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第42回 スプリンターズステークス [競馬予想]

今年も昨年と同じ展開で見ていきたいと思います。
まずは当日の人気の組み合わせから見ていきます。
G1になった90年以降、99年までの12月開催と00年以降のこの時期での開催の計18年(02年の新潟競馬場での開催も含む)、連対馬36頭、3着馬18頭からです。
まず連対馬ですが、1番人気から4番人気までの中で決まった年は9回ありました。
広げて、1番人気から5番人気の中で決まった年は13回ありました。
基本的には、このように比較的上位人気内で決まるレースとなっています。
それ以外の6番人気以下の馬が絡んだ5回ですが、2番人気と11番人気、1番人気と7番人気、7番人気と2番人気、16番人気と1番人気、1番人気と10番人気との組み合わせとなっていて、結構荒れた結果となっていますが、片方は1番人気もしくは2番人気となっていました。
全体的に見ても、1回だけ3番人気と4番人気の組み合わせで決まった(01年)以外の17年は1番人気か2番人気の片方かまたは両方が絡んでいました。
そのうち1番人気と2番人気の組み合わせで決着したのは4回ありました。
また、その3番人気と4番人気の組み合わせで決まった01年ですが、2番人気の馬がハナ差で3着となっていました。
ということで、ともかく基本的には1番人気と2番人気の馬をどうするかから始めるのがセオリーのようです。

さらにもう少し突っ込んで、先ほど挙げた6番人気以下の下位人気で連対した5頭の詳細を見ていきます。
91年11番人気2着のナルシスノワール、97年7番人気2着のスギノハヤカゼ、98年7番人気1着のマイネルラヴ、00年16番人気1着のダイタクヤマト、そして昨年06年10番人気2着のメイショウボーラーとなっていました。
いずれもこれらの馬の連の相手は上記で書きましたとおり、1番人気か2番人気でした。
この5頭の臨戦過程を見てみますと、5頭とも前走前々走とも重賞(地方重賞も含む)で、ナルシスノワールを除く4頭は、前走か前々走のどちらかで連対していました。(その4頭の前走か前々走で連対しなかったレースの着順は、なぜか4頭とも7着でした)
ナルシスノワールも、前走12着でしたが、実質前々走だったG1の安田記念では5着と健闘していました。

3着馬ですが、1番人気は1頭(98年の単勝1.1倍の1番人気のタイキシャトル)、2番人気は4頭、3番人気は3頭、4番人気は2頭、5番人気は1頭と、5番人気以上の上位人気は18頭中11頭なっていました。
あと6番人気以下の下位人気7頭ですが、6番人気2頭、7番人気、8番人気、12番人気、13番人気、16番人気が各1頭となっていました。

ここからは、90年以降02年の新潟競馬場開催を除く17年、連対馬34頭、3着馬17頭から見てみます。

血統面ですが、昨年も書きましたが、中山競馬場は結構ノーザンダンサー系が絡みます。
連対馬で父がノーザンダンサー系だったのは8頭で、BMS(母の父)がノーザンダンサー系だったのは13頭いました。
3着馬では、父がノーザンダンサー系だったのは5頭、BMSがノーザンダンサー系だったのは4頭となっています。
そのノーザンダンサー系の中で多かったのは、ダンチヒ系、ノーザンテーストの各8頭、次にニジンスキー系の5頭、続いてヴァイスリージェント系、リファール系、ヌレイエフが各2頭、ストームバード系、ノーザンディクティテター、フェアリーキングが各1頭ずつとなっていました。
今回の出走馬では、父がダンチヒ系でBMSがリファール系のシンボリグラン、同じく父がダンチヒ系のビービーガルダン、父がヌレイエフ系のスピニングノワール、父がヴァイスリージェント系でBMSがヌレイエフ系のスリープレスナイト、父がトライマイベスト系のトウショウカレッジ、BMSがノーザンテーストのタマモホットプレイ、BMSがザミンストレルのジョリーダンス、BMSがフェアリーキングのスズカフェニックス、BMSがストームバード系のアポロドルチェ、BMSがダンチヒ系のファイングレインが該当します。

続いて父の血統で多かったのは、7頭の連対馬を出しているのはミスタープロスペクター系でした。
しかしBMSに関しては、ミスタープロスペクター系だった連対馬はまだ出ていません。
3着馬では、父がミスタープロスペクター系だったのは2頭いました。
こちらもBMSに関してはまだ3着馬は出ていません。
今回は残念ながら父がミスタープロスペクター系の馬は1頭の出走もありません。
ただし、BMSがミスタープロスペクター系は2頭(スプニングノワール、カノヤザクラ)出走しています。
続いて6頭の連対馬の父がヘイルトゥリーズン系となっていました。
BMSでは1頭の連対馬がいます。
内訳は、サンデーサイレンスが4頭(デユランダルが3回とビリーヴ)、デヴィルズバック系が2頭となっています。
BMSではシルヴァーホークとなっていました。
3着馬では、父がヘイルトゥリーズン系だったのは4頭いました。
またBMSでは3頭います。
この父がヘイルトゥリーズン系だった連対馬6頭、3着馬4頭の計10頭のうち、3着馬1頭(06年タガノバスティーユ、父はブライアンズタイム、BMSはサクラユタカオー)を除く9頭のBMSはすべてノーザンダンサー系でした。
今回の出走馬で父がヘイルトゥリーズン系、BMSがノーザンダンサー系なのは、ファイングレイン、ジョリーダンス、スズカフェニックス、タマモホットプレイの4頭がいます。
また、父がヘイリトゥリーズン系でBMSがノーザンダンサー系以外は、キンシャサノキセキの1頭となっています。
また、BMSがヘイルトゥリーズン系の出走馬はウエスタンビーナス1頭で、父はノーザンダンサー系となっています。

次に毛色ですが、1着馬では鹿毛が8頭、黒鹿毛が5頭、栗毛が3頭、青毛が1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が10頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が3頭となっていました。
3着馬では鹿毛が9頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が3頭、芦毛が1頭となっています。

年齢では、1着馬で最も多かったのは3着馬で、5頭となっていました。
続いて4歳馬と5歳馬の各4頭、6歳馬の3頭、7歳馬の1頭となっています。
2着馬では、5歳が10頭と最も多くなっています。
続いて4歳馬では5頭、3歳馬と6歳馬が各1頭となっていました。
3着馬では4歳馬と5歳馬が各5頭、6歳馬が4頭、3歳馬が2頭、7歳馬が1頭となっていました。

枠の出目ですが、1着馬で一番多かったのは4枠と5枠の各4頭、続いて7枠と8枠の各3頭、それから1枠3枠6枠の各1頭、2枠がなしとなっています。
2着馬で一番多かったのは2枠の5頭で、あとまだ出ていない8枠以外は各2頭ずつとなっていました。
3着馬では、7枠が5頭と最も多く、続いて6枠が4頭、1枠が3頭、2枠3枠が各2頭、5枠が1頭、4枠8枠はなしとなっています。

以上ですが、やはり1番人気2番人気の両馬の検討からですね。
よくよく考えたいと思います。
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