン特別で、1つは今年3月に行なわれた「うずしおS」で、その時の3連単は200万円台、あと2つは12月に行なわれる六甲Sで、07年では同じく3連単が500万円台、08年では400万円台とそれぞれ凄い配当が出ています。
以上のように、改装後はそれまでの一応1番人気を中心とした上位人気中心の傾向は受け継いでいるものの、反面その反動を感じさせるような大きい荒れ方もしています。

それから父の血統で目立つところでは、16レースの3着以上計48頭中父がヘイルトゥリーズン系の馬は18頭(うちサンデーサイレンス系が15頭)となっていました。
それから、父あるいはBMSでサンデーサイレンス系が絡んでいる馬は48頭中20頭、同じくノーザンダンサー系が絡んでいる馬は48頭中25頭となっていました。

それから、改装後の16レースの毛色ですが、1着馬では鹿毛が7頭、栗毛が5頭、芦毛と青鹿毛が各2頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が9頭、栗毛が4頭、青鹿毛が2頭、芦毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が8頭、栗毛が3頭、芦毛と青鹿毛が各2頭、黒鹿毛が1頭となっていました。
こう見てみますと、どの着順の馬もほぼ同じ傾向であることがわかります。
この中で、黒鹿毛馬が全体で1頭のみしかいないというのがすごく気になる材料となっています。

年齢は、連対馬32頭では、5歳馬が9頭、4歳馬と6歳馬が各8頭、3歳馬が4頭、8歳馬が2頭(いずれも1着)、7歳馬が1頭となっていました。
3着馬では、15頭中4歳馬が7頭、5歳馬が6頭、3歳馬が2頭、6歳馬が1頭となっています。

以上ですが、逆によけいにややこしくなった感もいたします。
ともかく、このレースも一つ一つ丁寧に検討して結論を出していこうと思っています。
タグ:阪急杯
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