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第56回 神戸新聞杯 [競馬予想]

昨年(07年)から施行が大きく変わり、2000m芝から400m伸びて外回りコースの2400m芝で行なわれるようになりました。
とりあえずローズS同様、その阪神2400m芝の傾向をあとで書くとして、それまでの過去の阪神2000m芝での傾向を、臨戦過程を中心に挙げていきたいと思います。

96年以降、06年の中京開催を除く10年、連対馬20頭、3着馬10頭からです。
まず前走のレースですが、前走ダービーを走った馬は連対馬20頭中9頭いました。
そのうち7頭が3着以上の上位着順、あと2頭は4番人気9着、2番人気8着と、着順は下位でも人気は4番人気以上の上位人気となっていました。
そして、その9頭のうち7頭が前々走1着、1頭が2着、あともう1頭が6着(皐月賞)となっていました。
3着馬で前走ダービーだったのは10頭中4頭で、その人気着順は、2番人気14着、2番人気5着、5番人気2着、4番人気8着でした。
ちなみに、06年の中京開催での連対馬2頭の前走がダービーで、それぞれ7番人気3着、1番人気1着でした。
07年の阪神2400m芝では、1着馬と3着馬の前走がダービーで、それぞれ8番人気5着、2番人気9着となっていました。
今回の出走馬で前走ダービーだったのは、ディープスカイ(1番人気1着)、スマイルジャック(12番人気2着)、ブラックシェル(6番人気3着)、フローテーション(15番人気8着)、ベンチャーナイン(13番人気9着)、メイショウクオリア(11番人気17着)の6頭となっていて、上記の過去のデータを見る限りでは、上位着順3頭が連対あるいは3着になる可能性が高いと思われます。

次に、前走で1000万(900万)下の特別条件戦を走った連対馬は20頭中5頭で、そのうち4頭が連対していました。
あともう1頭は9着(5番人気)でしたが、その前(前々走)の900万下特別で連対(7番人気2着)していました。
3着馬で前走条件戦を走っていたのは10頭中4頭で、内訳は500万下1頭(4番人気1着)、900万下2頭(1番人気5着、1番人気1着)、1600万下1頭(2番人気5着)となっていました。
この4頭のうち、前走連対しなかった2頭のその前の前々走は共に1着となっていました。
今回の出走馬で前走条件戦で連対しているのは、オウケンブルースリ(1000万下)、スエズ(500万下)、ナムラクレセント(1000万下)、ミッキーチアフル(1000万下)、ヤマニンリュバン(1000万下)の5頭(いずれも1着)となっています。
また、前走条件戦で連対はしていなかったものの前々走では連対していたのは、エイシンブイダンス1頭となっています。

あと、前走ダービー以外の重賞及びオープン特別を走ったのは20頭中6頭で、そのうち4頭が連対、あと1頭は3着、そしてあともう1頭は9着でその前(前々走)では勝っていました。
3着馬では10頭中2頭いて、それぞれ宝塚記念、海外のG1で、いずれも前々走はダービーで連対していました。
あと、06年の中京開催時の3着馬の前走はラジオNIKKEI賞(2番人気2着)で、07年阪神2400m芝開催時の2着馬の前走は宝塚記念(11番人気15着、その前の前々走はダービー2着)となっています。
今回の出走馬でこれらに該当するのは、前走オープン特別で勝っていたヤマニンキングリー、前走で7着でしたが前々走で勝っていたアインラクス2頭となっています。

次に当日1番人気馬ですが、10年中7年とかなりの連対率となっています。
残り3頭ですが、5着(単勝オッズ1.4倍)、3着(1.9倍)、3着(1.7倍)とほとんど負けていませんでした。
ちなみに06年中京開催の時の1番人気は2着、07年阪神2400m芝開催の時には12着となっています。


さて、今度は今の阪神2400m芝の傾向を見てみましょう。
06年暮れの阪神競馬場リニューアル以来阪神2400m芝外回りで行われたレースは全部で22レースありました。

