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第25回 マイルチャンピオンシップ [競馬予想]

今年も昨年までと同様の流れで見ていきます。
第1回の84年から24年、連対馬48頭、3着馬24頭からです。

まず今年も、ステップレースとしての前走「スワンS」組の検討から入ってみます。
前走スワンS組は、ステップレースとしては48頭中17頭もの連対馬を生み出しているのですが、そのうち16頭は97年以前のもので、97年、スワンS1着だったタイキシャトルがマイルCSで優勝してからその後まったく連絡みをしなくなってしまいました。
しかし、ようやく昨年07年、10年ぶりに連対(2着)いたしました。
今年はそのスワンS組から1着から5着までの5頭が出走いたしますが、また今年もその中から連対してかつての強さを取り戻すのでしょうか。
このあたり注目ですが、予想とすれば悩むところです。
さて、3着馬では、スワンS組は24頭中13頭が入っています。
連対馬が不振だったこの10年間でも6頭もの「3着馬」を輩出しています。
一応、3連単3連複圏内から考えれば、いくら最近不振といえども、スワンS組はとりあえず最初に検討すべき対象になるかと思います。
その最近10年間の連対した1頭と3着に入った6頭、計7頭のスワンS時の着順ですが、1着3頭、2着3頭、3着1頭という内訳となっていました。
今回、その1着馬マイネルレーニア、2着馬ローレルゲレイロ、3着馬ジョリーダンスの3頭はとりあえず要注意です。
ちなみに、この10年の3着馬で前走スワンS組以外の残り4頭は、すべて前走「G1」となっていました。
その内訳は、天皇賞2頭(10着、11着)、秋華賞1頭(2着)、スプリンターズS1頭(9着)となっていました。

次に「枠番」について見てみます。
連対馬48頭の内訳ですが、1枠2頭(90年以降連対なし)、2枠3頭(87年以降連対なし)、3枠9頭、4枠7頭、5枠5頭、6枠8頭、7枠9頭、8枠5頭となっています。
この中で特筆すべきことは、毎年書いていますが、このマイルCSは、「4」「5」「6」のいわゆる中枠がよく連に絡んでいることが挙げられます。
実際24年中18年で絡んでいて、特に97年以降昨年までの11年間この中枠が連続して連に絡んでいるのです。
ところが、なぜかこの「4」「5」「6」の中枠同士での組み合わせは、一昨年06年に「4-5」が出るまで一度もありませんでした。
ところが、昨年07年にも「4-4」で決まり、逆にこの組み合わせが急に出るようになってきました。
さて今年はどうでしょうか。
とりあえずこのデータも頭に入れる必要がありそうです。
それから、3着馬の枠番の出目ですが、一番多かったのは6枠と8枠の各5頭、次に多かったのは1枠と4枠の各4頭、それから5枠と7枠の各2頭、2枠の1頭と続き、連対馬で最も多かった3枠は0となっています。

次に、当日の「1番人気」を取り上げます。
とりあえず1番人気馬の着順を順に並べていきますと1,1,2,1、1,1,2,2、2,1,1、4、1、12、1、1、2、9、7、8、1,8、1、1(着)となっていました。
かつて84年から94年まで11年連続1番人気が連に絡んでいたように、このレースの当時の大きな特色は「1番人気馬から買え」というものでした。
ところが、記録の途切れた95年以降13年間で見てみますと、連対率は半分まで落ちてしまっていて信頼度はかなり落ちています。
ちなみに、単勝オッズ1倍台で出走した馬は10頭いて、連をはずしたのは05年、1.5倍で3年連続連覇を逃したデュランダルのその時のみで、他の9頭は連対しています。
さて今回はこの1倍台は出るのでしょうか。
それから、3着馬ですが、なぜか1番人気で3着になった馬は1頭も出ていません。

また、連対馬の当日の人気全体で見てみますと、48頭中40頭(83.3%)が当日5番人気以上の上位人気でした。
その40頭の中で、00年2着のダイタクリーヴァと05年1着のハットトリックを除く38頭が前々走5着掲示板に載っていました。
それから残りの6番人気以下の下位人気馬8頭ですが、共通項としてレース間隔が中2週か中3週でした。
またその前走のレースを見てみますと、京都1400m芝のスワンSが3頭(86年、90年、95年)、ダートも含め東京1600mだったのが5頭(93年、96年、98年、00年、02年)と偶然かどうか、この二つの距離となっていました。
また、95年2着のメイショウテゾロを除き、残り7頭は前走掲示板に載っていました。
さらに、その8頭のマイル成績ですが、3勝が2頭、2勝が4頭、1勝が1頭、未勝利が1頭(00年1着のアグネスデジタル)となっていました。
3着馬では、当日の人気が5番人気以上の上位人気となっていたのは、24頭中14頭(58%)で連対馬より劣っていました。
その残りの6番人気以下の10頭ですが、そのうち8頭の前走は4着以上の上位着順でした。

次に父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が14頭(そのうちサンデーサイレンスが10頭)、ノーザンダンサー系が13頭と拮抗しています。
続いて、ナスルーラ系が6頭、トゥルビョン系が4頭と続いています。
BMS(母の父)は、ノーザンダンサー系が15頭、ナスルーラ系が11頭、ハイペリオン系が8頭と続いています。
3着馬では、父では、ノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系が各5頭、ナスルーラ系が4頭、ヘイルトゥリーズン系が3頭と続いています。
BMSの主なところは、ナスルーラ系が7頭、ノーザンダンサー系が6頭となっています。

年齢は、連対馬では、4歳馬が23頭と圧倒的に多く、次に5歳が11頭、3歳が9頭、6歳が5頭となっています。
3着馬では、5歳馬が10頭と最も多く、3歳馬が8頭、4歳馬が4頭、6歳馬が2頭となっています。
気になるところでは、まだ昨年まで7歳以上の連対馬並びに3着馬が出ていませんので、7歳のカンパニー、ジョリーダンスはどうなのか悩むところです。

毛色は、連対馬では、鹿毛が17頭と一番多いのですが、次いで栗毛が15頭と割合から言えばかなり高い水準となっています。
あと、青鹿毛が7頭、黒鹿毛が6頭、芦毛が2頭、栃栗毛が1頭となっていました。
これを「1着馬」に限定いたしますと、24頭中栗毛が9頭、鹿毛と黒鹿毛が共に5頭、青鹿毛が3頭、栃栗毛と芦毛が共に1頭となっていまして、おもしろいことに96年以降12年間鹿毛の1着馬は出ていません。
3着馬では、鹿毛が13頭と圧倒的に多く、次いで栗毛が5頭、黒鹿毛が3頭、芦毛が1頭、青鹿毛が1頭となっています。

以上ですが、まずは枠順が出てから4枠5枠6枠を検討し、あとは人気とにらめっこしながらこのレースも丁寧に予想を展開していきたいと考えています。
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