その条件別で人気の傾向を見てみますと、まず3歳戦ですが、「3歳未勝利」は4レースで、人気の組み合わせは(4-3-1)、(2-5-3)、(2-1-12)、(1-2-7)となっていました。
「3歳500万下」は2レースで、(6-1-2)、(1-2-4)でした。
それから3歳馬の重賞であるこの神戸新聞杯の昨年度の人気の組み合わせは(3-5-2)となっていました。
次に古馬ですが、「500万下」は3レースで、(1-2-4)、(1-4-2)、(4-2-6)となっていました。
「1000万下」は5レースで、(8-2-9)、(1-12-2)、(1-9-6)、(3-5-1)、(2-8-1)となっていました。
「1600万下」も5レースで、(4-3-8)、(1-13-5)、(3-9-8)、(6-3-8)、(4-1-5)となっていました。
「オープン特別」は2レースで、(6-1-4)、(4-2-6)となっていました。

全体的に見てみますと、連対の片方で必ず1番人気か2番人気あるいは3番人気のいずれかが入っていました。
また、上位3着までに1着2着3着のうち2頭が入っていたのは22レース中12レースありました。
(そのうち1番人気2番人気での固い決着は4レースだけでした。)
よって、中心は1番人気~3番人気で、相手は幅広く狙うのが良さそうです。

次に父の血統ですが、22レース連対馬44頭中31頭がヘイルトゥリーズン系でとなっていました。
また、22レース中21レースで片方か両方でヘイルトゥリーズン系が連に絡んでいました。
その連対しなかった1レースの3着馬はサンデ-サイレンス産駒でした。
特に、22レース中15レースで1着~3着まで2頭ないし3頭がヘイルトゥリーズン系となっていました。
もう少し細かく見てみますと、1着馬22頭中16頭がヘイルトゥリーズン系で、そのうち11頭がサンデーサイレンス系統(うち4頭がダンスインザダーク産駒)、ブライアンズタイム系統が2頭、デヴィルズバック、グラスワンダー、クリスエスが各1頭となっていました。
2着馬では、22頭中15頭がヘイルトゥリーズン系で、そのうち10頭がサンデーサイレンス系統(うち3頭がダンスインザダーク産駒)、ブライアンズタイム系統が3頭、グラスワンダー、クリスエスが各1頭となっています。
3着馬では、22頭中12頭がヘイルトゥリーズン系、そのうち8頭がサンデーサイレンス系統(うち3頭がダンスインザダーク産駒)、ブライアンズタイム系統が2頭、グラスワンダー産駒も2頭となっていました。
ちなみに、今回の出走馬でダンスインザダーク産駒はアインラクス、エイシンブイダンスの2頭となっています。
(昨年はダンスインザダーク産駒が1頭出ていて(ローズプレステージ)、13番人気10着となっています)

あと残りは、1着馬22頭中4頭がノーザンダンサー系、ナスルーラ系が2頭となっていました。2着馬では、4頭がノーザンダンサー系、2頭がミスタープロスペクター系、1頭がナスルーラ系となっていました。
3着馬では、3頭がノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系が6頭、ミスタープロスペクター系と元が同じのエタン系が1頭となっています。

枠の出目は、1着馬では2枠が6頭と最も多く、1枠3枠8枠が各4頭、あと残りが各1頭となっていました。
2着馬では、7枠が6頭と最も多く、3枠6枠が各4頭、4枠が3頭、2枠が2頭、残りが各1頭となっていました。
3着馬では、5枠が8頭と最も多く、1枠4枠7枠が各3頭、2枠8枠が各2頭、6枠が1頭、3枠がなしとなっています。

以上ですが、やはりある程度人気とオッズが出てからですね。
その上で、またこのレースも、いろいろ考えに考えて結論を出していきたいと思います。
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